医療事務の仕事内容って?🏥

医療事務の仕事内容って?🏥

ドラマなどで華やかに描かれる医療の世界。医療事務という職業は、事務という立場でそんな医療現場と関われる、非常に魅力的な仕事と言えます。
では、医療事務とは具体的に何をやっているのでしょう?
今回は医療事務について解説していきます!

医療事務の基本的な仕事内容とは?

医療事務の女性

診療の受付

病院には必ず「受付の人」がいますよね。受付も医療事務の仕事です。
まず保険証を提示してもらい、医療保険の有無を確認します。初診の患者さんには「問診票」を記入してもらいます。
もちろん聞いて終わりではありません。保険証や問診票に書いてある情報を全てパソコンに入力し、患者さんのカルテを作成します。

医療事務の会計

患者さんの診察が終わったら、お会計に進みます。その日の診療内容をパソコンに入力すると、必要な費用が自動的に計算されます。ですが、ここでもたつくと患者さんを長く待たせたり、お客さんの流れが滞ってしまいますから、早く正確に処理する能力が求められます。

診療報酬請求

そもそも病院の代金を患者さんが全て負担しているわけではありません。それ以外の部分は、その患者さんが利用している医療保険の保険者が負担することになっています。
月に一回「レセプト」と呼ばれる明細を作成し、それをまとめて請求するのが「診療報酬請求」というものです。
診療報酬請求は、医療機関の収入の、およそ7割を占める重要な部分。絶対にミスは許されません。基本的にはパソコンが作ってくれますが、人の目でしっかりチェックすることも大事です。

医療事務の1日って?

病院の開院前

大体開院の30分前には集合し、開院の準備に奔走しなければなりません。
まずは待合スペース、お手洗いなどの掃除から1日が始まります。今はコロナ禍なので、なおさら病院の環境衛生に力を入れなければなりません。
その後、院内外の掲示物のチェック。例えば、汚れているところや、破れているところはないか、ということです。
貼ってあるポスターがもし破れていたら、ちょっと嫌ですよね。
それが終わると、診療予約を確認します。午前中はどれくらいお客さんが来るのか、何に気をつけなければならないか、しっかり確認することが重要。

この3つが終わって初めて、患者さんを迎え入れる準備ができたことになるのです。「事務作業しかしなくていいんでしょ」というわけではありません。

午前中の診療

開院後は、基本的には受付として、患者さんへの対応を進めていきます。
初診の患者さんには、前述した通り、保険証の確認、問診票への記入のお願い、カルテ(その患者さんの記録)の作成、そして診療室へ案内する必要があります。
カルテを間違えて記入してしまえば大変なことに。名前なども、間違えずに記入するようにしましょう。
逆に、2度目以降の来院の場合はわざわざ保険証を確認したり、問診票を記入したり、カルテを作成する必要はないので、受付、診療室への案内のみで大丈夫です。
また、会計業務もあります。慣れるまではかなりヘビーな作業ですが、慣れてくると、流れでできるようになっていきます。
午前中の診療が終わると、昼休みが始まります。

医療事務の昼休み

「昼休み」ですが、全く仕事がないというわけではありません。午後の診療の準備を済ませなければなりませんし、レジの釣り銭の確保、現金の補充(精算機など)も行う必要があります。また、患者さんに忘れ物がないかも確認する必要があります。
意外にやることが多いんです。

午後の診療

午後の診療も、基本的には午前中とやることは同じです。体力的に疲労が溜まってくる時間帯ですから、より一層気を引き締めて業務にあたる必要があります。

診療が終わったら

もちろん診療が終わってもすぐに帰れるというわけではありません。午後分の会計の確認作業もしなければなりませんし、掃除も欠かさず行わなくてはなりません。
また、診療報酬請求の業務期間は、残業してそれを仕上げるということも起こり得るでしょう。

医療事務の仕事をする自信がなくなってきた…

こんな話を聞くと、「自分に務まるはずがない」「できそうに思えなくなってきた…」という人が出てくるかも知れません。
しかし、最初からなんでも完璧にこなせる人などいません。医療事務の仕事は慣れが肝心ですし、最初はあたふたして手間取ってしまうのは当たり前です。
それよりも、もし失敗しても諦めずにいられるか。そちらの方が重要です。
患者さん一人一人に対して丁寧に対応していけば、いつの間にか手際は身についているはずです。