【高校生必見】スポーツチームアナリストになるには?仕事内容、必要な資格、年収、おすすめの専門学校を紹介!
投稿日:2024年3月27日|最終更新日:2024年9月2日
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スポーツチームアナリストは、試合での勝利やチーム強化のために多様なデータを収集し、分析、解析する専門家です。スポーツアナリストととも呼ばれます。
本記事ではスポーツチームアナリストになる方法や業務内容、おすすめの学校などについてご紹介いたします。
スポーツチームアナリストとは?
スポーツチームアナリストとは、対戦相手チームの選手の動きなどをデータ化し、統計を取り、分析をして、おもに情報面からチームをサポートするスペシャリストです。
スポーツの情報戦略面における専門スタッフと言えるでしょう。
「スポーツアナリスト」は2014年に設立の一般社団法人日本スポーツアナリスト協会が用いた比較的新しい呼称であり、「情報戦略専門スタッフ」や「テクニカルスタッフ」、「ビデオコーディネーター」などのほか、チーム専属の場合「スポーツチームアナリスト」、「チームアナライザー」などと呼ばれることもあります。
スポーツアナリストは、野球なら「このバッターはどのような球種を打つことが得意か」や、サッカーならば「この選手はこの方向にPKを蹴ることが多い」など、様々な情報を分析することにより、チームの勝利に貢献することを目指します。
スポーツをこよなく愛する人物であることはもちろん、精度の高いデータを収集する能力や観察力、正確な情報を届けるためのITスキルが求められます。
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スポーツアナリストになるには?
スポーツアナリストになる方法としては、スポーツ現場で活躍した経験や指導者の経験を活かしてキャリアチェンジする方法と、学校やセミナーでスポーツアナリストになるために必要な知識やスキル、情報収集力、分析力、伝達力、競技特性や競技ルールを学んでチーム企業に就職する方法があります。
実際には、スポーツアナリストになるためには特別な資格は必要ありません。
しかし、先ほどもご紹介したようにスポーツに関する知識はもちろん、統計学やデータサイエンスに関連するスキルが必要とされるので、大学や専門学校などでそれらを学ぶのも一つの選択肢です。
例えば、大学や専門学校の中にはスポーツアナリスト科という学科を設けている学校もあります。
現在ではサッカー、野球、バレーボールなど競技ごとに専用分析ソフトが開発されているため、実際に業務に携わるにはそれらのソフトを使いなせるスキルも重要となるでしょう。
また、スポーツのデータ分析会社も近年では需要を高めています。
スポーツのデータ分析会社とは、特定のスポーツチームと契約し、専属で選手の動きやプレーの動向、他のチームの動向、結果などを踏まえて適切な情報を提供する会社です。
会社によっては個人の選手とサポート契約を結んでいるものもあり、その人気は近年では高まりを見せています。
もちろん、プロチームにスポーツアナリストとして就職するのも選択肢のひとつです。プロチーム専属のスポーツアナリストは特定のスポーツに絞って活動できます。
スポーツアナリストとしての技術を磨くことにより、自分が応援しているスポーツクラブの成績に貢献できるような日が来るかもしれません。
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スポーツアナリストの年収は?
スポーツアナリストの年収ですが、2023年6月公開の「スポーツ現場における国内情報戦略専門スタッフの実態調査」によると、年収を「400万円~ 599万円」と答えたスタッフが24.2%と最も多くなりました。
国税庁の令和2年度民間給与実態統計調査の報告によると日本の平均給与は433万円なので、情報戦略スタッフの多くは平均程度の年収に近いとも言えますが、実態調査したスタッフの52.2%が20歳代であることを考えると、比較的高収入であると考えられます。
また、所属や契約をしている企業やチームにより、報酬は大きく変わるでしょう。
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スポーツアナリストを目指せる大学・専門学校は?
スポーツアナリストになるための学校としては、先ほども軽くご紹介したように、スポーツに関する専門学校や、スポーツアナリスト科という学校を設けている四年制大学に進学することをおすすめします。
スポーツアナリストは、情報収集力や分析力、伝達力、競技特性、競技ルールを理解する必要があるのはもちろんですが、統計学を理解する必要があります。
統計学を理解するには四年制大学の経営学部や経済学部などで学べる統計の授業を受けることも選択肢のひとつです。
スポーツアナリストは求人が少なく、いくら統計学をはじめとした希少性の高いスキルを持っていたとしても、学校を卒業する際に希望の募集に巡り合えないことも考えられます。
その際に就職先に困ることのないよう、経営学部や経済学部などの現代において市場価値の高いスキルや知識を学ぶことができる、いわゆる「潰しが効く」大学や学部に進学しておくことはリスクヘッジという観点から見ても、非常に大切と言えるでしょう。
また、企業に就職し実績を積むことで、就職したいスポーツのデータ分析会社や、プロチームの募集が開始された時に、いち早く自信を持って応募することができるというのも大きなメリットです。
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スポーツアナリストになるためのおすすめの専門学校
ここからは、スポーツアナリストになるためのおすすめの専門学校をご紹介します。
専門学校では、大学よりも短い期間で実践的なスキルを習得できる場合が多く、就職サポートも手厚い傾向にあります。早く現場で活躍したいと考える方におすすめです!
いずれもスポーツアナリスト分野でとても評価の高い学校なので、スポーツアナリストについて専門的に学びたいという方には最適な学校となるでしょう。
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◆関連学科:スポーツマネジメントテクノロジー科
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まとめ
ここまでスポーツアナリストについてご紹介してきました。
業務内容や求められるスキル、年収やおすすめの専門学校、大学などの進学先についてご紹介してきましたが、スポーツアナリストはスポーツを統計的に観察し、選手でも監督でもない新たな立場からサポートを行うやりがいのある職業です。
スポーツが苦手だけれど、スポーツ選手に貢献したい。
自分が応援しているチームに貢献したい。
データのプロとしてスポーツチームに貢献することができるというのは、今までにはなかった斬新かつ責任の重大な仕事です。
様々な観点から分析を行う必要があり、業務内容も非常に大変ですが、そのぶん分析したデータを基に担当しているチームが勝利を収めた時は何事にも変えがたい達成感を得ることができます。
少し変わった側面からスポーツにアプローチしたいという高校生の方は、ぜひ一度スポーツアナリストになるための専門学校や大学について調べてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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