ゲームデザイナーになるには？仕事内容や資格、向いている人の特徴を紹介！

投稿日：2020年12月4日｜最終更新日：2024年9月30日

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ゲームデザイナーは、ゲームの面白さを形にする仕事です。キャラクターや背景、アイテムのデザインはもちろん、ゲーム全体の企画や設計にも携わります。

この記事では、ゲームデザイナーの仕事内容や必要なスキル、将来性、就職先、年収、さらにはオススメの専門学校までご紹介します。ゲーム業界に興味がある方は、ぜひ参考にしてください！

コレくま

1. ゲームデザイナーとは
2. ゲームデザイナーの仕事内容とは
3. ゲームデザイナーになる方法
4. ゲームデザイナーに求められる資格や試験
- 4.1. ゲームデザイナーに関連する資格
5. 今後のゲームデザイナーの将来性
6. ゲームデザイナーの就職先
7. ゲームデザイナーの平均年収・MAX年収
8. ゲームデザイナーに向いているのはこんな人
9. ゲームデザイナーに関連する職業
10. ゲームデザイナーを目指せるおすすめの専門学校

ゲームデザイナーとは

ゲームデザイナーとは、新規で開発するゲームのキャラクターや背景、アイテムなどのデザインを行う職業です。主にCGを用い、企画やストーリーに合った斬新なキャラクターや背景を生み出しています。ゲームの魅力は、登場するキャラクターや世界観による部分が大きいため、ゲームデザイナーはゲーム開発における重要部分を担う職業だと言えるでしょう。

また、ゲームデザイナーはキャラクターや背景のデザインだけでなく、その元となる企画や基本設計を手掛けたり、システム構築に携わったりすることもあります。つまり、具体的なキャラクター等のデザインの他に、開発するゲームの全体的な企画デザインにも、ゲームデザイナーが関わっているのです。

近年、スマートフォン・タブレットの普及やユニークなゲーム機器の発売により、ゲームはより多くの人に楽しまれるようになりました。そして、その背景にはゲームデザイナーの存在があります。これからも、ゲームデザイナーは、多くの魅力的なゲームを開発していくでしょう。

ゲームデザイナーの仕事内容とは

ゲームデザイナーの仕事は多岐に渡ります。具体的な仕事内容を見てみましょう。

ビジュアルデザイン
企画立案
キャラクター・演出設定
ストーリー作成
システム構築(プログラミング)
進行管理、指示

ゲームデザイナーは総合的にゲーム開発へ関わりますが、会社や個人によって担当する業務の範囲は違います。どの業務もCG制作やプログラミングなど専門的であるため、幅広い業務を行うには、幅広い知識が求められるでしょう。

ゲームデザイナーになる方法

ゲームデザイナーになるために決められた方法はありません。ゲームデザイナーとしてのスキルがあれば、学歴や経歴に関係なく、活躍することは可能です。

とはいえ、ゲームデザイナーになるためには専門スキルが必要であり、スキルを磨くためには、大学や短大で情報学を学んだり専門学校でデザインやCGを学んだりと、学校で知識や技術を身につけておくのが一般的です。しかし中には、独学でスキルを習得したというデザイナーもいます。

その後は、ゲームメーカーやゲームの制作会社に就職することになります。ただし、就職活動においては自身の作品提出が求められることがほとんどなので、就職活動の前に作品を制作しておく必要はあるでしょう。
ゲームデザイナーの仕事には経験とスキルが必要であるため、就職後すぐに実務全てを任せてもらえることは難しいですが、キャラクターデザインやプログラミングなどの業務を経て実績を残せば、いずれゲームデザイナーとして総合的に活躍できるでしょう。
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ゲームデザイナーに求められる資格や試験

ゲームデザイナーには、取得しておかなければならない資格や合格しておかなければならない試験はありません。求められるのは、CGのデザインスキルやゲームの企画力、プログラミングスキルなど、実務に直結するスキルです。そのため、実務の中で、または独自にゲーム制作を重ね、スキルを高めていくことが、資格の勉強をするよりも、ゲームデザイナーにとって大切でしょう。

つまり、資格がなくても高いスキルと優れたセンスがあれば、ゲームデザイナーは活躍できるのです。

ゲームデザイナーに関連する資格

ゲームデザイナーに必須資格はありませんが、以下のような資格の取得は、スキル向上やスキル証明に役立ちます。

CGクリエイター検定
CG制作の知識や技術を測る検定
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
Photoshopを用いた画像編集技術を測る検定
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
Illustrator を用いた画像編集技術を測る検定
基本情報技術者
国家試験である情報処理技術者試験のひとつ。情報技術、およびシステムに関する知識や技術を測る。

これらに加えて、「C言語プログラミング能力認定試験」や「Java TMプログラミング能力認定試験」のような資格に挑戦し、プログラミングのスキルを高めておけば、より幅広い業務を担当できるでしょう。

今後のゲームデザイナーの将来性

ゲーム業界は、拡大と進化を続けています。新技術や斬新なアイディアを用いた新たなゲームは多数生み出され、それに伴ってゲームを楽しむ人も増加傾向にあります。近年では、フィットネスや友人との交流の場としてもゲームが用いられており、これからもゲームの可能性は広がっていくでしょう。

このように、好調を見せるゲーム業界において、ゲームデザイナーは核とも言える重要な役割を担っています。そのため、ゲームデザイナーの需要は多く、職業としての将来性は高いと言えるでしょう。特に、今後はテレビゲームやポータブルゲームだけでなく、アプリゲームにおいても、活躍が期待できます。

しかし、ゲームデザイナーとして活躍するためには、実力が必要です。加えて、最新技術に対応していくことも求められるため、常にスキルやセンスを磨く努力は必要でしょう。

ゲームデザイナーの就職先

ゲームデザイナーの主な就職先は、ゲームメーカーやゲームの制作会社です。
ゲームメーカーや制作会社は大小多く存在しますが、中でも日本の大手ゲームメーカーは非常に有名です。そのため就職競争率も高く、大手ゲームメーカーの就職のハードルは高いと言えるでしょう。

また、ゲームデザイナーとしての求人数自体も決して多くはありません。求人があっても、即戦力となる経験者の中途採用が大半です。

しかし、近年ではアプリゲームをはじめとした小規模なゲーム開発会社も増えてきているため、ゲームデザイナーの需要が増え、求人数が増加する可能性もあります。

ゲームデザイナーの平均年収・MAX年収

ゲームデザイナーの年収は、400万円〜500万円ほどが相場だと言われています。日本人全体の平均年収が440万円ほどなので、ゲームデザイナーの年収は平均前後だということになるでしょう。

ただし、年収額は会社によって大きく変わります。大手のゲーム会社所属であれば、1,000万円近い年収を得ているゲームデザイナーがいる一方で、小さな制作会社所属であれば、年収300万円台のゲームデザイナーもいます。

また、キャリアや評価、手掛ける作品によっても待遇は変わるため、個人によって年収額には差があると言えるでしょう。

ゲームデザイナーに向いているのはこんな人

ゲームデザイナーは、ゲームを総合的にデザインする仕事です。そして、ゲームを生み出すためには、ゲームの特徴や魅力を理解していなくてはなりません。また、「より良いゲームを作りたい」という思いも大切です。そのため、ゲームが好きで詳しい人や、ゲーム制作に対する熱意を持っている人が、ゲームデザイナーには向いています。

さらに、デザイナーとしての創造性やセンスがあることはもちろん、流行や技術など最新の情報に敏感で、マーケティング力のある人も、ゲームデザイナーには向いています。市場ニーズを的確に把握し、ゲームデザインに反映できれば、多くの人に喜ばれる「売れる」ゲームを生み出すことができるでしょう。