フィットネストレーナーになるには?役立つ資格や学問、必要なスキルを解説!
- 2020.09.15
投稿日:2020年9月15日|最終更新日:2024年11月6日
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「理想の体を手に入れたい」「人の役に立ちたい」そんなあなたにぴったりの仕事が、フィットネストレーナーです。
運動が好きな方、人と接するのが好きな方、人の成長をサポートしたい方にとって、フィットネストレーナーはやりがいのある仕事と言えるでしょう。
この記事では、フィットネストレーナーの仕事内容から、役立つ資格や必要なスキル、就職先、年収、将来性、向いている人の特徴などを解説します。
「運動指導って難しそう…」そんな風に思っていても大丈夫。未経験からでも、専門の学校でしっかり学ぶことで、フィットネストレーナーとして活躍できる道が開けます!この記事でも憧れの職業を目指せるオススメの学校を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
フィットネストレーナーってどんな仕事?
フィットネストレーナーとは?
フィットネストレーナーは、スポーツジムやフィットネスクラブなどで働くトレーナーです。主に一般の方にマンツーマンで指導を行います。
フィットネストレーナーは一人ひとりの年齢や体力、目的に合わせて科学的な根拠に基づく適切な運動プログラムを考えて運動指導を行います。
スポーツクラブやジムはもちろん、企業の社員向け健康プログラムや、個人宅への訪問など、活躍の場は多岐にわたります。
フィットネストレーナーの仕事内容とは?
- カウンセリング
- トレーニング指導
- 食事指導
- モチベーション管理
フィットネストレーナーの仕事内容としては、まず顧客とのカウンセリングです。
カウンセリングによって顧客の情報(年齢、体力、病歴、健康状態など)や目的・ゴールを確認して、それに向けてトレーニングメニューを作成していきます。
メニューが完成したらトレーニング指導を行います。カウンセリングをもとに、ジム内でのマシンの使用方法やストレッチ方法を指導します。ヨガ、ピラティスなどスタジオプログラムの指導を行うこともあります。
健康的な食事についてのアドバイスや、目標達成をサポートするためにお客様のモチベーションを高めるための工夫も求められます。
他にもフロントでの接客業務、データ入力や資料作成と言った事務作業、場合によってはカフェやショップで接客することもあります。
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フィットネストレーナーになる方法
フィットネストレーナーになるための特別な資格はありません。
一般的にはスポーツジムやフィットネスクラブやスポーツジムに就職してフィットネストレーナーとして活躍することになります。
多くのフィットネストレーナーは体育系の大学や専門学校で学んでいます。人に教える以上は身体の作りや身体の動かし方などをきちんと知っておくことが推奨されるからです。
解剖学や生理学、栄養学など、身体に関する幅広い知識を学んでいれば、トレーニングメニューの作成や指導に活かせます。また、学校を通じて就職活動のサポートも受けられるため、求人情報を得やすくなるというメリットもあります。
ただし、未経験でもトレーナーとして働けるように研修や教育プログラムを組んでいる企業も多くありますので、大学や専門学校に通っていなくてもフィットネストレーナーになることは可能です。独学でフィットネストレーナーに必要な知識を身につけたり、フィットネスクラブやジムでアルバイトをしながら経験を積んだりしながら、正社員を目指す方法もあります。
また、ダイエットや体重管理に関するアドバイスに重要な役割を果たす栄養学や、クライアントの健康状態を評価し、適切な運動プログラムを設計するために役立つ健康科学などの学問も、フィットネストレーナーとして成功するために必要な知識とスキルです。
健康科学やスポーツ学を専門学校や大学で学ぶ場合、実践的なトレーニングと理論的な教育を組み合わせて学ぶことができるでしょう。
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フィットネストレーナーに役立つ資格や試験
フィットネストレーナーになるための資格はありませんが、就職に有利にするためやフィットネストレーナーとしての技術を証明するために民間資格を取得する人は多いです。
例えば、以下のような資格があります。
- NESTA PFT認定:全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会が認定するパーソナルフィットネストレーナー(PFT)資格で、トレーニング全般に関する知識やコミュニケーション能力を証明します。
- NSCA-CPT:NSCA(National Strength and Conditioning Association)が認定する資格で、健康維持やアスリート向けのトレーニング指導に関する知識を持つことを証明します。
- 健康運動指導士:公益財団法人健康・体力づくり事業団体が認定する資格で、個人に応じた運動プログラムの作成・指導ができることを示します。
- 健康運動実践指導者:公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定する資格で、積極的な健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に指導する能力を持つことを示します。
▼NESTAのPFT認定試験について詳しくはこちら
フィットネストレーナーに関連する資格
●スポーツプログラマー
スポーツプログラマーはスポーツ庁後援のもと公益財団法人日本スポーツ協会が認定している公的資格です。スポーツ医学や科学など根拠が明らかな理論に基づいてトレーニングのメニュー作りや指導を行います。
ただしこの試験はあらかじめ日本スポーツ協会の選定があり、検定試験の難易度も高いためスポーツ系の資格の中でも取得が難しい試験となっています。
●トレーニング指導士
スポーツ施設で安全に運動できるように、体育・スポーツ施設等におけるリスク管理や運営知識、スポーツ科学の専門的な知識と指導スキルを持つことを認定する資格です。
トレーニングは正しく行わないと怪我や故障の原因となってしまいますので、トレーニング指導士の正しい指導が必要とされています。
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今後のフィットネストレーナーの将来性
フィットネスクラブの市場規模は年々拡大しています。高齢化社会に伴う健康志向の増加や、美容のためにフィットネスジムに通う人が増えていることが理由となっているようです。
そのため今後もフィットネストレーナーの需要は増えていくと考えられます。
体力を使う仕事なので、若手の社員が多い傾向にあるようですが、長く働き続けることができれば十分に将来性があるといえるでしょう。
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フィットネストレーナーの就職先
フィットネストレーナーの主な就職先には次のような場所があります。
・フィットネスクラブ
・公共の運動施設
・フリーランス など
フィットネストレーナーの平均年収・MAX年収
フィットネストレーナーの平均年収は約250~500万円となっています。
就職する会社などによって年収が異なることはもちろんのことですが、資格手当を設けている会社もあるためフィットネス関連の資格を持っていると少し年収が多くなる傾向にあるようです。
そして、フィットネストレーナーの給与は基本給に加え、インセンティブや成果報酬が支給されることが多いです。特に人気トレーナーになると、顧客からの評価が高まり、収入が大幅に増加する可能性があります。そのため、フィットネストレーナーとしてのスキルアップはもちろん、顧客との良好な関係を築くことが成功の鍵となります。
個人事業主として独立した場合、顧客数やレッスン数が確保できれば、年収1,000万円を超えることも可能です。しかし、安定した収入を得るためには、顧客の獲得や維持のためのマーケティングや顧客サービスのスキルも重要となります。
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フィットネストレーナーに向いているのはこんな人
フィットネストレーナーは一人ひとりに合ったトレーニングメニューを作成し提案しなければなりません。そのためにはしっかりと顧客からヒアリングを行う必要があります。また、トレーニングを行う際にはマンツーマンで指導を行うことになることも考えると高いコミュニケーション能力を持った人が求められます。
トレーニングメニューを考える際には年齢や体力などを加味しなければならないため、適切な判断能力や応用力も必要です。
健康や運動全般が好きで、興味をもって知識を得ていくことができる人であれば顧客により良い指導をしてあげることができるでしょう。
得た方が良い知識としては運動以外にも健康や栄養・運動、基本的なトレーニング理論、インストラクションスキル、コーチングスキルなどが挙げられます。
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フィットネストレーナーに関連する職業
●パーソナルトレーナー
フィットネストレーナーと似ているのがパーソナルトレーナーです。
顧客とマンツーマンで指導を行うという面では同じで、主な違いはジムやクラブによって呼び方が違うとか個別指導専門を謳っている場合にパーソナルトレーナーと言う呼び方をすることが多いようです。
パーソナルトレーナーはいわゆる結果にコミットするあの会社のようなトレーニングを行うトレーナーで、運動の指導はもちろんのこと食事の指導も行います。
よくスマホで撮った写真をトレーナーに送って指導を受けたり、ものすごく励まされながらトレーニングを行っている姿をテレビでやっていたりしますのでイメージしやすいのではないでしょうか。
フィットネストレーナーよりも専属的なイメージが強いパーソナルトレーナーは、成功すればより高い年収を目指せます。ただしその場合はフィットネストレーナーの能力に加え、新しい顧客を開拓するマーケティングスキルや顧客を維持する能力も必要となります。
▼運動・スポーツ分野で活躍できる様々な職種を知りたい方はこちら!
フィットネストレーナーに関連するおすすめの専門学校
ここからは、おすすめのフィットネストレーナーに関連する専門学校をご紹介します。
いずれもスポーツや運動に関連する分野でとても評価の高い学校なので、フィットネストレーナーについて専門的に学びたいという方には最適な学校です。
総合学園ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ【東京都新宿区】
◆関連学科:スポーツカレッジ
ヒューマンアカデミー スポーツカレッジは
S&C(スポーツトレーナー)に特化したスポーツトレーナーの専門校として、
「アスリートと成長と成功を共に創るスポーツ人材育成」を
ビジョンとして掲げています。
日本鍼灸理療専門学校【東京都渋谷区】
◆関連学科:本科 (鍼灸あん摩マッサージ指圧科)、専科 (鍼灸科)
東洋医学の伝統的な技術と知識、そして西洋医学の基礎知識を同時に学べるのが、本校の特色。
現代医学と連携し、チーム医療にあたることができるはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師を育てます。
アルファ医療福祉専門学校【東京都町田市】
◆関連学科:鍼灸学科
【東京・神奈川】保育士・幼稚園教諭・介護福祉士・柔整師・鍼灸師・スポーツトレーナーを目指す!
「町田駅」徒歩5分。ALPHAで夢をかなえよう!
東京リエイチ整体アカデミー【東京都渋谷区】
◆関連学科:リラクゼーションプロコース、整体プロコース、整体マスターコース、総合エキスパートコース、国家資格者専用コース
「整体」は専門職であり、技術職です。「好き」「良さそう」だけでは、残念ながら就職することも、活躍することもできません。私たちは、あなたにとって一生モノの技術が一生好きであるように、そして一生お客様から必要とされ続けるように、時には厳しく、時には楽しく、整体の「真のプロフェッショナル」を育成することをお約束いたします。
東京リエイチ整体アカデミーの詳しい紹介はこちら近畿医療専門学校【大阪府大阪市】
◆関連学科:柔道整復学科
高齢社会・人生100年時代を迎えた日本。
高齢社会を支える、「柔道整復師」「鍼灸師」という仕事を一人でも多くの方に知っていただき、
真の医療人を育成すべく近畿医療専門学校を開校しました。
大阪医療スポーツ専門学校 ※2025年4月 大原スポーツ&メディカルヘルス専門学校難波校より校名変更予定【大阪府大阪市】
◆関連学科:スポーツ系
資格・就職に強い大原!
スポーツ業界、医療事務への就職をサポート!
大阪ハイテクノロジー専門学校【大阪府大阪市】
◆関連学科:鍼灸スポーツ学科
大阪ハイテクノロジー専門学校 は1987年設立。歴史のある、スポーツ・医療・バイオ・ロボットのプロを育成する専門学校です。長年にわたって積み上げてきた実績があるから、業界からの評価も高く、豊富な求人情報を獲得できています。
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