専門学校って落ちるの?入試が不安な高校生に不合格の理由と対策法を紹介!

専門学校って落ちるの?入試が不安な高校生に不合格の理由と対策法を紹介!
      

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種
 

この記事は約 5 分で読めます。

投稿日:2022年1月17日 | 最終更新日:2023年10月2日

専門学校の入試の中には、筆記試験などで学力を測らない入試も多くあります。
書類審査や面接のみで合否が決まることも多く、周囲で専門学校に落ちたという話はあまり耳にしないのではないでしょうか。

「もしかして、専門学校は基本的にどんな学生でも合格するのではないだろうか?」と思う方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
専門学校も、求める学生像に応じた学生であるかをきちんと見て合否を判断しています。

確かに一般的な大学入試に比べると基本的には不合格になることはありません。

しかし、それでも落ちてしまうことはあります。
ではその専門学校に落ちてしまうような場合にはどのようなものがあるのでしょうか。

この記事では、専門学校の入試に受かるかどうか心配な方に、不合格になりやすいケースや、入試に落ちる人の特徴をお伝えします。
合格の確率を上げるための対策もご紹介するので、ぜひ専門学校の入試対策にお役立てください!

専門学校に落ちてしまう理由とは?

出願者が多い

まず第一の理由として、とても人気のある専門学校の場合です。

基本的に学校が指定する募集定員を多少上回る程度ならば求める学生の条件に沿った方は全て合格できるのですが、大幅にその募集定員を超えてしまった場合は不合格になる出願者が出るケースもあります。
入学希望者が定員まで集まれば、早い時期に募集を締め切る学校もあります。

基本的に出願者が多く、入試の倍率が高くなる傾向にある学校の場合は、パンフレットやホームページ、オープンキャンパスなどで案内があります。
そのため事前に募集要項などを確認し、そういった記述がないかを確認しておくのが大切です。

また、パンフレットなどに記載が無く不安な場合は、どれぐらいの人が出願しているのか、倍率がどのくらいなのかを学校に直接問い合わせてみるのも方法のひとつです。

基礎学力が必要とする分野

また、特定の分野の専門学校に出願する場合も、不合格になってしまう可能性があります。
基本的に専門学校には偏差値という概念は存在しませんが、分野によっては合否に関わる基準を設けている学校もあるのです。

例えば、客室乗務員やグランドスタッフなどのエアライン関係の専門学校は、語学力やある程度の教養が必要な職業なので基準を設けている場合があります。
医療や看護の分野を学ぶ専門学校は、生物や化学などの理科に関する基礎的な知識が必要になるので、最低限の学力を測る試験を設けている学校もあります。
また、公務員を目指す専門学校も基礎的な知識が求められることが多いです。

これには理由があり、特に専門学校というのは通常の四年制大学と比べ、2年または3年という短期間で一つの分野に特化した学習を行う学校です。
よってその分野が全くできない、とても苦手、という方にとっては学習は苦痛でしかありませんし、せっかく卒業しても就職先が見つからないなんてこともあります。

そうした理由もあり、学生のことを考えて、入試の段階で学力検査を設けている学校も存在します。

志望動機が曖昧

専門学校では、推薦入試やAO入試でも、面接を非常に重視します。
もちろん適切に受け答えができるかどうかも見ていますが、人としてのマナー、やる気、一般的な常識があるかどうかが確認されます。

面接で志望動機が曖昧な学生は不合格となる可能性があります。

専門学校は、先ほどもご紹介したように2年もしくは3年という短期間で実力を養成する必要があり、適性のある学生を求めています。
専門学校の卒業後は、基本的に即戦力として社会に出ることになります。
卒業生が即戦力として活躍することができなければ、その学校の評判や今後の就職実績などに影響が出ます。

よって志望動機がはっきりとしていて、2年間もしくは3年間でしっかりと熱心に学習を行う主体的な姿勢を見せ、即戦力として企業で活躍できる人材を専門学校は求めるのです。
志望動機がはっきりとしていても、上手に言語化できなければ不合格となってしまう可能性があるので、志望動機はしっかりと考えて、端的かつ熱意が伝わるようなものを考えるようにしましょう。

特に専門学校のAO入試では、面接官も注意深く学生を見ますので、しっかりと面接対策をする必要があります。

専門学校では特に入学希望者のやる気を重視しますので、高校などでの生活態度等に大きな問題がないのに不合格になった場合は、面接での自身の対応が学校の求めるものでなかったと考えられます。

▼自分にぴったりの専門学校を探してみる

自分にぴったりの専門学校を探してみる

専門学校に合格するための対策とは?

専門学校に合格するための一番の対策は、オープンキャンパスに参加することです。

学校によっては、オープンキャンパスに参加した学生に限って特待生制度を利用できたり、AO入試にエントリーできたりと有利な形で受験することができることがあります。

そして、面接官の多くは講師または教授なので顔を覚えてもらうこと、そしてこちら側もどのような講師・教授であるのかを事前に知ることで、面接の際に緊張することもなくなります。

面接は試験ですが、試験官も人間です。

何度も熱心にオープンキャンパスに来て、入学したらどのようなことがしたいか語ってくれた学生が面接に来たら、多少緊張して上手く言語化ができていなくても、意志をくみ取ってくれる可能性もあります。

何よりオープンキャンパスは、学校の雰囲気を知り、どのような学生生活を過ごすことができるかを見ることができるので、合格、不合格以前に専門学校を受験する全ての高校生の方に参加をオススメしたいです。

▼オープンキャンパス参加特典がある専門学校を探してみる

オープンキャンパス参加特典がある専門学校を探してみる

まとめ

ここまで専門学校の受験に落ちてしまうパターンや、その対策についてご紹介してきました。

専門学校は基本的には受験した多くの学生が合格しますが、基本的な対策をしないと不合格になってしまう可能性もあります。

特にオープンキャンパスは学校の雰囲気や学生生活をイメージできる貴重な機会であり、入試にも役立つのでぜひ参加してみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

▼オープンキャンパス参加特典がある専門学校を探してみる

オープンキャンパス参加特典がある専門学校を探してみる
 

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種