【LMアドバイザーが回答】大学付属の高校から別の大学を受験することは難しい…?

【LMアドバイザーが回答】大学付属の高校から別の大学を受験することは難しい…?
        

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投稿日:2023年7月21日 | 最終更新日:2023年12月21日

大学付属の高校へ入学!もしも進路が変わった時、途中で進学先を変えることはできるの?

大学付属の高校に通っている方の多くは、内部進学で付属大学へ進学されるケースが多いです。あらかじめ行きたい大学の付属校である中学や高校に入学し、進学条件をクリアすることで大学受験なしで進学することが可能です。

しかし、高校生活の途中で将来やりたいことや学びたいことの選択肢が増え、付属大学では学べない分野に興味を抱く場合もあります。希望の進路を叶えるため、付属大学ではない別の大学に進学することはできるのでしょうか…?

今回、大学付属の高校に進学予定の中学3年生であるBさんから、LMアドバイザー(ライフマップの進路相談アドバイザー)に寄せられたお悩みをご紹介します。
Bさんは付属大学ではない別の国立大学への進学を考え、今後の外部受験に対して不安を抱えておられました。

■相談ケース

大学の付属高校に進学予定の中学3年生です。付属ではない別の大学(国立大学)への進学を考えているのですが、このような場合の受験は難しいのでしょうか…?

悩む女性

ーBさん:進学についての相談となります。

大学付属の高校から大学受験を目指すのはやはり難しいですか?

 

ーLMアドバイザー:Bさん、ご相談いただきありがとうございます!

中3からの段階であれば、国立大受験をすることを念頭に置いた勉強を今から始めたとしても、十分大丈夫ですよ!(ただ私立受験より、多くの科目を勉強する必要があるので、Bさんの勉学、陰ながら応援してます…!)どの大学を目指すべきか……。実は学年によってお伝えする事項は様々あるのですが、Bさんは自分が「一番行きたい学校を目指す」ことをオススメします!!

 

ーBさん:ありがとうございます!

因みに法学部が有名(司法試験合格率の高い)な大学及び大学院のオススメはありますか……?

 

ーLMアドバイザー:やはり、司法試験の合格率の高い大学がオススメとなります!

司法試験合格率が高い大学は、コネクション力(社会人になる時のお話しで先の話ですが)もあり、オススメになっております!司法試験合格率の他にも学費面も考慮した上で選ぶ必要はありますが…!

 

ーBさん:わかりました!ありがとうございます!

 

ーLMアドバイザー:お力添えになれたら幸いです。

一応法曹コースが設置されている大学一覧のサイト、載せておきますね!

 

大学付属の高校から外部の大学への受験・進学は可能!ただし強い意志が必要に。

Bさんのように大学の付属高校に通いながら、他の大学を外部受験することは可能です。
大半の付属高校で外部受験をすることが可能ですが、具体的な制約や規定は学校の方針やルールによって異なる場合があるので、事前によく確認をしておきましょう。

また、付属高校ではほとんどの生徒が付属の大学へ進学することもあり、大学受験を控えている生徒との学習に対するモチベーションや、卒業までのスケジュール感が大きく異なってくるでしょう。そんな中、目標としている外部大学の合格に向けて受験勉強に励むには、強い意志が必要になります。

外部受験のために心掛けたい3つのポイント

高校卒業後の目標のために、自分の意志で進路を変えて外部受験にチャレンジすることは、素晴らしい選択の一つです。一定の困難が伴うかもしれませんが、達成可能な目標です。ここでは外部受験の対策に向けて、3つのポイントをご紹介します。

POINT① 外部受験を予定している大学の入試情報を自ら得よう

内部進学を前提としている学校では、外部受験に対するサポートが薄い場合も。
自分で情報収集や受験対策を行うことが重要になります。外部の予備校や進学塾などのサポートが必要になる場合もあり、常に最新の入試情報をキャッチできるよう意識しましょう。

POINT② 予備校や進学塾の授業や模試を通して学校外部の雰囲気を取り入れよう

内部進学をする生徒と外部受験をする生徒の間には、大学受験や学習に対する意識に少なからず差が生じることがあるでしょう。
通学している付属高校以外に予備校や進学塾に通っている場合は、周囲と共に受験に励んでいる空気感を取り入れることができるので、自身のモチベーション維持にも繋がります。付属高校以外の生徒と交流することで、新しい情報や刺激を受けることができます。

POINT③ 外部受験の合格に向けて「勉強計画」を立てよう

外部受験に限ったことではないですが、目標としている大学の受験科目や試験内容を把握し、早めに勉強計画を立てましょう。
付属高校の内部進学では、一定の進学条件をクリアすることで付属の大学への進学が可能であることが多いので、外部受験を控えている場合、周囲とは別の計画を立てる必要があります。内部進学を予定している周囲の生徒とは共感できない部分で不安に感じることがあると思いますが、付属高校の担任や進路担当の先生、通っている予備校・進学塾の信頼できる先生などに、受験に対する勉強計画についてアドバイスを仰ぎましょう。

編集後記

本記事では、「大学付属の高校から外部の大学への受験」に関するお悩みに加え、外部受験のために心掛けたいポイントについて、LMアドバイザーとの対談記事を交え、ご紹介いたしました。
大学の付属高校として、今後の大学受験がないという点は大きなメリットですよね。
その分、自分の時間を作りやすい環境であることで、部活動や課外活動など自分のしたいことに時間を使うことができる点も魅力の一つです。
そんな中、将来の目標や学びたいことのために付属ではない他の大学を志すことは、相当な決意が必要であったと思います。外部受験は困難が伴いますが、ご自身の進路選択に自信を持って受験に臨まれることを、私たちは応援しています。

また、今回のご相談ケースのように進路変更や具体的な進学先情報についても、LMアドバイザーよりご回答させていただきます。進路や学校生活、みなさんの感じるモヤモヤを少しでも解消できるきっかけを作れるよう、努めてまいります!ぜひ、お気軽にご相談ください!