「真に人間的自由に達する美術教育」という本学の教育理念のもと、美術・デザインの領域において総合的な造形教育を進める10学科を設置しています。
- 卒業後の主な進路
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- 学校教員
- 学芸員
- プロモーター
- 大道具・小道具
- TVディレクター
- プロデューサー
- 放送記者
- 作家
- 絵本作家
- 編集者
- ブックデザイナー
- 雑誌記者
- エディトリアルデザイナー
- DTPオペレーター・DTPクリエイター
- 新聞記者
- メディア業界勤務
- 印刷・製本
- 広告プランナー
- コピーライター
- CMプランナー
- クリエイティブディレクター
- アートディレクター
- 広告会社営業・企画
- ファッションデザイナー
- テキスタイルデザイナー
- カラーコーディネーター
- ジュエリーデザイナー
- アクセサリーデザイナー
- パタンナー
- グレーダー
- プレス
- ソーイングスタッフ
- サンプルメーカー
- 帽子デザイナー
- バッグデザイナー
- カラーリスト
- グッズデザイナー
- 靴デザイナー
- 雑貨デザイナー
- ファッションアドバイザー
- ファッションコーディネーター
- ファッションショープランナー
- 商品企画・開発(ファッション)
- アニメーター
- CGアニメーター
- イラストレーター
- CGデザイナー・CGクリエイター
- アニメ背景デザイナー
- 漫画家
- 漫画原作者
- ゲームクリエイター
- ゲームプログラマー
- ゲームプランナー
- キャラクターデザイナー
- ゲームCGデザイナー
- ゲームデザイナー
- ゲームシナリオライター
- 広告・宣伝企画・調査
- イベントプロデューサー
- イベントプランナー
- イベント制作スタッフ
- 美術デザイナー
- 放送作家・構成作家
- 脚本家(シナリオライター)
- 演出家
- 映画監督
- 映画宣伝
- 映像プロデューサー
- 映像ディレクター
- 映像カメラスタッフ
- 映像編集者
- 照明スタッフ
- 音響スタッフ(音響エンジニア)
- 美術スタッフ
- 番組作成AD
- 映像クリエイター
- 建築デザイナー
- 建築・建設会社
- エクステリアデザイナー
- 店舗デザイナー
- インテリアプランナー
- インテリアコーディネーター
- インテリアデザイナー
- インテリアデコレーター
- 福祉住環境コーディネーター
- 食空間コーディネーター
- ディスプレイデザイナー
- 照明デザイナー
- 空間デザイナー
- 住宅関係
- グラフィックデザイナー
- イラストレーター
- パッケージデザイナー
- 工業デザイナー
- プロダクトデザイナー
- Webデザイナー
- Webディレクター
- Webプログラマー
- 2Dデザイナー
- CGデザイナー・CGクリエイター
- 3DCGクリエイター
- 雑貨デザイナー
- ジュエリーデザイナー
- フォトグラファー
- カメラマン
- 芸術家
- 書道家
- 画家
- 美術教諭
- 美術造形
- ガラス工芸家
- 陶芸家
- 彫金家
- 木工工芸家
- 染色家
- 版画家
- 原型師
- プログラマー
- システムエンジニア(SE)
- CADオペレーター
- コンピュータメーカーで働く
- 商品企画・開発(ソフトウェア)
- 募集定員
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838名
- 修業年限
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4年
- 初年度納入金
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1,870,900円~1,906,900円※学科により実習費が異なる
<教育目標>
武蔵野美術大学造形学部は、美術を総合的な人間形成をもって成るものと考える教育理念に基づき、次の教育目標を掲げる。
1.幅広い教養を備え、人格的にも優れた美術・デザインを中心とする造形各分野の専門家を養成する。
2.美術とデザインの領域における総合的な造形教育を通じて、広く知識を授けるとともに、深く専門の技能、理論や応用を教授研究し、豊かな美的教養をそなえた社会人を育成する。
こうした人材の輩出をもって、日本と世界の文化の創造発展と社会に貢献することを、武蔵野美術大学の使命とする。
<アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)>
武蔵野美術大学は創立以来の教育理念に基づき造形芸術の専門教育を実践し、多くの優れた人材を輩出してきました。本学教育課程を主体的に修め努力できる次のような資質・能力を備えた学生を求めています。
1.専門性と表現を深めるための基礎的な学力を身につけている人
2.専門性を支える幅の広い造形力や教養を総合的に身につけようとする人
3.論理的思考・創造的思考を働かせて独自の表現で伝えようとする人
4.文化の創造発展に寄与し、社会で活躍しようとする人
専攻・コース一覧
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- 募集定員
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39名
伝統的な技法、美意識を学んだ上で、日本画を入口とした個性豊かな新しい表現者を育てる。
東洋画の長い伝統を受け継ぎながら、外来文化の影響を吸収しつつ形成、発展してきた日本画。日本人に宿る独特な美意識と精神性から生まれた造形思想、そして優れた材料・技法は、世界の美術の中で独自な位置を占めています。本学科では、日本画や日本について深く考える過程を大切にしながら、奥深く魅力的な専門技法を習得し、日本画を通して新たな絵画世界を拓いていける力を育てていきます。
●教育研究上の目的
日本画学科は日本画の基礎的な専門技法を習得し、日本人の感性に宿る独特な美意識と精神性から生まれる日本独自の文化を背景に保持してきた伝統を現代の表現として展開し、個性豊かに創造する力を持つ人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
日本画
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員
●進路状況
作家活動、大学院進学、海外留学など、多岐にわたります。学校教員や講師、学芸員などのほか、デザインやアニメーション、ゲーム業界へ就職し、デザイナーとなる卒業生もいます。 -
- 募集定員
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120名
教員の作家性を反映したユニークな授業や絵画技術の習得を通して、独自の絵画性を追求する。
絵を描くことは、単に造形の領域に留まるものではなく、想像の世界と現実の世界を行き来し、この世界をどうとらえるかを考えることでもあります。油絵専攻は、自らの主題を深く掘り下げ、同時に柔軟で広い視野を持った人材を育成するため、絵画をはじめ、さまざまな分野にも表現の可能性を探っていける「多様性」を大切にしています。教員や同世代の仲間との「制作」「対話」から、新たな表現や考えを生み出していくことを期待しています。
●教育研究上の目的
油絵学科は多様な価値判断のもと、作品制作をとおして社会との共生やつながりをつくり、また絵画を重層的にとらえ、あらゆる可能性を追求し、創作活動を通じて社会性を獲得しうる人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
絵画/インスタレーション/立体/映像/パフォーマンス/アニメーション
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員
●進路状況
作家、大学院進学、教職などのほか、近年では各種メーカー、アニメーションやゲーム業界への就職も多くなっています。 -
- 募集定員
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20名
●5つの特徴
❶ファインアートとデザインの両方の領域を学ぶ
従来はデザイン領域の学びとして扱われてきた絵本やイラストレーション、ブックアート、デジタル表現などのカリキュラムをファインアート領域に位置する油絵学科の中のグラフィックアーツ専攻で学ぶことができます。入学後、1・2年次は油絵専攻とグラフィックアーツ専攻それぞれの選択授業を組み合わせて履修することができるため、美大を志望し始めた時点で、ファインアートかデザインか、進路の方向性を絞りきれていない受験生の選択肢が広がります。
❷イラストレーターや絵本作家、ゲームクリエーターなどを志望する学生の選択肢となる
このような志向の学生の場合、油絵学科には従来、それに応える具体的なカリキュラムはありませんでしたが、グラフィックアーツ専攻では正式な授業として開講されており、第一線で活躍しているイラストレーターや絵本作家、コンセプトアーティストなどが実践的な指導にあたります。
❸版画技法とグラフィックアーツ表現の両輪を重視したカリキュラム
例えば、日本が誇る伝統木版である浮世絵や新版画は、現代の漫画やアニメーションなどのビジュアル表現の源流として大きな影響を与えたと言っても過言ではありません。また、版画の画面のレイヤー構造に起因する平面視覚効果の原理は、最先端のデジタル表現と多くの共通点を有しています。このような点も、私たちがベーシックな版画技法の習得を、すべてのグラフィックアーツ専攻の学びの出発点に位置づける理由のひとつとなっており、作品制作においてアナログとデジタル、伝統と先端をバランスよく連動させながら、新しい表現の地平を切り拓いていくことを目指します。
❹油絵学科油絵専攻の授業受講、および専攻変更が可能
1・2年次にはいくつかの授業が油絵専攻とグラフィックアーツ専攻の共同で開講されており、相互に選択受講が可能となっています。また、3年次進級時にグラフィックアーツ専攻⇄油絵学科専攻といった専攻変更が可能です。
❺グローバル化する教育環境にも対応
国際交流プロジェクトや訪問教授、協定留学生の派遣・受け入れなど、数多くの海外教育機関との国際交流の実施実績によって、英語対応の版画技法テキスト作成や、バイリンガル・ワークショップなどが実現されています。 -
- 募集定員
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31名
彫刻を学ぶとは、作品が成立するとは何かを考えること。設備が整った専門工房で作家性を明確にする。
「彫刻とは何か?」。これは、正解のない問いかけです。彫刻の領域は今もなお拡張し続け、「ここ」あるいは「これ」と特定することはできません。しかし、彫刻とはどこから来たのか、どのような心の働きの中で展開されてきたのか、そして彫刻の現在・未来はどうあるべきなのかと問い続けることこそが、彫刻に生命を与えるのです。彫刻学科は伝統的な素材や技術を重視しながらも、同時代性と対話に重点を置いた指導を行い、普遍的な問いかけをもって未知の世界の扉を開く表現者を育てます。
●教育研究上の目的
彫刻学科は、同時代の美術とは何かを問い続けることと、素材と対峙しながら美術の歴史を見つめ直すことを行き来しながら制作を行い、表現についての思考力を深め、理論的にステップアップしてゆき、4年間を通して自立して制作研究のできる人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
彫刻
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員
●進路状況
彫刻家、造形作家はもちろん、進学や就職しながら制作を継続・展開する卒業生が少なくありません。本学科で培った造形力や素材の幅広い知識を生かして、製品や空間のデザイン領域へと進む卒業生もいます。 -
- 募集定員
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117名
デザインの原点を実践的に学び、鋭い感性と多岐に渡る媒体を駆使する力を持ったデザイナーを育てる。
視覚伝達デザイン学科では、どのように「見るべきか」「見たか」「理解したか」といった対象と自身との関係を明確にして、ヴィジュアルコミュニケーションを成立させることのできる人材を育てます。そのために、コミュニケーションの基盤となる身体性と五感、そして、デザインに必要とされるメディアを操る技術力、美的造形力と知性、これらを駆使して社会の多様な要求に応えることのできるクリエイターを育てるための基礎課程と高度な専門領域の科目が用意されています。
●教育研究上の目的
視覚伝達デザイン学科は、社会的な視点から情報をとらえ直し、再構築することができる知性と行動力、人々の感性に共鳴しうる高度な技術と美意識を持った専門家=デザイナーや、現代社会とその未来に対応する創造的な担い手、新しい時代のヴィジュアル・コミュニケーションのとびらを開く人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
ヴィジュアルコミュニケーション、グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、アニメーション、インタラクションデザイン
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員
●進路状況
各種メーカー、広告代理店、マスコミ、デザイン事務所、印刷、映像やゲームなど、学科の特性を生かし、幅広い領域で活躍しています。近年ではアニメーションやUX・UIデザインの領域への就職も目立ちます。また企業の総合職に就いたり、大学院進学や留学など、多様な進路が展開されています。 -
- 募集定員
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120名
素材と格闘し、技の大切さ、品質を見分ける眼を養う。それが優れたプロダクトデザイナーの条件。
人を軸にした生活環境やプロダクトをデザインする工芸工業デザイン学科では、人間の生活すべてのコトとモノに関わりを持ちながら、心地よい暮らしを実現するための豊かな感性と幅広い知識、問題意識を養います。個人での創作活動が主となるクラフト、より望ましい社会生活全体を構築するインダストリアル、生活空間を思考するインテリアの3コースから構成され、必要であれば領域を超えてものづくりを追求できる柔軟な環境を整えています。
●教育研究上の目的
工芸工業デザイン学科は、人間の制作とモノに関わりをもち、心地よい暮らしをデザインするための豊かな感性と幅広い知識、問題意識を養い、多様化する人々の価値観と絶えず変革する技術を見据え、次代が求める解決策に積極的に取り組む思考・表現力、社会との連携を図れる人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
クラフトデザイン、インダストリアルデザイン、インテリアデザイン
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員/二級建築士・木造建築士受験資格(インテリアデザインコース)
●進路状況
ジュエリー、家具、テキスタイル、インテリア、プロダクト領域のデザイナーや商品企画担当など、各コースの専門性を生かした職種に就く卒業生が多いほか、企業で経験を積み、独立する卒業生もいます。 -
- 募集定員
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108名
空間で人を幸せにする。独自の感性と協調性を伸ばし、情熱を持って空間をつくりあげる人材を育成。
セノグラフィ、インテリアデザイン、環境計画、ファッションデザインの4コースから成る本学科は、扱う領域はさまざまですが、「人を幸せにしたい」という共通の想いを持っています。空間をデザインするには、時間とともに変化する自然の姿から学ぶことはもちろん、美術・デザインの歴史や技法、新しいメディアや技術への理解を深めることも大切です。そして個々の感性が集結することで、初めて空間は成立します。独自の表現力と豊かな創造性を養い、人間の営みが展開される空間を、より豊かに美しく形づくるデザイナーを育てます。
●教育研究上の目的
空間演出デザイン学科は、「人間的自由に達するために美術・デザインを追求する」という本学の教育理念に則り、「空間」という視点から思考、想像、創造し、次代の生活文化を豊かに創造できる人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
セノグラフィ、インテリアデザイン、環境計画、ファッションデザイン
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員
●進路状況
舞台美術関係、イベントプランナー、照明デザイナー、店舗設計・ディスプレイデザイナーなどのほか、アパレル系商品企画担当、ファッションデザイナーなど、各コースの専門性を生かした職種に就く卒業生が多くいます。 -
- 募集定員
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72名
全員が設計し、デザインする。現役建築家による実践的な指導で、各自が共感できるフィールドを探す。
インテリアから住宅・各種建築・地域・都市・環境・ランドスケープまで、人間の関わる空間すべてを対象に、人間の活動を支え居場所となる良質な環境づくりが建築の役割です。建築学科では、空間を構成する造形能力を身につけ、建築と、生活基盤である場所や地域との有機的関係の構築を学びます。また、社会の仕組みに働きかけ、新たな社会と価値の創造に関わる建築の現状把握や歴史的考察のための分析能力を習得し、文化やアート、デザインの教養も深めていきます。建築をトータルな表現として学ぶ設計計画をカリキュラムのコアとし、3年次からは少人数のスタジオに分かれ、今日的なテーマとジャンルの課題にチャレンジします。
●教育研究上の目的
建築学科は、室内から都市全体の環境に至るまでを、快適な人間生活のための空間として総合的に計画し造形し得る人材や、価値ある生活環境の創出を目指し、幅広い教養、工学的知識と造形能力を身につけた人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
建築
●取得可能な資格
一級建築士受験資格(免許登録には2年以上の実務経験が必要)
二級建築士・木造建築士受験資格(実務経験必要なし)
*建築士受験資格は、工学部建築学科と同等です。
学芸員
●進路状況
建築設計だけでなく、それを超えた多分野で活躍しています。一級建築士として独立する卒業生や、インテリアや家具制作をはじめ、ランドスケープデザイナー、造形作家、フォトグラファーとして活躍する卒業生もいます。都市環境の設計・整備など、建築的視点を持った人材の活躍の場は大きく広がっています。 -
- 募集定員
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73名
デザインを分けない。どんな領域でも活躍できる人材を育てる。企画・構想力と全方位のデザイン力を学ぶ。
デザインとは、生活者が本来あってほしいと願う「かたち」をつくり出すこと。そして、生活の中の行為やふるまいなどを考察し、おのずと「かたち」が浮かび上がってくる瞬間に立ち会うことです。基礎デザイン学科は、すでにあるデザイン領域に対応する技術を教える場ではありません。分化されたデザイナー養成のあり方を見直し、「かたち」の生成力を身につけるカリキュラムで、生活の中で本来あるべきデザイン、「かたちの本質」を構想し、提案できるデザイナーを育成します。
●教育研究上の目的
基礎デザイン学科は、社会形成・環境形成に関するあらゆる活動を対象とする領域横断性を標榜するデザイン学科である。変化する社会や世界を見すえ、既存の領域や方法にとらわれない、やわらかく創造的な頭脳と知性の育成を目指しており、デザイン諸問題を、先端的な造形と科学の双方、かつ学際的な思考の基盤から把握し、構想へと導ける人材の育成を目標としている。
●専攻分野
デザイン全領域
●取得可能な資格
学芸員
●進路状況
企業内デザイナーとして製品の企画・開発・デザインに携わる卒業生、広告、エディトリアル、デジタルメディア、プロダクトなど、広義のヴィジュアルコミュニケーションに携わる卒業生のほか、出版や教育、学芸員、アーティスト、大学院進学や留学など、文化的・学際的な領域で活躍する卒業生も数多くいます。 -
- 募集定員
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62名
マネジメントの視点でアートとデザインを学び、新鮮で創造的な提案を行い実践できる人材を育てる。
人々が作品の創造や鑑賞などの行為によって心身の充実を追求する「芸術」と、精神的・身体的活動を通じて確立し、継承、変化させ続けてきた「文化」、その「芸術」と「文化」の社会における活用について、領域横断的かつ実証的・実践的に研究する学問領域である「芸術文化学」を、本学科は学びの中心に据えています。芸術文化学の視座に立ち、現代社会をアートとデザインの視点から広く見つめ直し、人が豊かに生きるための新たなビジョンを提案できるプロフェッショナルを育てます。
●教育研究上の目的
芸術文化学科は、社会を形成している多様な人々に対して、より深く芸術文化の価値を読み解き、構想し、その価値を知らしめる専門的な人材を育成するという理念を置く。ミュゼオロジー(博物館学)、プランニング(企画)、マネジメント(運営)の三本柱によって、社会と芸術をつなぐ理論と実技を横断的に学んで、見る、聞く,話す、書く、作る、という実践性を総合的に身につけることを教育目標としている。
●専攻分野
芸術文化学、ミュゼオロジー、マネジメント、プランニング、グラフィックデザイン、映像デザイン、展示デザイン、編集、絵画、プロジェクトマネジメント、ワークショップ、美術館教育
●取得可能な資格
中学校教諭一種(美術)教員免許/高等学校教諭一種(美術、工芸)教員免許/学芸員
●進路状況
出版・印刷・広告から、各種メーカーや情報通信業、アニメーション・ゲームなど、多岐にわたる業界で活躍しています。学芸員、学校教員をはじめ、自治体職員や各種機関の研究員など、公的な職種に就く卒業生も増えています。 -
- 募集定員
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76名
クリエイティブとはエレガントなルール破り。新しいアイデアを華麗に実現させる方法論を学ぶ。
デザインは異なる立場の多くの人によって支えられる協調的作業です。その中でデザイナーは「何を問題としてどう解決するか」をかたちとして示さなければなりません。そのためには問題の本質を捉え、幅広い知見を束ね、納得と共感を呼び起こす提案に結びつける柔軟な力が必要です。本学科では多様なメディアの特性を基盤に、つくる・見せる・気付く・考えるという体験と内省の反復を繰り返すことで、課題を自ら発見し、新しい視点から解決策を提案できる方法論を身につけていきます。
●教育研究上の目的
デザイン情報学科は、時代を読み解く知識基盤や倫理観とともに、デザイン情報学の基礎となる課題設定、調査分析、構想立案を行う力を養い、「メディア表現」、「コミュニケーション創発」、「デジタル技術」の学問領域を統合させた「汎技術としてのデザイン知」を自在に生かすことのできる人材の育成を教育目標とする。
●専攻分野
エディトリアルデザイン、映像ディレクション、インタラクションデザイン、デジタルコンテンツデザイン、CG、情報ネットワーク
●取得可能な資格
学芸員
●進路状況
各種メーカー、広告代理店・制作・デザイン事務所などでデザイナー、パッケージデザイナーなどの職に就くほか、学科の特性を生かしてインターネット関連、アニメーション・映像制作などの領域へ進む卒業生が増えています。また、自治体や財団、企業の総合職など幅広い、多様な可能性が開かれています。