K-POPアイドルのメイク担当になるには?必要な資格と学べる学校
- 📅 投稿日 2025年12月17日│最終更新日 2025年12月17日
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華やかなステージで輝くK-POPアイドル。その美しさを支えるメイクアップアーティストの仕事に憧れる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、K-POPアイドルのメイク担当を目指すために必要な資格、スキル、そして学べる学校について詳しく解説します。
K-POPメイクアップアーティストの仕事内容
K-POPアイドルのメイク担当は、単にメイクをするだけではありません。アイドルの魅力を最大限に引き出し、コンセプトやステージ演出に合わせたトータルビューティーを提供する重要な役割を担っています。
【主な業務】
ステージメイク:照明や映像を考慮した華やかなメイク
MVメイク:コンセプトに合わせた個性的なビジュアルづくり
ヘアスタイリング:メイクと調和するヘアアレンジ
スキンケアアドバイス:アイドルの肌状態管理とケア指導
トレンド研究:常に最新の美容トレンドをキャッチアップ
K-POPメイクアップアーティストの働き方
韓国では、メイクアップアーティストの働き方は大きく2つに分かれます。
放送局所属
テレビ局に所属し、ドラマやバラエティ番組、ニュース番組などに出演するタレントのメイクを担当します。会社員として安定した給与を得られるのがメリットです。
シャプ(芸能人御用達の美容室)所属
K-POPアイドルの多くは、「シャプ」と呼ばれる芸能人御用達の美容室でメイクを依頼します。人気アイドルを担当できるやりがいはありますが、歩合制のため収入が不安定な面もあります。
K-POPメイクアップアーティストに必要な資格とスキル
日本で活動する場合
日本でメイクアップアーティストとして活動する場合、ヘアスタイリングも行うなら美容師免許(国家資格)が必要です。美容専門学校で2年以上学び、国家試験に合格することで取得できます。
メイクのみを行う場合は必須資格はありませんが、以下のような民間資格があると信頼性とスキルの証明になります。
メイクアップ技術検定(JMA)
日本メイクアップ技術検定協会が実施する検定で、3級から1級まであります。実技試験で基本技術からイメージメイクまで審査されます。
IBF国際美容連盟認定試験
国際的に共有できるメイク技術の証明となる資格です。
日本でメイクのみを行う場合、法律上は美容師免許は求められていませんが、ヘアセットやヘアアレンジなどは髪に触る=美容行為となるので、美容師免許が必要です。「ヘアメイク」もできる美容師資格があると、より活躍の場が広がります。
日本人が韓国で就労ビザを取得する難しさを考えると、日本でK-POP関連の仕事を獲得する方法が最も現実的でしょう。
日本で活動するK-POPアイドルは増えていて、現地のメイクアップアーティストが必要とされています。実力とK-POPへの理解があれば、日本を拠点にK-POP関連の仕事を獲得することは十分可能です。
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韓国で活動する場合:国家資格が必須
韓国でプロのメイクアップアーティストとして働くには、必ず国家資格を取得しなければなりません。
また、後述しますが韓国で働くには就労ビザが必要です。ただし、一般的な美容業は就労ビザの対象外です。外国人芸能人のサポート業務としてであれば、取得できる可能性があります。
韓国メイクアップアーティスト国家資格の概要
試験実施機関:韓国産業人材公団(Q-net)
受験資格:特になし(学歴・経歴不問)
合格率:約40%
まず筆記試験に合格する必要があります。筆記試験合格後2年以内に実技試験に合格しなければなりません。
韓国のメイク学校で4ヶ月~半年程度勉強し、試験に臨むのが一般的です。日本人にとっては韓国語が大きな壁となりますが、しっかりと準備すれば合格は十分可能です。
【必要なスキル】
・高度なメイク技術(トレンドを押さえたK-POPメイクの技法)
・色彩感覚(コンセプトに合わせた色使いのセンス)
・ヘアアレンジ技術
・韓国語能力:TOPIK(韓国語能力試験)3級以上が目安
・クライアントの要望を理解できる会話力
・アイドルやスタッフとの円滑な連携能力
その他、体力と集中力(長時間の撮影や収録に対応)、SNS発信力(自身の技術をアピールする力)、トレンド感覚(常に最新情報をキャッチ)があるとよいでしょう。
学べる学校と教育機関
日本国内での準備
美容専門学校
多くの美容専門学校では、メイクアップアーティストコースやトータルビューティー科を設置しています。基礎から応用まで体系的に学べ、美容師免許の取得も目指せます。
メイクアップ技術(ベースメイク、ポイントメイク)、ヘアアレンジ技術、スキンケア理論、色彩学、カウンセリング技法、サロンワーク実習のほか、学校によっては韓国メイク技術のカリキュラムを実施しています。
日本の美容専門学校は美容師免許取得のための授業が多く、メイクの授業時間が少ない場合もあります。入学前に学科や授業内容、時間配分を必ず確認しましょう。
ヘアメイク専門スクール
より実践的なヘアメイク技術に特化したスクールもあります。現役のプロから直接指導を受けられ、K-POPメイクに特化したコースを設けている学校もあります。
韓国での学習
韓国でK-POPメイクアップアーティストを目指す場合、国家資格取得のための準備が中心となります。
韓国の美容学校・メイクスクール
韓国では国家資格対策を行う美容学校が数多くあります。
【有名な学校の例】
・MBCアカデミービューティースクール
・各種ビューティーアカデミー(芸能事務所と提携している学校も)
学習期間: 4ヶ月~半年程度
授業形態: 午前・午後・夜間の3部構成が一般的
留学プログラム
日本からの留学プログラムも充実しています。
【国家資格取得コース】
前半:語学堂(留学生向けの韓国語教育機関)で6ヶ月間韓国語学習(学生ビザ取得)
後半:メイク学校で4ヶ月間国家試験対策
必要なビザ:学生ビザまたはワーキングホリデービザ
【短期メイク留学コース】
国家資格取得を目指さず、韓国メイク技術のみを学ぶ
民間資格の取得も可能
日本で韓国メイクの技術を活かして働きたい方向け
オンライン学習
近年では、オンラインでK-POPメイクを学べるプラットフォームも増えています。基礎知識の習得や補完的な学習として活用できます。
日本人がK-POPメイクアップアーティストになるには
パターン1:韓国で国家資格を取得して現地就職
日本で基礎を学ぶ:美容専門学校でメイクとヘアの基礎を習得
韓国語を学ぶ:TOPIK3級以上を目指す
韓国留学:語学堂+メイク学校で国家試験対策
国家資格取得:筆記・実技試験に合格
韓国で就職:シャプや芸能事務所でアシスタントから開始
実績を積む:下積み期間を経てプロとして独立
パターン2:日本で経験を積んでから韓国進出
日本で資格取得:美容師免許やメイク検定を取得
実務経験:日本のサロンや撮影現場で経験を積む
韓国語習得:並行して韓国語を学ぶ
韓国の国家資格取得:短期留学で国家資格を取得
韓国進出:実績とスキルを武器に韓国で活動開始
パターン3:日本を拠点にK-POP関連の仕事を獲得
日本で専門技術習得:K-POPメイクに特化したスキルを磨く
SNSでの発信:InstagramやYouTubeで作品を発信
人脈構築:K-POP関連イベントや撮影で実績を作る
日本での仕事獲得:日本で活動するK-POPアイドルのメイクを担当
韓国の国家資格は取得すべき?
韓国でメイクアップアーティストの国家資格を取得する場合、100%韓国語で出題されるため、韓国語能力TOPIK3級レベルが必要とされています。
もし韓国で長期的に働く予定がないなら、国家資格取得に時間をかけるよりも、短期集中でK-POPメイクの技術を学び、日本でのキャリアに活かす方が現実的かもしれません。
ただし、「韓国の国家資格保持者」という肩書は日本でも大きな強みになります。専門用語を理解できる語学力があることも、韓国の芸能事務所や美容室とのネットワーク作りに役立つでしょう。
韓国で働く場合の現実と覚悟
国家資格を取得してもすぐに華やかな仕事に就けるわけではありません。多くの場合、数年にわたる下積み期間があります。
【下積み時代の特徴】
月給6万円~10万円程度と非常に低い給与
掃除やメイク用品の手入れなどの雑務が中心
長時間労働・不規則な勤務(早朝~深夜)
先輩の仕事を見ながら技術を学ぶ
経済的困難や長時間労働に耐える体力、常に技術向上を求められる環境に耐える覚悟が必要です。
しかし、これらの困難を乗り越えた先には、人気アイドルのメイクを担当できるやりがいと、実力次第で高収入を得られるチャンスが待っています。
ビザと就労について
韓国で働くにはビザが必要です。
主なビザの種類
学生ビザ(D-2、D-4):語学堂や専門学校に通う場合
ワーキングホリデービザ:国家資格取得を目指す場合に活用可能
アーティストビザ(E-6、C-4):外国人芸能人のサポートが条件
特定活動ビザ(E-7):修士以上または学士プラス実務経験など
結婚移民ビザ(F-6):韓国人配偶者がいる場合
E-6/C-4ビザは芸能分野のビザであり、メイクアップアーティストもこのアーティストビザの取得ができる職種に入りますが、外国人芸能人をサポートする業務が条件となります。
ビザの種類によって活動範囲が異なるため、自分の目的に合ったビザを取得することが重要です。
成功するためのポイント
トレンドへの敏感さ
K-POP業界は常に進化しています。最新のメイクトレンドや美容技術を常に学び続ける姿勢が重要です。InstagramやYouTubeなどのSNSを活用して、韓国の人気メイクアップアーティストの技術を研究しましょう。
語学力の継続的向上
韓国語は、日常会話だけでなく専門用語も理解できるレベルを目指しましょう。「クライアントが求めるヘアメイクのイメージが理解できるレベル」が一つの目安です。
SNSでの発信力
現代のメイクアップアーティストには、自身の技術をSNSで効果的に発信する力も求められます。作品集(ポートフォリオ)をInstagramやYouTubeで公開し、自分のスタイルを確立しましょう。
柔軟性と適応力
K-POPアイドルのコンセプトは多様化しています。どんなスタイルにも対応できる柔軟性と、新しい技術を吸収する適応力が求められます。日本と韓国の「美」の基準の違いも理解し、両方の技術を身につけることで活躍の場が広がります。
人脈構築
韓国の美容業界では人脈が非常に重要です。メイクスクールや現場での出会いを大切にし、業界のプロと繋がることでチャンスが広がります。アイドルとの信頼関係構築も、技術だけでなくコミュニケーション能力が鍵となります。
まとめ
日本人がK-POPアイドルのメイク担当になる道のりは決して簡単ではありません。特に韓国で働く場合は国家資格の取得が必須となり、語学の壁や長い下積み期間など、乗り越えるべき課題は多くあります。
しかし、確かな技術と情熱、そして継続的な努力によって夢を実現することは可能です。まずは日本の専門学校で基礎をしっかり学び、韓国語を習得しながら、自分に合ったキャリアパスを選択しましょう。
韓国で国家資格を取得して現地で活躍するのか、日本を拠点にK-POP関連の仕事を獲得するのか、どちらの道を選んでも、常に最新のトレンドにアンテナを張り、自分だけの強みを見つけることが成功への近道です。
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