【2024年度最新】調律師を目指すには?必要な資格・年収・学校についてご紹介
投稿日:2023年2月27日|最終更新日:2024年9月3日
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ピアノの調律師を目指したいと考えている方が実際に調律師になるには、どのようなキャリアを積んだり資格を取ったりする必要があるのでしょうか。
今回は調律師を目指す方向けに資格や年収、キャリア、学校についてご紹介していきたいと思います。
調律師を目指している中学生・高校生の方はもちろんのこと、知り合いに調律師を目指している方がいる方はぜひ本記事を最後までご覧ください!
調律師になるには?
調律師になるには必ずしも学歴や資格は必要とされませんが、音楽に関する専門的な知識が必要になるため、ピアノメーカーなどに付属する養成機関や専門学校、音楽大学の調律科に入り、必要な知識・技術を学んでいる場合がほとんどです。
調律科の養成機関に入学する条件として音に対する感覚が優れていることはもちろんのこと、指が1オクターブの鍵盤に届くことなどが必要とされています。
学科試験や適性検査などが設けられていることも多いです。養成期間は1年から2年間で、専門課程も含めると1年から4年間程度であるとされています。
調律師になる人の中にはピアノ製造会社の社員を目指し、ピアノの設計や組み立て、整調・整音の高低で基礎技術を身に着ける方も多いです。
調律師の年収は?
調律師の年収は比較的高く、全国平均で584万円程度と言われています。
最大4年間程度修行を積む必要があることを考えるとしても比較的高い年収と言えるでしょう。
調律師を目指す人におすすめの学校3選!
ここからは調律師を目指す人におすすめの学校を3校、ご紹介します。
それぞれ特徴がある専門学校なので、興味が出た方はぜひ自分でも色々と調べてみてください。
日本ピアノ調律・音楽学院
日本ピアノ調律・音楽学院はピアノ全体の組み立て、本体の取り付けなど基本的なことを勉強し、その後ピアノ調律や調整、声音、他の技術を取得できますので、基礎からしっかりと学ぶことができる学校です。
調律師として働くにあたって、特にカスタマーの自宅に伺い、一人で作業を行う上で非常に大切な技術を身に付けることができます。
国家資格がなくとも調律師になることはできますが、国家検定制度になったので、資格試験に合格すれば厚生労働省が認めるピアノ調律技能士と名乗ることができます。
よって日本ピアノ調律・音楽学院は資格試験の取得にも非常に力を入れており、3級資格と2級資格を在学中に取得できるカリキュラムが制定されています。
1級資格は卒業後実務を経て、通常より2年短縮して取得可能な点などを考えても、調律師のプロフェッショナルを目指したい方にとっては非常におすすめの学校です。
生徒一人一人が十分に調律師の個人指導を受けることができる体制が整っているというのも日本ピアノ調律・音楽学院の大きな特徴となっています。
完全な個人レッスンとなるために調律用と実技用に合計15台以上のピアノが学校内に準備されており、卒業生が就職後すぐに色々な仕事を任されても対応できるように色々な種類のピアノを体験できるよう設置されています。
調律・練習用設備は調律学校の中でも最高水準にあると公式サイトに記載されており、調律師も第一線で活躍している講師陣がそろっているので、十分に実技の個人指導を受けることができるというのも魅力的なポイントとなっています。
日本ピアノ調律・音楽学院の詳しい紹介はこちら
専門学校ESPエンタテインメント東京
専門学校ESPエンタテインメント東京ではピアノ技術者として必要とされる知識や技術を基礎から学び実践を繰り返すことによって高度な調律能力と修理成長技術を身に付けることのできる学校です。
就職実績は朝日ピアノや三浦ピアノをはじめとした様々なピアノ型の大手の企業に就職を果たしています。
授業の内容としては毎日の実習でスピードと正確さを身に兼ね備えた調律師技術を身に付ける調律実習や鍵盤の高さや沈む深さ、調節などでミリ単位の作業を繰り返し行い、最終的には全鍵の弾き心地を揃える技術を身に付けることのできるようなカリキュラムが組まれています。
資格対策としてピアノ調律技能検定などの資格取得を目指し、実力を発揮できるようにする授業などが揃えられています。
専門学校ESPエンタテインメント東京の詳しい紹介はこちら
国立音楽院
国立音楽院では、ピアノと音楽に深い興味を持ち、状況に応じてピアノを弾ける「トータル音楽家」としての調律師を養成することを大切にしています。
取得可能な資格としてはピアノ調律技能士はもちろん、様々なものがあります、
設立34年を誇る歴史のある学校であり、技術指導の確かさは卒業生が確実に実績を残していることからも分かる通り、信頼されるピアノ調律師になるために在校中に国家資格の合格を目指すのが大きな特徴となっております。
国立音楽院の詳しい紹介はこちら
まとめ
今回は調律師に目指すにあたって必要な資格や年収、キャリアや学校についてご紹介してきました。
特に今回紹介した調律師を目指すことのできる学校は非常におすすめの学校で、いずれも就職実績が優れており、授業も丁寧で基礎から学ぶことができる学校ばかりなので興味が出た方はぜひオープンキャンパスに参加してみたり資料請求をしてみてはいかがでしょうか。
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