【LMアドバイザーが回答】 部活と勉強の両立からテスト勉強のコツまで!
- 2023.07.21
- お悩み相談
投稿日:2023年7月21日|最終更新日:2023年12月21日
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どちらも大切!「勉強と部活の両立問題」を抱える高校生たち
高校生のみなさんにとって「勉強と部活」はどちらも重要な存在であり、その両立に頭を抱えている方は多いのではないでしょうか。もちろん「どっちが大事」なんて、はっきり決めつけることはできませんよね。
勉強はもちろん、部活動での経験は人と関わることが多いので「自分を人間的に成長させてくれる」という大きなメリットがあります。そんな貴重な経験だからこそ、勉強との両立についてポイントを押さえながら、しっかり部活動にも取り組みましょう!
勉強と部活を両立するためには…?効率的なテスト勉強の方法も教えてほしい!
今回、LMアドバイザー(ライフマップの進路相談アドバイザー)に寄せられたご相談もそのひとつ。
Aさんは勉強と部活の両立、さらにはテスト勉強を効率的に進める方法について悩んでおられます。LMアドバイザーと一緒に解決方法を探していきましょう。
■相談ケース
勉強と部活の両立に悩んでいます。特に、テスト勉強での効率のよい勉強方法を教えてほしいです!
ーAさん:実は、勉強と部活の両立で悩んでいて……。
どちらも両立させるためのコツを教えて欲しいです!
ーLMアドバイザー:こんにちは!
勉強と部活の両立は難しいですよね……。
例えば「帰宅後、19時から20時の間は勉強の時間にする」「寝る前30分は勉強の時間にする」など、大まかに一日の時間の使い方をあらかじめ決めてしまうというのも一つの方法だと思います!
ーAさん:確かに!そうですね!
ありがとうございます!
ーLMアドバイザー:勉強、頑張って下さいね!
ーAさん:はい!!
あと、テスト勉強で効率の良い勉強方法などありますか?
テスト勉強を始めると、つい内容をノートにまとめてしまって時間がなくなってしまいます。
ーLMアドバイザー:テスト範囲がノートにまとまっていれば、それを見返すことでも十分な勉強になると思いますよ!
例えば、英語であれば重要な単語を覚えて、実際に自分で短文を作ってみる。数学であれば「基礎の基礎」の公式を最低限覚えておかないと問題が解けないので、改めて基礎を見直すことも効率の良い勉強方法に繋がりそうです!
ーAさん:ありがとうございます!
そうですね!確かに!
ーLMアドバイザー:参考になっていたら嬉しいです!
勉強と部活の両立は叶えられる!さらに自己管理能力UPも!
まず、勉強と部活の両立は可能です。個人の勉強量や、所属している部活の活動量によって異なりますが、スケジュールを見直すことで捻出される時間や効率のよい勉強方法を組み合わせることで、勉強と部活の両立を叶えることができます。
もちろん、普段の勉強に加えて入試のための勉強や定期テストに向けた対策、さらに部活の練習がハードで大忙し!という方もおられると思いますが、多忙な中で「文武両道」を叶えようとする動きは、自己管理能力の向上にも繋がっていきます。この力は、進学・就職など、どんな未来にも活かすことができる素晴らしいものなので、ぜひ「自分をプロデュースしていく」という前向きな気持ちで取り組んでみましょう!
POINT① 今の生活から特別な「勉強のためだけの時間」を確保しよう
学校へ行き、授業を受けて、部活をして、家に帰る。
平日はこのようなスケジュールで活動をされる方が多いのではないでしょうか。通学時間や通学方法、部活が終わる時間やその後のアルバイト、友達と遊びに行くこともあるでしょう。
そんな今の生活の中から、「勉強をするための時間」を特別に作り出してみましょう。勉強をするには、まず時間を確保すること。「この時間だけは絶対に勉強をしよう!」そう決めて時間を確保することで、集中力を保ったまま勉強に向き合うことができます。
LMアドバイザーによる回答の通り、「19時〜20時」の1時間や「寝る前」の30分など、いつもなら自由時間として過ごしていた時間を少しがんばって削ることで、勉強時間に充てることもできます。
✓「勉強のためだけの時間」を意識的に確保する(1時間+30分+10分など組み合わせでもOK)
✓「勉強のためだけの時間」だけはスマホやテレビなど気が散るものと距離を置く
✓「勉強のためだけの時間」を毎日ルーティン化させる
POINT② ポイントを絞って効率的に勉強を進めよう
「ポイントを絞った勉強方法」は定期テスト対策として、とても重要なことですよね。
既に実践されている方も多いと思いますが、出題される範囲が決まっているということは「効率のよい勉強方法を実践しやすい」ということでもあるのです。
Aさんが悩まれていた通り「勉強=ノートにまとめる」という勉強方法を進められる場合でも、既に授業での板書を写したノートにはポイント(答え)が記されているので、ノートを読み返すといった方法は効率化に繋がります。
また、授業で理解している内容についての勉強は薄く「よく分からない…」と感じる箇所についての勉強を厚めに行いましょう。
✓授業での板書を写したノートはポイント(答え)そのもの!普段から定期テストを意識したノート作りをしよう
✓最高の効率化!「普段の授業」に集中して理解を深めよう
✓勉強時間の多さではなく、自分の中で「理解度」を上げるための勉強方法を意識しよう
POINT③ 日常的な自習を心掛けよう!定期テストは「日々の積み重ね」
一般的に、高校生の定期テストは科目が多いため、10日~2週間前から定期テスト対策を行うのがベストだと言われています。部活をしている方は、定期テスト前の1週間は休部になる場合が多いのですが、普段の練習がハードであったり、強豪部活のためにテスト前の休部がない場合もあるので「事前に少しずつ」を意識した勉強に取り組むことがよいでしょう。
そのため、POINT①~②を日頃から意識することで、来る定期テストに安定した気持ちで臨むことができます。テストでは気持ちの余裕や、当日を万全に迎えるための体調管理も重要になるため、過度な追い込みや徹夜での勉強はできるだけ避けましょう。
✓「塵も積もれば山となる」を意識した、「ちりつも自習」を実践しよう
✓気持ちの余裕や体調管理は重要!!追い込み&徹夜での勉強は避けよう
編集後記
本記事では「勉強と部活の両立」に関するお悩みに加え、定期テスト対策についてLMアドバイザーとの対談記事を交え、ご紹介いたしました。
高校時代の筆者は運動部に所属していたため、平日もハードな練習が多く、毎日クタクタで帰宅していました。心身共に疲れた状態から勉強モードに気持ちを切り替える大変さ、本当に痛感します…!
さらに、定期テスト前になると慌てて追い込み型の勉強をしてしまうタイプだったので、定期テストでは正確な学力が測れていなかったなぁ、と反省しているところもあります。普段の授業や日常的な自主学習は、とても大切ですね。
このように、勉強と部活を両立するためのバランスや、テスト対策方法に悩んでいるなど、進路以外のご相談でも大歓迎です!ぜひ、LMアドバイザーまでお気軽にご相談ください。みなさんのお悩みに少しでもお役立ちできたらと思います。
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