【専門学校】学校推薦型選抜について解説!指定校制・公募制を理解しよう

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投稿日:2023年7月21日 | 最終更新日:2023年12月21日

大学入試同様、専門学校でも入試方式に学校推薦型選抜が実施されており、その種類も「指定校制」「公募制」と分かれています。同じ推薦型選抜の中で種類が分かれている場合、自分がどちらを受けるべきか、迷ってしまいますよね。

本記事では、専門学校の学校推薦型選抜について理解を深め、さらに指定校制・公募制それぞれの特徴を区別しながら、自分がどの入試方式に適しているか確認していきましょう!

学校推薦型選抜とは?

学校推薦型入試は、一般入試よりも早い日程で実施されることがメジャーです。本入試の一番の特徴として、出身高校の学校長による推薦書類が必要な入試方法を指します。
学校長からの推薦を受けるには、学業成績を数値化した評定平均で判断されることが多いですが、部活などのスポーツ・文化活動や課外活動の実績、資格取得実績など、推薦基準はそれぞれとなります。

また、学校推薦型選抜で入試を行い合格した場合、合格した学校に必ず進学しなければならないという特徴を持っています。

推薦してもらう先の一校だけを受験をする「専願」が基本!

学校推薦型選抜「指定校制」について

指定校制推薦入試については、専門学校が指定する特定の高校に在学する生徒にのみ、受験資格を与えられる入試方式です。
さらに「校内で受験できる人数は〇名まで」といった、人数制限が設定されており、専門学校側からは平均評定や出席日数に関する条件も加えられます。

もしも、同じ学校を志望している人が定員以上いた場合は、校内選考が行われます。平均評定の高い順に選出される、または進路担当の先生による面接などが実施されます。
志望者全員が推薦を受けられる訳ではありませんが、校内選考を通過した場合には、ほぼ志望校への合格が確約されるという特徴があります。

しかし、校内選考を通過した後、専門学校による面接や課題、手続きに関しても真面目に取り組むことが重要です。

▼こんな人におすすめ

  • 専門学校の指定校制推薦入試の枠が自分の高校にある
  • 日常的な遅刻や欠席が少ない
  • 専門学校から定められた評定平均をクリアしている

学校推薦型選抜「公募制」について

公募制推薦入試は、出身高校の学校長から推薦を貰うことで、受験資格を与えられる入試方式です。指定校推薦での入試を希望していたが、自分の在学する高校が推薦枠になかった際、公募制推薦入試を選択する場合が多く、全国どの高校からでも出願できるのが大きな特徴です。

また、専門学校が求める評定平均や出願条件を満たしている且つ、出身高校の学校長から推薦が得られれば、誰でも受験することができます。

しかし、特定の専門学校などに定員が集中した場合は倍率が高くなるので、指定校制推薦入試とは異なり、高確率での合格が難しくなります。

こんな人におすすめ

  • 専門学校の指定校制推薦入試の枠が自分の通う高校になかった
  • 「公募制特別推薦選抜」の場合、部活動での大会出場実績などがある
  • 「公募制一般選抜」の場合、専門学校から定められた評定平均をクリアしている

学校推薦型選抜が気になったら起こすアクション

POINT① 早めに担任や進路担当の先生に相談しよう!

学校推薦型選抜という入試方式に興味を持ったら、高校の担任、進路担当の先生に相談や質問することをおすすめします。過去の入試傾向や、最新の情報をもって具体的な相談に乗ってくれることはもちろん、在籍高校から専門学校への提出書類の準備期間を含めて、早めに受験意思を伝えるようにしましょう。

POINT② 志望の専門学校が開催するオープンキャンパスに1回以上は参加しよう!

専門学校による学校型推薦選抜の選考方法は様々ですが、多くの学校が書類選考や面接を実施しています。専門学校のパンフレットをよく確認することはもちろん、専門学校が開催するオープンキャンパスや体験授業に参加することが重要です。
実際に自分の目で見た専門学校の魅力や体験して感じたことなど、独自の視点は書類選考・面接ともに評価のポイントに繋がります。何度も同じ学校のオープンキャンパスに参加して、教員や在学生とコミュニケーションを取ることもおすすめします。

POINT③ 志望校が決まったら早めに出願をしよう!

多くの推薦型選抜には、募集定員が設定されています。出願期間についても、「定員になり次第終了」という場合が一般的です。
志望校や気になっている学校の入試情報が公表されたら、入試スケジュールを確認し、早めに出願に向けての準備を進めていきましょう。また、事前に担任や進路担当の先生に相談をしておくことで、情報の共有をスムーズに受け取ることができるでしょう。

入試スケジュールが早いため、早めの情報収集を心掛けましょう!

ここまで、専門学校の学校推薦型選抜(指定校制・公募制)それぞれの特徴についてご紹介してきました。自分に合う入試方式は見つけられたでしょうか。総合型選抜(AO入試)に次いで、入試スケジュールが早い入試方式なので、情報収集は常に早めの確認を心掛けることが重要です。
納得のできる入試方式を選択できるよう、事前準備を徹底していきましょう!

 

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