【生物学】って何が学べる?学問の研究内容や学ぶ方法についてご紹介します!
投稿日:2024年3月14日|最終更新日:2024年9月3日
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【生物学】で何が学べるの?

生物学が扱う範囲は多岐にわたります。マクロに生物を扱う動物学・生物学・生態学やフィールドワークから、ミクロな微生物などを扱う細胞生物学、分子生物学、生物の歴史を扱う遺伝学や進化学、人体とのかかわりを学ぶ免疫学、工学応用としてのバイオテクノロジーや合成生物学などが含まれます。
また、生物学は日進月歩で歩んでおり、急速に進化している分野でもあります。近年、バイオテクノロジーの進展や希少種の保存、SDGsのもとに掲げられている自然環境問題への対応など、社会から求められるものが多く、生物学は今後ますます発展する分野のひとつといえます。生物学を学ぶと、バイオテクノロジーを扱う食品、製薬、農林水産関係の企業や公的機関などの職業を目指すことができます。
【生物学】とは、どんな学問?

生物学は古代ギリシャのアリストテレス以来、もともと分類学の色合いが強いものでした。西洋では人間と人間以外の動物は別物、という考えが主流でした。また、日本でも長きにわたり動植物の観察をメインにしていたのが生物学でした。近代以降、チャールズ・ダーウィンによる進化の概念の導入や、メンデルによる遺伝法則の発見、さらに遺伝物質DNAの構造発見やヒトゲノムの解読などにより、人間と人間以外のすべての生物の連続性が確認され、生物学の解明は一気に進みました。
現代では強力なバイオテクノロジーの技術によって、農学・薬学・医学などの周辺分野にも影響を与えるようになりました。医療応用の道も開かれており、近年よく知られた例では、世界中を襲った新型コロナウイルスの構造をいち早く明らかにし、早期のワクチン開発に寄与しました。また、絶滅危惧種の保護など、地球環境と生物環境保全の問題もクローズアップされており、生物学が抱える課題のひとつとなっています。このように生物学は今や、生命の基本的な原則や複雑な相互作用に関する理解を提供し、医学、農学、環境科学などの応用分野においても基盤にもなっています。
【生物学】に関連する学部

また、農学部・薬学部・医学部・工学部なども生物学に関連しているといえます。
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【生物学】で学ぶ科目

また、フィールドワークとして、実習がある場合があります。
【生物学】に向いている人

また、生き物の観察や実験に夢中になったことのある人、人体に興味のある人、顕微鏡を覗くのが好きな人、手先が器用な人、野外を駆け回るのが好きな人、本や図鑑を読むのが好きな人、生命とはなにかを知りたい人、好奇心に溢れている人、注意深い人、などにも生物学は向いています。
最新の生物学では、さまざまな最先端のテクノロジーも用いられています。新たな手法の開発や、ビッグデータやICTの利用も進んでおり、テクノロジーが好きな人や機械が好きな人も生物学に向いています。
【生物学】で目指せる職業/資格

生物学を学ぶことで目指せる職業としては、バイオテクノロジーを扱う食品、製薬、農林水産関係企業の職員があります。
他にも教職、試験所、博物館、動物園、植物園、水族館に関わる職業(分析官やアニマルトレーナー、学芸員など)を目指すこともできます。
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