調理師になるには?必要な資格や仕事内容、免許の取れる専門学校を紹介!

  • 2020.07.21
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調理師になるには?必要な資格や仕事内容、免許の取れる専門学校を紹介!
      
              

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投稿日:2020年7月21日|最終更新日:2024年6月12日

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「美味しい料理で人を笑顔にしたい!」そんな夢を持つあなたへ。

調理師は、単に料理を作るだけでなく、食材の知識、衛生管理、栄養バランスなど、幅広い知識と技術が求められるプロフェッショナルです。レストランやホテル、病院、学校など、活躍の場は多岐に渡り、人々の食生活を支える重要な役割を担っています。

この記事では、調理師になるための道のり、必要な資格、仕事内容、将来性などを詳しく解説します。調理師を目指す人におすすめの専門学校も紹介するので、ぜひ調理師の夢の実現に役立ててください!

調理師とは?料理人との違い

調理師とは、人に提供する料理を作る人、またはその職業です。飲食店や施設などに所属し、オーダーや決まった献立に応じて、顧客や利用者が口にする料理を作っています。
料理人との違いは、資格の有無です。資格について詳しくは後述しますが、調理師は国家資格である「調理師免許」を持っている料理人だけが名乗れます。

そんな調理師の活躍の場は幅広く、レストランやホテルをはじめ、病院や学校、福祉施設、さらには結婚式場やケータリングでも料理の提供を行なっています。私たちが外食で口にしている料理の多くは、調理師の手で作られていると考えても良いでしょう。つまり、人々の家庭外での食事において、調理師は欠かせない役割を担っているのです。

また、調理師の仕事には料理の実力が必須であるため、常に腕を磨く努力が求められます。さらに、下積みが必要となることも多く、勤務時間も長めであるなどハードな面が目立ちますが、現在も多くの調理師が優れた料理を人々に提供することにやりがいを感じながら料理の提供を行い、人々の外食を支えています。

調理師の仕事内容とは?調理だけでいいの?

先述の通り、調理師の主な仕事は、調理を行うことです。調理師は、飲食店や病院、学校、福祉施設など、さまざまな場所で活躍できます。顧客のオーダーや決められていた献立に応じて料理を作り、それをホールスタッフなどが食べる人のもとへと運びます。

しかし、調理師の仕事はそれだけではありません。料理をスムーズに提供するための下準備や、営業後の片付け・掃除も大切な仕事の一部であり、時には料理に使う食材の選定や発注を行うこともあるでしょう。

さらに調理師は、ミーティングや新メニューの試作など、店舗の運営に関わる業務も他のスタッフと協力しながら行います。

そして調理師はお客様に美味しい料理を提供するだけでなく、食の安全を守るという重要な役割も担っています。そのため、常に衛生面に気を配り、安全でおいしい料理を提供することが求められます。

調理師になるには「調理師免許」を取得しよう

調理師として働くためには、まず調理師免許を取得しなければなりません。調理師免許は国家資格であり、取得することで調理師として認められます。調理師免許を持っていないと、調理師と名乗って働くことはできません。

調理師免許の取得には、まずは料理人として経験を積んでから調理師試験を受けて免許を取得する方法と、調理系の専門学校を卒業することで調理師の資格を得る方法があります。

また、調理師免許を取得した後は、調理師を募集している飲食店や施設に対し就職活動を行うことになりますが、多くの場合、就職後すぐに本格的な調理師の仕事ができるわけではありません。まずは見習いとして、雑用をこなしながら現場のノウハウを学ぶのが一般的でしょう。その中で徐々に実務を身に付け、実力を磨いていくことになります。

このように、一人前の調理師になるためには、地道な修行が必要です。病院や学校、施設などに就職する場合には修行という形ではないかもしれませんが、最初は先輩に付いて実務を学ぶことになるでしょう。

調理師に必要な国家資格「調理師免許」とは?

ここまでも触れてきたように、調理師には調理師免許の取得が必要です。調理師免許は国家資格であり、保有していなければ、調理師を名乗って働くことはできません。違反した場合には、罰金を課せられることもあります。

調理師免許は、調理師法に基づき公衆衛生学、食品学、栄養学などの知識を持つ人に与えられる調理のプロの証明です。そんな調理師免許の保有者は国内に300万人以上おり、多くの人が飲食業界で活躍しています。この免許を保有していれば、飲食関連への就職はしやすくなるでしょう。

調理技術技能センターが実施する調理師試験は、中学卒業以上の学歴と「2年以上の調理業務経験」の職歴があれば受験できます。ただし、喫茶店など簡易な飲食の調理は実務経験とは認められません。

一方、厚生労働省指定の調理師養成施設(高校、専門学校など)で学んだ場合は、卒業と同時に調理師免許が取得が可能となり、最短1年で調理師になることができます。

調理師免許を取得するには
1.2年以上の調理実務経験ののち、調理師試験に合格する。(合格すると調理師免許が申請できる)
2.厚生労働省指定の調理師養成施設を卒業する。(卒業と同時に調理師免許が申請できる)

どちらの方法を選ぶかは、あなたの状況や目標によって異なります。
調理師養成施設では、体系的なカリキュラムで基礎から実践的な技術まで学ぶことができ、卒業後すぐに調理師として働くことができます。一方、調理師試験は独学での勉強も可能ですが、実務経験が必要となるため、働きながら調理師を目指す方におすすめです。

また、調理師としてさらに実務経験を積み、「専門調理師」「調理技能士」などの資格取得を目指すことも可能です。
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調理師試験や難易度について

調理師免許取得試験の合格率は例年60%ほどであり、国家資格の中では比較的取りやすいと言われています。試験の概要は以下の表をご覧ください。

受付期間 5月~6月上旬(各都道府県による)
受験日程 10月(各都道府県による)
受験料 6,400円(各都道府県による)
試験会場 各都道府県の指定会場
試験形式 マークシート
試験時間 約2時間
受験資格 中学校卒業以上で、2年以上調理の実務経験があること
合格条件 得点率60%程度

※試験の日程や会場、受験料などは都道府県によって異なり、表では東京都の例を記載しています。また、この概要は2024年のものになります。
※試験に合格しただけでは調理師ではありません。合格後に各都道府県で免許の申請が必要です。

今後の調理師の将来性

現代にはさまざまな飲食店が存在し、多くの人が外食を楽しんでいます。飲食店に注目するメディアやSNS記事は多く、また女性の社会進出に伴い共働き世帯が増加していることから、飲食店の役割はより重要度を増しており、これからも外食をする人がいなくなることはないでしょう。

そして、外食の裏には作り手である調理師の存在が欠かせません。また、近年では高齢化により施設利用者が増え、病院や福祉施設などでの食事提供においても食品衛生の知識と調理技術を持つ調理師の需要はあります。

よって、調理師という職業が極端に衰退するようなことはなく、今後も一定の需要は保たれるでしょう。

調理師の就職先

調理師の就職先は多岐に渡り、食事を出すさまざまな店舗や施設で活躍しています。
例えば、ホテルやレストラン、料亭などの飲食店では、多くの調理師や調理師見習いが働いています。また、学校や病院、福祉系施設にも調理師は勤務し、子どもや利用者の食事作りを行っています。

調理師の求人は比較的多いですが、見習いから始めなくてはならないケースが多く、また実力がものを言う世界であるため、年齢による優遇などはほぼありません。就職するにあたっては、見習い期間を乗り越えられる熱意が必要でしょう。
ただし、調理師としての実績がある方の転職については、条件が優遇されることもあります。

調理師の平均年収・MAX年収

調理師の平均年収は330万円前後で、月収はおよそ20万円になります。しかし、調理師の勤務先は幅広く、それによって年収は大きく変わります。高級レストランやホテルの調理師であれば、平均よりも高い年収が期待でき、中には1000万円以上の年収を得る調理師もいるようです。また、自身で開業している場合には、その店の経営状態が年収にも大きく反映されるでしょう。

ちなみに、調理師の見習いの場合には、この水準はぐっと下がります。年収は300万円に届かず、月給は10万円代が相場でしょう。給与面でも、見習い期には忍耐が必要です。

調理師に向いているのはこんな人

調理師に向いている人の第一条件としては、料理が好きであること、自分の作った料理を人に食べてもらうことが好きであることが挙げられます。調理師は人のために調理をすることが仕事であるためです。この気持ちが根本にあることで、やりがいを持って仕事に取り組むことができるでしょう。

また、人に料理を提供するためには、技術を高めたり味を極めたりする努力も必要であるため、努力家で探究心がある人も調理師に向いていると考えられます。

さらに、調理師には技術を身につけるための下積みが必要です。下積み中には、下準備を任されたり雑用を頼まれたりと、自分の思い通りに料理をできないこともあるでしょう。また、職場によっては勤務時間が長いことも、朝早くからもしくは夜遅くまで働かなければならないこともあります。よって、調理師には精神的・体力的なタフさも必要。仕事のハードさに耐えられる力が求められます。

調理師に関連する職業や資格

調理師に関連する職業

調理師に関連する職業には、シェフや板前などがあります。これらは調理師と同じく、顧客に提供するための料理を作る職業です。

しかし、シェフはその中でも料理長を指し、これはフランス語なので、特にフレンチの世界でよく使われています。また、板前は主に日本料理店や寿司店などに勤める料理人を指しますが、板前として働くために調理師免許は必要ありません。調理師免許は調理師を名乗って働くために必要なものであるためです。

とはいえ、シェフや板前のような料理人には調理師免許を取得している人が多く、その知識を料理に生かして料理を作っています。また、「ふぐ調理師」のように調理に特別な資格等が必要になる場合もあります。

調理師に関連する資格

調理師に関連する資格には、「調理師」免許の他にも、「栄養士」や「管理栄養士」、「フードコーディネーター」などがあります。

「栄養士」と「管理栄養士」は人々の健康を食・栄養の面から支えるための知識を証明する資格であり、また「フードコーディネーター」は食のプロデュースというより商業的な知識を証明する資格です。これらはどちらも食に関わる資格であるため、調理師の仕事にも役立つでしょう。

また、「野菜ソムリエ」や「ハーブソムリエ」など、食材に関するソムリエ資格も調理師に関連する資格として挙げられ、これらの知識は食材選びや調理に生かせるでしょう。

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調理師に関連するおすすめの専門学校

ここからは、おすすめの調理師に関連する専門学校をご紹介します。

調理師の世界は、美味しい料理を作るだけではありません。安全でおいしい料理を提供するためには、食材の知識、調理技術はもちろん、食品衛生や栄養学の知識も欠かせません。
調理師になるための学校では、1日の授業の中で、これらの知識を座学と実習を通して総合的に学ぶことができます。例えば、食品衛生の授業では、食中毒を防ぐための衛生管理方法や、食材の適切な保存方法を学び、栄養学の授業では、栄養バランスの取れた献立作成や、食材の栄養価について学びます。

ここで紹介するのはいずれも調理師に関連する分野でとても評価の高い学校なので、調理師について専門的に学びたいという方には最適です。

西武調理師アート専門学校【埼玉県所沢市】

◆関連学科:調理師科(昼間部1年・夜間部1.5年)

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国際調理製菓専門学校【新潟県新潟市】

◆関連学科:シェフ学科、健康給食学科、カフェ学科、調理師学科、栄養士学科、パティシエ学科

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