“仏教”の学びから未来へ。
- 募集定員
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105名
- 修業年限
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4年
- 初年度納入金
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1,407,000 円(入学金288,000円含む)
仏教の智恵から深く学び、柔軟な思考と慈悲心を身につけて、一人ひとりが社会に貢献できる人材となることをめざします。
グローバル化や情報化が社会にひずみを生み、世界のあちこちで文明・文化の衝突がおこる時代。仏教学部の学びには、こうした難問を解決するヒントが詰まっています。仏教の叡智が教えてくれるのは、自己も他者も尊重することの大切さと、どんな未来にもつながる普遍性を備えた「いまを生きる教養」です。
仏教学部の扉は、仏教に特別な関心がある人にだけ開かれているわけではありません。仏教学部の学びの領域は、一般にイメージされる「仏教」の枠をはるかにこえ、社会や世界を包み込み、一方で私たちの心の深部にまでおよんでいます。
1・2年次は、多様性に富む仏教の世界の中から、自分が真に学びたい分野を見出すことが大切です。そのため、1・2年次全員に共通の科目群が用意されており、そこから仏教学部の学びに必要な基礎的スキルや基本概念を幅広く学びます。そして3・4年次には、所属の学科・コースの特色ある科目群の履修を通じて、専攻分野の学びを深めていきます。これが仏教学部の教育プログラムの大きな特徴です。
【学科・コース紹介】
<仏教学科 思想・歴史コース>
インドに発祥しアジアや世界に広まった仏教の思想や発展の歴史とその意義、他の思想との比較をとおして普遍思想としての仏教を考察するための専門課程です。
<仏教学科 文化遺産・芸術コース>
宗教精神を基盤とした文化の展開を社会の変遷とともに探究し、仏教美術の展開など、文化創造の具体的場面を体感的に理解するための専門課程です。
<宗学科 法華仏教コース>
日蓮教学、日蓮教学史、日蓮教団史など、日蓮聖人の考え方や生き方を思想的・信仰的側面を中心に学ぶ専門課程です。
<宗学科 日本宗教・文化コース>
日本仏教思想、日本仏教史、現代社会と仏教の関わりなど、日本における仏教の受容と展開について多角的に学び、さらには現代社会における仏教の役割を考えるための専門課程です。
※3年次から上記の4コースに分かれて専門分野を学修します。
※このコース名称は、令和7年(2025)年度以降の入学生から適用されます。