プロスポーツ選手になるには?仕事内容や年収、将来性、アスリートを目指せる学校を紹介!
- 2020.09.15
投稿日:2020年9月15日|最終更新日:2024年6月21日
この記事は約 5 分で読めます。
プロスポーツ選手とは?
誰もが知っているプロスポーツ選手ですが、あえて文章にすると「スポーツすること自体を職にして収入を得ている人のこと」となるでしょうか。
それこそ野球、サッカー、テニス、ゴルフは選手の顔も簡単に浮かんでくるでしょう。
また国技である相撲、平昌オリンピックで注目を浴びることになったカーリングの選手もプロスポーツ選手ですし、中には登山もスポーツに含まれるとする人もいますので登山家もプロスポーツ選手といっても過言ではありません。
このように多くのスポーツにプロスポーツ選手が存在し、選手たちはそれぞれ持っている技術を惜しみなく発揮し、ファンや観客、視聴者などを楽しませています。
プロスポーツ選手の仕事内容とは?
●試合に出る
主な仕事は試合に出場して勝利を得たり結果を出したりすることにあるでしょう。
また、そのためには力を最大限に発揮しなければなりませんので、日々のトレーニングを欠かすことはできません。プロスポーツ選手であり続けるためにはプロで居続ける努力が必要となるため、トレーニング自体もプロスポーツ選手の立派な仕事の一つだと言えるでしょう。
最近では野球のイチロー選手が45歳、山本昌選手が50歳まで活躍していましたし、サッカーの三浦知良選手は57歳で未だ現役で活躍しています。
どの選手も怪我や故障をしないように気を遣い、自分に満足がいくまで努力を欠かさないそうです。
●ファンをつける
そして、プロスポーツ選手をやっている以上ファンをつけることは非常に大切なことです。ファンがつく⇨試合を見に来てくれる⇨収益が上がる⇨人気が高くなればマスコミから取材を受ける、メディアやコマーシャルなどに出ることができる⇨ファンが増える…といったところでしょうか。
マイナーなスポーツであればまずはそのスポーツを知ってもらうためにマスコミに体験してもらって記事や映像にしてもらうなどの努力をしますし、メジャーなスポーツ、例えば野球であればファン感謝デーにおいて選手がトークショーやサイン会、記念撮影会などを行ってファンを楽しませています。
●会社員として働く
企業と雇用契約を結び、会社員として働きながらプロスポーツ選手として活躍する人もいます。いわゆる社員選手です。
この場合は広報部などの部署に配属されて、給料をもらいながら働きます。そして業務後や休日に練習を行ったり試合に行ったりします。プロスポーツ選手としてトレーニングや練習をすることに加えて会社員の仕事もするので少し大変ですが、活動費や休暇取得・勤務融通などのサポートを受けることができる企業もあります。
プロスポーツ選手は寿命が短いので、前述のイチロー選手たちのように長く続けることができる選手がいても、日本人の定年である60歳まで続けることは難しいでしょう。そのためプロ契約をしている(企業と雇用契約を結んでいない)選手は寿命が来たら契約はおしまいです。一方社員選手は雇用契約を結んでいるため、寿命が来た後は企業で働き続けることができます。
ただし、プロ契約の選手と比較すると給料は低くなる傾向にあります。
プロスポーツ選手になれる学校を調べる
プロスポーツ選手になる方法(資格取得方法等)
プロスポーツ選手になるための資格の有無は競技によって異なります。
多くの競技においてプロスポーツ選手になるためにはまず、全国大会などで実績をあげることが大切です。
プロ野球選手なら大学野球選手権や甲子園に出場する、社会人野球などの試合で実績を作るなどの方法でスカウトしてもらうという方法が一般的でしょう。
彼は中学校時代から注目を浴びる選手だったようですが、諸事情でドラフト会議において指名されることなく大学に進学・卒業し、1988年にトヨタ自動車に就職・硬式野球部に入部します。そして主軸打者として都市対抗野球大会などで活躍、同年8月に行われたソウルオリンピックの野球の日本代表に選出され、銀メダル獲得に貢献するといった実績をつくり、スカウトされたと言います。
プロ野球で言えばスカウト以外の方法だとプロテストを受ける方法もあります。
プロテストは一次試験(50メートル走・遠投など)⇨二次試験(シートノック、バッティングなど)⇨合格発表(あくまでプロテストの合格)⇨ドラフト指名(可能性)という流れとなります。なおプロテストに合格後活躍した選手には野村克也さんなどがいらっしゃいますがその数は少ないそうです。
今後のプロスポーツ選手の将来性
今後もスポーツがなくなることは考えられず、プロスポーツ選手の活躍が人々の娯楽や夢として期待され続けることは間違いないため、プロスポーツ選手そのものの将来性があることは確かでしょう。
しかし、選手個人という意味では、選ぶ競技がどれだけメジャーなのか、選手個人の人気がどれほどあるのか、プロとしてやっていくだけの実力や体力があるのかなど一人ひとりによって持っている将来性は異なります。
人気を得ることができる、引退後に解説者や講師、タレントとして活躍することができるなど自らが将来性を切り開いていくことができれば将来性は十分に言えるでしょう。
プロスポーツ選手の就職先
プロスポーツ選手の主な就職先には次のような場所があります。
・プロスポーツチーム: 各競技のプロリーグやチームに所属し、契約を結びます。契約形態は競技やチームによって異なり、年俸制、出来高制などがあります。
・企業スポーツ: 実業団と呼ばれる、企業が運営するスポーツチームに所属します。社員として雇用され、競技活動と並行して通常の業務も行う場合があります。
・個人事業主(フリーランス): スポンサー契約などを結び、個人で競技活動を行う場合があります。
プロスポーツ選手の平均年収・MAX年収
プロスポーツ選手の年収は競技や所属先、選手のランクなどによって大きく異なります。
野球選手の平均年棒は2023年のデータによると約4,300万円となっていますが、球団で大きく差があり、一番高額なのが福岡ソフトバンクホークスで約6,800万円、低額なのが北海道日本ハムファイターズで約3,483万円となっています(2024年)。ちなみに2023年に最も高額な年俸となった選手は福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手で、7億円の年俸と言われています。
海外で活躍する選手も含めると2023年の大谷選手の年収は推定7,000万ドル(約103億7000万円)とされており、これは野球界はもちろん、日本人アスリートとしても1位となっています。
なお最低年棒は一軍選手が1,500万円、二軍選手が440万円、育成選手は240万円と定められています。
サッカー選手の平均年収はJ1リーグの平均年収は約1,600万円、J2リーグの平均年収は約490万円、J3リーグの平均年収は約160万円と言われています。(2023年時点)
野球もサッカーも、2軍以下になると日本人の平均年収程度かそれ以下の年収になってしまうようです。
また、これはあくまで平均値であり、スター選手やベテラン選手は数億円、若手選手や控え選手は数百万円と、年収には大きな差があります。
なおJリーグでこれまで最も高額な年俸を受け取った選手はヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手で32億5,000万円だそうです。
また、海外リーグで活躍する日本人選手には数十億円という高額な年俸を得ているケースもあります。
余談ですがプロスポーツ選手の中で最も生涯年収が高額なのはバスケットボールのマイケル・ジョーダン選手で、2016年の時点で17億ドル(当時約1,940億円)に上ったそうです。ここまでくると別格ですが、どこまでも可能性のある職業ですね。
プロスポーツ選手に向いているのはこんな人
それぞれの競技においてトップクラスの実力を持っていることを前提として、その持っている実力を常に磨くこと、長く続けるために体力をつけることなど、常に前向きに努力をし続けられる人でなければなりません。
また、ファンやスポンサーがついている以上結果が出せなければファンに責められることも、スポンサーから厳しい評価をされることも、監督などから叱咤激励されることもあるでしょう。そのため常にプレッシャーがつきまといます。プレッシャーに打ち勝つことのできる精神力も必要不可欠です。
プロスポーツ選手に関連する職業や資格
●スポーツトレーナー
スポーツトレーナーはスポーツをする人が最高の状態で結果を出せるようにトレーニング指導や怪我の予防、応急処置などのサポートを行う縁の下の力持ちです。
プロスポーツの世界では、プロスポーツチームや選手個人に帯同して仕事を行います。
なおプロスポーツ界で活躍するスポーツトレーナーは大学や専門学校において学び、柔道整復師や鍼灸師などの国家資格を取得している人が多いようです。
おすすめのプロスポーツ選手になるための専門学校
ここからは、おすすめのプロスポーツ選手になるための専門学校をご紹介します。
いずれもプロスポーツ選手分野でとても評価の高い学校なので、プロスポーツ選手になるために専門的に学びたいという方には最適な学校です。
バンタンデザイン研究所【東京都渋谷区】
◆関連学科:スポーツ・デザイン学部
世界が、わたしのファンになる。
バンタンデザイン研究所は1965年創立以来、約19万人の卒業生を輩出してきたクリエイティブ総合の専門校です。
スケートボードブランドプロデュース専攻・コースで、高難易度トリックの習得と、企画・カメラフーク・編集等のトータルディレクションスキルを育成します!
バンタンデザイン研究所の詳しい紹介はこちら
東京スポーツ・レクリエーション専門学校【東京都江戸川区】
◆関連学科:スポーツトレーナーフィールド
TSRは、スポーツの専門学校であるとともに、“CLUB-TSR”を運営しています。
普段学生が学んでいる学校の設備を、地域住民の皆様に開放する総合地域型スポーツクラブです。
スポーツを通した“学校×地域”のコミュニケーションから、健康で明るいコミュニティの発展に貢献できるよう、活動しています。
東京スポーツ・レクリエーション専門学校の詳しい紹介はこちら
東京リゾート&スポーツ専門学校【東京都文京区】
◆関連学科:スポーツトレーナー科
トレーナー、インストラクター、体育教員、保育士、幼稚園教諭になれる!業界との繋がりが強いリゾスポで、あなたの『好き』を仕事にしよう!
スポーツ業界を目指すなら東京リゾスポへ!リゾスポは全国スポーツ専門学校在籍者数NO.1!
東京リゾート&スポーツ専門学校の詳しい紹介はこちら
大原スポーツ&メディカルヘルス専門学校難波校【大阪府 大阪市】
◆関連学科:スポーツ系
資格・就職に強い大原!
スポーツ業界、医療事務への就職をサポート!
スポーツ・医療事務分野の様々な仕事が目指せるコースを設置しています。
多彩なカリキュラムと業界最先端のプロフェッショナル講師陣で夢をサポートします。
スポーツ系のコースでは、世界73カ国で通用するAFAAの国際ライセンスが取得可能です!
大原スポーツ&メディカルヘルス専門学校難波校の詳しい紹介はこちら
総合学園ヒューマンアカデミーバスケットボールカレッジ【大阪府 大阪市】
◆関連学科:プレーヤー専攻,ユースコース
そのための専門校が、総合学園ヒューマンアカデミー バスケットボールカレッジ。
バスケットに関わる“プロ”を育成する日本初の教育機関です。
B.LEAGUE1部「大阪エヴェッサ」との教育提携を実現し、最高のプロ講師陣や、
実践的なカリキュラムをはじめ、プロになるための本格的な学習環境が、整っています。
総合学園ヒューマンアカデミーバスケットボールカレッジの詳しい紹介はこちら