【LMアドバイザーが回答】具体的な対策が重要!進路選択と入試に向けた受験対策について

【LMアドバイザーが回答】具体的な対策が重要!進路選択と入試に向けた受験対策について
        

この記事は約 5 分で読めます。

投稿日:2023年6月23日 | 最終更新日:2023年12月21日

進路選択と同時に入試に向けた対策も進めていこう!

進路選択を進めている中、大学への進学を検討されている方は「第一志望校」以外にも、併願校や滑り止めとしての学校探しが必要になります。高校卒業後の進路はもちろん、第一志望校を定めるだけでも一仕事になる方が多いと思いますが、
さらに、
第二・第三…と志望校を探すのはとても大変なことですよね。

 

併願校と滑り止めの違い

  • 併願校 :受験校の中から第一志望校を除いた学校(併願=複数の学校を受験すること)
  • 滑り止め:併願校の中で本命ではない学校(本命の学校が不合格であった場合や、受験できなかった場合に受ける学校を指す)

 

同時に、第一志望校の入試に向けた勉強対策を行っていくことも重要で、大学入学共通テストの他、受験予定の大学が入試条件としている科目に対して、アプローチしていかなければなりません。LMアドバイザー(ライフマップの進路相談アドバイザー)へ寄せられる相談内容は、進路情報のみならず、具体的な勉強対策など幅の広さが特徴的です。ご相談者様のお悩み解決に繋がるよう、一生懸命に回答させていただきます!

 

記述式の試験が苦手…対処法や勉強法は?第一志望校以外の志望校も知りたい!

今回は、英語の学習方法の中でも記述式に苦手意識を持っている、高校2年生のBさんから寄せられたお悩みをご紹介いたします。
同時に第一志望校は決まっているけれど、他にどの大学を志望したらよいか分からないことについてお悩みを抱えておられます。

 

■相談ケース

英語の学習方法について、マークシート形式の模試では点数が取れるのに、記述式になると点数が下がってしまうので、その原因と対策を教えてほしいです。
また、第一志望校が決まっているのですが、それ以外にどこの大学を志望してよいか分かりません。

悩みイメージ01

―Bさん:現在、高校2年生で大阪大学工学部を目指しています。

英語の学習方法について、共通テスト(マークシート)形式の模試は点数がそこそこ取れるのに、記述模試になると他教科に比べ英語の点数が低くなります。原因と対策(勉強法・やるべきワーク・分野など)を教えてほしいです。
また、大阪大学工学部の他に選択するべき志望校がわかりません。

範囲は京阪神と名古屋、同じくらいの志望校の人で

  • 国公立後期で受ける人が多いところ
  • 私立で受ける人が多いところ

をそれぞれいくつか教えてほしいです。

 

―LMアドバイザー:ご相談いただきありがとうございます!

英語の学習法に関して、まずはBさんの現在の勉強法をお教えいただいてもよろしいでしょうか?

 

―Bさん:現在は、以下のような勉強方法を行っています。

  • LEAPで単語を覚える
  • 学校の小テスト対策や授業教材(長文)の予習
  • テスト前の既習の長文の復習(主に音読)

 

―LMアドバイザー:英語の勉強方法もありがとうございます。音読はとても良い勉強方法であると思います!

また、記述式で詰まってしまう要因としては、該当部分の訳を理解できないこと、そして指示語とその前後の文章の繋がりを見つけられないことが主な原因かと思われます。
そのため、まずは回答解説を読み込み、どのような文章構成をしているのか、おおまかな流れを過去問含め数年分チェックして、問題の傾向を確認してみるのもよいかもしれません。

―LMアドバイザー:志望校に関しては以下の学校が併願校として考えられている場合が多いです。

  • 大阪府立大学(中期)
  • 神戸大学
  • 京都工芸繊維大学
  • 名古屋工業大学
  • 兵庫県立大学(中期)

 

―Bさん:ありがとうございます。

私立の併願に多いところに加え、偏差値や場所以外での、志望校の選び方(絞り方)も紹介してほしいです。
よろしくお願いします。

 

―LMアドバイザー:ありがとうございます。

偏差値や場所以外での志望校の選び方とすれば、Bさんが何を学びたいか、どのような環境で学びたいか(教授・生徒やキャンパスの雰囲気・就職実績)などで探してみるのはいかがでしょうか?

 

―Bさん:なるほど…!

丁寧に教えて頂きありがとうございました!!

 

選択する進路によって受験対策は様々…!

目指している志望校・学部によって、その学習分野は様々となります。高校生活で学ぶ学習内容は基本的にすべて重要となりますが、自分が目指す志望校の入試試験の特徴によっては、すべての科目を網羅しないといけない訳ではありません。
志望校の入試要項が発表されたら、早めの内容確認を意識しましょう。
入試に必要な科目を確認することで、早めに受験対策のスケジュールを立てることができますし、ターゲットが定まることで勉強へのモチベーションが上がり、入試方式により必要であれば、書類選考の準備や面接試験の練習に時間を割くことができますね。

 

✓志望校の入試要項を早めに確認しよう

✓総合型選抜や推薦入試など、必要な場合は書類選考・面接試験の準備を進めよう

✓志望校の入試状況に応じた勉強対策をしよう

✓進路担当の先生や塾の先生に志望校の入試傾向を聞いてみよう

 

また、進路担当の先生や通っている塾の先生にアドバイスを仰ぐこともおすすめします。
毎年の入試データを基に、志望校で実施される試験内容の傾向を教えてくれるでしょう。併せて、先生たちから得られる最新情報についても、確認してみましょう。

 

編集後記

本記事では、進路選択・勉強方法にまつわるお悩みに対して、LMアドバイザーとの対談記事、進路選択によって異なる受験対策についてご紹介しました。
前に述べた通り、志望校によって入試傾向は様々です。国公立大学や一部の私立大学では、一般選抜で受験をする際は大学入学共通テストの受験が必須であることや、それに加えて大学独自の入試試験が課されることも珍しくありません。例年の入試情報を基に、ターゲットを絞って勉強方法を対応させていくことが重要です。それには、早めの情報収集が欠かせないので、アンテナを張って情報をキャッチしていきましょう!