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映像ディレクターになるには|仕事内容や年収、映像制作に向いてる人とは?

  • 2020.07.21
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映像ディレクターになるには|仕事内容や年収、映像制作に向いてる人とは?
   
              

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投稿日:2020年7月21日|最終更新日:2024年4月8日

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映像ディレクターの概要や仕事内容

映像ディレクターとは?

映像ディレクターとは、映像作品を制作する現場で実際にスタッフへの指示や演技指導をして作品を完成させる制作総指揮者のことです。

全体を統括するのはプロデューサーで、映像ディレクターはプロデューサーが決めた大枠の内容に沿って実質的に作品の企画や制作、演出をします。

構成やシナリオの作成、作成現場のカメラマンへの細かい指示や映像編集者、出演者への演技指導などのほか、編集作業も行います。現場全体を把握し、スケジュール通りに進行させる責任者となります。

特定のプロダクションやテレビ局、映像制作会社などで働く人のほか、それらに所属せずフリーランスで仕事をしている映像ディレクターもいます。

映像ディレクターの仕事内容とは?

制作現場の総指揮をとる映像ディレクターですが、映像には様々な種類があります。
具体的には次のような映像の種類があります。
・テレビ番組
・映画
・アニメーション
・コマーシャル(CM)
・ミュージックビデオ(MV)
・ライブ映像
・WEB動画
・ブライダルムービー
・プロジェクションマッピング など

それぞれ制作会社によって得意としているものや扱っている映像の種類が異なるため、就職する場合は自分が何の映像を作りたいのかなどをよく考えて就職しなければなりません。

テレビ番組の制作に深く関わりたいならテレビ局、歌手やバンドの楽曲を売り出すときに制作するミュージックビデオ(MV)を作りたいならミュージックビデオ制作会社など、就職を目指す際にはどんな映像を取り扱う企業なのかを調べましょう。

映像ディレクターの仕事内容
・映像の企画構成・絵コンテ作成
・出演者やスタッフの選定
・ロケハン(ロケ先調査)
・撮影(撮影指導・進行管理)
・編集・加工

では具体的にどういった仕事をしているのかというと、企画の依頼をされたらまずプロデューサーからのオリエンテーションを受けます。その予算やコンセプトをもとに企画構成を行い、撮影時に的確なディレクション(指導・進行管理)が行なえるよう絵コンテをまとめます。

例えばミュージックビデオ(MV)制作のディレクターならば、ただ歌詞にあわせた映像をつくればいいわけではなく、アーティストとその楽曲の魅力が伝わり、世界観を広げる演出と構成力が要求されます。
構成・シナリオの作成は、映像ディレクターの仕事の中でもとても重要です。

そして、映像作品の出演者のキャスティングやオーディション、スタッフの選定、ロケハン(ロケ当日までに、場所探し、下見、確保、 カメラアングルの確認などのロケ先の調査に行くこと)、撮影、編集まで行い、映像作品の制作全般で指揮をとります。

それぞれに専門のスタッフがいますが、時には映像ディレクター自らがカメラをまわしたり、映像の編集を行ったりすることもあります。

依頼主や社内スタッフ、外部の会社の人など、多くの人とコミュニケーションをとりながら映像作品を作り上げていくのです。

映像ディレクターになるには(資格取得など)

映像ディレクターになるための特別な資格はありません。
クオリティの高い作品を制作することができる実力があれば、資格がなくても十分に評価されるでしょう。

とは言っても、何の知識も無く映像の撮影や編集を行うことは困難だと考えられますので、映像ディレクターになるには、映像関連の学科がある大学や短期大学、専門学校などで知識を得て、映像関連会社やテレビ局に就職し、アシスタントディレクターなどを経てスキルを磨くことが一般的なルートと考えられます。

また、就職をする際や実際に仕事を行う上で役に立つ資格としては、
・CGの技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ることができる「CGエンジニア検定
・テレビ番組・CM・映画・MV・動画コンテンツなどを手がける映像・音響関連業界で働く際、知っておくことで自身の成長や応用の礎となる技術知識を得ることができる「映像音響処理技術者資格認定試験
などの取得がオススメです。

映像ディレクターになるためのオススメ資格
・CGエンジニア検定
・映像音響処理技術者資格認定試験

映像関連会社などに就職した場合でもはじめはアシスタントとして下積みからのスタートです。

実力社会なので、突出した能力があれば早い段階で映像ディレクターになることもできるでしょう。そのためには資格などでスキルを持っていること、また入社後は新人コンペなどで賞を取ることなどでアピールすることができます。
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資格難易度や試験について

映像ディレクターに役立つ試験について

では、映像関連会社で働く上で役に立つと考えられる映像音響処理技術者資格認定についてチェックしてみましょう。

●映像音響処理技術者資格認定試験の概要
受験資格:特になし
受験書類の受付:3月上旬~4月下旬頃まで
試験日程:例年6月上旬の日曜日
試験開場:全国約40会場で実施予定
試験科目:映像音響処理技術者を目指すものに必要な『技術の基礎知識』を試問します。 ※協会発行の資格試験問題集の範囲・レベルより出題、マークシート形式
合格基準:原則として60%以上の得点で合格となります

映像業界に関わるすべての職種の人が共有すべき知識を出題しているため、様々なスタッフとより良いコミュニケーションが取れるようになり、良質なコンテンツの制作にもつながります。
学生のうちに取得しておけば、就職活動にも役立ちます!

今後の映像ディレクターの将来性

映像クリエイターの仕事の幅は、テレビ番組やコマーシャル、映画だけにとどまらず動画サイトやミュージックビデオ(MV)、ブライダルムービー、スマートフォンのゲームに至るまで広く、インターネットの時代なので今後はさらに幅広い活躍の場を期待することができます。

今では駅などで見かけるポスターもデジタルサイネージ(電子看板)という映像などに変わってきています。デジタルサイネージの素材となる映像も、映像ディレクターの仕事の範囲に含まれます。

これらのことから、この先も映像の仕事の幅は更に広がると考えられますので、将来性は十分にあると言えるのではないでしょうか。
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映像ディレクターの就職先

映像ディレクターの主な就職先には次のような場所があります。
・テレビ局
・映画会社
・映像制作会社
・広告会社
・フリーランス など
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映像ディレクターの平均年収・MAX年収

映像ディレクターの仕事の平均年収は約400万円だそうです。
2019年の日本人の平均年収が441万円だったそうですので、平均より少し低い年収と言うことになります。
ただし、高収入の方になると1,000万円を超えるようです。大手企業に勤務する人で、技術やスキルが高い人であれば高い収入を得ることも期待できます。

フリーランスの映像ディレクターの中には、優秀な作品作りを認められて多くの仕事を依頼される人も居ます。そういった人は年収1,500万円以上にもなるそうです。
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映像ディレクターに向いているのはこんな人

映像ディレクターに求められるスキルは、映像制作にあたって指揮を執っていくためのマネジメント能力、映像制作をするための発想力、演出力や構成力などがあります。

決められたスケジュールや予算の中で多くのスタッフをまとめて指揮を執り、制作を進めていくためには、マネジメント能力は必要不可欠です。
同時に、円滑に業務を進めていくためには依頼主やプロデューサー、スタッフらと確実な意思疎通ができなければなりませんので、高いコミュニケーション能力も必須条件です。

また、映像の企画立案をしなければなりませんので斬新なものや面白ものなど、様々なアイデアを生み出す発想力・演出力も欠かすことができない能力です。

先に触れましたが、映像ディレクターは映像作品の企画立案や指揮、演出をするだけでなく、構成や取材、撮影、編集などの業務も行う場合があります。
そのため映像制作の指揮をする能力だけでなく、映像制作に関する知識や技術を幅広く持っていることも条件の一つとなるでしょう。

自分でできることを増やすと言う意味もありますが、知っていなければ現場の指揮を執ることが難しい場面もあることでしょう。
いろいろな意味でできる範囲を広げておけば、活躍の幅も広がっていきます。
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映像ディレクターに関連する職業

関連する職業

●プロデューサー
プロデューサーは制作者でありながら総責任者であり、番組制作における一切の責任を負っています。番組の予算管理や出演者のキャスティング、ギャランティの交渉、制作スタッフの割り振りなど、番組の大きな枠組みを決めています。そのため、主な仕事はデスクワークで行うことになります。

そしてその枠組みを元に実際に現場でカメラマン、音響、照明などのスタッフたちをまとめ、演出をするのがディレクターです。
ただし、各現場や放送で起きてしまった問題やトラブルはプロデューサーが解決しなければなりません。そのためプロデューサーは、少し離れたところから現場を見て、進行状況のチェックを行うなどして管理を行っています。

●スタッフ
映像制作には多くのスタッフが関連します。
一例を見ていきましょう。

音声
ミキサーなどの録音機材を使用して撮影時の録音を行います。

カメラマン
アシスタントとしてカメラマンの補佐をするところからスタートします。
カメラマンはスタジオやロケの現場で撮影を行います。見せ方を考えることができたり、場面に応じた映像の撮影ができたりという撮影技術が必要です。

MAミキサー
編集された映像に音声(ナレーションや効果音、SEなど)をつけて仕上げをしていく仕事です。カメラマンと同じ様にMAミキサーもアシスタントが補佐をします。

音響オペレーター
マイクのセットや音声の調整などを行う仕事です。ミキサーやPAとも呼ばれます。状況に対応した効果的な音を出すための技術が求められます。

照明オペレーター
照明機材を駆使して光を供給する仕事です。効果的に見せていくためには色彩や色調に対する感性、光学などの知識が必要となります。

スイッチャ―
生放送のテレビ番組などで複数のカメラが撮影している映像を切り替える(スイッチングと言います)作業を行います。放送中の機材トラブルにも対応します。

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おすすめの映像ディレクターに関連する専門学校

ここからは、おすすめの映像ディレクターに関連する専門学校をご紹介します。
いずれも映像ディレクターに関連する分野でとても評価の高い学校なので、映像ディレクターに関連するについて専門的に学びたいという方には最適な学校です。

総合学園ヒューマンアカデミー動画クリエイターカレッジ【東京都新宿区】

◆関連学科:動画クリエイター
教育機関が本気で創った
YouTuber・動画クリエイター専門校
クリエイティブな私を解放し、世界に驚きと感動を発信しよう。

総合学園ヒューマンアカデミー動画クリエイターカレッジの詳しい紹介はこちら

バンタンクリエイターアカデミー【東京都渋谷区】

◆関連学科:クリエイター総合
バンタンクリエイターアカデミーは、UUUMなど様々な企業と連携して、
クリエイター/インフルエンサー・マネージャー・映像編集者など次世代メディアで活躍できる人材を育成する、新しい専門校です。

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東京コミュニケーションアート専門学校【東京都江戸川区】

◆関連学科:最新テクノロジークリエーティブワールド
東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)へようこそ!
業界と共に即戦力を身につけていくデザイン・ゲーム・動物・カーデザインの専門学校です。

東京コミュニケーションアート専門学校の詳しい紹介はこちら

放送芸術学院専門学校【大阪府大阪市】

◆関連学科:映像・舞台テクノロジー科、デジタルメディア科、メディアクリエイト科
【学生一人ひとりの『想い』を大切にする学校です。】
映像ディレクターを目指すなら、放送芸術学院専門学校もおすすめです。
全国に様々な分野の専門学校を持つ滋慶学園COMグループに属し、関西で唯一、放送業界が創った学校なので、業界との繋がりがトップクラス!
企業の依頼を受けて実際の番組やステージ出演の機会を得られる場をなんと年間100本以上設けており、在学中からプロの現場を豊富に経験することができます。
授業数も200以上にのぼり、講師は総勢230名以上!
映像に関わる様々な職種に対応でき、横のつながりも得ることができます。
J-VIG(日本映像事業協会) に加盟し、デビューサポートも充実、求人数も豊富な大手校です。

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日本写真映像専門学校【大阪府大阪市】

◆関連学科:映像クリエイション学科
【刺激があるから、プロになれる。】
写真・映画・テレビ・舞台・演劇、各業界で活躍できる人材を育成します。

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専門学校 大阪ビジュアルアーツ・アカデミー(ビジュアルアーツ専門学校 大阪より校名変更)【大阪府大阪市】

◆関連学科:放送・映画学科
大阪ビジュアルアーツ・アカデミーの目標は、単に就職・デビューすることだけではありません。
クリエイターとして、業界の最前線で長く活躍し続けることです。

専門学校 大阪ビジュアルアーツ・アカデミーの詳しい紹介はこちら

国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校【新潟県新潟市】

◆関連学科:音楽アーティスト科、ダンス科、K-POPエンタテイメント科、音楽ビジネス科、映像・空間デザイン科、音響・照明科、サウンドクリエイター科、総合芸能科、大学併修・総合芸能科、
エンタテイメント研究科

⼤好きな⾳楽・ダンス・K-POPを仕事にするための⾳楽専⾨学校。
デビュー実績、事務所実績多数!!韓国でのデビューも!!
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新潟デザイン専門学校【新潟県新潟市】

◆関連学科:デジタルデザイン科、グラフィックデザイン科、イラストレーション科、キャラクターイラストデザイン科、美術・造形デザイン科、写真デザイン科、雑貨・ジュエリーデザイン科、デザインマスターズ科、クリエイティブデザイン科、トータルデザイン科

セカイはデザインで溢れている!
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まとめ

撮影現場のスタッフをまとめ、ひとつの作品を作り上げるのが映像ディレクターです。
仕事内容の細かな範囲は制作規模によって異なってきますが、オールマイティに現場を知ることが大変重要な役割になります。
映像ディレクターを目指すなら、ひとつの専門分野だけでなく、映像に関して幅広く学んでおくことが必要となるでしょう。
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