【高校生必見】専門学校の入試方法|面接の服装、難易度、日程についても紹介!

【高校生必見】専門学校の入試方法|面接の服装、難易度、日程についても紹介!
      

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種
 

この記事は約 5 分で読めます。

投稿日:2022年7月25日 | 最終更新日:2023年7月31日

大学入試に比べると専門学校の入試は情報が少ないと感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな専門学校の入試について、入試方法の種類や入試の時期、落ちることがあるのかどうかの難易度、入試面接時の服装などを調べてみました。

入試がいつ行われるかの日程は入試方法によっても大きく違うので、確実に受験し、自分の希望する専門学校に入るには、早めのチェックがおすすめです!

入試方法について

専門学校の入試は一般的に、
・AO入試
・推薦入試
・一般入試
の3種類があります。

学校によっては、大学のように「AO入試」から「総合型選抜」に名称を変えて実施している専門学校もあります。

また、入学金や授業料の免除や奨学金の支給がされることの多い「特待生入試」を行っている学校もあります。

今回は、多くの専門学校でおもに実施しているAO入試・推薦入試・一般入試について紹介します。

AO入試について

AO入試とは、受験生の適性や意欲と、学校の求める学生像とのマッチング重視の入試方式です。

専願(合格したら必ず入学する)を条件としている場合が多く、受験生本人の熱意や意欲を重視した選考方法なので、分野・学校に対するしっかりとした理解が求められます。
さらに自己アピール能力も必要です。

選考は志望理由などの書類審査や小論文、面接などで行われます。
面接は複数回行われることもあります。
合格が内定した後も、レポートなど入学前に課題が出されるケースもあります。

AOエントリーとは

AO入試の出願時期は9月としている専門学校が多いですが、注意するべきなのは、AO入試の多くは出願前に「AOエントリー」が必要となる点です。

「AOエントリー」とは、自己PRや志望理由などを記載したエントリーシートを提出し、AO入試に出願するための資格を申請することです。

エントリー後に書類選考や面接が行われ、審査に合格すれば「AO入学出願許可書」が通知され、9月以降開始されるAO入試に出願できるようになります。

エントリーに関してはオープンキャンパスや入学説明会への参加をエントリー条件としている学校も多いため、早めの情報収集を心掛けましょう。

エントリー・出願から入学までの流れ

1.オープンキャンパスに参加
2.AOエントリー(6月頃~)
3.書類選考・面接
4.入学願書の提出(9月頃~)
5.合格通知・入学手続

総合型選抜について

大学・短期大学が実施するAO入試は、2020年度より内容が見直され、「総合型選抜」に名称が変更されました。

今までの大学・短期大学のAO入試では学力検査は行われていませんでしたが、総合型選抜では「学校推薦型選抜」のように学力検査を行う場合が多いです。
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持ち、人々と協働して学ぶ態度」をより総合的に様々な角度から評価するためです。

選抜方法としては、小論文等、プレゼンテーション、口頭試問、実技、教科・科目に関わるテスト、資格・検定試験の実績、あるいは「大学入試共通テスト」のうち、少なくとも一つが活用されます。

また総合型選抜では、志願者本人の入学希望理由書やそれまでの活動報告書などの資料を積極的に活用することが促されます。
課外活動(部活動、ボランティア活動、留学、表彰歴など)が評価に活用されることが増える可能性もあります。

ただし、専門学校は2020年度以降も引き続き「 AO入試」の名称が使われている学校が多いです。
しかし、大学付属の専門学校など一部の学校では「総合型選抜」に変更されるところもありますので、入試の内容の違いは学校ごとに確認しましょう。

推薦入試について

推薦入試とは、高校(校長や担任)の推薦状が必要になる入試方式で、指定校推薦公募推薦があります。

指定校制推薦入試は、専門学校が指定する特定の高校に在学する生徒だけが受験資格を得られる入試方式です。

公募制推薦入試は、出身高校の学校長から推薦をもらうことで受験資格を得る入試方式で、自分の在学する高校が推薦枠になくても出願できます。

多くの場合は専願のみ受付となり、出願には高校3年間の成績(評定平均)や出席状況などの条件があります。

選考では書類審査に加え、面接や小論文適性検査などが課されることもあります。

なお、高校の推薦状が不要な「自己推薦入試」を実施している学校もあります。
通っている高校が指定校でないなど出願条件に該当しない方も諦めずに調べてみましょう!

一般入試について

最も出願時期が遅いのが一般入試です。

出願受付期間が他入試に比べて長く、3月ぎりぎりまで募集を行う学校もあります。

特別な出願資格などが設定されておらず、AO入試や推薦入試で不合格になった方も受験できる可能性があります。

他の学校(大学や専門学校)との併願も可能としていることが多く、手続きすれば学費納入の猶予や返還を行う学校もあります。

一般入試では書類選考、学科試験、面接を行なっている学校が多いです。
専門学校では一般入試でも、面接や小論文の試験を実施する学校が多く、学科によっては適性試験や実技試験が課されるケースもあります。

学科試験は分野によって様々です。
一般常識問題のところもあれば特定の科目の筆記試験がある場合もあります。
学科やコースによって一般入試の内容が異なる場合もあります。

一般入試の出願時期

専門学校の一般入試は、出願受付が10月頃から始まり、11月頃に試験を実施する学校が多いです。

専門学校によっては募集定員に達した時点で受付を停止する学校もあるので、人気が予想される学校への出願は特に注意しましょう。

出願方法は、学校から願書を取り寄せた上で必要事項を記入して期日までに提出するケースが多いです。郵送のほか、最近は Web で出願できる学校も増えています。

おすすめの専門学校を探してみる

専門学校の難易度

大学とは異なり、学力の偏差値で測れない分野が多いです。
そのため、正確な難易度が分かりにくいのが実情です。

また倍率についても公表する学校と、しない学校があります。
人気校の場合は定員オーバーで合格できない場合もあります。

早く入試がおこなわれるAO入試や推薦入試では、早々に定員に達し、そこで募集を締め切る専門学校もあります。

専門学校の合格率

ただし、AOエントリーにより出願までに審査のあるAO入試や、学校の推薦などを得ている推薦入試の合格率はほぼ100%。出願後によほどのことがない限り、落ちることはないでしょう。

年度や分野によっても異なりますが、一般入試の合格率は80〜90%と言われています。

専門学校は面接を実施する学校が多く、入学意欲や将来就きたい職業への熱意を重要視する傾向にあるので、自分の言葉で気持ちを伝える練習をしっかりしておくとよいでしょう。

偏差値の高い専門学校

一方、医療看護系の専門学校は偏差値や倍率を調べることができる学校が多いです。

多くの医療・看護系の専門学校では学力審査(学科試験)が行われるため、学校によっては倍率が非常に高いところもあります。

おすすめの専門学校を探してみる

専門学校入試面接時の服装について

前述のとおり、専門学校の入試では面接を行う場合が多いです。
面接ではその人の印象や性格、話し方などを総合的にみて合格を決めます。
そのため、服装も大事なポイントとなります。

面接時の服装のポイント

制服またはスーツ

推薦入試や AO入試など面接の際は、学校の制服を着ていくのが一般的です。
私服の学校や制服がない場合や、社会人の方はスーツが良いでしょう。
高校生でスーツを持っていない方は、スーツに近い服装にするのが無難です。

清潔感

シャツにはアイロンをかけ、制服の汚れやシワをとりましょう。
爪や指先も意外と見られています。ネイルやメイク、アクセサリーは控えめに。
ヘアスタイルも大きく印象を左右します。長い髪はまとめるなどして整えましょう。

服のサイズ

スラックスやスカートの長さに気を配り、シャツやセーターも自分の体に適したサイズの服を着ましょう。

なにより大切なのは清潔感のある着こなしです。

高校生の場合は、家族や学校の先生などに実際に着ていく服装を見せて、事前にチェックしてもらうと安心です。

学校や学科によっては特定の服装規定があるかもしれないので、入試要項は細部までよく確認してください。

おすすめの専門学校を探してみる

まとめ

専門学校には「短期間に社会で即戦力になる人材に育て上げる」という使命があります。

そのため、入試に重要なのは学ぶ意欲やなりたい職業への熱意です。積極的に学ぼうという姿勢がなければ、たちまち置いていかれてしまいます。

気になる学校の資料を請求したり、オープンキャンパスに参加したりして、まずは学校のことを知りましょう。

出願の可能性があるならば、募集要項のチェックも欠かせません。

専門学校入学を目指すなら、早めの確認で良いスタートを切りましょう!

おすすめの専門学校を探してみる
 

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種