騎手になるには|おすすめの学校、騎手に向いている人の特徴を紹介!

騎手になるには|おすすめの学校、騎手に向いている人の特徴を紹介!
      

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種
 

この記事は約 5 分で読めます。

投稿日:2023年4月10日 | 最終更新日:2023年12月13日

競馬場で馬に乗り、競馬のレースを戦う騎手(ジョッキー)。レースに勝つことで多額の賞金が得られる夢のある職業ですが、騎手になるにはどのような過程が必要なのでしょうか。
実際どのような方法で騎手になるのかについて今回は解説していきたいと思います。

騎手になる方法とは?

まずは騎手になる方法について掘り下げていきます。
それぞれ一緒に確認していきましょう。

競馬学校に入学する

まず競馬学校(騎手課程)に入学することが、騎手になるための第一歩です。
騎手を養成する学校には、JRA(日本中央競馬会)の競馬学校とNAR(地方競馬全国協会)の地方競馬教養センターがあり、どちらも全寮制でそれぞれ3年課程と2年課程です。取得できる騎手免許もそれぞれ中央競馬と地方競馬となります。
ただし応募資格には年齢や視力、健康状態などの厳しい条件があり、特に体重は45~48kg以下(令和5年度JRA騎手課程)と規定されています。身長の規定はありませんが、身長が高すぎると騎手として必要な筋力をつけていくうちに体重管理が難しくなることから、小柄で運動神経が良い人が向いているといえるでしょう。

競馬学校では、馬術の基本的な技術、競走馬の運動学、レース戦術などを学ぶことができます。また、学校での訓練には、騎乗技術や身体能力の向上、体重管理、コミュニケーション技術の向上なども含まれます。
後期には競馬における実践的な技術や戦術、競走馬の訓練方法、馬の管理などを学ぶことができ、生徒同士の模擬レースで騎乗することもあります。

なお、競馬学校でかかる費用については、騎手課程ならJRA・NARともにほぼ食費のみ。入学金や授業料、教材費等の徴収はありません。

騎手免許を取得する

プロの騎手となるには、競馬学校を修了した後、騎手免許を取得する必要があります。JRAによる騎手免許試験では、学力(筆記・口頭面接)、騎乗技術、身体検査、人物考査(面接)が行われます。

騎手としての経験を積む

馬術競技であるため、騎手は競馬において常に最高のレベルを維持する必要があります。競馬においては、騎手は馬と一体となってレースに挑むことが求められます。そのため、騎手として成功するには、良好なコミュニケーション能力や洞察力、強い意志力、そして肉体的な健康状態が必要不可欠です。

また、騎手には食事管理や体重管理が求められます。競馬においては、騎手の体重は厳格に管理され、一定の体重制限が設けられています。このため、騎手は厳しい食事制限や運動指導を受ける必要があります。

競馬の世界は非常に競争が激しく、騎手として成功するには、長期的な計画や戦略を持ち、着実に経験を積んでいく必要があります。成功するためには、適切な馬を選択する能力や、競走馬の特性を正確に把握する能力、そしてレース戦術の策定能力などが必要とされます。

騎手を目指す人におすすめの学校

◆アニマル・ベジテイション・カレッジ

騎手を目指す人におすすめの学校はアニマル・ベジテイション・カレッジです。
都心からも近い千葉で専門知識をしっかり身につけられる馬の学校であり、JRA・NARの競馬学校騎手課程の合格を目標にしたカリキュラムを実施。経験豊富な講師が将来馬のプロとして活躍できるように全力で指導をしてくれるのが大きな特徴となっています。
競馬騎手のほか、厩務員、乗馬インストラクター、牧場スタッフなど様々な職業を目指すことができる、まさに「馬の学校」。
管理人が常駐している上にオートロックの快適な学生寮を完備しているので、安心して過ごすことができます。

中学卒業以上を対象とした本科のほか、小学校3年生以上を対象とした選択科、入寮して地元の小中学校に通いながら馬の騎乗や育成を学べる小・中学生科も設置。
17歳程度までの入学が多い競馬学校への合格に向けて、早くから実践的な知識と技術を学べる学校です。
アニマル・ベジテイション・カレッジの詳しい紹介はこちら アニマル・ベジテイション・カレッジの資料請求 アニマル・ベジテイション・カレッジのオープンキャンパス

騎手に向いている人の特徴

プロの騎手となるためには身体要件も厳しいものですが、さらに、騎手に向いている人にはどのような特徴があるのでしょうか。
それぞれ一緒に確認していきましょう。

高い運動能力

騎手は馬に乗るためには体力が必要です。馬を制御するために必要な体力と筋力がなければ、レースで勝利することはできません。また、騎手は馬とともに速度や加速度の変化に応じて身体を調整する必要があるため、高い運動能力が必要です。

優れたバランス感覚

騎手は馬に乗る際に常にバランスを保ちなければなりません。馬の体勢が急激に変化する場合があり、その変化に対応するために、騎手は優れたバランス感覚を持っている必要があります。

経験豊富な乗馬技術

騎手は馬を制御するためのさまざまな乗馬技術を熟知している必要があります。これには、手綱を使った指示、体重移動、脚の使い方などが含まれます。経験豊富な乗馬技術を持つことで、騎手は馬をより効果的に制御できるようになり、レースで勝利するための競争力を高めることができます。

高い集中力

騎手はレース中に多くの情報を処理する必要があります。例えば、競技場の状況、馬の状態、他の競走馬の位置などです。そのため、高い集中力が必要です。騎手は、状況を素早く正確に判断するために冷静な思考力を発揮することが必要です。

強い意志力

騎手はレース中に馬との連携を保ち、勝利するために強い意志力が必要です。馬が思い通りにならない場合でも、騎手は自分の意志で馬を調整し、レースを続行する必要があります。
競馬に対する情熱や興味を持っていることが、騎手としての成功につながる可能性も高いです。

コミュニケーション能力

騎手は、馬の体調や気持ちを読み取ることができる必要があります。また、調教師や馬主とのコミュニケーションも重要です。騎手は自分の意見を上手く伝え、調教師や馬主と協力して最高のパフォーマンスを発揮することが必要です。

継続的な学習

騎手は、常に新しい技術や知識を習得することが必要です。競馬は常に進化しており、新しいトレーニング方法や戦略が生まれています。騎手は、最新の情報や技術を学び、自己改善に努めることが必要です。

粘り強さ

騎手は、勝利を目指して常にトップレベルのパフォーマンスを発揮することが求められます。しかし、レースにおいては、予期せぬ事態が起こることがあります。騎手は、逆境に立ち向かい、諦めずにレースを続ける粘り強さが必要です。

まとめ

今回は騎手になる方法や騎手に求められる能力、騎手に向いている人の特徴についてご紹介してきました。

本記事が参考になった方は、是非アニマル・ベジテイション・カレッジなどの騎手になるのにぴったりの学校に進学してしっかりと学び、プロの騎手を目指してください!

 

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種