【高校生必見】データサイエンティストになるには?仕事内容、年収、資格、おすすめの学校について解説します!
- 2022.05.30
- ◯◯になるには
- データサイエンス, データサイエンティスト, 専門学校, 高校生
投稿日:2022年5月30日|最終更新日:2024年8月16日
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最近よく耳にする、「データサイエンティスト」。ビッグデータやAI、機械学習といった言葉が絡むこの職業、実際にはどんな仕事をしているのか気になる人も多いのでは?
この記事では、データサイエンティストとはどんな職業で、どんなスキルや資格が必要なのか、具体的な仕事の内容や年収、そしてデータサイエンスを学べる大学や専門学校について詳しく解説します。
未経験からでも目指せるこの職業の魅力や、急成長を遂げるデータサイエンスの分野で活躍するにはどうすればよいかも詳しく紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
データサイエンティストとは?
データサイエンティストとは、大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を分析・解析することで、新たな商品やサービスの開発に役立てたり、ビジネスの効率性や競争力を高めたりする仕事です。
データサイエンティストは、ITやデータ解析の知識とスキルに加え、ヒアリングやコミュニケーション能力、業務改革のための発想力が求められます。具体的には、データの収集・分析、課題解決のための仮説立案、結果の活用などが含まれます。
データサイエンティストになるには?
データサイエンティストになるために必須の資格はありませんが、スキルの証明として役立つ資格がいくつかあります。
データサイエンスやITの基本スキルは必須であり、統計学、数学、情報工学を学ぶことが多いです。
やはり理系でないと難しいと思われそうですが、前述のとおり、データサイエンティストには課題解決のためのコミュニケーション能力や発想力も重要になります。
そのため、データサイエンス系の学部は幅広い視野を持つ人材育成を目指して、専門の学部や学科を設置している大学も増えており、文理融合系の学部で学ぶことができます。
つまり、データサイエンティストには広範な視野と創造力が求められるため、文系・理系を問わず活躍できます。入試科目にも配慮がなされていることが多く、文系出身者でも進学が可能です。
例えば国立大学では、滋賀大学、横浜市立大学、東京大学などがデータサイエンス系に特化した専門の学部を開設しています。
私立でおすすめの学校についてはこの後ご紹介していきますので、是非ご覧ください。
データサイエンティストの業務内容は?
データサイエンティストの業務は、ビッグデータから有益な知見を抽出し、企業の意思決定をサポートすることです。
業務内容には、データの収集・整理・分析、仮説の検証、ビジネスモデルの提案などが含まれます。データサイエンスのスキルを活用して、企業の競争力を高めるために重要な役割を果たします。将来的には、より高い需要が予測され、幅広い業界で活躍できる可能性があります。
データサイエンティストのスキルは、あらゆる業界で活かすことができます。金融業界、製造業、小売業はもちろん、例えば医療業界で新薬開発や医療画像分析をしたり、、スポーツ業界でアナリストとして選手やチームを強化する戦略を立てたり、公共機関で都市計画や防災などに関わったりすることができます。
データサイエンティストは今、ビッグデータ時代に必要不可欠な人材として幅広い業界で求められています。非常に将来性が高い仕事なので、今後はより需要が高まっていくでしょう。
データサイエンス(IT)が学べる学校を探してみる
データサイエンティストになるために役立つ資格は?
データサイエンティストになるための必須資格はなく、やはりスキルが重視されます。
そのため、スキルの証明として関連資格を取得しておくと、データサイエンティストとして就職を目指す際に役立つでしょう。
データサイエンティストを目指すにあたって役立つ資格には統計検定があります。
統計検定とは統計に関する知識や活用力を評価する全国の統一試験です。
統計調査士、専門統計調査士の二つの資格で構成されており、習熟度に応じた選択が可能となっています。
また、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が主催する情報処理技術者試験もオススメです。
情報処理技術者試験はIT技術向けの検定試験で、IT技術に対する理解が深いことの証明になる試験です。内容や難易度によってさまざまな試験がありますが、データベースの設計や構築などの専門知識を問うデータベーススペシャリスト試験は、データサイエンティストの能力を証明する特におすすめの資格となるでしょう。
データサイエンス(IT)が学べる学校を探してみる
データサイエンティストの平均年収は?
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、勤務先はIT企業、製造業、サービス業等が多く、
データサイエンティストの平均年収は557.5万円と、日本人の平均年収とされる461万円より高い水準となっています。
データサイエンスが学べる学校を探してみるデータサイエンティストを目指せるオススメの大学
ここからは、おすすめのデータサイエンティストに関連する大学をご紹介します。
武蔵野大学
◆関連学科◆
【データサイエンス学部】データサイエンス学科
武蔵大学のデータサイエンス学科は、ビッグデータ×人工知能(AI)で、新たな価値を創造する次世代データサイエンティストの育成を目指す学科です。
「ビッグデータとAIで新たな価値と未来の形を創造する」というテーマのもと、人工知能や機械学習、ビッグデータ、プログラミング言語ではPythonやIoT、環境情報マーケティングなどを学ぶことができます。
データサイエンティストはもちろん、AIクリエイターやデータエンジニア、機械学習エンジニア、UXデザイナーを目指すことができる学科です。
2019年4月に開設された学科ですが、インターン生などの評判も非常に高いそうです。
実力を養成し即戦力として活躍できる学生を輩出することに定評のある武蔵大学ですから、データサイエンス学科でも実社会の課題に課題に幅広く対応できる人材になることが期待できます。
立正大学
◆関連学科◆
【データサイエンス学部】データサイエンス学科
立正大学のデータサイエンス学部は、理系・文系にとらわれず、データサイエンスで新しい価値を創造する力を育てる学部です。
様々な分野での実績を持つ教授陣による講義と、実際にデータを用いてビジネスモデルを展開する企業組織との連携によるインターンシップやフィールドワークといった実践的な学びを受けることができ、キャリアに繋がるデータサイエンスを学べる文理融合型のカリキュラムが取り入れられています。
データサイエンスを広く実社会に応用し、ビジネスをはじめとした社会のあらゆる現場で新たな価値を生み出す、即戦力となるデータサイエンティストを養成することを目的としている学科です。
「専門知識」・「教養」という二つの柱を大切にしつつ、まず最初にすべての土台となる学問を学ぶため、数学があまり得意でなくても補習授業や習熟度別クラスで無理なくデータサイエンスを学ぶ基礎を積み上げてから、応用へと進めます。
データサイエンティストとなった卒業生が大学に戻ってデータサイエンスに関する情報交換を行ってくれたりするなど、卒業生から有益な情報を得ることができるというのも立正大学のデータサイエンス学科の非常に大きな特徴となっています。
立正大学の詳しい紹介はこちら
データサイエンティストを目指せるオススメの専門学校
ここからはデータサイエンティストを目指すに当たっておすすめの専門学校についてご紹介していきます。
専門学校では、大学よりも短い期間で実践的なスキルを習得できる場合が多く、就職サポートも手厚い傾向にあります。早く現場で活躍したいと考える方におすすめです!
東京情報クリエイター工学院専門学校
東京情報クリエイター工学院専門学校には、「ITスペシャリスト AIシステム・データサイエンスコース」が用意されており、データサイエンスについて専門的に学ぶことができるのが大きな特徴となっています。
IT基礎技術をまず徹底的に取得することができ、その後、現在注目されているトレンドの技術であるAI、ディープラーニング、ビッグデータ、データサイエンスなどの先端技術を学ぶことができます。
バランス良く先端技術を学ぶことにより、将来性のある人材になることができます。
データサイエンティストとしてだけでなく、他の分野のスキルも養成することができ、企業から重宝される存在になることができます。
また、実践的なスキルを身につけたりMicrosoft社の「Azure」や、Amazon社の「AWS」などのクラウド開発環境を教育導入しており、本格的な技術利用方法を学ぶことができるのもポイントです。
東京情報クリエイター工学院専門学校をチェックする
横浜システム工学院専門学校
横浜システム工学院専門学校は、ITの基礎からAIまで身につけられる「AI・データサイエンス科」を設置しています。
求められるAI・データサイエンスに関する知識・技術やコミュニケーションスキルを2年間かけてしっかり学び、AIエンジニア、データサイエンティストなどとして活躍するために欠かせない実践的スキルを身につけることを目指します。
ITパスポートや基本情報技術者試験など、スキルを証明できる資格に一人でも多くの学生が合格できるよう、事前の対策指導にもチカラを入れている専門学校です。
横浜システム工学院専門学校をチェックする専門学校 東京テクニカルカレッジ
専門学校 東京テクニカルカレッジの「データサイエンス+AI科」は、AIの普及で今後ますます必要とされるデータサイエンティストになれる学科です。
データの背後にある問題の構造や性質を明らかにする統計学を学び、適切な判断を助けるツールとして統計学を活用した根拠に基づく判断方法を学びます。
Python プログラミングによるデータ分析、Tableau を使ったデータの可視化も身につけて、現代の名探偵「データサイエンティスト」を目指せます!
専門学校 東京テクニカルカレッジをチェックする
総合学園ヒューマンアカデミーITカレッジ
総合学園ヒューマンアカデミーITカレッジは、IT企業が監修した業界直結の専門学校ということもあり、業界に就職するだけではなく、業界での活躍を目的にしています。
実践的なITの現場に対応したプログラミングを学ぶことができますし、本当に必要な基礎技術の完全習得を目指すスクールなので、さまざまなプログラミング言語を実践的に学ぶことができるのが大きな特徴です。
1年次からロボットやIoT、AIなど最新技術を丸ごと学べる総合的に学ぶ「ものづくり演習」では演習を重ねるだけでなく、学外の発表時期の機会を数多く用意してもらえるなど実践的な専門学校となっています。
プログラミングに関する知識が全くないという方でもITの基礎を徹底フォローするために「エントリー講座」も用意されており、
・「パソコンのキーボードがうまく使えない」
・「プログラミングの経験が全くない」
・「数学が苦手」
といった形でも最初の3か月でしっかりと時間を取り、繰り返し学習を重ねることでITエンジニアを目指す素地を養うことができます。
また、「企業課題」というものも用意されており、企業から出された課題としてプログラムを組んで評価をもらったり、インターンシップで働きながら企業に自己アピールが出来るなど、リアルなIT企業の最前線で実践を積む機会が数多くあるのが総合学園ヒューマンアカデミーITカレッジの大きな特徴です。
総合学園ヒューマンアカデミーITカレッジをチェックするアミューズメントメディア総合学院
ゲームプログラマー学科やゲームクリエイター学科などは業界就職率94%を誇る就職率が高い専門学校であり、大在校生のみならず、卒業後も支援し続けるバックアップ制度を実施しているとのことで、非常に信頼できる専門学校です。
業界のトップクリエーターが指導してくれるのはもちろんのこと、専任スタッフが一人ひとりにあわせて徹底指導してくれる就職のサポート体制もあるので、技術を身につけつつ理想の企業に就職するためのポイントについて学ぶこともできます。
業界ガイダンスセミナーなども数多く行われているので、常に業界の第一線で活躍しているクリエイターなどから話を聞くことができる点も大きなポイントとなっています。
アミューズメントメディア総合学院をチェックする
まとめ
今回はデータサイエンティストになる方法についてご紹介し、おすすめの大学・専門学校についてもご紹介してきました。
気になる学校があればぜひ資料請求などもしてみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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