パンと洋菓子の両方を学んだ経験が活かされる

君塚 利和さん

君塚 利和さん

製菓技術学科洋菓子科 26期生
ベーカリー、洋菓子店での修業を経て、2000年千葉県茂原市に「あんぽんたん」をオープン。2017年6月千葉県船橋市習志野台に「アンポンタン トロワ」をオープン。
千葉県立大多喜高等学校卒業。

「ベーカリーがケーキもやるのは当たり前」と語る君塚さん。日本菓子専門学校の製菓技術学科を経て、修業時代には製菓・製パンのどちらも経験したことが今活かされているという。とくに良かったと思える点は材料に関して。「パン屋さんの材料」「ケーキ屋さんの材料」といった垣根をつくらず「何でもあり」のスタンスで、より良い製品、特徴ある製品をつくるための材料選びができること。それぞれの材料のことをしっかり分かっていないと、こうは言えない。そしてこれが本来のブーランジェのあり方だろう。

常にアイデアを考える。和菓子づくりに終わりはない

犬竹 悟さん

犬竹 悟さん

製菓技術学科和菓子科 37期生
石川県立水産高等学校を卒業後、銀行に勤務。奥さんのちよみさんと知り合う。和菓子についてほとんど知識がなかったが、ちよみさんから和菓子づくりの面白さを聞いているうちにその魅力にひかれる。転職を決意し、日本菓子専門学校に入学。卒業後、ちよみさんとともに千草庵を経営する。

「多くの仲間ができたし、先生が細かい所まで教えてくれたのが良かったですね。実際にお店で働いている技術者を講師として招いた授業では、多くの知識や技術を学べました」。さらに、国家資格である製菓衛生師と2級菓子製造技能士を取得。犬竹さんの和菓子技術者としての道はここから広がっていった。

同じ夢を持った仲間との出会いは一生の宝にも

浜崎 琢磨さん

浜崎 琢磨さん

製菓技術学科洋菓子科 40期生
ケーキハウス幸せの丘 勤務。料理が好きで、小さい頃からよく母親の手伝いをしていた浜崎さん。小学校の頃の夢はコックさん。高校生になって進路を決めるとき、調理と製菓で迷ったが、きっちり分量を量って作る方が好みだったことから製菓を選び、家から近かった日本菓子専門学校へ入学。マジパンが得意で、学校内のコンテストで技術賞を受賞した経験を持つ。卒業後、ケーキ店を2店経たのち、6年前にケーキハウス幸せの丘へ。パティシエになって9年目、休日は有名店のケーキを食べ歩き、商品開発のアイデアに活かしているとのこと。

パティシエとして活躍する人の中には、高校卒業後すぐにケーキ店などで働き始める人も多いと思います。それもひとつの道ですが、私は専門学校でしっかりと学んでから現場に出ることをお勧めします。というのも、働き始めると時間との勝負となり、ひとつの行程をじっくり行うのが難しいからです。日本菓子専門学校は3人1グループになって作業を行うため、全員がお菓子に触れられます。個々が一生懸命に作業をしなければ終わらないので、一つひとつの行程をしっかりと学ぶことができました。また、同じ夢を持った仲間との出会いは一生の宝にも。働き始めてからお互いの悩みを相談できますし、ライバルの存在はいい刺激になりますよ。

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