【LMアドバイザーが回答】悩み多き進路選択。夢に辿り着くまでの進路とは?

【LMアドバイザーが回答】悩み多き進路選択。夢に辿り着くまでの進路とは?
        

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投稿日:2023年6月23日 | 最終更新日:2023年12月21日

人と違って当たり前。自分だけの進路活動をしよう!

進路選択にまつわる悩みは人それぞれ。将来の夢や目標が決まっていてもいなくても、高校卒業後の進路は学生の皆さんにとって、身近に迫っているものですよね。一人ひとりに個性があるように、進路にもその人だけの選択肢や特徴があります。
そんなパターン化できない進路のお悩みについて、LMアドバイザー(ライフマップの進路相談アドバイザー)は1対1の対談形式でご相談を受け付けています。

夢は決まったけど…どこの学校に行けばいいか分からない!学校の探し方は?

今回は、高校卒業後の進学先にまつわるお悩みをご紹介します。

相談者であるAさんのように、将来の夢は決まったけれど、高校卒業後に迫る「直近の進路の決め方」について、悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか。

 

■相談ケース

将来の夢は決まったけれど、どこの学校に行くべきか…。
偏差値の高い学校・低い学校、どちらを目指せばいいのでしょうか?

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—Aさん:進路のことで悩みを聞いて欲しいです…

 

—LMアドバイザー:ご相談ありがとうございます!

ぜひお悩みをご相談ください…!

 

—Aさん:ありがとうございます!

将来の夢は決まったのですが、どこの学校に進学すればいいのか分からなくて…

 

—LMアドバイザー:まず、将来の夢が一つ決まっているのは素晴らしいことです!

学校が決まらない理由として、何か思いあたることはありますか…?

 

—Aさん:偏差値について悩んでいます。

偏差値が高い学校か、低い学校どちらを目指そうか…

 

—LMアドバイザー:なるほど…!

偏差値が高くても低くても、自分の学びたいものを学べる学校を選択するのが個人的には良いと思うのですが、まずはそれを前提として、目標が高ければその分、モチベーションを高く持って挑むことができます!
低い山に登るよりも、高い山に登る方が困難ですが、その分登り切った山頂から見える景色は高い山の方が美しいかもしれません!

 

—Aさん:なるほど!

 

—LMアドバイザー:例え話になってしまいましたが…!

もし、Aさんが高い偏差値の学校を目指すことに対してモチベーションが上がるのであれば、その選択肢を選ぶ背中を押したいです。
また、高い偏差値の学校を目指すことで、その学校よりも偏差値の低い学校に入るための勉強・学力がクリアできるというメリットがあります!

 

—Aさん:はい!ありがとうございます!

 

進路選択で重要なのは「自分が納得できる」こと

Aさんのように将来の夢が決まっていても、高校卒業後の進路が決まっておらず、焦りを抱えている方も多くいらっしゃいます。
また、その反対のパターンもあり将来の夢は決まっていないけれど進学先が決まっていたり、将来の夢も進学先も決まっていないことだってあります。そのどれもが、進路選択に必要なステップであり、夢や進路が決まっていないからといって悲観的になる必要はありません。

今後の人生を左右する進路選択、高校生の皆さんが頭を抱えるのは当然のことです。

友達や身近な人がスムーズに進路決定が進んだからといって、焦る必要はありません。
自分の人生は自分のもの、進む道や方向性だって自分自身で決めて良いものです。未来の自分のためにも今の自分が納得できる進路選択を行うことが、なによりも重要なことです。それでも焦る気持ちが生じたら “3つのポイント” を試してみましょう。

 

POINT① 自己分析をしてみよう!

自分の好き嫌い、得意・不得意を思いつくだけ紙やスマホのメモ機能に書き出してみましょう。ポイントは、好きなことや得意なことだけではなく、嫌いなことや不得意なことも書き出すことで、自分の中の選択肢から不要な情報を取り除くことができます。
自分の頭にある色んな気持ちや考えを書き出し、一度テーブルに並べてみることが大切です!

POINT② 自分の「好き」や「夢中」が実現できそうな職業を探してみよう!

学びたい分野から進学先を選択することはもちろん、将来の夢を叶えるために進学先を選択するのも素晴らしい進路選択の方法です。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉が存在する通り、自分がやりたいこと・夢中になれることは、目標に向かって行動するための大きな原動力となります。まずは自分の「好き」や「夢中」を探り、その先に仕事を通してどのように人や社会に役立てられるか、先々のことを想像してみましょう!

POINT③ 将来の自分をいくつも想像してみよう!

高校生にとって進路選択はとても重要なことですが、高校卒業後、大学や専門学校への進学や会社への就職を経た後でも自分のやりたいことに挑戦する機会は、自分で作り出すことができます。将来の夢が複数ある人でも、すべてを同時に叶えることはもちろん難しいので、段階的にステップアップを図る場合も多いでしょう。
高校卒業後にすべきこと、さらにその未来にやりたいこと、自分の将来を何通りも想像してみましょう。進路選択に対して慎重に向き合うのは素晴らしいことですが、プレッシャーを負いすぎるとせっかくの視野を狭めてしまうので、柔軟な思考をもって自分にとってのベストを選択できるとよいですね。

 

編集後記

本記事では、進路選択にまつわるお悩みに対してLMアドバイザーとの対談記事、進路選択で気持ちが焦った時のポイント等、ご紹介いたしました。
進路選択の最中にある人、これから進路選択を迎える人、それぞれの皆さんにとって、少しでも参考になる内容であると嬉しいです。
ちなみに、高校時代の筆者は周囲の友達の進路が早々に決まっていくことに対して、焦りや不安を抱いている側でした。当時は自分のしたいことと、技術や学力、環境などが叶わなかった部分があるのですが、年を重ねるごとに形を変えて挑戦したいことや学びたいことに向き合える時間が増えていきました。
また、進路選択にお悩みを抱えている方へ、少しでもお役立ちできたらと感じています。
ぜひ、LMアドバイザーまでお気軽にご相談ください!