「教育の常葉」の伝統の上に、新たな教育課題に対応する人材を育成します
- 卒業後の主な進路
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- 学校教員
- 小学校教諭
- 体育教諭
- 音楽教諭
- 特別支援学校教諭
- スクールカウンセラー
- 社会教育主事
- 司書教諭
- 司書
- 学芸員
- 地方公務員
- 警察官
- 消防官(消防士)
- 一般事務
- レクリエーション・インストラクター
- 人事
- 企画・調査
- 販売
- 営業
- 会社員(一般企業勤務)
- 不動産会社勤務
- 金融会社勤務
- 保険会社勤務
- 証券会社勤務
- 銀行員
- 募集定員
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330名(静岡草薙キャンパス)
- 修業年限
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4年
- 初年度納入金
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学校教育課程:1,530,000円
生涯学習学科:1,460,000円
心理教育学科:1,480,000円
(入学金・授業料・施設設備費・諸会費)
幅広い教養と豊かな人間性を併せもつ、真の教育者を養成すること —
それが教育学部の使命です。
定評ある教員養成に留まらず、地域の学習・文化・スポーツ活動を支える実践派の指導者、
確かな専門性と教育力をもつ「こころの専門家」など、
時代が求める新しい教育職・対人援助職の育成にも力を入れています。
【教育学部のメリット】
✓実践力を磨く現場体験(教育実習、社会教育実習、臨床教育フィールドワークなど)
✓社会の即戦力として機能するリーダーシップとコミュニケーション力の育成
✓静岡県内外の教育界に浸透する卒業生のネットワーク
【データで見る、教育学部】
「教育の常葉」の伝統と信頼が、確かな実績につながっています。
■本学出身小中高校教員数 3,500名超
1980年に教育学部初等教育課程を開設して以来、本学出身の教員は3,500人を超えています。静岡県内の公立小学校については、各校あたり2~3名以上の卒業生が活躍している計算になります。
■教員採用試験合格者数 71人 うち静岡県公立54人(2023年度)
教職支援センターでは、教育に関わるすべてのことを相談できます。教員採用試験に向けての勉強方法や進路の相談、面接や論文対策、願書の添削、学習ボランティア紹介など、ニーズに応じてきめ細かに対応。先輩たちの過去の教育実習の指導案も常備され、教職への道を徹底サポートします。
■就職率97.5%(2024年5月1日現在)
教育学部といっても、進路は教員だけではありません。企業で、また公務員として活躍する先輩も多数います。就職試験対策・公務員対策などの細やかなキャリアサポートで、学生の進路の幅を広げます。
専攻・コース一覧
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- 募集定員
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130名
【幅広い人間力と確かな教育実践力を身につけた「教員」を育てます】
小学校の教員になるための学びに加え、中学校、高等学校、特別支援学校の免許状取得のための専門的な学びを深めていきます。
附属橘小学校との連携により、1年次から4年次まで継続・発展的に行われる教育実習を核として、児童・生徒を理解し支援する力を養います。本学の幅広い教育システムにより、地域で子どもを育てる、義務教育を担う教員を養成します。
【学科のポイント】
■2 年次から専攻を選択して、より深い知識を
1年次に個々のテーマに基づき学校現場を観察し、学校や教員についての考えを深めることで、生涯にわたって「学び続ける」教員としての視点や考え方の基礎を身につけます。1年間の学修を通じて芽生えた教員としての考えや思いを基に、2年次からそれぞれが専門とする教科の専攻に分かれ、教員としての心構えや指導技術を身につけます。
■「達人の授業」の参観から教育実習へ
・教育学部附属橘小学校との連携授業
1年次必修科目の「授業実践演習」では、附属橘小学校でベテラン教員による「達人の授業」を参観できます。授業の見方や記録の方法を学び、理想となる授業や教員、学校の姿をイメージします。1年次から学校現場を実際に体験することで、「教員」になる意識や教育実習への心構えを身につけます。
・教育実習
2 年次後期には初等教育実習Ⅰ「観察実習」があります。附属橘小学校で終日児童と生活を共にし、その成長の様子を観察しながら、授業や学級経営のノウハウ、学校組織の機能などを学びます。そして、3 年次にはいよいよ授業実習を伴う「初等教育実習Ⅱ」( 公立小学校等での教育実習)に臨み、4 年次には取得希望免許種に応じて中学・高校での「中等教育実習」や「特別支援学校」での教育実習に赴くことになります。このように学校現場で学ぶ経験を重ねることで、教員になるためのスキルと意識を高めていきます。 -
- 募集定員
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生涯学習専攻 60名 生涯スポーツ専攻 40名
【地域が求める学習・文化・スポーツのリーダーを育成します】
本格的な少子高齢社会を迎え、生涯学習社会を支える実践派のリーダーが求められています。
子どもから高齢者までの学習・文化・スポーツ活動を推進するための指導力、企画・運営能力、コーディネート能力などを高め、団体や施設の職員・指導員、公務員、中学校・高等学校の教員(保健体育)、企業人などとして活躍できる人材を育成します。
【学科のポイント】
■チャレンジする人の強力なサポーターに
教育とは、必ずしも学校現場だけで行われるわけではありません。生涯学習学科では、幅広い年代の人々の「学びたい」という気持ちをサポートできる力を養うために、さまざまな「学習機会」の場を提供し、学びの意欲を高めていきます。
■生涯学習の専門家やリーダーを育成
「誰でも、いつでも、どんなことでも、何度でも」学ぶことができる生涯学習時代の指導者を育成します。さまざまなサークルや団体のリーダーとして活躍する学生が多いのも、生涯学習学科の特色の一つです。
■2つの専攻
幅広い学習分野のなかから、学生の興味やキャリアイメージにあわせて必要な科目を選ぶことができるように、生涯学習専攻と生涯スポーツ専攻の2つの専攻を設けています。
<生涯学習専攻>
生涯学習に必要な施設やメディアなどを活用し、さまざまな「学び」を企画・提案していくことのできる人材を育成します。地域に根ざした活動によって、地域の生涯学習の推進・発展を目指します。
<生涯スポーツ専攻>
中学校・高等学校の保健体育の教員免許が取得可能。生涯スポーツを支援・推進するための人材を育成します。野外活動やボランティア活動などの実習科目を履修し、生涯スポーツを推進する実践力・行動力を養います。 -
- 募集定員
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100名
【心理学の実践的な力を身につけた「こころの専門家」を育成します】
家庭や学校、社会で抱えるさまざまなストレスや悩みに対応できる「こころの専門家」が求められています。
実験や実習を重視した、段階的に無理なく学ぶカリキュラムを通じて、こころの分析やサポートができる実践的なスキルを養い、企業や学校、地域の様々な問題の解決に取り組むことのできるコミュニケーション力の高い、社会で必要とされる人材を育成します。
【学科のポイント】
心理教育学科では心理学の専門職はもちろん、幅広いフィールドで長く活躍できる人材を育てることを目指しています。個人のこころの問題から地域との関わりにいたるまで、心理学を段階的に幅広く学ぶことで、社会で必要とされる「人間理解力」「コミュニケーション力」「課題解決能力」を備えることができます。
■系統的な心理学の学び
基礎から応用、理論から実践へと段階に応じて体系づけられたカリキュラムによって、着実な学びが実現されます。同時にグループワーク、実験、実習等を多く取り入れることによって、よりスムーズな学びを実感できます。
■学びを活かした実践~ 地域密着体験型PBL(Project Based Learning)~
大学での学びと並行して、「臨床・教育フィールドワークⅠ~Ⅳ」では『教育・支援』をキーワードに地域の課題解決に挑戦します。対人援助サービスの基礎を学ぶことから始め、学年をまたいで継続的に取り組むことで持続可能な自己教育力・対人教育力の育成を目指します。