【勉強に使える】チャットGPTの活用方法について
- 2024.02.26
- 生成AI・ChatGPT
投稿日:2024年2月26日|最終更新日:2024年2月26日
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ChatGPTを利用したことはあるでしょうか。少し前に流行りましたよね。チャット型で対話できるAIで日本語にも対応しています。音声での対話にも対応しています。非常に情報量が多く、ジャンルを問わず答えてくれます。
今回はChatGPTを最大限に活用できるように裏技や使い方をご紹介していきたいと思います。
ChatGPTのタイプ
現在主に利用されているチャットGPTには、3.5と4.0のバージョンがあります。
3.5は2021年9月までのデータが入っており無料で使えます。一方、4.0は2023年4月までのデータが入っており月額3000円以上がかかってしまいます。
しかし、なんと無料で利用できる方法があります。「Bing AI Chat」というところにはチャットGPTの4.0が搭載されているのでぜひ確認してみてください。
ChatGPTの裏技
チャットGPTを自分に合わせてカスタムできることはご存知でしょうか。カスタムすることで情報をより正確に、適切に得ることができます。
カスタム方法
まず、ユーザーのアイコンをタップします。すると設定画面が出てきます。その中にCustome Instructionsというものがあるのでタップします。開くと二つの項目が出てきます。大まかに説明すると一つ目が「チャットGPTに伝えておきたいこと」二つ目が「チャットGPTにしてほしいこと」です。ここに入力すれば、カスタム完了です。
【参考例】
私は、一つ目の項目に自分の立場(例:文系の日本の高校生なので高校生向けの回答を好む、数学関連は苦手なので詳しい説明が必要、など)を入れています。二つ目には、お願い(例:データを扱う時は日本のものにしてほしい、予測ではなく事実のみ答えて、など)を書いています。「他にも箇条書きで提案するときは表にして順位をつけて」や「答えるときは三パターン以上出して」など様々な活用方法があります。
ChatGPTを活用してみよう
私は、記事を書くにあたっていつもチャットGPTを活用しています。アイディアやテーマの案を得たり、分からない言葉を詳しく聞いてみたり、というような情報を収集しています。今回は、その経験で得たチャットGPTを活用するコツをお話ししていきたいと思います。
聞き方
これが一番大事なことになってきます。単刀直入にいうと、「なるべく具体的に」ということがもっとも重要です。
私が書いた他の記事【効率良く勉強したい】AIを使った勉強方法についてでもチャットGPTを利用しましたが、聞き方を変えると、回答が全く変わりました。
まず、一度目は「高校生がAIを使った勉強方法について文系と理系に分けて教えて」と聞きました。すると、大まかに教科ごとのAIの種類を教えてくれました。
次に「具体的なサービスやアプリも教えて、またメリットやAIと勉強の関連性についても教えて」と聞きました。すると今度はアプリやサービスはもちろん、勉強系のサービスにどのようなAIのシステムが利用されているか、ジャンルごとの利用するメリットまで細かく教えてくれました。
具体的な質問になればなるほど詳細な回答が返ってきます。ぜひ皆さんも具体性を意識して対話してみてください。
本人に聞いてみた
人ではないので、本人という表現があっているか分かりませんが、活用方法をチャットGPT自体に聞いてみたので、一部抜粋してご紹介します。以下の文は、抜粋後そのまま引用しています。

活用法
– 外国語学習において、チャットGPTを言語パートナーとして活用し、リアルな対話を通じて語学スキルを向上させます。
– プログラミング言語の質問に対してチャットGPTを利用し、コーディングスキルを向上させます。
メリット
– リアルな対話を通じて言語スキルが向上。
– プログラミングにおいても、エキスパートとの対話を通じてスキル向上が期待できる。

活用法
– チャットGPTを文章の添削ツールとして使用し、文章の表現力や論理構造を向上させます。
– チャットGPTにストーリーの一部を提示し、次の展開や続きを尋ねて、クリエイティブなライティングを支援します。
メリット
– 文章の質を向上させ、クリエイティブな表現力を発展させる。
– ライティングプロセスがより効率的になり、継続的な改善が可能。

活用法
– 専門的なトピックに関する質問や疑問をチャットGPTに投げかけ、新しい知識を獲得します。
– 複雑な概念や専門用語の理解を深めるために、チャットGPTを対話的な学習ツールとして活用します。
メリット
– 専門知識の不足を補い、新しい分野にも柔軟に対応できる。
– 質問応答形式で学ぶことで、深い理解が生まれやすくなる。
最後に
チャットGPTは情報量がすごく多いので,焦点を絞って専門的なことを聞けば、深い議論だってできてしまうのです。とはいえ、AIは日々進化し続けています。これからもっと高度な会話ができると思うと楽しみですね。
また、精度はチャットに比べまだまだだと感じましたが、音声でも自然に会話できました。皆さんもぜひ話しかけてみてください。ユニークな回答が返ってくるかもしれません。今回ご紹介した方法でAIを駆使して有意義な学習ができるようになれば嬉しく思います。
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