【仏教学部】

“仏教”の学びから未来へ。

募集定員

105名

修業年限

4年

初年度納入金

1,407,000 円(入学金288,000円含む)

仏教の智恵から深く学び、柔軟な思考と慈悲心を身につけて、一人ひとりが社会に貢献できる人材となることをめざします。

グローバル化や情報化が社会にひずみを生み、世界のあちこちで文明・文化の衝突がおこる時代。仏教学部の学びには、こうした難問を解決するヒントが詰まっています。仏教の叡智が教えてくれるのは、自己も他者も尊重することの大切さと、どんな未来にもつながる普遍性を備えた「いまを生きる教養」です。
仏教学部の扉は、仏教に特別な関心がある人にだけ開かれているわけではありません。仏教学部の学びの領域は、一般にイメージされる「仏教」の枠をはるかにこえ、社会や世界を包み込み、一方で私たちの心の深部にまでおよんでいます。

1・2年次は、多様性に富む仏教の世界の中から、自分が真に学びたい分野を見出すことが大切です。そのため、1・2年次全員に共通の科目群が用意されており、そこから仏教学部の学びに必要な基礎的スキルや基本概念を幅広く学びます。そして3・4年次には、所属の学科・コースの特色ある科目群の履修を通じて、専攻分野の学びを深めていきます。これが仏教学部の教育プログラムの大きな特徴です。

【学科・コース紹介】
<仏教学科 思想・歴史コース>
インドに発祥しアジアや世界に広まった仏教の思想や発展の歴史とその意義、他の思想との比較をとおして普遍思想としての仏教を考察するための専門課程です。

<仏教学科 文化遺産・芸術コース>
宗教精神を基盤とした文化の展開を社会の変遷とともに探究し、仏教美術の展開など、文化創造の具体的場面を体感的に理解するための専門課程です。

<宗学科 法華仏教コース>
日蓮教学、日蓮教学史、日蓮教団史など、日蓮聖人の考え方や生き方を思想的・信仰的側面を中心に学ぶ専門課程です。

<宗学科 日本宗教・文化コース>
日本仏教思想、日本仏教史、現代社会と仏教の関わりなど、日本における仏教の受容と展開について多角的に学び、さらには現代社会における仏教の役割を考えるための専門課程です。

※3年次から上記の4コースに分かれて専門分野を学修します。
※このコース名称は、令和7年(2025)年度以降の入学生から適用されます。

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【文学部】哲学科

自分を見つめ、世界を見つめる。そこから顕在化する新しい世界があります。

募集定員

95名

修業年限

4年

初年度納入金

1,350,000円(入学金288,000円含む)

ものごとを徹底的に考え抜く力を培います
時代が変わっても、人間が直面する問題は変わりません。哲学とは、そうした人間の根本とも言える問題について考える学問です。
哲学科では、こうした問題を考えることを通じて、社会のあらゆる場面で役立つ“物事を徹底的に考え抜く力”を培います。

そのために、古代から中世、近代、現代へと至る西洋哲学、また日本や東洋の哲学など、多様な哲学の専門分野に特化した8名の教員をそろえています。そのサポートのもと、基礎知識から、テキストの読み方、さまざまな解釈の比較検討へと段階的に学修を進めます。

1学年95名の学生のなかには、あなたが考えもしなかったような価値観や物の見方の持ち主が存在します。哲学科では多数の演習科目が開講されており、そのなかで行われる学生どうしの討論は、自分の物の見方を相対化し、それらにとらわれずに自由に思考する道しるベとなります。

学びの場は講義だけではありません。学生と教員が共同で行う読書会(皆で哲学書を読み、理解を深め意見を交換する集まり)や、学生が主体となって運営される哲学カフェ(Ris哲と呼ばれています)に参加することもできます。また、難病を抱えた患者さんたちとの対話を通じて、生と死について考える臨床哲学に関わる催しも行われています。

◆多様な哲学を深く学び現代の問題を考える
◆対話・討論などの演習を重視
◆臨床現場の声を聞き、哲学や倫理を考える
◆学会や研究会への積極的参加


【カリキュラムの特徴】
「生きるとはどういうことか」「自分の存在価値は何か」といったテーマを徹底的に考えること、それこそが哲学です。問題を見つけ出す探究心と粘り強い思考力を養い、それぞれが納得のいく答えをめざして学びます。

◆1年次:哲学の基礎知識を学ぶ
◆2年次:自ら考えて学修する姿勢を身につける
◆3年次:関心のあるテーマを探す
◆4年次:問題を掘り下げ、卒業論文にまとめる

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【文学部】史学科

歴史を見つめていくと、人の暮らしや社会のあり方が、見えてくる。

募集定員

155名

修業年限

4年

初年度納入金

1,350,000円(入学金288,000円含む)

「足で学問する」-実証を重視する学風
史学科では、歴史学と考古学について学ぶことができます。歴史学は、基本的に文献の読解によって過去の歴史を多角的に見る学問ですが、研究対象となる地域に足を運ぶことで、「歴史の見方」はよりリアルになります。
また、考古学は元来、遺跡に足を運ぶものですが、それに加えて周辺遺跡をめぐり、文献を探すことで、「歴史の見方」はより深く現実味のあるものになります。史学科でも、史料を読み解く基礎知識を培うとともに、実際に教室の外へ出て、史料を自分の目で見たり、手にして触れたりしながら、時間をかけて収集・確認する実証を「足で学問する」といって重んじてきました。
こうした経験をとおして、広い視野からものごとの本質をとらえる洞察力が養われていきます。

◆人と議論し、問題点を見いだす力を養う
◆文献史料を読み解く力を養う
◆現場で調査する力を養う
◆歴史・考古と関連分野の広い知識を養う


【カリキュラムの特徴】
史学科のカリキュラムは、1年次には日本史・世界史といった範囲にとどまらない広い分野を学び、2年次からは徐々に深く学んでいくという形になっています。そのため、1年次にはさまざまな時代や分野の概説科目が選択できるのに対し、2年次から特別講義にあたる特講科目や特定分野に絞った演習(ゼミナール)が選択できるようになっています。

◆1年次:さまざまな時代・地域の歴史を学ぶ
◆2年次:専門的に学ぶ方法や考え方を身につける
◆3年次:他者の意見の整理をとおして、自分の意見を考える
◆4年次:自分の意見を表現する・文章を書く

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【文学部】社会学科

自分や社会をめぐる問いを自分自身で考えること

募集定員

155名

修業年限

4年

初年度納入金

1,367,000円(入学金288,000円含む)

自分が生きている社会はいまどうなっているのだろうか。いま私が生きているこの社会、この時代とは何なのか。
社会学の出発点であるこれらの問題意識をもち、考えていくために、「日常性」に目を向け、社会にあるさまざまな問題を多面的にとらえつつ、人が良く生きることのできる社会はどのように実現できるのかを問うていくのが私たちのめざす社会学です。

社会学科には、これらの方針を理解し、よりよく学んでもらうために、宗教・政治・文化/ジャーナリズム・情報/家族・環境・犯罪・地域社会といったさまざまな分野に対して、専門的な研究・学習が行える体制があります。

講義、演習、実習といった主体的に学ぶことのできる科目を開講するのはもちろんのこと、社会学の探究に必要なデータベースを利用することのできる「社会調査実習室」を開設し、過去の社会調査資料の収集や提供、社会や人間を描いたさまざまな映像のアーカイブを利用することのできる設備の運用も行っています。

また、「地域連携支援室」では、大学のある品川区を中心とした地域情報の収集に努め、学生のみなさんが地域社会で活動や学修を行うためのコーディネートを行うなど、大学での学びと、それを利用した実際の社会での活動のサポートがあります。

社会調査実習を通じて学ぶ社会調査の方法は、社会調査士という資格に結実させることができます。社会学科では必要な科目を修得すると、卒業時に社会調査士資格を取得できるカリキュラムとなっています。


【カリキュラムの特徴】
社会学科は、私たちの「日常性」に目を向け、そこに潜むさまざまな問題を、多面的に解明していくための学問分野です。本質的には、すべての人が、よりよく生きることのできる社会は、どのように実現できるのかを問い続けています。この問いかけのベースになるのが、社会学的思考です。社会学的思考では常識や当たり前とされることについてそのまま受け入れるのではなく、一度立ち止まり、疑義を持つことが重要となります。比較的新しい分野である社会学は、私たちの自由な発想をいかす場を存分に提供できると考えています。


◆1年次:社会学という科学のものの見方、考え方
◆2年次:身近な問題を社会学的に考える姿勢の育成
◆3年次:自分の理解したことを正確に他者へと伝える技術
◆4年次:時代診断のツールの獲得

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【文学部】文学科

【日本語日本文学専攻コース】日本の文化や歴史、思想を結集し開花した言葉や文学の世界を、どこまでも探索する。
【英語英米文学専攻コース】英米文化の基礎である英語と幅広い視野・知識を武器に、国際社会に飛躍する。

募集定員

155名

修業年限

4年

初年度納入金

1,350,000円(入学金288,000円含む)

【日本語日本文学専攻コース】
五つの柱で日本語文化を探究します。

「詩歌」「物語」「日本列島文学」「東アジアの中の日本語日本文学」「ことば」の五つの柱があります。『古事記』や『万葉集』から近現代の文学作品まで、様々な時代の詩歌や物語を扱います。

作品の創作法や朗読法の授業や歌舞伎などの古典芸能を鑑賞する授業もあります。そして、琉球文学をはじめとする全国各地にマイノリティの文学の形があります。

海外に目をむければ、漢文学や書道をとおして、東アジアの中に日本の文学を位置づけることができます。多彩な文学のありかたを支えるものとして、方言をふくめた日本の言語についても考えます。


【英語英米文学専攻コース】
言葉と文化を深く理解し、時代を読む

英語英米文学専攻コースでの学びの柱は、実践的な英語力を養うことと、英語圏の文学や文化、そして英語学を専門的に学ぶことです。そのために、「読む・聞く・話す・書く」など目的別・段階別の英語スキル科目と、各専門分野の導入から発展までの講義、そして1年次から設置している演習科目があります。また、4年次には卒業論文の執筆に取り組み、学びの集大成とします。

この専攻コースでは、コミュニケーションのツールとして「使う」ものとして英語を学ぶことはもちろんですが、英語という言語の成り立ちからその特質まで、高校までの英語学習とは異なった観点から深く学ぶことができます。

また、英米の文学作品(小説、詩、演劇)について学ぶことで、さまざまな英語表現に触れるとともに、英語を使う人々の考え方や生活、文化についても知ることができます。

それらの学びをとおして、慣れ親しんできた日本語や、自分たちの文化を相対化する視点を身につけること、さまざまなバックグラウンドをもつ人々が共生する現代社会を広い視野から見つめること、そして自分たちの生きる現代という時代を読むことができます。それがこの英語英米文学専攻コースの学びのめざすところです。

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【経済学部】経済学科

これからの経済を読み解き、自ら未来を切り拓く経済の専門家を育成

募集定員

400名

修業年限

4年

初年度納入金

1,377,000円(入学金288,000円含む)

複雑な現代社会の構造、変動要因を理解し、自ら課題を発見し解決する力を身につけることを修学の目的としています。

グローバル化、情報化した現代社会で仕事を得て生きていくためには、さまざまな分野の人々と専門的知識を交換することを通じて自己の知的レベルアップをはかりつつコミュニケーション能力を高めることや、英語能力、パソコンの基本操作の習得など、専門領域をこえて求められる「知のインフラ」をしっかり身につけることが、本格的な経済学の専門科目を学ぶことと同様に、重要な側面を持つようになりました。

また、より専門的・段階的に経済学の知識・能力を身につけるには、経済的な動向に対するきちんとした理解が要請されるでしょう。そこで、経済学部のカリキュラムでは、語学や情報処理・基礎演習といった基礎科目を準備し、専門科目においても経済学の入門科目から基幹科目へ、そして応用科目へというように段階的に学習していけるよう体系を整えました。また、学生のみなさんが自らの思い描いた未来に直結する、経済学、国際、金融の3コースを用意しています。


【コース紹介】
<経済学コース[メインコース]>
経済学コースは、立正大学経済学部の「メインコース」であり、複雑で多様な現代の経済社会の構造と、その変動要因を理解する力を身につけることができます。

<国際コース[特別コース]>
国際コースは、ビジネスで必要とされる実践的英語力を身につけ、国際的な視野でものごとをとらえて行動することができる人材の育成を目標としたコースです。

<金融コース[特別コース]>
金融コースは、「金融・財務に対する深い理解」、「金融・財務に直結した資格取得」の二つを軸に、金融機関はもちろん一般企業(財務担当)への就職をめざすコースです。

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【経営学部】経営学科

共に考える。共に創りあげる。その力と心を。

募集定員

330名

修業年限

4年

初年度納入金

1,398,000 円(入学金288,000円含む)

次の時代に向けて、強く前へと進んでいくために。
多彩な得意分野をもつメンバーと、アイデアを出しあい、工夫し、今までにないものをゼロから共に創りあげる楽しさを知る。
キャンパスにいない時間も距離や場所という壁を超えて共創の道はつながっている。
この先の社会を生き抜く力、そして誰かに寄り添う心を身につける場所。
それが立正大学経営学部です。

1年次で経営学の基礎を学び、2年次からは専門的なゼミナールで実践的な学びと自由で活発な討論をとおして研究を深めます。専門知識の習得はもちろんのこと、他者と協力して問題解決につなげていく力も養い、自分たちの暮らす社会を共に創る力(共創力)を育てます。

1年次に経営学の基礎を必修科目として学び、2年次から3年間の専門的なゼミナール活動が始まります。ゼミナールは、講義とは異なり学生が主体となり研究活動に取組みます。その成果はゼミナール発表大会や、他大学との発表会、学生経営論集などで披露されます。4年生では研究の集大成として、指導教員の指導を受けながら一人ひとり卒業論文を作成します。ゼミナールでの研究活動を通して、課題発見・分析・解決の能力が身につきます。同時にプレゼンテーション能力が高まります。また、研究活動とともに、合宿やイベントなどのゼミナール活動を通して「共創力」を培います。これらの能力は、ますますグローバル化や多様化が進む社会の中で必ず有用なものとなります。

ゼミナールは、教員により運営方法や内容も異なります。産学連携、海外展開、大学間交流、地域連携、理論研究、資格取得とその内容は多彩です。12月に行われるゼミの研究成果の報告会であるゼミナール発表大会や、ゼミナール見学会を通して、興味のあるゼミを慎重に選択して、志望動機書を作成して応募します。


【カリキュラムの特徴】
1年次で経営学の基礎を学び、2年次からは専門的なゼミナールで実践的な学びと自由で活発な討論をとおして研究を深めます。職業へつながるスキルと社会で活躍できる人間力、どんな時代でも輝くことのできる共創力を育てます。

◆1年次:経営学の基礎を学ぶ
◆2年次:ゼミナールで専門分野を学ぶ
◆3年次:ゼミナールの中心となって活動する
◆4年次:4年間の学びを卒業論文にまとめる

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【法学部】法学科

社会に広くかかわる法学を、積極的に学べる環境があります

募集定員

340名

修業年限

4年

初年度納入金

1,402,00円(入学金288,000円含む)

法学部のカリキュラムは、講義・演習(ゼミナールを含む)を中心として構成されていますが、これに宅地建物取引士講座や公務員入門・本講座などの課外講座を組み合わせることができます。講義で法の制度や概念、条文などの基礎的な知識を確実に身につけ、演習では講義で得た知識の理解度を高め、問題演習などで応用力を高めます。また、課外講座では、法の知識と考える力を資格試験や実戦の場でいかせるよう、レベルアップをはかります。

学生は、講義・演習・課外講座を、各自の志望や目的に沿って組み合わせることができ、無理なく着実に卒業後の進路へとつながる実力を身につけることができます。

◆3コース&プログラム制
法律には様々な分野があります。学生が将来の進路に応じて体系的に学修を進められるようにするために、3つのコースとその他のプログラムを用意しています。

◆コース制とは
入学の段階で、関心のある分野や将来のおおよその進路に応じて選択する履修制度です。3つのコースを設けています。
※入学時には、「企業コースまたは公共政策コース」か「現代社会コース」かのどちらかを選択します。
入学後、1年次11月の段階で「企業コース」か「公共政策コース」かのどちらかを選択します。

◆プログラムとは
各コースでその分野の基本となる法の知識を身につけた上で、卒業後の具体的な進路のために必要な学修を発展的に続けるための履修の指針です。

◆特別プログラム
学生が、学修の意欲・資質に応じて卒業後の可能性をより広げられるようにするため、特に発展的なプログラムとして特別プログラムを設けています。


【コース紹介】
<公共政策コース>
私たちの暮らす国や地方自治体などを形づくり、動かしていくための法(社会統治に関する法)の原理や原則を確実に習得することを目的とするコース。

<企業法コース>
財産、契約、会社、家族など、私たち市民の日々の暮らしに直結する法(社会生活に関する法)の原理や原則を確実に習得することを目的とするコース。

<現代社会コース>
環境問題、消費者問題など、現代社会の諸問題を、法の側面から理解するための基礎力を習得することを目的とするコース。

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【心理学部】臨床心理学科

もっと人に、もっとその想いに近づくために

募集定員

170名

修業年限

4年

初年度納入金

1,382,000円(入学金288,000円含む)

心のかたちはひとつじゃないから、人間って面白いし、奥深い。
もっと人の心に近づくために、「心」のさまざまな働きや行動について学んだり、援助やケアの方法を実践的に学ぶのが臨床心理学です。
臨床心理学科では、臨床心理学を中心に、幅広い分野について学びます。

最近、うつ病など、心が関わる問題によって生きていくことに困難を抱えている人たちの実情がニュースなどでよく知られるようになってきました。臨床心理学科は、こうした心が関わる問題への直接の対応者としての心理カウンセラー(スクールカウンセラーやキャリアカウンセラーなどを含む)や心理療法士といった専門家を育成します。

さらには、心の健康維持をはかるための健康教育を会社や役所などで行う準専門職、もっと広く個々の生活のなかで心にダメージを受けた身近な人を理解したり支えたりできるサポーターとなれる人も育成しています。臨床心理学科では、資格取得をめざす講義だけでなく、カウンセラーやグループ指導の練習(演習)、現場にふれる実習などをとおして、知識を具体的な経験として学びとれます。

また、必要な科目を修得すると、卒業時に認定心理士資格を取得できるほか、心の支援を行う日本初の国家資格である公認心理師の受験資格取得に対応したカリキュラムの準備を進めています。


【カリキュラムの特徴】
心理学で解明されてきた知見をもとに、人々の心を実際に支援することができる人材の教育をめざしています。そのために、心の理解のための基礎理論と専門知識を学修し、知識を実践につなげる演習を展開するといったように、実際の支援につながるよう学びを深めていくカリキュラムを構成しています。

◆1年次:心を理解する土台として、基礎理論を学ぶ
◆2年次:専門知識にふれ、自分と向き合う
◆3年次:演習をとおして、知識を血肉にしていく
◆4年次:心を支える専門家として…国家資格をめざす

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【心理学部】対人・社会心理学科

こころがわかる。社会で活きる。社会で活用できる多様なコミュニケーションスキルを獲得し・強化する

募集定員

115名

修業年限

4年

初年度納入金

1,382,000円(入学金288,000円含む)

対人・社会心理学科は、心理学のなかでも対人関係や個人と社会との関係を解明する社会心理学の学びに焦点をあてています。私たちはなぜ人を好きになるのか、なぜ人と比べてしまうのか、集団間の争いが起こるのはなぜか、ネットのコミュニケーションは人をどう変えてしまうのか……。これらはいずれも本学科での学ぶテーマのひとつです。

授業の特徴は、科学的知見に裏付けされた、実践的なスキル系科目が充実している点です。社会で活躍するためには、スキル(技術)の獲得が不可欠です。社会で求められるのは、単に初対面の相手に好印象を与えられるような、表面的な技術にとどまりません。

上手に質問すること、自分の考えをわかりやすく他者に伝えること、印象的な発表用資料を作成すること、グループをとりまとめること、人をサポートすること、さらには現実事象のなかにある問題を発見し解決の手がかりを提案できることまでが求められます。

これらの技術を総称して社会的スキルといいます。本学科では講義をとおしてだけでなく、スキル系科目を複数開講しており、これらの技術を実践的に学ぶことができます。


【カリキュラムの特徴】
本学科は、社会のなかでお互いに影響を与えながら生活する人間の心と行動のしくみを学ぶ学科です。
カリキュラムは、

(1)対人・社会心理学の専門知識の習得
(2)対人・社会心理学の科学的リサーチスキルの獲得
(3)実践的な社会的スキル※の習得

の三つの柱で構成されています。本学科では、それぞれの柱を1年次からステップアップ形式で学びます。科学的リサーチスキルや実践的な社会的スキルは少人数のクラスで双方向的に学修できます。
※社会的スキルとは、対人関係におけるあいさつや依頼、説得や交渉、自己主張などの技能のこと。ソーシャルスキル。

◆1年次:対人・社会心理学や心理学の基本を学ぶ
◆2年次:科学的リサーチスキルと実践的な社会的スキルをトレー二ング
◆3年次:ゼミナールや社会心理調査実習をとおして自ら課題を発見する力を育む
◆4年次:自分なりの卒業論文・卒業研究を仕上げる

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【社会福祉学部】社会福祉学科

こどもや高齢者、障害者をはじめ、すべての人々の生活の質の向上と自立支援をめざす。

募集定員

200名

修業年限

4年

初年度納入金

1,402,000円(入学金288,000円含む)

コース制の導入により「アクティブ・ラーニング」を軸に「なりたい自分」に合わせた学びを提供しています

社会福祉学科では、2017年度入学生より新たに二つのコースを新設し、学生が体験を通じて学んでいくアクティブ・ラーニング(能動的・主体的学修)を推進しています。
社会福祉学科は、「構想力」をもった福祉人の育成を目標にかかげ、今後も地域社会の要請に応える人材の育成を通じて福祉社会の実現に貢献していきます。


【コース紹介】
<ソーシャルワークコース>
社会福祉士および精神保健福祉士の国家資格(受験資格)を取得し、ソーシャルワーカーとして、福祉現場や病院、地域で活躍する相談援助専門職を育成します。

<教育福祉・社会デザインコース>
四つのプログラムを新たに設け、福祉の学びを基盤としながら、教育現場、地域社会、福祉住環境、国際社会にいかせる体験的な学修を実施します。


【カリキュラムの特徴】
社会福祉学科には、国家資格である社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格取得をめざす「ソーシャルワークコース」と、特別支援教育プログラム、福祉テクノロジープログラム、地域づくりプログラム、多文化共生プログラムからなる「教育福祉・社会デザインコース」の二つのコースがあります。社会福祉を基盤としつつもコースごとの学びを深めるカリキュラムとなっています。

◆1年次:幅広く奥深い教養と社会福祉の基礎を学ぶ
◆2年次:相談援助の基礎を学ぶ/教育・社会問題を見る眼を養う
◆3年次:ソーシャルワーク実習を通じ知識と技術を高める/教育現場や社会における対応力を高める
◆4年次:相談援助の専門性を高める/福祉を教育・社会の視点から構想する実践力を高める


【取得可能な免許・資格】
・社会福祉士 国家試験受験資格
・精神保健福祉士 国家試験受験資格
・社会福祉主事 任用資格
・児童福祉司 任用資格
・児童指導員 任用資格
・特別支援学校教諭一種免許状
・中学校教諭一種免許状(社会)
・高等学校教諭一種免許状(公民)
・学校図書館司書教諭
・介護職員初任者研修 ※従来のホームヘルパー2級に相当
・障害者スポーツ指導員
・博物館学芸員

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【社会福祉学部】子ども教育福祉学科

乳幼児・児童・青年の保護と育成、その家族の福祉支援、そして情操豊かな幼児・児童の教育をめざす。

募集定員

100名

修業年限

4年

初年度納入金

1,422,000円(入学金288,000円含む)

理論と実践を同時に学ぶ。実践的な体験を重視した豊富なカリキュラム

本学科では、教育・福祉・心理の幅広い視点が得られるようなカリキュラムを備えており、保育士資格・幼稚園教諭免許状・小学校教諭免許状の養成課程の認可を得ています。希望の資格免許のためのカリキュラムを選べるよう配慮しています。

卒業後、保育所・児童福祉施設・幼稚園・認定こども園・小学校などの教育福祉の現場で指導者として活躍できるよう、多様な科目を用意しています。

初年次には、保育所と児童福祉施設の見学プログラムを用意しています。幼い子どもや施設の利用者に接して、学ぶべき自身の課題に向き合うことができます。学内には、子育て支援センター べアリスが設置されており、べアリスの場を活用した授業やボランティアをとおして、親子と接して学ぶことができます。また、資格免許取得の要件である実習(保育所実習、施設実習、幼稚園実習、小学校実習)では、事前事後指導の授業で手厚い指導が受けられます。

4年次までの各学年に、全員履修のゼミが用意されています。少人数の学生が学び合う環境をとおして、学生は自身の研究テーマを見つけ、探究することができます。


【カリキュラムの特徴】
本学科では、子どもをめぐる今日的課題について、教育・心理・福祉の視点から幅広く学び、卒業後教育福祉分野で指導者となる人材を育てることを目標としています。保育士資格・幼稚園教諭免許状・小学校教諭免許状を取得するための課程を備えており、必要な科目を修得すると資格取得ができます。また、教育福祉現場としての各所の実習では、事前に手厚い指導を行います。

◆1年次:教育福祉の基礎を学ぶ
◆2年次:教育福祉の理解を深める
◆3年次:実習をとおして教育福祉を学ぶ
◆4年次:卒業研究をとおして教育福祉を究める


【取得可能な免許・資格】※教職・保育職の3つの資格を4年間で取得するのは極めて困難です。
・小学校教諭一種免許状
・幼稚園教諭一種免許状
・保育士資格
・学校図書館司書教諭
・認定心理士
・社会福祉主事 任用資格
・児童福祉司 任用資格
・児童指導員 任用資格
・社会教育主事 任用資格
・幼稚園・保育園のためのリトミック指導資格
・図書館司書
・博物館学芸員 任用資格

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【地球環境科学部】環境システム学科

自然環境の、美しい仕組みを知る。

募集定員

115名

修業年限

4年

初年度納入金

1,612,000円(入学金288,000円含む)

たとえば、太古の地殻変動から今日の天気、近所の川に棲む魚の将来まで、空間的にも時間的にも幅広く地球のことを何でも知るため、環境科学を体系的に学ぶことができます。フィールドワークで観察・試料採取を行い、測器を用いて観測・計測し、室内で分析・解析。それらの情報を有機的に結びつけるトレーニングを重ねることで、地球環境・自然環境とは生物、大地、気象、水のそれぞれが役割をもった美しいシステムであることに気づくのです。


【コース紹介】
<生物・地球コース>
陸生動物・水生動物・植物の生態、外来種・絶滅危惧種と生物多様性、地形・地層の成り立ち、岩石・鉱物と地殻変動、地震・火山・土砂災害、それらの環境情報の解析方法など、主に固体地球と生物(地圏・生物圏)および環境情報に関する知識と技術を修得するコースです。生物分類技能検定や自然再生士のような資格取得に役立つ授業もあります。

<気象・水文コース>
身近な天気、地球全体の気候システム、台風・竜巻・雷などの気象災害、気象条件と人間の健康、河川・湖沼・地下水・温泉などの水循環と水利用、水質汚染や水害、それらの環境情報の解析方法など、主に地球上の流体(気圏・水圏)および環境情報に関する知識と技術を修得するコースです。気象予報士や環境計量士のような資格取得に役立つ授業もあります。


【カリキュラムの特徴】
本学科では、環境生物学・環境気象学・環境地学・環境水文学・環境情報学の五つの分野を柱に、関連分野を含む多彩な授業が用意されています。基礎から専門・応用へと段階的に学ぶことで専門知識を深めるとともに、さまざまな分野の授業を学び幅広い知識も得られるカリキュラムとなっています。

◆1年次:基礎力をつけ、学びの方向性を定める
◆2年次:専門分野を学びながら、幅広い知識を養う
◆3年次:専門知識と実践力を深める
◆4年次:学びの集大成として、卒業研究に取り組む

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【地球環境科学部】地理学科

人を見つめ、地域を見つめ、社会を見つめる。

募集定員

130名

修業年限

4年

初年度納入金

1,482,000円(入学金288,000円含む)

地理学の目標は、自然環境の負荷を軽減しながら限りある資源を活用し、貧困のない安全で公正な社会を構築することです。近年の多様な災害の頻発により、社会の構築に携わる誰もが適切な教育を受け、課題解決に取り組むことが急務となっています。地理学科では「人文地理学」「地図・GIS・測量」「自然地理学」の三つの柱から、地球上で起きていることを多角的に理解し、問題解決に向けて主体的に貢献できる人材を育成します。

地理学は、地球上で見られるさまざまな事象を把握し、それら相互の関連を地域的・空間的な観点から明らかにする学問です。自然から文化・社会に至るまで、観光、都市、まちづくり、教育、交通、農業、自然保護、環境問題など、幅広い分野を扱うのが地理学科の特徴です。

本科の前身は、東京都品川区大崎に1925年に開設された専門部歴史地理学科です。この「立正地理」の伝統を引き継ぎ、専門書や地図資料を数多く保有しています。さらに、最新のGIS(地理情報システム)ソフトや測量機材も多数保有しており、学生が実践的に使用し、地域調査士やGIS学術士、測量士補などの資格取得にもいかされています。

また、授業より一歩踏み込んだAdobe Illustratorでの作図法や、統計処理に関する上級スキル修得、プレゼンテーションの講座、高等学校で地理を選択していない学生でも気軽に質問できる講座などの学修サポートがあります。さらに、教員採用試験対策講座や現職教員による教職講演会、国内旅行業務取扱管理者資格対策講座などのキャリアサポートも充実しています。


【カリキュラムの特徴】
本学科では、人文地理学や自然地理学、地誌学に関わる幅広い分野の科目の履修を通じて、地理学の考え方や世界や地域に関わる専門知識を学びます。さらに、フィールドワークの手法や地図・測量・地理情報システム(GIS)の活用方法の学修を通じて、地域調査能力や実践力を修得するとともに、地域調査士やGIS学術士、測量士補などの資格も取得できるカリキュラムとなっています。

◆1年次:地理学の学びの基礎固め
◆2年次:地理学の基礎を幅広く学ぶ
◆3年次:専門性を高め、実践力を身につける
◆4年次:大学生活の集大成としての卒業研究

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【データサイエンス学部】データサイエンス学科

理系・文系にとらわれず、データサイエンスで新しい価値を創造する力を育てる。

募集定員

240名

修業年限

4年

初年度納入金

1,587,000円(入学金288,000円含む)

立正大学データサイエンス学部は、データサイエンスの様々な分野での実績を持つ教授陣による講義と、実際にデータを用いてビジネス・モデルを展開している企業や組織との連携によるインターンシップやフィールドワークといった実践的な学びによる「文理融合型」のカリキュラムで、データサイエンスを広く実社会に応用し、ビジネスをはじめとした社会のあらゆる現場で新たな価値を生み出す即戦力となるデータサイエンティストを養成します。

また、在学生だけでなく卒業生とのつながりを大切にし、社会人になった後も大学に戻ってデータサイエンスに関する情報交換や最新技術の習得ができるような、開かれた研究・教育体制を構築することを目指しています。


◆学びの基礎を作る
様々な分野の「教養的科目」に加え、データサイエンスを学ぶための数学、情報科学、AI、プログラミング、情報倫理、経済学などを「専門基礎科目群」に配置しています。数学があまり得意でなくても補習授業や習熟度別クラスで無理なくデータサイエンスを学ぶ基礎を積み上げられます。

◆データサイエンティストの能力を身につける
「データサイエンス基礎科目」では、統計学、応用的なプログラミング、情報セキュリティなどのデータサイエンティストに必要な判断力、データ解析の技術などを修得します。データサイエンスの基礎を修得し、応用へとつなげます。「データサイエンス発展科目」では、機械学習、テキストマイニング、ビッグデータなど最先端の研究にふれ、より高度なデータサイエンティストを目指すための科目もあります。

◆データサイエンス×価値創造を実践する
「価値創造基礎科目」では、ビジネス、社会・観光、スポーツなど、様々な分野の知見を深めてデータサイエンスとのつながりを知るための基礎的な知識や技能を学びます。「価値創造発展科目」では、「価値創造基礎科目」で学んだ知識や技能を社会で実践的に活用し、課題解決に応用する能力を得るための科目があります。更に、より実践的なフィールドワークやインターンシップなどをとおして、社会に新たな価値を創造していく実力を養います。

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【大学院】文学研究科

より深く、より広く、社会に向けて人間を問う

募集定員

専攻名:博士後期課程/修士課程
仏教学:3名/10名
英米文学:2名/10名
社会学:2名/10名
史 学:4名/10名
国文学:3名/10名
哲 学:3名/6名

初年度納入金

936,000円(入学金250,000円含む)

【専攻紹介】
<仏教学専攻>
●宗学コース:日蓮聖人の教学ならびに日蓮教団の歴史を専攻
●仏教学コース:インド・チベット・中国・日本の仏教に関する語学・思想・歴史、および仏教文化(特に美術)を専攻
専攻としては1つですから、院生は自分の研究に関連するどの講義・演習を受講することも自由です。

<英米文学専攻>
修士課程では広い視野に立って、深い学識を教授し、さらに英語圏の文学・語学の研究能力、および専門性を要する職業などに必要な高度の能力を養うことを目的としています。

博士後期課程では、英米文学・英語学専攻における研究者として自立した研究活動を行ない、さらに専門的職業に従事するのに必要な高度な研究能力、およびその基礎となる豊かな学識を養い、とりわけ研究者の創造性を育成することを目的としています。

<社会学専攻>
社会学理論を基礎として、激動する社会の構造・機能および当面する課題を正確に把握し、その方向を見極めうる人材を養成することを目的にしています。

<史学専攻>
日本史、東洋史、西洋史、考古学の4コースに分かれており、各コースにおいて専門的研究を深めるとともに、史学専攻の共通の課題として総合的な歴史認識の方法や見方を学びます。

<国文学専攻>
日本文学研究の今後は時代の思潮をたしかに受け止める高度な知的継承者によって担われます。その養成の場として最高の研究教育機関である大学院を機能させたいと考えます。この実現は教員・学生の互いの全人格的学問研鑽の努力を基礎としています。

<哲学専攻>
膨大な情報と多様な価値観が錯綜する現代という時代状況にあって、哲学専攻は、学生諸君の多様な問題意識に応え、諸君が、現代の哲学研究のより高い水準でその間題意識を発展させ、独自の研究領域を拓き、速やかに修士論文、博士論文を書き上げられるよう研究指導をすることを基本的な方針としています。

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【大学院】経済学研究科

現代世界が直面する経済・環境・地域の問題を教育・研究する学問の場

募集定員

博士後期課程:6名
修士課程:10名

初年度納入金

936,000円(入学金250,000円含む)

<経済学専攻>
◆教育・研究の特長
現実の新たな特徴を捉える鋭い問題意識と深い洞察力を持ち、現代世界の諸課題を根源的かつ体系的に分析・評価し、自らの考えを積極的に提示できる人材を育成します。また、留学生・社会人を含め多様な学生が集うことは、現実感覚や多面的な視点を相互に刺激し合い、院生の共同研究に寄与しています。

コンピュータ利用の環境整備とライブラリーの充実にも力点をおいています。院生は学内ネットワークのコンピュータ端末および研究室に配置された院生専用のコンピュータを自由に利用でき、データ分析や電子メール交換などに積極的に活用できるほか、経済専門の関連図書や統計資料が集められたライブラリーも利用できます。また、本学独自の奨学金制度も用意されています。

◆カリキュラムの特長
経済学研究科には、経済システム研究コース、環境システム研究コースおよび地域システム研究コースの 3 つのコースがあります。「学生が研究者または高度な職業人として自立した研究活動などを行う」上で必要な研究能力およびその基礎となる豊富な学識を養うために、各コースに幅広い専門科目を配置しています。学生は、経済システムの科目、環境システムの科目および地域システムの科目などを総合的に学修し、各自の研究目標にあわせて計画的に研究を行います。また、修士論文を計画的に作成するための思考力・プレゼンテーション能力を高めることを目的とした少人数クラスで行う講義・演習科目もあります。そして、修士論文の作成には、指導教授による研究指導を目的とした演習科目を受講します。さらに、異文化との接触・交流を深め、グローバルスタディーの充実を図るために、語学研修を目的とする自由科目もあります。

◆研究指導体制
当研究科は、院生各人が自分の研究指導を担当する教員を、入学試験時に選択する体制をとっています(入学後の変更も可能です)。その上で、主査(指導担当教員)と副査(アドバイザー教員)が、責任を持ってきめ細かく所属院生の研究課題、研究方法、研究論文作成等の指導にあたることが保証されています。

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【大学院】法学研究科

高度な専門職業人・公務員の養成・リカレント教育の実践

募集定員

修士課程:10名

初年度納入金

936,000円(入学金250,000円含む)

<法学専攻>
◆教育・研究の特長
今日の我が国では、現実に生起する様々な問題に対応できる「極めて高度な知識と能力を有する人材」が重要視されています。そこで、本専攻では、実用法学や予防法学を軸とし、各法分野における基本的な課題だけでなく、実社会における具体的な課題にも取り組み、国際的かつ学際的な視点からの実証的な研究を心がけています。
また、個々の院生の教育については、その出身学部等に配慮しながら、論文指導教員が中心となり、それぞれの院生の希望、学力、履修形態を考慮して、きめ細かい指導を主体とした手作り教育を行っています。このような手作り教育を通じてリーガルマインドを涵養し、特に税理士や公務員を目指す方の実用法学教育に力を注ぎ、成果を上げてきました。さらに、院生の多様化する研究ニーズに応えて、夜間主コースでの講義・演習の実施、本学他研究科との単位互換制度や、1年修士制度、長期履修制度も実施しています。

◆カリキュラムの特長
社会人大学院生が取り組む課題は、すぐれて実務的な、極めて狭く深い個別的なテーマになる可能性があるため、その点を考慮して院生と個別的に話し合いながら「講義内容」を充実させ、研究および指導をおこなっています。
社会人大学院生は実践的な経験から極めて狭く深く個別的なテーマに関心を持つのに対し、法学部から進学した院生は、基本的な原理・原則論に基づく普遍的なテーマに関心を持つ傾向にあります。「より高度な専門的職業人」になるためには両者を結合した研究が必要であり、担当教員が教育効果を勘案して受講生の構成いかんにより、研究履修方法をケース・バイ・ケースで考え対処することにしています。 また、法学研究科では、院生の多様化する研究ニーズに対応し、リカレント教育の充実を図るために、本学他研究科との相互履修制度、修士課程 1 年修了制度および長期履修制度、特定の課題についての研究成果報告書(リサーチペーパー)による修士号取得制度を実施しています。

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【大学院】経営学研究科

時代が求める経営学大学院とは?

募集定員

修士課程:10名

初年度納入金

936,000円(入学金250,000円含む)

<経営学専攻>
◆教育・研究の特色
教育理念、教育課程編成・実施の方針、学則上の人材育成・教育研究上の目的、教育目標に基づき、高度に多様化している研究ニーズに対応するために専門性・社会性・実践性を取り入れた教育プログラムを整え、経営系大学院に求められる教育要請に応えるべく、専門研究の深化を目指す一般学生・留学生だけでなく、税理士志望者、ビジネス知識の充実や課題解決を目指す企業人、事業承継・起業・独立を考えている方々も対象に、競争ではなく、共生の精神に則って、より広い社会的見地に立って考え、行動することのできる人材の育成に力を注いでいます。

◆カリキュラムの特色
カリキュラムポリシーに基づき、「専門基礎科目」と「専門応用科目」で各専門分野の基礎と応用を学び、「専門演習科目」で個別指導を受けることで、理論研究の充実を図ります。さらに実務指向的「専門発展科目」において、日本税理士会連合会、東京司法書士会ほかの協力による専門職業人をはじめとする国内外の実務に精通した講師陣の指導によっ
て、ビジネス社会で通用する制度的・国際的知識と企業家精神を身に付けることができます。

このカリキュラムを基に、修士論文の作成を中心とするアカデミックコースと、現実のビジネス課題の解決を図るビジネス・ソリューションコースを設置し、多様化する研究ニーズに対応しています。

◆研究指導体制
アカデミックコースでは、研究の活性化とその集大成である修士論文の質の向上のために、 2 年次後期から演習担当者の他 2 名の専任教員による指導も受けることができる体制を整えています。

ビジネス・ソリューションコースではビジネス現場で直面している高度に多様化・専門化した実際的課題を効率的に解決できるように、 1 年次から専門教員と外部組織の専門家の共同による指導体制を敷いています。

両コースとも 2 年次生を対象に修士論文/研究成果報告書中間報告会において修士論文および研究成果報告書の内容について本研究科専任教員による指導が行われ、研究の質の向上が期待されます。

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【大学院】社会福祉学研究科

「理論」と「実践」の統合を目標に

募集定員

専 攻 名:博士後期課程/修士課程
社会福祉学:3名/6名
教育福祉学:なし/4名

初年度納入金

968,000円(入学金250,000円含む)

【専攻紹介】
■修士課程■
<社会福祉学専攻>
学士課程レベルの知識を基礎に、複雑化する福祉課題に応えるため、理論と実践を総合的に探究するカリキュラムを編成しています。個々人の特性と関心に即した研究指導を実施し、社会福祉分野のさまざまな問題を幅広く扱う科目群の履修をとおして、専門的知識や技能を深めていきます。

<教育福祉学専攻>
学士課程レベルの知識を基礎に、複雑化する教育福祉課題に応えるため、福祉領域と教育領域の双方から、理論と実践を総合的に探究するカリキュラムを編成しています。個々人の特性と関心に即した研究指導を実施し、教育福祉分野の諸課題を幅広く扱う科目群の履修をとおして、専門的知識や技能を深めていきます。

■博士後期課程■
<社会福祉学専攻>
高度の専門性を探究し、理論と実践の総合化に向けたカリキュラムを編成しています。指導教員による研究指導のほか、特殊講義(社会福祉領域・仏教福祉領域・人間福祉領域)の履修により、研究者としての視野の拡大と学識を深める指導を行います。


【教育・研究の特色】
社会福祉学研究科では、福祉に関する高度で幅広い専門知識と技術、能力を確実に身につけることを目的としている。さらに、現代社会の構造や特徴を理解し、人間とその生活や発達を本質的に捉える広い視野、そして共感する心を有する豊かな人間性(福祉マインド)、近未来へのパースペクティブとを併せ持った人材の養成を目指す。

「理論と実践の統合化」を教育目標に捉え、体系的に社会福祉学研究の知識の深化を図るとともに、実践的活動とのつ
ながりを強化した教育に力を入れていく。

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【大学院】地球環境科学研究科

環境を定常開放系(システム)としてとらえて環境を守るエキスパートを目指す

募集定員

専 攻 名:博士後期課程/博士前期(修士)課程
環境システム学:4名/10名
地理空間システム学:3名/8名

初年度納入金

環境システム学専攻:1,108,000円(入学金250,000円含む)
地理空間システム学専攻:1,028,000円(入学金250,000円含む)

<環境システム学専攻>
本専攻は、地圏環境学・気圏環境学・水圏環境学・生物圏環境学・地球環境情報学の5つの分野からなり、それぞれの有機的連携のもとに、学際的で、創造性があり、かつ社会的なニーズにも応えられる「夢とアイデアのある環境科学者の育成」を目指した研究・教育を行っています。

地圏環境学分野では、野外における観察・計測・観測・試料収集、室内での各種分析により、数十万年(地盤運動)から数年(地すべり・崩壊)までの長・中期的な地形・地質環境変動の実態解明、また土地環境の管理や防災に関する研究も行っています。

気圏環境学分野では、大気水圏循環から都市気候まで様々なスケールの気候環境変動や、環境問題として重視される温暖化や大気汚染などを対象とし、その実態を認識するとともに、健康への影響解明に関する研究も行っています。

水圏環境学分野では、湧水・河川・湖沼などの水域や地下水を対象に、水収支、化学分析・同位体分析による地下水流動解析、水循環に関するモデル化、環境汚染の実態と原因究明および調査研究手法の開発、環境汚染史の解明などの研究を行っています。

生物圏環境学分野では、生物圏の構造と機能を対象として、野外調査と室内実験を通して、陸域ならびに水域生態系における生物と環境との相互作用の解析、野生生物の管理や生態系の歴史的変遷などの研究を行っています。


<地理空間システム学専攻>
本専攻は、人文地理学・自然地理学・地理教育・地理情報科学の各研究分野から構成される地理学系の専攻です。

人文地理学分野は、地域的視点から実態をとらえ、地域社会へ貢献しうる人材の育成を目指します。自然地理学分野は、地形・水文・気候等の側面から地域の自然環境資源の発見や活用、そして防災などの研究課題に取り組みます。

地理教育と地理情報科学の各分野は、地理空間情報に関わる高度な技能習得と教育現場への効果的な導入方法を学んでいきます。
それぞれの研究分野に対応する「講義」だけでなく、「演習」や「野外研究(実地研究)」も分野ごとに行われますが、総合的・横断的視点で地域を講じる「総合研究科目群」も用意され、グローバルな視野からの地域研究や地理教育の展開を目指します。

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【大学院】心理学研究科

第 4 次産業革命の中で新しい時代に人財を創出する

募集定員

専 攻 名:博士後期課程/修士課程
心 理 学:4 名/なし
臨床心理学:なし/10名
応用心理学:なし/5名
対人・社会心理学:なし/5名

初年度納入金

1,033,000円(入学金250,000円含む)

<臨床心理学専攻>
本専攻は、平成17年4月より公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会により第1種指定大学院に指定され、準拠したカリキュラムのもと臨床心理学の各種理論に基づく実践的学習と研究に力点を置いた教育を行っています。教育、福祉、医療、産業、司法など様々な臨床領域の経験豊かな教員による実践的な研究指導体制がとられています。

豊かな人間性と広い視野を持ち、高度な専門的知識と技術を身につけた専門的職業人、社会性・共感性のある心理的援助職従事者を養成するため、学内の「心理臨床センター」や学外の学校、福祉施設、保健医療機関、教育相談機関などで実習や教育訓練が行われています。

<応用心理学専攻> (2024年度より学生募集停止)
本専攻は、専門性が高い心理学または教育学の知識に基づく教育・研究の推進により社会に有為な人材の育成をめざしています。本専攻では、認知・行動・産業・教育などの心理学および教育学の主要領域をカバーし、それらの諸領域に関わる理論的・実証的研究に重点をおいたカリキュラムが編成されています。このカリキュラムのもとに理論と実習を組み合わせた学習に力点を置くと同時に演習科目の充実を図り、指導教員による徹底した個別指導によって、研究を遂行するために必要な多面的な力を育てていきます。

国際化・高度情報化・少子高齢化社会に対して、幅広くかつ柔軟に対応し得る専門的な応用心理学的スキル、教育学的スキル、産業心理学的スキルなどを習得することができます。

<対人・社会心理学専攻>
本専攻は、平成23年度に心理学部の中に対人・社会心理学科が設置されたことを受けて、平成24年度に心理学研究科に開設された専攻です。カリキュラムには対人・社会心理学の広範な領域(自己・対人領域、社会・文化領域)をカバーした専門科目に加えて、社会調査士の資格取得者には専門社会調査士の資格が取得できるスキル系科目を設けています。

<心理学専攻(博士後期課程)>
博士後期課程の心理学専攻は、心理学の高度な知識と実践を融合し、21世紀における少子高齢・高度情報技術社会がもたらす様々な問題に対して柔軟に対応できる専門性の高い人材養成を目指していきます。

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