最短で理容師になるには?最速で資格が取れる学校、費用、将来性、おすすめの専門学校も紹介!
- 📅 投稿日 2022年01月28日│最終更新日 2025年04月18日
- 📁 ◯◯になるには
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ヘアカットをメインに、ファッションコーディネートの提案や髭剃り、スキンケアの方法についてレクチャーしてくれるなど、 「総合的なかっこよさ」を磨くための施設であるバーバー(理容室)。
そんなバーバーで働く人のことは主に理容師と呼ばれます。
今回は最短で理容師になるための方法についてご紹介しつつ、費用や将来性、給料、美容師との違い、東京・愛知・大阪・京都のオススメの専門学校についてもご紹介していきたいと思います。
理容師を目指す高校生の方はもちろんのこと、理容師と美容師の違いについて知りたい方はぜひ本記事を最後までご覧ください。
理容師と美容師の違いとは
理容師と美容師の最も大きな違いは、理容師は顔そり、つまりカミソリを使った施術ができるということです。
美容師には美容師法、理容師には理容師法という法律があり、それぞれ定められている業務範囲が異なっています。
法的な定義でいえば、理容師は「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整える」職業。
美容師は「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくする」職業です。
簡単に言うと、理容師は「清潔感を整えるプロ」。産毛やヒゲなどのシェービングをすることができるので、髪型だけではなく総合的な男性のかっこよさを演出することができるのです。
総合的な格好良さという観点から見ると、理容師によってはファッションやスキンケアについての提案をしてくれる人もいるので、「髪型だけではなく、全体的にかっこよくなりたい」という悩みを抱える男性は理容室、バーバーに行くことが勧められます。
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理容師になる最短の方法は?
まず、理容師になるには理容師国家試験を受けて合格し、理容師の資格を取得しなくてはなりません。
そして理容師国家試験の受験資格があるのは、
厚生労働大臣または都道府県知事が指定する理容師養成施設で、
・昼間課程 2年以上
・夜間課程 2年以上
・通信課程 3年以上
の課程を修了した人(平成10年4月1日以降に入学した人の場合)です。
つまり、最低でも2年間は学ばないと国家試験を受験して理容師になることができません。
最短で理容師になる方法は、理容師養成学校(専門学校)に2年間通うことだといえます。
▼理容師国家試験について詳しくはこちら!
1年間で理容師になるには
すでに「美容師」の資格を持っている人であれば、修得者コースとして1年間の通学課程や1年間半の通信課程で学ぶことで、理容師国家試験の受験資格を得られる場合があります。
修得者コースを設置している学校は理容科も美容科も設置する理美容学校が多く、入学資格や通う年数などは学校によって異なるので確認してみましょう。
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最年少で理容師になるには
理容師になるために学ぶ年数でなく、年齢的に最短で理容師になるには、高等課程のある理容学校で学ぶ方法があります。
高等課程は中学校卒業を最終学歴とした方が入学できるコースです。
理容師になるための学習と高校の授業を同時に学ぶことで、卒業時には理容師国家試験の受験資格と高校卒業資格をどちらも得ることができます。
3年間の高等課程を経て理容師になれれば、高校卒業後に専門学校で学び理容師になるよりも2年早く理容師として働くことが可能になるのです。
\理容科高等課程のある学校/
アイム湘南理容美容専門学校をチェックしてみる理容師を目指す方におすすめの専門学校
ここからは、理容師を目指す方におすすめの専門学校を紹介していきます。
✂️SENDAI中央理容美容専門学校【宮城県】
東北で理容師を目指すなら、まずチェックしておきたいのがSENDAI中央理容美容専門学校。創立50年以上の歴史がある実力派で、理容も美容も学べるから、将来の選択肢もグッと広がります。
理容科では、カットやシェービングの基本はもちろん、自分の興味に合わせてネイルやエステの授業も選べるから、「+αのスキルも身につけたい!」という人にもぴったり。
実習やコンテストのチャンスも多くて、楽しみながら“現場力”をしっかり鍛えられます。先生も気さくな人ばかりで、学校の雰囲気も明るくて通いやすい!
さらに、理容師・美容師の両方の免許を目指せる「理容・美容修得者コース」もあるので、Wライセンスを取りたい人にもおすすめです。
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✂️国際理容美容専門学校【東京都】
国際理容美容専門学校は、創立70年以上の歴史を持つ理容・美容の専門校。次世代のプロフェッショナルを育てることを目指し、業界と連携した“実践重視”の教育を行っています。
理容科には、理容師として王道のカットやシェービング技術をじっくり学べる「スタイリストコース」と、全国で唯一、在学中に「美剃師検定初級」を取得することができる「シェステコース」を設置。
ただ理容師になるだけでなく、就職後3年以内の早期スタイリストデビューを目指すなら「スタイリストコース」、ブライダルシェービングやフェイシャルエステなど女性を美しくするための技術を学ぶなら「シェステコース」と、自分の目指したい将来に合わせて学び方を選べます。
また、学校での授業とサロンでの就業を両立できる「産学連携実践型コース」も注目の制度。週3日サロンで働きながら週3日学校に通うスタイルで、現場経験を積みながら収入を得ることができ、奨学金に頼らずに進学を目指せるチャンスとなっています。
すでに理容師または美容師免許を持っている人がもう一方の資格を目指す「修得者コース(通信課程)」もあるので、最短でのダブルライセンス取得を目指す方にもぴったり。
「現場で活躍できる理容師になりたい」「技術だけでなく人を癒す力も身につけたい」そんな想いにしっかり応えてくれる学校です。
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✂️アリアーレビューティー専門学校【愛知県】
アリアーレビューティー専門学校は、名古屋市にある理容科・美容科併設の専門学校。理容科では、カットやシェービングなどの基本技術に加えて、美容科の授業を一部履修できる「互換授業」があるのが特長です。カラーやメイクの知識も身につけながら、幅広い技術を持った理容師を目指せます。
授業は少人数制で、学生一人ひとりに寄り添った丁寧なサポートが魅力。さらに、週休3日制(基本は土・日・月)を導入しており、プライベートの時間もしっかり確保できます。アルバイトやサロン見学などと両立しやすく、「働きながら資格を目指したい」という人にもぴったりの環境です。
国家試験対策や就職サポートも充実しており、卒業後は即戦力として活躍できる人材をしっかり育てています。理容も美容も学びたい、という方には特におすすめの学校です。
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✂️高津理容美容専門学校【大阪府】
高津理容美容専門学校は、大阪・日本橋にキャンパスを構える、90年近い歴史を持つ理美容の名門校。理容科では、「現場で活躍できる即戦力」を育てることを目指し、実践重視のカリキュラムを展開しています。
学べる技術は、カットやシェービングだけじゃありません。カラー、パーマ、フェードカット、ブライダルシェービングやヘッドスパまで、幅広いスキルをしっかり習得。校内には本物のサロンを再現した実習室があり、1年生のうちからリアルな接客の経験を積むことができます。
国家試験対策も万全で、2022年度には理容師国家試験で合格率100%を達成。個々のペースに合わせた丁寧な指導で、初めてでも安心してステップアップできる環境が整っています。
さらに、学校で学びながらサロンで働ける「就職進学クラス」や、資格をすでに持っている人がもう一方の資格を取得できる「修得者課程(通信)」など、柔軟な学び方も充実。経済的に自立したい人やWライセンスを目指す人にもおすすめです。
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✂️NRB日本理容美容専門学校【大阪府】
NRB日本理容美容専門学校は、大阪・鶴橋にある理容と美容の専門学校。90年以上の歴史を持ち、これまでに数多くのプロを業界に送り出してきた伝統校です。
理容科では、カットやシェービングといった基本技術に加えて、レディースカット、フェイシャルエステ、まゆ毛デザインなど、時代に求められる幅広いスキルが身につきます。実習中心のカリキュラムで、在学中から現場を想定した技術をしっかり学べるのが特長です。
また、校内には本格的なサロン実習室があり、接客や施術の流れをリアルに体験できるのもポイント。国家試験対策も万全で、「合格保証制度」が用意されているため、万が一不合格になっても追加費用なしでサポートが受けられます。
通信課程もあり、働きながら学びたい方にも柔軟に対応。美容師か理容師の資格をすでに持っている人がもう一方の免許を取得できる「修得者コース(通信課程)」も開講しており、Wライセンスを目指すことも可能です。
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✂️京都理容美容専修学校【京都府】
京都理容美容専修学校(KYORI)は、なんと創立100年以上の歴史を持つ老舗の理美容学校。京都駅からすぐの場所にあり、通いやすさもバッチリです。
理容科では、国家資格の取得を目指しながら、トータルビューティーの技術も幅広く学べるのがポイント。カットやシェービングといった基本技術に加えて、エステやネイル、カラー、ヘアアート、さらには経営の知識まで身につけられるカリキュラムが用意されています。
国家試験対策はとても手厚く、過去には合格率100%を達成したことも。もし試験に落ちてしまっても、「合格するまで無料でサポート」してくれる制度があるので安心です。
また、美容師免許も合わせて目指せる「Wライセンスコース」や、卒業後に佛教大学の通信課程に編入できる制度もあり、進路の選択肢が広がるのも魅力のひとつ。理容師としての技術をしっかり学びながら、美容や経営、大学進学まで視野に入れたい人にぴったりの学校です。
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✂️神戸理容美容専門学校【兵庫県】
神戸理容美容専門学校(神戸B2)は、兵庫県の理容組合が運営する、地域密着型の専門学校。理容科では、カットやシェービングなどの基本技術に加え、エステやネイルなど美容の技術も学べるのが大きな魅力です。
校内にはサロンさながらの実習室があり、現場を意識した実践的な学びが可能。放課後の自主練習にも使える設備で、技術をとことん磨ける環境が整っています。
国家試験対策も手厚く、合格までしっかりサポート。万が一不合格でも、追加費用なしでフォローを受けられる安心制度があります。
母体が理容組合という強みを活かし、地元はもちろん大阪・東京方面への就職にも強く、卒業後の進路に心強いネットワークがあります。
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理容師の将来性・給料
厚生労働省が発表した令和5年(2023年)の「賃金構造基本統計調査」によると、理容師および美容師の平均年収は約380万円となっています。これは、月額給与約30.9万円と年間賞与約8.5万円を合計した金額です。平均年齢は32.2歳、勤続年数は8.3年とされています。
理容師の収入は、勤務先の規模や地域、個人の技術力や経験年数によって大きく異なります。特に、独立開業して自らサロンを経営する場合や、指名客を多く持つトップスタイリストになると、年収500万円以上を目指すことも可能です。
近年、バーバースタイルの流行や男性の美容意識の高まりにより、理容師の需要は増加傾向にあります。
「髪型だけではなく、総合的に一つのサロンでかっこよくなれる」というのは大きなメリット。髪型のデザインだけでなく、眉毛の整えやスキンケアなど、トータルで身だしなみを整えるサービスを求める男性が増えており、理容師の役割は多様化しています。
このような背景から、理容師は今後も安定した需要が見込まれ、将来性の高い職業と言えるでしょう。
理容師になるための費用
通信教育で利用者を目指す場合は、約40万円から50万円の費用がかかります。
専門学校にて学習をする場合はかなり学費に幅がありますが、200万円から400万円で資格を取得できる学校が多いようです。
理容学校では働きながら資格を目指せる学校も多いので、調べてみるとよいでしょう。学校に相談すると、具体的なアドバイスが得られることも多いです。
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おすすめのバーバーをご紹介!
海外ではすっかり定番となっているバーバー。ここでは、国内外の人気店をご紹介します。
Rudy’s Barbershop
Rudy’s Barbershopはニューヨークにあるバーバーで、ジェントルマンスタイルが人気の、ニューヨークにおいてトレンドとなっているお店です。
わかりやすいデザインを加えず「究極の普通」を作り上げることにより、スタイリッシュさを演出するという人気店ならではの最先端のスタイルを実現しています。
SHORTY’S BARBER SHOP
SHORTY’S BARBER SHOPはジェントルマンカットやアンダーカットが得意で、ハーバーにしかできないようなスタイルを実現することができます。
剃り込みラインを入れたり、男性らしさを強調するあごひげの周囲を特に徹底的に丁寧に扱い、清潔感をアピールすることもできます。
年齢や人種を問わず人気の店舗がこちらです。
FRANK’S BARBER and BEER CLUB日比谷店
FRANK’S BARBER and BEER CLUB日比谷店は都内でも人気のバーバーです。
ビアバーが併設されているおしゃれな店内は23時まで計14種類のクラフトビールを楽しめます。
一人ひとりのおしゃれを尊重しつつ、そこに更に色を加えるというスタイルは都内だけでなく他県からも人気があり、毎月新幹線で通うという人もいるそうです。
バーバーを利用している有名人は?
そんなオシャレスタイルを実現してくれるバーバーですが、有名人は誰が使っているのでしょうか。
こちらは具体的な情報があまり出てきませんでしたが、サッカー元日本代表で、今シーズンからヴィッセル神戸に移籍した槙野智章選手はバーバーを利用しているおしゃれ有名人なことでも有名なスポーツ選手です。
清潔感のあるヘアスタイルと鍛え上げられた肉体、普段の熱いプレーからは想像もできないようなおしゃれなファッションでも人気を博している選手で、奥様は女優の高梨臨さんです。
槙野選手のようなお洒落かつダンディでスタイリッシュなスタイルを実現するには、バーバーは不可欠なのですね。
バーバーの単価は?
バーバーの単価は実現するスタイルやお店のレベルによっても大きく異なるので一概には言えませんが一般的には6500円以上とされているそうです。
バーバーの将来性は?
バーバーは現在非常に注目を集めている新しいサービスのひとつですし、将来性は非常に高いと言えます。
美容師や理容師の仕事は年収があまり高くないのがこれまでのスタンダードでしたが、SNSで宣伝を行ったりすることで客足が伸び、単価も上げることができたというサロンも複数存在します。
1年、2年ですぐに美容師や理容師の年収が上がるとは断定できませんが、今後将来性が低い業界では決してないと言えます。
まして現在人気を高めているバーバーを自ら運営することができれば、年収を大きく伸ばすこともできるでしょう。
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まとめ
今回は最短で理容師の資格を取得する方法やおすすめの専門学校、年収や将来性、美容師との違い、海外・都内の人気ハーバーやハーバーを利用している有名人についてご紹介してきました。
本記事が理容師を目指す学生の方々のお役に少しでも立てれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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