【高校生必見】鍼灸師になるには? | 仕事内容、必要な資格、年収、おすすめの専門学校を紹介!

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投稿日:2022年1月17日 | 最終更新日:2022年1月17日

鍼灸師とは、針鍼と灸を用いて鍼灸治療を行う職業で、鍼師ときゅう師、それぞれの国家資格を必要とする職業です。

鍼師の資格のみきゅう師の資格のみでも活動すること自体は出来ますが、ほとんどの鍼灸師は鍼師ときゅう師、両方の資格を取得しています。

鍼灸治療とは?

鍼灸治療と呼ばれる治療法は、一般的な病院などで行われる西洋医学とは異なり、中国や日本で古くから伝わる東洋医学による治療法です。
鍼や灸を使って人間の体を刺激し、免疫力を高めたり、自律神経を整えるといった効果があります。
西洋医学と違うところは科学的なエビデンスがほとんど無いところです。
しかし1979年にはWHOもその効果を認め、43種類もの疾患にはりきゅう治療が適応しているとの発表がありました。
特に日本国内ではその効果は広く知られており、神経痛はもちろん、リウマチなど一部の疾病については健康保険の適応も可能になっています。
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鍼灸師になるには?

鍼灸師になるには、先ほどもご説明したように鍼師ときゅう師、2つの国家資格を取得する必要があります。
鍼師、灸師の国家資格の受験資格は鍼灸師養成学校を卒業することで取得することができます。
養成学校では鍼級の実技はもちろん、東洋医学の知識解剖学などを通して東洋医学を中心とした人体の仕組みについて学ぶことができます。
また鍼灸は近年では美容はもちろん、スポーツ分野での利用も増えており、それに特化した線香を用意している学校もあります。
特に自分がどのような鍼灸師になりたいかが方向性としてはっきりしている方、目指すキャリアに合わせたコースを選択するようにしましょう。

針鍼灸師の国家資格の合格率は70%台で推移していますが、過去問などを中心にかなりしっかりとした対策をして試験に臨むことをおすすめします。
通常の国家資格、特に受験にあたって特別な資格が必要ない試験の場合は、勉強時間が確保できず、自信がない状態で試験に望む方も多くいらっしゃいます。
しかし、鍼灸師は専門学校を卒業した上で受験をする資格なので、すでに知識のあるしっかりと対策をした人が受験しています。
その上でこの合格率なのです。
専門学校の中には国家試験対策のカリキュラムを導入し、しっかりとサポートしてくれる学校も多くありますので、ぜひ様々な学校のホームページや資料請求、オープンキャンパスなどを活用して自身に合った学校を選択するようにしましょう。
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鍼灸師の就職先は?

鍼灸師の主な就職先としては、鍼灸院はもちろん、マッサージ店や美容鍼灸サロン、エステサロン、スポーツ施設、女性向け鍼灸院、介護福祉施設などがあります。

特に近年ではスポーツ鍼灸という分野も注目を集めていて、体に不調のある選手や怪我をした選手などの治療に当たることが多いです。

また、スポーツ鍼灸を目標に資格取得を目指す場合は、トレーニング指導やパーソナルトレーナー術なども同時に学ぶ鍼灸学科を選ぶことをおすすめいたします。

介護福祉施設などにおける鍼灸師の需要も非常に高いです。

高齢者の方々は、年齢に伴う機能低下による関節の痛みや、倦怠感などのケアが必要なので、鍼灸との親和性は非常に高いです。

ま、これはまだ現時点では明確なエビデンスは出ていないのですが、鍼灸による認知症の改善の効果も期待できるとされており、今後懸念されている超高齢化社会の中で更なる活躍が期待できる分野でもあります。
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鍼灸師の年収は?

鍼灸師の平均年収は約374万円で日本の平均年収と比較するとやや低い傾向にあります。

しかしこれは雇用という形での労働形態をとっている方の平均値なので、鍼灸師として開業した場合の平均年収は700から800万円程度と言われています。

また、業績を伸ばすことが年収に直結するため業績によっては年収一千万以上の条文に狙うことができます

特に近年では SNS などを中心にしたマーケティングを行うことによって格段に業績を伸ばすことが可能になりましたので、鍼灸師として専門学校に通いながらマーケティングや経営学についてなども学ぶことで鍼灸師としての収入を増やすことができるでしょう。

鍼灸師の将来性についてですが、明確なエビデンスがある西洋医学とは対照的に、自然な治療を目指す東洋医学への関心は以前よりさらに高まっています。

「公共財団法人東洋療法研修試験財団」の統計によると、鍼灸師の資格取得者はここ数年で増加しています。
このことからも分かるように、鍼灸師は非常に需要がこれから高まる、将来性の高い職業といえるでしょう。
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まとめ

ここまで鍼灸師になるにあたり必要な国家取得資格の取得方法や業務内容、将来性や年収についてご紹介してきました。
鍼灸師は今後も需要が高まるであろう業種ですので興味のある方は専門学校などのホームページなどをご覧になってはいかがでしょうか
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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