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東京電機大学の学部・学科情報一覧

システムデザイン工学部

利用者の目線に立ち、快適で充実した生活をデザインできる技術者へ

募集定員

240名[東京千住キャンパス]

修業年限

4年

【学部の特長】
❶工学と人間が調和した未来のものづくりへ
情報化社会の基盤となる「情報システム工学」とものづくりを支える「デザイン工学」。この2つの技術を縦横無尽に駆使して新たな価値を生み出すことができる技術者、実業家を育成します。人工知能技術があらゆる産業を席巻し、人間の生活様式と産業構造が変貌しつつある中で、人間科学と人工知能から生まれる未来社会をデザインし具現化する力を養います。

❷1 年次から手と頭を使う実践的カリキュラム
理論の習得だけではなく、実際に手を動かす演習、実験、ワークショップを1年次から導入しています。早期からプログラミングとものづくりを体感することで、ものづくりの喜びややりがいを実感し、創意工夫する力を養成。さらに、「ものづくりセンター」などの最新設備ときめ細かいサポート体制で、実学教育を強力にバックアップします。このような環境で学んだ本学の卒業生は、社会に出てからも高く評価されています。

❸実社会で必要な協働する力を育む
プロジェクト型学習を実践するPBL※科目や、グループディスカッション、グループワークを重視したカリキュラムを展開。協働作業を通じて周囲と円滑なコミュニケーションを図りつつ、自分の意見を表現し、課題解決に取り組む体験を4年間で積み重ねます。生きた知識と技術を身につけながら、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」といった、社会人に必要な基礎力を習得できます。
※ Project-Based Learning (学生が主体となって学ぶ問題解決型授業)
 

初年度納入金

1,671,660円(入学金 250,000円 / 授業料 1,401,000円 / 受託諸会費 20,660円)

専攻・コース一覧

  • 情報システム工学科

    現代は、ビッグデータ・超高速ネットワークの時代。それらに対応する「ネットワーク・コンピュータ」、「データサイエンス」、「プログラミング」分野に関する最先端の知識と技術を学べる教育を提供します。
    専門知識だけではなく、技術者倫理やグローバル化対応能力を持つ高度な情報システムを構築できる人材を育成します。

    【3つの特長】
    ❶情報システムのスペシャリストを育成
    コンピュータ・ネットワークに支えられている現代社会で、国内外を問わず需要が高まっている情報システムのスペシャリストを育成します。最先端のコンピュータ・ネットワーク技術やサイバーセキュリティ技術を習得し、先進的な情報システムを構築する能力を身につけます。

    ❷データサイエンスのスペシャリストを育成
    大量のデータを解析し、必要な情報を引き出して加工する「データサイエンティスト」に不可欠な、データマイニング、人工知能、機械学習などの最先端技術を学びます。社会・経済の問題解決から、企業の意思決定や商品開発のサポートまで、将来の活躍の場は無限大です。

    ❸技術革新への対応力を培う
    日進月歩の情報システム工学に必要なのは、常に自ら学び続け、考え続けて、問題を解決していく力。そこでPBL科目、実験科目、卒業研究などを通して、知識の深化と論理的思考を鍛錬します。さらに、国内外のコンテストに参加する挑戦型プロジェクト科目で実践力も養います。

    【目指せる資格】
    基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、技術士・技術士補、プロジェクトマネージャ試験、ITストラテジスト試験 など

    募集定員

    130名

  • デザイン工学科

    製品をつくるだけでなく、それで何をするか、使う人が何を感じるか、その先の社会的な意味や意義まで考えたデザイン力が、今必要とされています。
    そこで、設計段階から全体像を見渡してデザインできる人材を育成します。
    人の感性や行動を理解したうえで、工学の知識と技術を駆使してグローバルな環境で「モノ・サービス・空間」を具現化できる実践力を養います。

    【3つの特長】
    ❶電気、機械、情報を体系的に学ぶ
    社会において価値をもつモノをつくるためには、最先端の科学技術を理解し、応用するための工学的な基礎力・応用力が必要です。本学科では電気電子系、機械系、情報系を体系的に学ぶことにより、エンジニアとして必要な専門知識を身につけます。

    ❷社会的な価値を創造するデザイン能力の獲得
    近年のエンジニアはモノづくりのための専門知識だけではなく、つくられたモノが社会でどのような価値を持つのかを理解し、説明する能力が求められています。本学科では人間・社会科学を学ぶことにより、社会における価値創造のメカニズムを理解し、一歩進んだエンジニアとして必要な素養を身につけます。

    ❸デザイン実践力の養成
    デザインのセンスを磨くためには、失敗を恐れず繰り返し自分のアイデアを創出する機会が必要です。本学科では1年次から自己を見つめ創造の種を成長させるためのデザイン実習を行い、デザイン実践力を養います。

    【目指せる資格】
    基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定、技術士・技術士補、ディジタル技術検定、福祉住環境コーディネーター、医療情報技師能力検定 など

    募集定員

    110名

学科の詳細や学費の内訳を詳しく知ろう 資料を請求する 無料

未来科学部

自ら問題を発見・解決し、広い視野と時代の方向性を見通すことのできる技術者へ

募集定員

350名[東京千住キャンパス]

修業年限

4年

【学部の特長】
❶3学科の協働を進め人間中心のデザイン力を養う
現代の生活空間は、多様な技術や知識が連携することで成り立っています。その第一線で活躍する技術者となるには、専門分野をしっかりと身につけながら、たくさんの異分野にも触れておくことが大切です。本学部では、「建築」、「情報メディア」、「ロボット・メカトロニクス」の3学科を設置し、それぞれが協働することで、人間を中心に据えた快適な生活空間をデザインする能力を養成します。

❷能動型の学習で自発的に取り組む習慣をつける
社会に出てから自分で意欲的に問題を発見し、解決していく能力を養うために、主体的な学びを支援するアクティブラーニングや反転授業、数多くの実験・実習をカリキュラムに取り入れています。自分の専門分野の技術と知識を実践的に身につけながら、異分野協働プロジェクトを通じてさまざまな仲間と意見を交わし、協力し合って、幅広い分野の技術と知恵への興味・好奇心を育みます。

❸学部・修士一貫カリキュラムでキャリアデザイン
自分の興味・関心やキャリアデザインに合わせて、幅広い科目群から効率よく履修モデルを組み立てられます。学部から大学院修士課程まで一貫性があるカリキュラムで、学部で培ったエンジニアとしての基礎力をさらに発展させ、よりハイレベルで実践的な専門スキルを獲得することができます。実践研究や国内外の学会発表にチャレンジするなど、さらなるステップアップの道も開かれています。
 

初年度納入金

建築学科:1,712,660円(入学金 250,000円 / 授業料 1,442,000円 / 受託諸会費 20,660円)
建築学科以外:1,671,660円(入学金 250,000円 / 授業料 1,401,000円 / 受託諸会費 20,660円)

専攻・コース一覧

  • 建築学科

    安全で快適な建築・都市空間をつくることは、人と社会の豊かな未来をつくり出すこと。
    その実現のために、確かな実践力と豊かな表現力、卓越した先見性を持った、グローバルに活躍できる設計者・技術者・研究者を育成します。
    専門のスキルと豊かな教養を身につけられるよう、完全習熟教育システムやIoT技術を取り入れたカリキュラム、長期インターンシップなどの多彩な学びを展開します。

    【3つの特長】
    ❶設計・デザインの能力と情報・解析・表現の技術の習得
    演習や実習を中心に、計画・意匠、環境・設備、構造・生産、歴史・都市、住環境・インテリアの5分野について幅広く学び、設計・デザインの能力と情報・解析・表現の技術を身につけます。3年次には「習得確認テスト」を行い、習熟の達成度の確認をします。

    ❷大学内に一級建築士事務所がある
    国内でも数少ない「学内一級建築士事務所」のプロジェクトに参加するなど、充実した長期インターンシップ教育※を実施。実社会と連携した研究開発や調査、設計コンサルティングを体験しながら、プロの技術と倫理観を学びます。

    ※ 本学大学院における長期インターンシップは一級建築士資格取得要件の実務歴として公的に認定されています。

    ❸学部・大学院6年一貫による充実した教育環境
    1年次から全員が設計課題を発表し、実務者や研究者がそろった教員陣から講評を受けます。学部・大学院6年一貫プログラムに則り、この経験を積み重ねて表現力やプレゼンテーション能力を強化。またコンピュータや3Dプリンタを用いた3次元造形物の制作など、デジタル教育の環境も充実しています。

    【目指せる資格】
    一級建築士、二級建築士、木造建築士、建築施工管理技士(1級・2級)、土木施工管理技士(1級・2級)、建築設備士、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、 構造設計一級建築士、設備設計一級建築士、JSCA建築構造士、PE(Professional Engineer)、弁理士、消防設備士(甲種)、インテリアプランナー、福祉住環境コーディネーター、宅地建物取引士 など

    募集定員

    130名

  • 情報メディア学科

    私たちの暮らしは、コミュニケーションから学び・遊びまで、さまざまな情報技術によって形づくられ、日々新たな価値と魅力を持った形態に変わり続けています。
    そんな可能性と成長力に満ちた分野で、次世代の技術を生み出せる人材を育成します。
    「メディア学」と「コンピュータサイエンス」を複合的に学び、デザイン、表現、技術などの観点から包括的な理解を深められる教育を展開します。

    【3つの特長】
    ❶演習と講義の両輪で成長する
    さまざまなコンテンツの企画・制作と、システムの設計・構築のプロセスを、演習での体験を通して実践的に習得します。同時に、その根底にある技術の本質を追究する講義も重視。講義の内容を演習で実践し、理解をさらに深めていきます。

    ❷目標に合わせて自分らしく学べる
    専門分野の豊富な科目群を「ユニット」という単位で5つにグループ化。学生はどのユニットでも自由に選択することができます。一人ひとりの将来像や目標に合わせて、複数のユニットを組み合わせて学ぶことで、独自性豊かな専門家を目指します。

    ❸充実したソフトウェア教育
    リアルなCGも、複雑なネットワークも、実現させているのは高度なソフトウェア技術です。じっくり習得する入門科目から、ハイレベルな知識と技術が身につく専門科目まで、体系的に学ぶことでソフトウェアによるものづくりの力を身につけます。

    【目指せる資格】
    基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト試験、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定、技術士・技術士補、PE(Professional Engineer)、弁理士、CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、CAD利用技術者試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報処理安全確保支援士 など

    募集定員

    110名

  • ロボット・メカトロニクス学科

    人と社会に豊かな未来をもたらす「ロボット・メカトロニクス」。
    数学的なデザイン能力とモデリング能力に裏打ちされた確かな技術を身につけるため、メカトロニクスの基礎となる4分野(機械、電気・電子、情報、制御)を総合的に学びます。
    関連理論の講義と演習、ロボット製作実習を通じて、知識と技術だけでなく問題解決能力や創造力を養い、イノベーティブなシステムを生み出せる技術者を育成します。

    【3つの特長】
    ❶機械、電気・電子、情報、制御の基盤4分野を幅広く網羅
    新製品の創造や課題解決には、システム全体を理解して、多様な技術を効果的に融合する「システムインテグレーション」が重要です。基盤となる4分野を広く深く学び、相互の関係を理解することで、技術を最適にコーディネートできるメカトロニクスエンジニアを目指します。

    ❷ロボット製作でものづくりのプロとなる土台を築く
    数学、力学、製図の基礎を磨き、実験を通して、基盤4分野の実力を養います。プロジェクト形式の「ワークショップ」では実際にロボットを製作して、ものづくりのプロとなる土台を築きます。研究の核であるプログラミングは、基礎から応用までを丁寧に指導。使いこなせる能力を確実に身につけます。

    ❸大学院生や上級生もフォローする手厚い教育体制
    1~3年次は少人数グループの「ワークショップ」や「実験」、4年次は「卒業研究」で、ものづくりを段階的に学びます。さらに、全学年統一「実力テスト」で習熟度を逐次確認。大学院生や上級生が質問に対応して専門学習をフォローする、「よろず相談室」も設置しています。

    【目指せる資格】
    基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、技術士・技術士補、PE(Professional Engineer)、FE(Fundamentals of Engineering)、弁理士、CAD利用技術者試験 など

    募集定員

    110名

学科の詳細や学費の内訳を詳しく知ろう 資料を請求する 無料

工学部

あらゆる状況に順応し、安全で快適な社会の発展に貢献できる優秀な技術者へ

募集定員

610名[東京千住キャンパス]

修業年限

4年

【学部の特長】
❶3段階の教育課程&全学年で実験・実習を用意
工学部では「1.手厚いサポートのある基礎教育」「2.充実した実験、実習、ワークショップ」「3.幅広い専門科目と資格関連科目」の3つに力を入れて教育課程を編成しています。全学年を通じて用意された「実験・実習」により講義で学んだ知識の理解を深め、かつ基礎技能を身につけます。そして、充実した「ワークショップ」や「キャリア関連科目」などの参加型科目を通して技術者として実社会で活躍できる力を体得します。

❷低学年次と高学年次で工学の多彩な学びを用意
低学年次では工学の基礎知識・技能をしっかりと習得し、さらに社会人としての基本的な素養やキャリア意識、および技術者として必要な倫理観を身につけます。高学年次では現代的なニーズを意識した幅広い専門科目群から自分の興味・関心やキャリアデザインに合った科目を選択し、専門性を深めます。また、卒業研究を通じて各種分野で課題を解決できる技術者としての第一歩を踏み出します。

❸導入教育と実力教育による高い就職率
新入生の不安を解消する「入学前教育(数学・英語)」をはじめ、「学習サポートセンター」での支援や「東京電機大学で学ぶ」「アカデミックスキルズ」などの導入教育で学びの土台を構築します。そして本学部には、産業界や社会のニーズに対応するための知識や技術を体得する多彩な授業が用意されています。この実力教育と優れた人材育成による高い就職率と卒業生の実社会での活躍は本学部の誇りです。
 

初年度納入金

1,671,660円(入学金 250,000円 / 授業料 1,401,000円 / 受託諸会費 20,660円)

専攻・コース一覧

  • 電気電子工学科

    「電力・電気機器」「電子情報システム」「電子デバイス」の3分野にわたる学びを展開し、産業界で広く活躍でき、国際的に通用する技術者を育成します。
    また、「人」が安心して豊かな生活を送るために、福祉の視点も含め人間の幸せについて考えることができる、高い人間力を培うことも重視します。

    【3つの特長】
    ❶電気電子工学を体験型学習で学ぶ
    快適で安全な人間の生活環境を支える幅広い電気電子工学分野の基礎と先端技術を基礎科目、専門科目、共通科目を通して、体系的に学びます。特にワークショップ、実験、演習、ゼミナールを通して創造力、実践力、実務能力を養うことを重視しています。

    ❷日本技術者教育認定機構(JABEE)により認定
    卒業研究やコンピュータプレゼンテーションなど、多くの科目で課題解決能力と自己表現能力(コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力)を育成します。また、国際的に通用する専門技術者養成の教育プログラムとして日本技術者教育認定機構(JABEE)により認定されています。

    ❸興味に応じて選択できるカリキュラム
    広範で奥が深い電気電子工学を、学問・産業分野に沿って学ぶために、3つの教育分野を用意。各自の興味や目標に合わせて科目を選択できます。幅広い知識をバランスよく学び総合的な力をつけることも、一つの分野を集中的に学び専門性を高めることも可能です。

    【目指せる資格】
    電気主任技術者(第一種・第二種・第三種)、第二種電気工事士、建築施工管理技士(1級・2級)、建築設備士、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、消防設備士(甲種)、弁理士 など

    募集定員

    120名

  • 電子システム工学科

    スマートフォン、パソコン、LED照明など、身近な製品の基礎となる電子・光・情報に関する技術を身につけた、社会に貢献できる人材の育成を目的とします。
    製品を企画立案し、開発のリーダーとして活躍できるように、基礎から応用までの幅広い知識・技術に加え、調査能力や国際感覚なども養成します。

    【3つの特長】
    ❶電磁気学、電子回路、プログラミングなどの基礎を重視
    電子システム工学技術は極めて進歩が速い技術分野のため、基礎を低学年次で身につけることが肝要です。本学科では電磁気学、電気回路、電子回路、プログラミングなどの基本科目の内容を豊富な演習を交え、確実に習得できます。また理論だけでなく、実験やワークショップを通じて興味を育てます。

    ❷電子システムの広範な技術を学ぶ
    電子システムに関する技術は極めて範囲の広い技術分野です。実社会で即戦力になれるよう、さまざまな技術の概要を学びます。将来、どんな製品が必要になるかを考え、新製品を企画立案し、開発プロジェクトのリーダーとして活躍するためにも、広範囲にわたる技術の全体像を把握しておくことが不可欠です。

    ❸グローバルに活躍するための英語力、プレゼンテーションスキルを培う
    社会では学力・技術が秀でていても一人でできる仕事はほとんどなく、日本だけでなく海外の技術者とも円滑な意思の疎通が必要です。そのためのプレゼンテーションスキル、ビジネス英語などを学びます。また、インターンシップや卒業研究を通じてグループワークを体験的に学び、就業力の向上につなげます。

    【目指せる資格】
    第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士、陸上無線技術士(第一級・第二級)、電気通信主任技術者、建築施工管理技士(1級・2級)、建築設備士、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、消防設備士(甲種)、弁理士 など

    募集定員

    90名

  • 応用化学科

    応用化学とは、生産・生活への応用を目的とした化学的現象を取り扱う分野です。
    地球環境に配慮したエコ素材・商品が身の回りに増えてきた一方で、大量生産・大量消費の悪循環が存在します。本学科では、環境に配慮しながら人類の生活が繁栄できる、安全・快適で持続可能な社会の構築について学べます。
    さまざまな課題に挑戦し活躍できる人材を育成しています。

    【3つの特長】
    ❶化学工学で生産技術も意識
    地球環境に優しく、性能も従来品と同等以上の実用素材・材料を創製するには、基礎研究から産業における生産技術までのどの段階でも手を抜くことは許されません。化学工学で最終段階の生産技術の大切さまで習得し、素材・材料開発の流れを身につけます。

    ❷ワークショップと演習科目で体感しながら学ぶ
    身の回りで起きている現象の調査やものづくりなど、自ら体感して学べるワークショップを低学年次から実施。高い技術力と実行力を身につけます。学んだ知識を実践できる演習科目も各年次に配当されています。

    ❸地球環境に適切な素材・材料を開発する力を育む
    「物理化学」「有機化学」「無機・分析化学」「化学工学」の4部門が柱です。地球環境を意識した素材・材料開発はもはや常識で、いかに人類の高い生活レベルをともなえるかが次世代の焦点です。ものづくりに適切な素材・材料を見抜く力と開発力をあわせもった技術者の育成を目的とします。

    【目指せる資格】
    毒物劇物取扱責任者、危険物取扱者(甲種)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、消防設備士(甲種)、弁理士 など

    募集定員

    80名

  • 機械工学科

    機械工学の基礎となる材料・機械・流体・熱の4力学の学びに重点を置き、新分野への展開に欠かせない力を培います。
    そして、応用力に優れたジェネラリストへ成長するために基礎的知識を応用できる力と論理的思考力を養います。
    さらに、宇宙産業の進展や水素社会の到来を見据えて、技術革新の激しい現代社会で幅広く活躍し、先端を切り拓ける機械工学技術者を育成します。

    【3つの特長】
    ❶数学や物理をベースとした確かな専門知識と技術を培う
    機械工学は私たちが日常的に利用する機器などを、いかに高精度、高効率、高機能に実現するかを学ぶ学問です。これを学ぶうえで最も重要なポイントは、基礎となる科目を十分に身につけることです。特に数学や物理は力学の基礎であり、これらをベースとした確かな専門知識と技術を養います。

    ❷機械工学全般を知るジェネラリストの育成
    機械工学は学習分野が幅広いため、すべての科目を完全に修得するのは大変なことです。しかし、企業が機械工学科の学生に求めるものは、採用後の適性範囲の広さと機械工学全般を知るジェネラリストとしての能力です。そのためにも、できる限り多くの専門科目を幅広く履修する機会を用意しています。

    ❸多くの実験・実習科目で実際にものに触れ体験する
    物事を深く理解するには実際にものに触れ、体験することが大切です。そのために本学科では多くの実験・実習科目を用意しています。その中でも最も重要なのが卒業研究。これまで学習した知識を応用する力や、自ら問題点を見いだし、必要な情報を探し出すという実社会で最も求められる能力を磨くことができます。

    【目指せる資格】
    ボイラー・タービン主任技術者(第1種・第2種)、ボイラー技士(特級・一級・二級)、建築施工管理技士(1級・2級)、建築設備士、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、消防設備士(甲種)、弁理士、CAD利用技術者試験 など

    募集定員

    110名

  • 先端機械工学科

    SDGsなどを見据え、これからの社会に貢献する先進的なものづくりを行うために、機械工学に加え、情報、コンピュータ、光学、医用工学など先端工学を取り入れた授業・研究を展開します。
    まず基礎をしっかりと固め、段階的に知識と技術を高めていきます。
    機械、計測、制御、精密加工などの基礎と先端技術を習得した、広く社会で活躍できる技術者の育成を目指します。

    【3つの特長】
    ❶ものづくりに必要な加工技術、設計技術などを幅広く学ぶ
    1年次のワークショップでものづくりの楽しさ、創意工夫の重要さ、アイデア実現の難しさを体験します。以後、ものづくりに必要な加工技術、材料、強度計算、メカニズム、設計技術、製図などを順次学習し、将来の最先端機械技術者となるための技術素養を身につけます。

    ❷最先端の自動車工学、医用工学、生産加工システムが学べる
    3年次に「先端自動車工学」「先端医用工学」「生産加工システム」などの講義科目を配当し、現在の機械工学における先端分野の技術を学びます。興味を持った分野の研究室を3年次後期に選び、4年次に未知の技術の開発や原理のわからない現象の解明などに卒業研究として取り組みます。

    ❸輪講、研究会、卒業研究などで発表力を身につける
    機械工学の基礎を十分に学んだうえで、電気・電子・情報など他分野の基礎も学び、視野の広い技術者を目指します。さらに授業の質問、輪講、研究会などでの積極的な行動力、考えを的確に伝える力、傾聴能力をしっかり身につけていきます。卒業研究では学科の学生全員の前で発表を行い、発表力を磨きます。

    【目指せる資格】
    ボイラー・タービン主任技術者(第1種・第2種)、ボイラー技士(特級・一級・二級)、建築施工管理技士(1級・2級)、建築設備士、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、消防設備士(甲種)、弁理士、CAD利用技術者試験 など

    募集定員

    100名

  • 情報通信工学科

    ネットワーク、ワイヤレス通信、光ファイバなどをはじめとする通信系技術と、コンピュータを中心とする情報系技術の両分野を網羅した情報通信工学の教育・研究を展開します。
    コンピュータや通信システムのほか、音響・画像の信号処理技術まで習得できる幅広いカリキュラムと、産業界との積極的な交流で学生の個性を伸ばし、ハードウェアを理解してプログラムも書ける視野の広い情報通信技術者の育成を目指します。

    【3つの特長】
    ❶基礎科目は習熟度別クラスでしっかり学習
    1年次の基礎科目は上級学年で応用力をつけるためには欠かせません。電気・電子回路やプログラムのつくり方などを初歩から学ぶとともに、コンピュータ・数学などの基礎科目で習熟度別クラス、補習講座などを設け、確実に基礎が身につく工夫をしています。

    ❷ワークショップなどを取り入れた段階的なカリキュラム
    1年次は、ものづくりや実験の楽しさを「ワークショップ」で学びます。2年次は基礎科目で学んだ事項を実験することで体験し、3年次には現代の情報通信技術を実際に操作します。さらに4年次は興味あるテーマを1年にわたって探求する「情報通信プロジェクト」を実施します。

    ❸プログラミングやマイコンなどに特化した少人数科目を用意
    上級学年では個人の適性に合わせて能力を飛躍させるため、少人数教育の場が用意されています。全教員が参加するグループスタディ※のほか、プログラミングやマイコンなどに特化した少人数科目があります。そして各人が身につけた知識・技術を卒業研究で発揮します。

    ※全教員がテーマを設定して、学生がその中から興味のあるテーマに参加し、グループで実習や輪講を行う

    【目指せる資格】
    第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士、電気通信主任技術者、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、弁理士 など

    募集定員

    110名

学科の詳細や学費の内訳を詳しく知ろう 資料を請求する 無料

工学部第二部

【通学キャンパス】東京千住キャンパス

募集定員

180名

修業年限

4年

【学部の特長】
❶柔軟な時間割編成で、充実した学生生活を
昼間はアルバイトや企業で働いていても、夜間にしっかりと学習できます。授業は平日の6時限・7時限(18:10ー21:20)を中心に配置されています。土曜日にも科目を履修して4年間で卒業できます。

■開講時限
平日16:30ー21:20、土曜日10:40ー19:40

■平日
5時限:16:30~18:00
6時限:18:10~19:40
7時限:19:50~21:20

■土曜
2時限:10:40~12:10
3時限:13:10~14:40
4時限:14:50~16:20
5時限:16:30~18:00
6時限:18:10~19:40

❷教授陣は昼間部と同じで、ほぼ同じ内容を学べる
工学部を中心に、システムデザイン工学部・未来科学部の教授陣も授業を担当します。主要科目を含め基礎から応用まで多数の科目から選択履修でき、工学部とほぼ同じ内容を学べます。要件を満たせば、他学科の科目や昼間開講の他学部の科目も履修可能です。

❸学費は「単位従量制」で、工学部の約半分
学費は履修申告した単位数に応じた額となります。工学部(昼間部)の約5割~6割で、ほぼ同じ内容を学ぶことが可能です。学費は履修した単位数により変動します。

❹試験による昼間部への転学部
昼間部へ転学部できる「転学部試験」を受験できます
転学部試験を受験する場合は、それぞれの学部・学科・学系で定められている出願資格(所定の科目・単位数の修得等)を満たす必要があります。試験の内容は基本的に学業成績・筆記試験(英語・数学)と個別面接ですが、実施学部により異なります。また、システムデザイン工学部、未来科学部、工学部への転学部を希望する際は、特に優秀な学業成績を収めていると推薦で転学部試験を受けられる場合があります。推薦された場合は、筆記試験は免除され、個別面接のみで受験することができます。

❺社会人課程(実践知重点課程)を設置
「働きながら学びたい人」を応援するため、企業などに勤務する社会人を対象に設置しています。社会人経験を有する学生の特長を生かし、さらなるスキル・キャリアアップを図る教育課程です。主に企業出身の教員による実践知重点科目を学び、ものづくりの現場で適切な判断をくだせる能力を磨きます。

初年度納入金

442,860円(入学金130,000円/授業料296,100円/受託諸会費16,760円)+(@13,400×履修単位数)
※学費単位従量制

専攻・コース一覧

  • 電気電子工学科

    日々の暮らしを支える電気について基礎から応用まで学ぶ「電気の総合学科」です。

    【目指せる資格】
    電気主任技術者(第一種・第二種・第三種)、第二種電気工事士、陸上無線技術士(第一級・第二級)、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、弁理士、消防設備士(甲種) など

    募集定員

    60名

  • 機械工学科

    新技術の開発まで行える応用力に優れた機械エンジニアを目指して学びます。

    【目指せる資格】
    ボイラー・タービン主任技術者(第1種・第2種)、ボイラー技士(特級・一級・二級)、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、弁理士、消防設備士(甲種) など

    募集定員

    60名

  • 情報通信工学科

    ソフトとハードを偏りなく学び、情報通信分野を支える人材を目指します。

    【目指せる資格】
    第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士、電気通信主任技術者、技術士・技術士補、公害防止主任管理者、弁理士 など

    募集定員

    60名

  • 社会人課程(実践知重点課程)

    工学分野の基礎から応用を学びつつ、実践知に重きを置いた学びができる社会人のための課程です。

    【学びの特長】
    企業出身の教員が中心になって担当する実践知重点科目を配当し、より職業実践力を高めます。

    ・ものづくりの上流から下流までストーリー性を持たせた科目群
    ・電気・機械・情報・建築を中心とした専門分野横断型の科目群
    ・技術者のスキル・キャリアアップを図る科目群

    ■3つのユニットの設置
    製品の「開発・設計」から身近な「安全・安心」までを学ぶ2つのユニットと技術者の「スキル・キャリアアップ」を図るユニットの3つを設置し、より社会人のニーズに合った学び方を提供します。

    【社会人課程(実践知重点課程)への所属条件】
    ・入学時において、企業等での勤務経験が3年以上の者
    ・入学時において、企業等で3年未満の勤務経験があり、入学後も引き続き企業等に勤務する予定である者  
    ・入学時において、過去に企業等での勤務経験が1年以上3年未満あり、満25歳以上の者

    [留意事項]
    ・所属については、入学後に学生自身が申請し、本学で所属の可否を判定します。なお、上記条件を満たす場合でも、面接等による個別審査の結果、本課程には所属できない場合もあります(その場合は通常のカリキュラムを履修します)。
    ・企業等での勤務経験とは、技術者としての勤務経験を想定しておりますが、高等学校の実験助手等も含みます。
    ・2年次・3年次の進級時にも勤務経験、成績等により本課程に所属変更することができます。

    募集定員

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理工学部

幅広い人間性を持った社会が求める未来型科学技術者へ

募集定員

600名[埼玉鳩山キャンパス]

修業年限

4年

【学部の特長】
■最大の特長は「主コース・副コース制」
理工学部は2年次に主コース、副コースを選ぶ多様な学びを展開。加えて、3年次からはより専門性の高いプログラム科目を選択できます。1年次は専門基礎科目、学系共通科目を中心に学び、2年次進級時に「主コース」と「副コース」を選択します。主コースは自分の所属学系の中から選び、副コースは所属学系からでも所属学系以外からでも選択できます。この「主コース・副コース制」は、スタンフォード大学など欧米の多くの大学で導入されている「ダブルメジャー」「メジャー&マイナー」といった制度に該当し、世界標準の学びのスタイルです。複数分野の専門知識を習得することで、実社会で必要とされる高い適応力を身につけます。

■理工学部オナーズプログラム(次世代技術者育成プログラム)を設置
学ぶ意欲があり成績優秀な学生は、学部3年次より大学院教育との連携も強化した学系間を横断する複合学問領域を学習し、高度な研究に取り組むことができます。これからのニーズを先取りした「宇宙工学」「生体医工学」「環境工学」の3つのプログラムを開講しています。
 

初年度納入金

1,631,660円(入学金 250,000円 / 授業料 1,361,000円 / 受託諸会費 20,660円)

専攻・コース一覧

  • 理学系

    理学は、数理や自然界の法則を探究し、論理的思考によってそれらを体系づける学問。
    基礎をしっかりと学びながら、幅広い応用力と自ら考える力を養うために、段階的な教育カリキュラムを構築しています。
    問題の本質を的確にとらえて解決できる、創造性と専門性を備えたこれからの社会に求められる人材を育成します。

    【3つの特長】
    ❶選べる4つの専門コース
    自然の原理を追究する「物理学」と「化学」、自然科学の基礎となる「数学」は、理学の代表的な学問です。そこに情報を数理的に考える「数理情報学」を加えた、4つのコースを設置。自らの興味と目的に合わせて選択し、専門知識を深めることができます。

    ❷基礎と応用力が着実に身につく
    未知の問題に取り組むには、基礎と応用力が必要不可欠です。基礎をしっかり学びながら段階的に応用力が身につくカリキュラムで、スムーズに実力を向上させることができます。さらに、ほかの学系との連携も進め、幅広い分野の知識を得ることができます。

    ❸理学で求められる「未知に挑戦する姿勢」を養う
    理学では、さまざまなことに興味を持ち、自ら未知の領域に「挑戦していく姿勢」が求められます。基本的な理論を理解したうえで、それらが実際の問題解決にどのように活用できるかを、数多くの演習や実験によって学び、研究者としての土台を培います。

    【理学系のコース】
    ▶数学コース
    数学は現代科学の基礎学問であり、それ自体が興味深い研究対象です。学びを通じて、自由な発想と論理的思考力を持つ人材を育成します。

    ▶物理学コース
    自然界の複雑な現象や性質を説明する普遍的な法則・原理を探究。隠されていた単純さや美しさを明らかにし、理解できる人材を育成します。

    ▶化学コース
    物質の構造・性質・反応のメカニズムを研究。基礎から応用へ結びつける力を身につけた、新時代の化学者・研究者を養成します。

    ▶数理情報学コース
    数理的なアプローチによって、情報の本質を研究。人間の持つ知的な情報処理の機能を、数理的かつ人工的に実現する情報学分野の人材を育成します。

    【目指せる資格】
    危険物取扱者(甲種)、技術士・技術士補 など

    <理学系で推奨する教育職員免許状>
    ・高等学校教諭一種免許状 数学、理科、情報
    ・中学校教諭一種免許状 数学、理科
     

    募集定員

    100名

  • 生命科学系

    環境問題や医療・福祉問題を抱える現代社会において、安全で快適な人々の生活を維持し、本当の意味で人類のためになる社会やシステムを築くための学問分野です。
    従来の理学・工学・医学という枠組みを超えて、柔軟な応用力を身につけた、新しい発想からアプローチできる能力を持った人材を育成します。

    【3つの特長】
    ❶土台となる生物学や化学の基礎を重視
    複雑な生命現象を理解するには、基礎的な知識と理論を十分に身につけている必要があります。生物学や化学の基礎をしっかりと学んだうえで、バイオサイエンス・生物・環境分野の幅広い知識と応用力を身につけます。

    ❷実験などの実践学習で実社会で役立つスキルを学ぶ
    学系共通科目では、遺伝子から細胞、生物、環境まで、幅広い領域の専門科目を学びます。学習内容を単なる知識として留めるのではなく、実社会で役立つスキルにするために、実験やゼミといった実践カリキュラムを充実させています。

    ❸生命科学や生物環境学の第一線で活躍できる人材を育成
    近い将来、生命科学や生物環境学の第一線で活躍できる人材の育成を目標にしています。高度な専門教育を通じて、物事の本質を見きわめる力や問題を解決する力を養い、高い倫理観と豊かな創造力を持った専門家を育てます。

    【生命科学系のコース】
    ▶分子生命科学コース
    バイオサイエンスの分野を探究し、生命の神秘解明にチャレンジしています。医・薬・農・工など、さまざまな分野を支援する新たな知見をつくり出していきます。

    ▶環境生命工学コース
    生物と環境、食糧と食品に関する研究をします。これらについて生物学的、化学的、物理学的見地から探究します。

    【目指せる資格】
    危険物取扱者(甲種)、技術士・技術士補、PE(Professional Engineer)、FE(Fundamentals of Engineering) など

    <生命科学系で推奨する教育職員免許状>
    ・高等学校教諭一種免許状 理科
    ・中学校教諭一種免許状 理科
     

    募集定員

    80名

  • 情報システムデザイン学系

    複雑化・高度化する現代社会に必要不可欠である「情報学」について総合的に学びます。
    「情報学」は情報、コンピュータ、ネットワーク、現代社会、表現創造など、幅広い分野から構成される学問です。本学系では、理学、工学、情報、人文社会学、芸術学など、さまざまなアプローチから、専門知識と幅広い視野を備えた新世代の情報エキスパートを養成します。

    【3つの特長】
    ❶コース制を活かす4コース構成のカリキュラム
    情報学は、数学、工学、人文科学、芸術学など、多彩な内容から構成されます。通常の学科では入学時点で学ぶ内容を決定しますが、情報システムデザイン学系では、1年次に基礎を学び、2年次から分野(コース)を選択。自分の適性や希望に合った情報学が学べます。

    ❷理学、工学、人間科学、芸術学など専門性豊かな教員陣
    各コースを構成する教員は、数学者、エンジニア、心理学者、芸術家など、各分野の専門家集団。各コースを担う教員が専門性の高い科目を提供すると同時に、他コースの多彩な科目も通して、文理複合的な幅広い視野を持った情報技術者を育成します。また文理系の科目で受験できるのも特徴です。

    ❸少人数教育で培う社会人基礎力
    1年次のゼミ、2・3年次の実験・実習、4年次の卒業研究などを、少人数のグループで行います。これにより、問題発見能力、グループでの問題解決能力、情報メディアを駆使したコミュニケーション能力など、社会で活躍できる基礎的な能力を培います。

    【情報システムデザイン学系のコース】
    ▶コンピュータソフトウェアコース
    ソフトウェアとハードウェアに関する専門科目を通じて、ソフトウェア開発に必要な実践的な知識・技術を身につけます。

    ▶情報システムコース
    グローバルな視点から、情報システムの構造設計および運用方法、社会におけるそれらの利活用に関する知識を身につけます。

    ▶知能情報デザインコース
    人間の脳と心の働きを理解し、人間中心設計に基づいたシステム設計・評価、問題発見・解決のための能力を身につけます。

    ▶アミューズメントデザインコース
    さまざまな情報コンテンツの企画・制作の実践を通じ、感動と喜びをデザインするための問題発見能力と問題解決能力を身につけます。
     

    募集定員

    180名

  • 機械工学系

    「材料」、「機械」、「熱」、「流体」といった機械工学に不可欠な4つの力学を体系的に学び、基礎をしっかり習得できるカリキュラムを展開します。
    さらに、高度な専門技術と最先端工学に適応するエンジニアリング・センスを身につける実践的な教育を行い、自ら問題を発見して解決できる技術者や研究者を養成します。

    【3つの特長】
    ❶材料、機械、熱、流体の4つの力学を習得
    ロボット、自動車、家電製品など、機械工学がカバーする領域は非常に多岐にわたります。基礎を身につけることができるカリキュラムで、材料・機械・熱・流体という機械工学の核となる4つの力学をしっかり習得し、多様な分野で活躍できる研究者、技術者を育成します。

    ❷専門コースでエンジニアリング・センスを磨く
    力学的解析技術を駆使して機械設計をする「設計・解析コース」と、最先端の加工技術や精密な制御技術を学ぶ「加工・制御コース」の特色ある2コースを設置。基礎を応用展開することで、高度な専門技術と最先端工学に適応したエンジニアリング・センスを磨きます。

    ❸大学院生が実習をサポートしスムーズな学びを実現
    大学院生と一緒に学習する教育体制で、学びをよりスムーズに充実させて工学的バランス感覚を養います。少人数グループによる演習科目では、問題発見能力と問題解決能力の養成をサポート。工作実習・実験では、細心のフォローで安全性を確保します。

    【機械工学系のコース】
    ▶設計・解析コース
    力学的解析技術を用いて、機械の動くメカニズムを設計することができる力を養います。設計や解析のフロントランナーとして活躍できるよう、機械工学分野における想像力や応用力の習得を目指します。

    ▶加工・制御コース
    最先端の加工技術や機械を精密に動かす制御技術を用いて、ものづくり現場に対応できる力を養います。加工や制御のエキスパートとして活躍できるよう、機械工学分野における実践力や専門力の習得を目指します。

    【目指せる資格】
    技術士・技術士補、PE(Professional Engineer)、FE(Fundamentals of Engineering) など

    <機械工学系で推奨する教育職員免許状>
    ・高等学校教諭一種免許状 工業
     

    募集定員

    80名

  • 電子情報・生体医工学系/電子工学系

    ※電子工学系は2024年4月から電子情報・生体医工学系として新たにスタートします。

    通信・情報、エネルギー・制御、材料・エレクトロニクスなどの「電気電子工学分野」と、医療機器、人工臓器、再生医療、福祉機器などの「生体医工学分野」における高度な専門知識を備えた技術者を養成します。
    ものづくりを学ぶことを通して、主体性を持って多様な人々と協働し、自ら課題を発見、解決できる、人と社会に貢献するプロフェッショナルを育てます。

    【3つの特長】
    ❶講義と演習で電気電子工学の基礎を習得する
    「講義」、「演習」、「実験」によって、電気電子工学の基礎を習得。「見て聞いて→問題を解いて理解を深め→体現する」それぞれの学び方を身につけ、理論と実践の違いを体感します。さらにグループ実験では、コミュニケーション力や問題解決力も養います。

    ❷人間のからだや特性を理解する
    「医療機器をつくりたい」「技術を福祉に役立てたい」という目標を達成するには、技術だけでなく人間のからだについても学ぶ必要があります。生理学、医用電子工学、人工臓器学を通して、人間と社会に貢献するシステムを構築する素養と能力を養います。

    ❸体験型学習で応用力と実践力を育む
    カリキュラムは、ものを賢く動かすためのハードウェアとソフトウェアをつくる技術に直結した、電気電子・情報・制御の基幹科目で構成されています。さらに、応用力と実践力を育む実験やゼミ科目を配置。高度な工学技術を習得できる体制が整っています。

    【電子情報・生体医工学系のコース】
    ▶電子情報コース
    電気電子工学のハードウェアとソフトウェアの技術に関する、特色ある電子工学と情報工学を「信号処理工学」、「通信工学」、「ディジタル回路」、「応用プログラミング」などの専門科目によって習得。ものづくりに応用展開できる技術を、体系的かつ実践的に学べます。

    ▶電子システムコース
    システム工学と制御工学という電気電子機器を総合的に動かすテクノロジーを、「電子デバイス工学」、「電気電子計測工学」、「パワーエレクトロニクス」、「材料学」、「エネルギー変換工学」などの専門科目によって習得。ものづくりに応用展開できる技術を、体系的かつ実践的に学べます。
     

    募集定員

    80名

  • 建築・都市環境学系

    ますます重要視される循環型社会を実現するために、人間と自然が調和する環境を多角的に考察できる人材が、今求められています。
    社会が要請する構造物をつくる技術、環境保全や環境予測に必要な知識、高度情報化社会に対応できる情報技術などを幅広く学び、「持続可能な社会」の構築に貢献できる技術者を目指します。

    【3つの特長】
    ❶空間をデザインする感性と技術を育む
    まちにあふれる建築も都市自体も、人間が生活をする空間はほとんどが「自然環境」と「人工環境」の混合物です。この2つの要素に関する知識と実践を学びます。また、生活環境への感性を研ぎ澄まし、技術を身につけることで、イメージをかたちにするデザイン力を育みます。

    ❷建築・都市環境に関わる幅広い科目を開設
    建築・都市環境に関わるあらゆるフィールドを網羅した専門科目群を開設。総合力と専門性を深く追究できる柔軟なカリキュラムです。しかも、国際的に通用する専門技術者養成の教育プログラム、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定も受けています。

    ❸講義と演習で実践に役立つ技術と感性を磨く
    幅広く学ぶ「学系共通科目」と、深く学ぶ「コース専門科目」で理論を学習。さらに、構造・材料・土質・水理実験や測量実習、デザイン演習などで、実践に役立つ技術と感性を磨きます。デザイン演習では、設計とCAD製図、模型製作を行います。

    【建築・都市環境学系のコース】
    ▶建築コース
    建築の専門知識や技術を学び、デザインするための感性を磨きます。また、「建設系総合教育」の理念のもと、1つの建物だけでなく、都市・環境・景観にも配慮した総合的な視野を持つ建築家や建設技術者を育成します。

    ▶都市環境コース
    人に優しく、災害に強い、快適で安全な循環型の「まちづくり」の理論と実践を学びます。環境工学や都市空間デザインといった現代的な分野と土木工学を融合させることができる「まちづくり」のスペシャリストを育成します。

    【目指せる資格】
    一級建築士、二級建築士、木造建築士、土木施工管理技士(1級・2級)、建築施工管理技士(1級・2級)、建設機械施工管理技士(1級・2級)、測量士・測量士補、技術士・技術士補 など

    <建築・都市環境学系で推奨する教育職員免許状>
    ・高等学校教諭一種免許状 工業
     

    募集定員

    80名

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