夢はどんなデザイナー?高校生が知っておきたいデザインの仕事30選!
投稿日:2022年6月28日|最終更新日:2024年7月18日
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デザインの仕事は、私たちの生活に欠かせない存在です。例えば、毎日使うスマートフォンやパソコン、おしゃれなファッションアイテム、わくわくするゲームの世界、落ち着きのあるカフェのインテリア…。これらすべてがデザイナーの仕事によって生み出されています。
デザインとは、身の回りのものをもっと良くするための工夫のこと。美しいものをつくるだけでなく、生活を便利にしたり楽しくしたりする、すごい力を持っています。
デザイン業界には、実に多くのクリエイティブな職種が存在します。
Webデザイナーはウェブサイトの設計・デザインを行い、多くの人にとって使いやすいサイトを制作します。グラフィックデザイナーはポスターや雑誌などの印刷物、Webサイトのバナー広告などをデザインし、視覚的に情報を伝えます。空間デザイナーは店舗やイベント会場などの空間をデザインし、人々の心を動かす空間を創造します。プロダクトデザイナーは家電や家具などの製品をデザインし、私たちの生活をより便利で豊かにします。
一口に「デザイン」といっても様々な分野があり、様々な「デザイナー」がいるのです。デザインの仕事に興味がある人は、まず自分がどんなものに興味があるのか、どんなデザインをしたいのか考えてみましょう!
- 1. 4つのデザイン分野とは?
- 2. 1.ビジュアルデザイン:目に見えるものを彩る仕事
- 3. 2.プロダクトデザイン:暮らしを豊かにする製品を生み出す仕事
- 4. スペースデザイン:空間をデザインし、快適な環境を創造する仕事
- 5. ファッションデザイン:人々の個性を表現し、トレンドを生み出す仕事
- 6. 未経験からデザイナーを目指すには?
- 7. デザインの仕事に就くには?
- 8. デザインの仕事に必要なスキルとは?
- 9. デザインの仕事の魅力とは?
- 10. まとめ:デザインの仕事で夢を叶えよう!
- 11. デザインが学べるおすすめの専門学校は?
- 12. デザインが学べるおすすめの4年制大学
4つのデザイン分野とは?
あらゆるところで活躍するデザインの仕事は、大きく4つの分野に分けることができます。
●プロダクトデザイン:家電、家具、自動車、文房具など、製品をデザインする仕事。
●スペースデザイン:建築、インテリア、ランドスケープ(景観)など、空間をデザインする仕事。
●ファッションデザイン:衣服やアクセサリーをデザインする仕事。
これらの分野には、それぞれ多種多様な職種が存在し、デザイナーたちはそれぞれの専門知識やスキルを活かして活躍しています。
この記事では、それぞれの分野における具体的な仕事内容や必要なスキル、その職業になる方法などを解説していきます。デザイン業界に興味がある方、デザインの仕事に就きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
1.ビジュアルデザイン:目に見えるものを彩る仕事
ビジュアルデザインは、私たちの目に触れるあらゆるものを彩り、情報をわかりやすく、魅力的に伝える仕事です。Webサイトや広告、ロゴ、イラスト、映像など、私たちの日常に欠かせない存在となっています。
デザインの仕事に就くには、学校や実務で身につけたスキルをポートフォリオにまとめ、その職種の求人に応募することが一般的です。
Webデザイナー
仕事内容
Webサイトの設計、デザイン、コーディングを担当します。ユーザーが使いやすい、見やすいWebサイトを作るのが仕事です。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe XD、Figmaなど)のスキル
- HTML、CSS、JavaScriptなどのコーディング知識
- UI/UXデザインの知識
- レスポンシブデザインの知識
- SEOの知識
なるには
- デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- Web制作会社やデザイン事務所で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
グラフィックデザイナー
仕事内容
ポスター、チラシ、パンフレット、雑誌、書籍などの印刷物のデザインや、Webサイトのバナー広告、ロゴデザインなどの視覚表現(グラフィック)を手掛けます。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- 色彩感覚、レイアウトセンス
- タイポグラフィの知識
- 印刷に関する知識
なるには
- デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- デザイン事務所や広告代理店で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
映像クリエイター
仕事内容
CM、映画、アニメーションなどの映像コンテンツの企画、制作、編集を行います。
必要なスキル
- 映像編集ソフト(Adobe Premiere Pro、After Effectsなど)のスキル
- カメラ撮影の知識
- ストーリー構成力、演出力
- コミュニケーション能力
なるには
- 映像系の大学や専門学校で学ぶ
- 映像制作会社で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
2Dデザイナー
仕事内容
イラスト、キャラクターデザイン、UIデザインなどを担当します。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- デッサン力、色彩感覚
- コンセプトメイキング能力
- コミュニケーション能力
なるには
- デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- イラストレーターとして作品を発表する
- デザイン事務所やゲーム会社で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
エディトリアルデザイナー
仕事内容
雑誌、書籍などの紙媒体のデザイン、レイアウトを担当します。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe InDesignなど)のスキル
- タイポグラフィの知識
- 編集スキル
- DTPの知識
なるには
- デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- 出版社やデザイン事務所で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
ゲームデザイナー
仕事内容
ゲームの企画、コンセプト設計、レベルデザイン、UIデザインなどを担当します。
必要なスキル
- ゲーム制作ソフト(Unity、Unreal Engineなど)のスキル
- ゲームデザインの知識
- プログラミングの基礎知識
- コミュニケーション能力、チームワーク
なるには
- ゲーム系の学校や専門学校で学ぶ
- ゲーム会社で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
キャラクターデザイナー
仕事内容
ゲーム、アニメ、漫画などのキャラクターデザインを担当します。キャラクターの性格や設定を考慮し、魅力的なビジュアルを創造します。
デザイン画の作成だけでなく、設定資料の作成や3Dモデルの監修など、幅広い業務に関わります。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- デッサン力、色彩感覚
- キャラクター設定、世界観構築の能力
- コミュニケーション能力
なるには
- ゲーム・アニメの専門学校や美大でデザインを学ぶ
- ゲーム会社、アニメ制作会社などで実務経験を積む
- イラストレーターとして作品を発表する
- コンテストに応募し、実績を積む
3DCGクリエイター
仕事内容
3次元空間でのCG(コンピューターグラフィックス)を制作します。コンピューターで3Dモデル、キャラクターデザイン、背景制作などを行います。
必要なスキル
- 3DCGソフト(Blender, Maya, 3ds Maxなど)のスキル
- モデリング、テクスチャリング、ライティングの知識
- 美術解剖学、色彩理論の知識
なるには
- デザイン系の学校や専門学校でCGを学ぶ
- CG制作会社で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
CGアニメーター
仕事内容
キャラクターの動きや表情を3DCGで制作します。
必要なスキル
- 3DCGソフト(Blender, Maya, 3ds Maxなど)のスキル
- アニメーションの知識
- モーションキャプチャの知識
- 演技、演出に関する知識
なるには
- デザイン系の学校や専門学校でCGを学ぶ
- アニメーションスタジオで実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
Live2Dモデラー
仕事内容
2Dイラストを立体的に動かす技術を使ってキャラクターを制作します。
必要なスキル
- Live2Dソフトのスキル
- イラスト制作スキル
- アニメーションの知識
なるには
- Live2Dのチュートリアルや講座で学ぶ
- イラストレーターとして作品を発表する
- ゲーム会社やVTuber事務所で実務経験を積む
2.プロダクトデザイン:暮らしを豊かにする製品を生み出す仕事
プロダクトデザインは、私たちの生活を便利に、快適に、そして豊かにする製品を生み出す仕事です。家電、家具、自動車、文房具など、私たちの身の回りに存在するあらゆる製品のデザインに関わっています。
プロダクトデザイナー
仕事内容
日用品や家電、インテリアなどあらゆる製品の制作に関わるデザイナー。コンセプト立案から、デザイン、設計、試作、評価まで、製品開発の全工程に関わります。
必要なスキル
- デザインソフト(Rhinoceros、Fusion 360など)のスキル
- 3Dモデリング、レンダリングの知識
- 素材、製造プロセスに関する知識
- 人間工学、ユーザビリティに関する知識
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- 工業デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- デザイン事務所やメーカーで実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
工業デザイナー
仕事内容
工業製品に特化したデザイナー。外装デザイン、機能性、操作性などを考慮したデザインを担当し、製品の使いやすさや美しさを追求します。インダストリアルデザイナーとも呼ばれます。
必要なスキル
- デザインソフト(Rhinoceros、Fusion 360など)のスキル
- 3Dモデリング、レンダリングの知識
- 素材、製造プロセスに関する知識
- 人間工学、ユーザビリティに関する知識
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- 工業デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- デザイン事務所やメーカーで実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
雑貨デザイナー
仕事内容
インテリア雑貨、キッチン雑貨、ステーショナリーなど、生活を彩る様々な雑貨のデザインを担当します。
プロダクトデザイナーの一種であり、素材選びからデザイン、試作、量産まで、商品開発の全工程に関わることもあります。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- デッサン力、色彩感覚
- 素材、製造プロセスに関する知識
- トレンド把握力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- デザイン系の学校や専門学校で学ぶ
- 雑貨メーカーやデザイン事務所で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
パッケージデザイナー
仕事内容
商品の包装デザイン、ブランドイメージの構築などを担当します。消費者の目を引き、購買意欲を高めるパッケージデザインを考えます。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- 色彩感覚、レイアウトセンス
- ブランディング、マーケティングに関する知識
- 印刷、加工に関する知識
なるには
- デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- デザイン事務所や広告代理店で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
原型師
仕事内容
玩具や工業製品、フィギュアなど製品の原型(模型)を、粘土や樹脂などを使って制作します。製品の形状や質感などを忠実に再現する技術が求められます。モデラーとも呼ばれます。
必要なスキル
- 造形スキル
- 素材に関する知識
- デッサン力
- コミュニケーション能力
なるには
- 美術系の学校や専門学校で学ぶ
- 原型師の弟子入りをする
- フィギュアメーカーなどで実務経験を積む
- 自主制作作品を展示会やイベントに出品する
カーデザイナー
仕事内容
自動車の外観デザインや内装デザインを担当します。デザインだけでなく、安全性や快適性、環境性能なども考慮し、コンセプトに基づいたデザインを提案します。
スケッチや3Dモデリングを用いてデザインを具現化し、エンジニアと連携しながら製品化を目指します。
必要なスキル
- デザインソフト(Alias、Rhinocerosなど)のスキル
- 3Dモデリング、レンダリングの知識
- 自動車工学、素材に関する知識
- デザインセンス、空間把握能力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- 自動車系またはデザイン系の専門学校などで学ぶ
- 自動車メーカーのデザイン部門で実務経験を積む
- デザインコンペティションなどで実績を積む
スペースデザイン:空間をデザインし、快適な環境を創造する仕事
スペースデザインは、建築、インテリア、ランドスケープ(景観)など、私たちの生活空間をデザインする仕事です。快適で機能的な空間を創造し、人々の生活を豊かにします。
建築デザイナー
仕事内容
住宅、オフィスビル、商業施設などの建築物の設計を行います。建物の外観デザインだけでなく、内装や設備、構造なども考慮して設計します。
必要なスキル
- 建築に関する知識(構造力学、建築法規など)
- CADソフトのスキル
- デザインセンス、空間把握能力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
- 建築士(二級・一級)資格(あると有利)
なるには
- 建築系の大学や専門学校で学ぶ
- 建築設計事務所で実務経験を積む
インテリアデザイナー
仕事内容
住宅、オフィス、店舗などの内装デザインを担当します。家具や照明、壁紙などをコーディネートし、空間の雰囲気を作り上げます。
必要なスキル
- デザインソフト(Vectorworks、AutoCADなど)のスキル
- インテリアに関する知識(素材、家具、照明など)
- 色彩感覚、空間把握能力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
- インテリアコーディネーター資格(あると有利)
なるには
- インテリアデザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- インテリアデザイン事務所やハウスメーカーで実務経験を積む
インテリアプランナー
仕事内容
住宅、オフィスなどの室内空間の企画・設計を担当します。家具や照明、カーテンなどを提案し、快適で機能的な空間づくりを行います。一般的にインテリアデザイナーよりも幅広く空間全体を手掛けます。
必要なスキル
- インテリアに関する知識(素材、家具、照明など)
- 色彩感覚、空間把握能力
- コミュニケーション能力、ヒアリング能力
- 提案力、プレゼンテーション能力
- インテリアプランナー資格(あると有利)
なるには
- 建築・インテリア系の大学や専門学校で学ぶ
- インテリアショップやハウスメーカーで実務経験を積む
空間デザイナー
仕事内容
イベント会場、展示会ブース、ショールームなどの空間デザインを担当します。空間のコンセプトを立案し、照明、音響、映像などを駆使して空間を演出します。
必要なスキル
- デザインソフト(Vectorworks、SketchUpなど)のスキル
- 空間演出、展示デザインに関する知識
- 照明、音響、映像に関する知識
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- 建築系・空間デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- 空間デザイン事務所やイベント会社で実務経験を積む
- 展示会やイベントの企画、運営に携わる
照明デザイナー
仕事内容
建築物や空間の照明計画、照明器具の選定、演出などを担当します。光を効果的に活用し、空間の雰囲気や機能性を高めます。
必要なスキル
- 照明に関する知識(照明器具、配線、制御など)
- デザインソフト(DIALux、AGI32など)のスキル
- 色彩感覚、空間把握能力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
- 照明コンサルタント資格(あると有利)
なるには
- インテリアや建築系の大学や専門学校で照明を学ぶ
- 照明メーカーやデザイン事務所で実務経験を積む
店舗デザイナー
仕事内容
飲食店、アパレルショップ、美容室など、様々な店舗の空間デザイン、レイアウト、内装などを担当します。お店のコンセプトやターゲット層に合わせた空間をデザインし、集客力や売上向上に貢献します。
必要なスキル
- デザインソフト(Vectorworks、SketchUpなど)のスキル
- インテリアに関する知識(素材、家具、照明など)
- 店舗設計、レイアウトに関する知識
- マーケティング、ブランディングに関する知識
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
- 建築士、インテリアコーディネーター資格(あると有利)
なるには
- インテリアデザイン系、建築系の大学や専門学校で学ぶ
- 店舗デザイン事務所や内装会社で実務経験を積む
エクステリアデザイナー
仕事内容
住宅の庭や外構、公園、広場などの屋外空間のデザインを担当します。植物、舗装、水景などを組み合わせ、美しく機能的な空間を創造します。
必要なスキル
- デザインソフト(Vectorworks、SketchUpなど)のスキル
- 造園やエクステリアに関する知識
- 植物、土壌、水に関する知識
- CADソフトのスキル
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
- 造園技能士、造園施工管理技士の資格(あると有利)
なるには
- 建築系・土木系の大学や専門学校で学ぶ
- 造園会社や住宅メーカーで実務経験を積む
フラワーデザイナー
仕事内容
花束、アレンジメント、会場装飾などを担当します。花の種類や色、形などを組み合わせ、依頼に合わせた美しい作品を制作します。
必要なスキル
- 花の知識(種類、特性、アレンジメント技法など)
- 色彩感覚、美的センス
- コミュニケーション能力
- フラワー装飾技能士資格(あると有利)
なるには
- フラワーアレンジメントスクールで学ぶ
- 花屋やディスプレイ会社で実務経験を積む
ディスプレイデザイナー
仕事内容
ショーウィンドウ、展示会ブース、商業施設などのディスプレイデザインを担当します。商品の魅力を引き出し、購買意欲を高める空間を演出します。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- 空間演出、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)に関する知識
- 色彩感覚、レイアウトセンス
- コミュニケーション能力
- 商品装飾展示技能士資格(あると有利)
なるには
- デザイン系の大学や専門学校で学ぶ
- ディスプレイ会社や小売店で実務経験を積む
ファッションデザイン:人々の個性を表現し、トレンドを生み出す仕事
ファッションデザインは、衣服やアクセサリーを通じて人々の個性を表現し、新しいトレンドを生み出すクリエイティブな仕事です。私たちの生活を豊かにするだけでなく、その時代を象徴する文化的な役割も担っています。
ファッションデザイナー
仕事内容
衣服のデザイン、パターン作成、サンプル制作などを行います。市場調査やトレンド分析を行い、コンセプトに基づいたデザインを提案します。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、CLO 3Dなど)のスキル
- デッサン力、パターンメイキングの知識
- 素材、縫製に関する知識
- ファッションに関する知識、トレンド把握力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- 服飾系の大学や専門学校で学ぶ
- アパレルメーカーやブランドで実務経験を積む
- コンテストに応募し、実績を積む
- 自身のブランドを立ち上げる
テキスタイルデザイナー
仕事内容
生地のパターン、素材、色などをデザインします。オリジナルのテキスタイルを開発し、ファッションデザイナーやメーカーに提案します。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Photoshopなど)のスキル
- 色彩感覚、パターンデザインの知識
- 素材、織り、染色に関する知識
- トレンド把握力
なるには
- 服飾系の大学や専門学校で学ぶ
- 繊維メーカーやテキスタイルデザイン事務所で実務経験を積む
- コンテストに応募し、実績を積む
アクセサリーデザイナー
仕事内容
ネックレス、ピアス、ブレスレットなどのアクセサリーをデザインします。素材選びからデザイン、制作まで幅広く携わります。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustrator、Rhinocerosなど)のスキル
- ジュエリー制作の知識、技術
- 素材に関する知識
- トレンド把握力
なるには
- 服飾系・デザイン系の学校や専門学校で学ぶ
- ジュエリーメーカーや工房で実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
帽子デザイナー
仕事内容
帽子のデザイン、パターン作成を担当します。素材選びからデザイン、試作、量産まで、商品開発の全工程に関わることもあります。
必要なスキル
- デザインソフト(Adobe Illustratorなど)のスキル
- パターンメイキングの知識
- 素材、製造プロセスに関する知識
- トレンド把握力
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
なるには
- 服飾系の学校や専門学校で学ぶ
- 帽子メーカーやアパレルメーカーで実務経験を積む
- オンラインスクールや独学でスキルを身につける
ネイルデザイナー
仕事内容
ネイルデザイナーは、お客様の爪を美しく彩るネイルアートのデザイン、施術をするネイリストです。トレンドを取り入れたデザインの提案や、ブライダルネイル、イベントネイルなどの特別なシーンに合わせたネイルデザインも手掛けます。
特別な資格は必要ありませんが、デザイン性の高いネイルアートを得意とするネイリストを区別するときに使われることが多いです。
必要なスキル
- ネイル施術の技術(ジェルネイル、スカルプチュア、マニキュアなど)
- ネイルアートのデザインスキル(色彩感覚、デッサン力、トレンド把握力など)
- 爪の衛生管理に関する知識
- コミュニケーション能力、カウンセリングスキル
なるには
- ネイルスクールで学ぶ
- ネイルサロンで実務経験を積む
- ネイリスト技能検定試験等に合格する(任意)
未経験からデザイナーを目指すには?
「デザインの仕事に興味はあるけど、未経験だし…」と悩む人もいるかもしれません。しかし、デザイン業界では未経験からでも活躍できる道がたくさんあります。専門学校や大学でデザインを学ぶのはもちろん、オンラインスクールや本で独学することも可能です。また、未経験OKの求人に応募し、実務経験を積みながらスキルアップしていく方法もあります。
デザインの仕事に就くには?
デザイナーになる方法は、これまで見てきた通りいろいろありますが、代表的なルートは3つあります。
1.学校でデザインを学ぶ
大学や専門学校でデザインを学ぶのが、一番王道な方法!先生や友達と一緒にデザインの基礎から応用までしっかり勉強できます。卒業制作やインターンシップで、実際の仕事に近い経験もできるのも魅力的!
2.実務経験を積む
必ずしも資格が必要な職業ではないから、未経験でも大丈夫!デザイン事務所や企業でアシスタントやアルバイトとして働きながら、現場でスキルを磨く方法もあります。どんどん作品を作って、自分の作品集(ポートフォリオ)を充実させていきましょう。
3.独学でスキルアップ
自分のペースで勉強したい人は、オンラインスクールや本、ネットのチュートリアルでデザインを学ぶのもアリ!最近は無料で学べるコンテンツもたくさんあるから、まずは挑戦してみましょう。
デザインの仕事に必要なスキルとは?
デザインの仕事に必要なスキルは、職種によって異なりますが、共通して求められるのは、デザインソフトの利用スキル、色彩感覚、レイアウトセンス、そしてコミュニケーション能力です。これらのスキルは、学校で学ぶだけでなく、実際に手を動かして作品を作ったり、他のデザイナーの作品を見たりすることで磨かれていきます。
デザインの仕事の魅力とは?
デザインの仕事の一番の魅力は、自分のアイデアやスキルを活かして、人々の生活を豊かにするものを形にできること。また、デザインの仕事は常に新しい技術やトレンドが生まれるから、常に学び続けることができて飽きることがありません。
さらに、フリーランスとして働くことも可能な職業が多いから、自分のライフスタイルに合わせて働きやすいことも魅力です!
まとめ:デザインの仕事で夢を叶えよう!
この記事では、4つのデザイン分野(ビジュアルデザイン、プロダクトデザイン、スペースデザイン、ファッションデザイン)を中心に、30種類以上の具体的な職種を紹介してきました。それぞれの仕事内容や必要なスキル、なり方などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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女子美術大学の詳しい紹介はこちら
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