広告プランナーになるには

  • 2021.02.16
  •        
広告プランナーになるには

広告プランナーの概要や仕事内容

広告プランナーとは?

広告プランナーとは、広告の企画をする人のことを指します。
クライアントの商品やサービス、企業のイメージなどについて
・いつ、どこで、誰に、どのように広告すれば良いのか(時期や内容、媒体など)
・消費者のニーズに合っているのか
・時代や流行をつかんでいるのか
といったことを考えながら計画し、提案を行います。

クライアントと打ち合わせを行い、デザイナーやコピーライターなどのスタッフとイメージを作り、最も効果的な時期や媒体を使って広告をすることができるようなプレゼンを行います。

広告プランナーの仕事は就職先によって業務内容が異なります。
大きく3つに分けてどういった仕事をしているのかチェックしていきましょう。

広告プランナーの仕事内容とは?

広告プランナーの主な就職先は広告代理店で、「総合広告代理店」「専門広告代理店」「ハウスエージェンシー」の3つに分類されます。

●総合広告代理店
総合広告代理店はすべての広告媒体を取り扱い、企画から制作までを総合的に手がける大手の広告代理店のことを指します。
誰もが知っている電通、博報堂などが総合広告代理店です。
総合的に業務を行う=業務内容は他の広告代理店と比較して最も多くなります。そのため年収もかなり高いのですが、時折過酷な労働環境であることが取り上げられることがあるほどです。

総合広告代理店は広告の作成だけでなく、クライアントに対して広告戦略のアドバイスを行うこともあります。

●専門広告代理店
専門広告代理店は特定の媒体に特化した広告を取り扱う広告代理店です。
例えば
・新聞広告専門
・屋外広告専門
・雑誌広告専門
・Web広告専門
・ラジオ広告専門
・交通広告専門
といったように“新聞”など特定の媒体を使った広告をすることに特化した広告代理店となっています。
専門的なノウハウを持っているため、それぞれで費用対効果を出すことができます。それぞれの媒体との太いパイプもあるため、総合広告代理店の下請けの仕事をすることも多いのが専門広告代理店です。

●ハウスエージェンシー
ハウスエージェンシーは特定企業の専属広告代理店で、特定企業の子会社やグループ会社が特定企業の広告を行うために設立されたものです。そのため大企業の宣伝部などから分社化したような会社が多いのが特徴です。ハウスエージェンシーに依頼することによって企業の情報を漏洩するリスクを減らすことや費用の削減を行うことができると言うメリットがあります。
ハウスエージェンシーの特徴から、企画は親会社やグループ会社の意向に沿って行われます。
もちろん、他の企業からの依頼を受けることもあります。

このように、就職する広告代理店の種類によって業務内容や取り扱う媒体の範囲などが異なります。

広告プランナーになる方法(資格取得方法等)

広告プランナーになるための特別な資格はありません。
とは言っても広告プランナーの仕事は顧客の商品やサービスなどが売れるような企画を行うことにありますので、ある程度の知識は必要不可欠となります。
また、特に大企業になると大卒の求人しかないところも多いため、就職したい企業によっては学歴も必要となるでしょう。

そのため、広告宣伝を学ぶことができる学科がある大学や専門学校を選択して知識を得てから就職するケースがほとんどでしょう。
高卒で就職することも可能ですが、資格を取得しておくとか他の広告代理店で働いて経験を養っておくなど自己研鑽をしておくことが大切です。

では一体どういった資格を取れば良いのかということになりますが、「売れる企画」を考えるために必要な能力としてはターゲット市場やカスタマーの調査や分析、マーケティング戦略の立案、そして最も効果があるメディアの選定などが挙げられます。これらの能力を習得できる資格を取得すると良いと考えられますので、おすすめの資格をいくつかご紹介します。
・ウェブ解析士認定講座
・ネットマーケティング検定
・マーケティング検定
・ビジネス数字検定
・Google AdWordsの認定試験 など

資格難易度や試験について

試験について

特に広告業界ではWebの知識は必要不可欠となります。そのため前述した資格のうちWebマーケティングの知識を照明することができる「ウェブ解析士認定講座」を参考に見ていきましょう。

ウェブ解析士には「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の3つのグレードがあります。
最上級のウェブ解析士マスターになると、ウェブ解析士の育成や企業研修の講師になれるだけの教育・指導スキルを修得することができます。
ウェブ解析士の資格を得るための流れは以下の通りです。
①公式テキストを購入し予習(任意)
②ウェブ解析士認定講座(任意。受ける場合は①の予習が前提となる。)
③ウェブ解析士認定試験
⇨インターネットに繋がるパソコンを使用した60分間の試験。
⇨試験はほぼ毎日行われており、90日間分のスケジュールが公開されている。
⇨合否はその場ですぐにわかる。
⇨合格者は2週間以内に④の認定レポートを作成する。
④認定レポート作成
⇨Googleアナリティクスを操作しエクセル記入する。
⇨提出方法については主催者などに要確認。
⇨不備がある場合は再提出の可能性がある。

こうしてレポートが受理されればウェブ解析士の資格を履歴書や名刺に記載することが可能になります。

今後の広告プランナーの将来性

新聞やテレビなどの媒体の伸び悩みなどから衰退傾向の指摘がされていますが、それらに代わってインターネット広告や駅などで見かける液晶の広告などがあります。紙媒体だけでなく映像媒体など様々な媒体で広告を出すことができるようになれば仕事は充分にあります。
常に手がけることができる媒体を増やして多方面で活躍することができれば将来性はあるといえるでしょう。

広告プランナーの就職先

広告プランナーの主な就職先には次のような場所があります。
・広告代理店
・広告制作会社
・各種メーカー
・フリーランス など

広告プランナーの平均年収・MAX年収

会社の規模や勤続年数によって大きく差がありますが、平均年収は約400~600万円となっています。
参考に総合広告代理店である電通の平均年収は約1200万円です。
なぜここまで高額なのかというと、実は残業時間がかなり多いことが理由の1つとなっています。30代の場合基本給が約400~500万円となっていますのでそこだけでも十分高額なのですが、残業代も約300~400万円となっているのです。つまり、高い給料をもらっているけれど残業時間もかなり長いということがわかります。
なお肩書きがつくと年収は約1,500万円にもなります。
好きで長く続けることができれば高い年収も夢ではないということですね。

広告プランナーに向いているのはこんな人

広告プランナーは消費者の消費活動を促すような、クライアントが望む広告を企画しなければなりません。
まずはクライアントから要望をしっかりと引き出すヒアリング能力が求められます。
その上で企画を行う際には消費者が何に惹かれるか、心を動かされるか、どういった内容なら記憶に残りやすいかといった点を考えなければなりません。そのためには消費動向やトレンド・流行などについて情報収集や分析、予測をする能力が必要です。
また、それらの情報をクライアントに伝えるための言語力と表現力も欠かすことができません。

忘れてはいけないのが高いコミュニケーション能力です。
広告プランナーはクライアントだけでなくデザイナーやコピーライターなどたくさんの関係者と企画を行っていくため、円滑な人間関係を築くことができる人、人脈を作ることが上手な人などであることも求められるからです。

それに加えてクライアントが求めるものを超えていく企画力があればさらに上を目指していけるのではないでしょうか。
ただし長く続けて行くには長時間に及ぶ残業に耐えることができる体力とタフさがなければ難しいでしょう。
調べていくとお付き合いのための飲み会や会食、休日のゴルフなどクライアントと上手くやっていくために残業以外の時間も大切だと言います。そのあたりも加味しておく必要があるでしょう。

広告プランナーに関連する職業や資格

●関連する職業

前述したとおり広告プランナーは多くのスタッフと関わりながら仕事をしていきます。
広告プランナーが作成した企画を形にしていくのがデザイナーやコピーライター(広告の文案を作成する人)、アートディレクター(総合演出を手がける人)ですし、大手になれば広告に起用するタレントや企業の重役と会うこともあります。
付き合いのうまさや人脈という面から前職は営業職や美容師、テレビ局のスタッフだったという方もいますのでこのような職種の方も広告プランナーに向いている職種とも言えるでしょう。

広告プランナーになれる専門学校はこちら