ゲーム会社に就職したい|専門学校vs大学どちらが有利?おすすめの学校も紹介!
投稿日:2021年2月15日|最終更新日:2025年4月16日
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今や私たちの生活に欠かせないものとなった「ゲーム」。
利用するだけでなく、自分がゲームを開発する立場になりたい思っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、ゲームプログラマーやクリエイターなどゲーム業界のさまざまな職種を紹介し、ゲーム会社に就職するための高卒、大卒、専門学校卒、それぞれのメリットを比較。ゲーム業界の就職活動で成功するためのヒントも分かりやすく解説します。
ゲーム業界で活躍できるおすすめのゲームの学校も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
ゲーム業界にはどんな仕事があるの?
ゲームづくりの流れは、企画→制作・実装→運営・販売です。一般的に、企画から実装までの工程を開発といいます。
それぞれのフローに関わる主な職種を挙げてみましょう。
企画・監督する仕事
●ゲームプロデューサー
企画から販売まですべてを監督します。予算やスケジュールや広告の打ち方など、全体を見て管理します。
●ゲームディレクター
企画から制作・実装までを担当します。スケジュールの管理、製作者の監督等が主な仕事で、ゲーム作りの現場監督といえます。
●ゲームプランナー
ゲームの企画や設計を担当します。ゲームのコンセプトを考えたりユーザー分析をしたりして、ゲームの基本的な仕様書を作成します。
制作・実装する仕事
●ゲームプログラマー
ゲームを動かすためのプログラミングを担当します。C言語やJavaなどの専門開発言語を用いてプログラムを組み、キャラクターの動きやゲームのルールを実装します。
●ゲームデザイナー
ゲームのキャラクターや背景、アイテムなどのビジュアル要素をデザインします。ゲーム全体の企画や設計に関わる場合もあります。
●ゲームシナリオライター
ゲームのストーリーやキャラクターのセリフを作成します。脚本家として、ストーリー展開やキャラクター設定に深く関わる仕事です。
●サウンドクリエイター
ゲームのサウンドクリエイターは、ゲーム内で使用される音楽や効果音を制作します。音楽理論や音響技術に関する知識が必要です。
●ゲームデバッガー
完成間近のゲームをテストプレイし、不具合やバグを見つけます。根気強さと注意力が求められる仕事です。
これらの開発にかかわる職業全体をゲームクリエイターと呼ぶこともあります。
また、ゲーム完成後の運営・販売の仕事としては、営業やPR・広報があります。その他、ゲーム会社を円滑に経営するために、経理やタスクマネージャー、人事・採用などの職種が関わってきます。
ゲーム業界の最新トレンドにも注目!
ゲーム業界はここ数年でも大きく進化を続けています。特に注目されているのが、AIやクラウドゲーム、eスポーツの拡大といったトレンドです。
AI技術はキャラクターの行動制御やゲームバランス調整などにも活用されはじめ、開発現場に新しい技術職のニーズが生まれています。また、クラウドゲームの普及によって、ハードに縛られずに遊べるタイトルが増え、ネットワークエンジニアやUX/UIデザイナーの活躍の場も広がっています。
さらにeスポーツ市場の拡大で、プロゲーマーやストリーマーといった職業の存在も大きくなっているほか、競技向けゲームの開発や運営を専門に行う人材も求められるように。将来的にどんなフィールドで活躍したいかによって、学ぶべき内容も変わってくるため、学校選びの際にもこうした最新トレンドを意識しておくと良いでしょう。
高卒でゲーム会社に就職するという方法
ゲーム業界の仕事には必ずしも学歴は必要でないため、高校を卒業した後すぐにゲーム制作会社に入社する人もいます。
ゲーム会社の中には、ゲーム作りの研修を丁寧にしてくれるところも多いでしょう。そのような会社に採用されて勉強すれば、高卒のキャリアでも十分にゲーム会社で活躍できます。
ですが、そもそも「就活のハードルが高い」、
「経験者と一緒にゲームを作らなければならない」、
「すべてのことを働きながら覚えなければならない」という点や、
会社側から見ても「すべてのことを一から教えなければならない」という理由から、
専門学校、大学から応募する人より不利になってしまう可能性が高いです。
ゲーム会社に就職できる学校を探す
大学を卒業してからゲーム会社に就職するという方法
普通の大学、短大からゲーム制作会社を目指す人もかなり多くいます。
まず、大手企業に就職することを狙っているなら、圧倒的に大学に進学するべきです。大手企業は、ゲーム制作の技術はもちろんのこと、総合的に物事を俯瞰する力、そしてクリエイティブな能力を持つ人材を求めている場合が多いでしょう。
ですから、どちらかというと「実際にゲームを作る側」よりも、「ゲーム作りを監督する側」としての仕事の方が多いと思います。
もちろん一筋縄ではいきませんが、うまくいけばゲームディレクター、ゲームプロデューサーの職に「出世」も見えてきます。常に広い視野を持って動けるのが、大卒のアドバンテージであると広く認識されています。
ゲーム会社に就職できる大学を探す
専門学校に通ってゲーム業界を目指す方法
専門学校に通えば、ゲーム関連のすべての職種を目指すことが可能です。
例えば「プログラミングを中心的に教えます」という学科や、「企画を中心的に教えます」という学科、「グラフィックを学びましょう」という学科など、分野に合わせて学科が用意されています。これは大きな魅力ではないでしょうか。
また、例えばC言語など、個人では学びにくい技術を教えてくれます。
コンピューターの世界では超ポピュラーな基本言語ですが、自由に使いこなせるという人はほとんどいないのではないでしょうか。
また、グラフィックアプリの使い方や、コンシューマハード(家庭用ゲーム機)の開発機材を使い、ソフトを作らせてもらえる場合もあります。
同じ目標を持った人が集まるため、お互いを意識しながら切磋琢磨しあえ、情報を共有することで、自分の将来の選択に役立てられます。
独学では一人でゲームを作っていかなければなりませんが、専門学校ではチームでゲームの制作ができるというのも、強みなのではないでしょうか?
そして、ゲーム業界とのコネクションも大きいといえます。就職活動で採用されるためのハードルがうんと下がります。
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専門学校と大学、どっちが有利?
「ゲーム業界に入りたいけど、専門学校と大学、どっちを選ぶべき?」
そんなふうに迷っている人は少なくありません。実はこの2つ、どちらが“有利”かというよりも、「どんな学び方が自分に合っているか」が大事なんです。
ここでは、学びのスタイル・学費・卒業までの期間・就職サポートなど、よくある比較ポイントを整理しました。
比較ポイント | 専門学校 | 大学 |
---|---|---|
学びのスタイル | 実習メイン。現場で役立つ技術を短期間で学べる | 理論重視。時間をかけて幅広く学べる |
学習期間 | 2~3年が中心 | 基本は4年 |
学費の目安 | 年間100~150万円前後(2年間で約200~300万円) | 年間70~150万円前後(4年間で約300~600万円) |
就職支援 | ゲーム業界に特化した支援が充実。ポートフォリオ制作もサポート | 幅広い進路に対応。自主的な活動がカギになることも |
卒業資格 | 専門士または高度専門士(条件による) | 学士(大学卒業資格) |
「とにかくゲーム制作をやってみたい!」という人には、実践的に学べる専門学校がおすすめ。
「幅広く学びながら、将来の可能性を広げたい」という人には、大学という選択肢もアリです。
世の中には大卒じゃないと採用試験を受けることもできないという企業も実際にはありますが、ゲーム業界は学歴しばりは比較的ゆるやか。クリエイターなら特に実力勝負です。
どちらを選んでも、ゲーム業界を目指す道はちゃんとあります。「自分にとってベストな学び方」を考えて、進路を選んでみてくださいね。
資料請求したり、オープンキャンパスに参加したりなどして、事前にしっかりと情報を集めて自分に合った大学や専門学校に進学するようにしましょう!
ゲーム会社に就職できる大学・専門学校を探す
なぜゲーム業界で働きたいの?
ゲーム業界への就職を目指すなら、「ゲームが好き」「ゲーム業界で働きたい」という漠然とした思いから、具体的な目標へとつなげることが大切です。
→自分が熱中できるゲームを世に送り出したい
●ゲーム業界で活躍したい
→憧れのゲームクリエイターや、有名ゲーム会社で働きたい
●新しい技術を学びたい
→最新のゲーム開発技術に触れ、スキルアップしたい
●世界中のプレイヤーに楽しんでもらいたい
→ゲームを通して多くの人とつながりたい
このように、あなたの「なぜ」を明確にすることで、就職活動のモチベーションを維持し、面接でも自信を持って自分の想いを伝えることができます。
また、ゲーム業界は技術の進化や市場の拡大に伴い、常に変化しています。専門知識はもちろん、コミュニケーション能力、問題解決能力、チームワークなどが求められます。グローバル化により、日本だけでなく世界を舞台に活躍できる人材も求められています。
ゲーム会社に内定をもらうためには、自己分析、業界研究、ポートフォリオ作成、面接対策、情報収集をしっかりと!
ゲーム業界の就職活動でよくある質問
●未経験でも大丈夫ですか?

●文系でも大丈夫ですか?

●プログラミングスキルは必須ですか?




●英語力は必要ですか?

●転職活動でアピールするポイントは?




まとめ
やりたいことを仕事にできるって、すごく素敵なことですよね。まずはゲーム業界の職業や必要なスキルを調べて、自分が活躍できるポジションをみつけましょう!
この記事が、あなたのゲーム業界への就職の役に立てたら嬉しいです。
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