文学部

人間社会の本質を深く掘り下げ、幅広い知識を身につける。

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部 / 教育学科初等教育専攻:1,410,000円(入学金250,000円含む)
第1部 / 教育学科初等教育専攻を除く全学科:1,270,000円(入学金250,000円含む)
第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

文学部では少人数で学ぶ演習(ゼミナール)などを通したきめ細かな教育を通して、「読む力」「書く力」「考える力」の育成を重視しています。より深く専門分野を探究し、十分な語学力や幅広い教養を備え、社会のどんな分野でも、また、世界のどんな地域でも活躍できる、これからの時代を切り拓く人財を育てます。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    100名

    「講義」によって哲学的な知識を身につけ、その知識を基にして、「演習」において精密にテキストを読解し、徹底的に討論や対話を行います。学びと思索を繰り返しながら、哲学者たちから発せられる真のメッセージを読み解いていきます。さらに、考える力、コミュニケーション能力、語学力など現代を生き抜くためのさまざまな力を身につけていきます。

    ▮学び方
    ▼対話を通して、思考力を高める
    本学科は創設以来125年を超える、日本の私立大学で最も長い歴史を誇ります。学びの幅は広く、古代ギリシア思想から現代思想まで、多様な哲学領域を学ぶことができます。
    「講義」では哲学知識を広く深く理解し、哲学書を原典で読むために、英語はもちろんドイツ語やフランス語などの語学の修得を重視します。
    さらに、1年次から少人数制の「演習」を実施し、対話を徹底的に行うことで、思考力を養っていきます。今まで抱いていた漠然とした疑問が、哲学を学ぶことで「わかった」と確信できる。教員や学友との交流を通じて、そんな「知」の探究を行います。

    ▼新カリキュラムの特徴
    カリキュラムポリシーに沿って、セメスター制の中で学生が育成していくことを目指しています。また、各科目を連携させ有機的にすることで、学年ごとに学習内容がスムーズに進展していくようにしています。

    ▼コース制
    本学科ではあらかじめコース制を敷き、目的意識をもって学習するサポートをしています。「自然環境哲学コース」・「身体表現哲学コース」・「芸術哲学コース」・「宗教・歴史哲学コース」・「死生学コース」など現代の人々の関心に沿ったものと、古典的な文献研究を行う「哲学基礎専門コース」の6コースです。

    ▮グローバル化への対応
    ▼語学の修得は哲学を学ぶ必須条件
    哲学科では、英語・ドイツ語・フランス語のうち、2カ国語をマスターするのが必要最低条件となっています。1年生から4年生まで、主に演習をとおして、英語・ドイツ語・フランス語などのテキスト講読を行います。それにより語学能力を伸ばし、異文化理解を深め、日本人としての意識の自覚を促し、国際的教養人となるべく育成します。
    専門科目は、最低88単位取ることが哲学科の条件です。演習などにおいては、毎回の授業のたびに相当の時間を使って、英語・ドイツ語・フランス語などで思考する訓練が実施されています。

  • 募集定員

    100名

    東洋の歴史の中で培われた思想や文化を広く学ぶとともに、それぞれの興味に応じた4つのコース(「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」)で専門性を高めます。世界を見渡す広い視野と、自らを見つめる力を養い、豊かな教養と国際性を備えた人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼4つのコースで専門的に学ぶ
    1年次は文章作成の授業や各種概論、また外国語など、ほぼ共通の科目を学びます。2年次からは「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」の4つのコースに分かれて、コースごとに専門科目を履修します。コースによって必修となる言語がことなり、また、教職資格を取得できるコースは限られていますので、コース選択に当たっては、しっかりと目的意識をもつことが重要です。
    また、各コースの授業や催しなどを通じて、1年生から4年生まで学年を越えた友情の輪が広がります。さらに、異文化理解に不可欠な語学学習にも力を入れており、英語や中国語などの語学力を生かして国際社会で活躍できる、豊かな教養と国際性を備えた人材を育成します。

    ▮グローバル化への対応
    1年次から充実したカリキュラムでグローバル時代に即した語学教育を行います。必修外国語は英語ですが、ほかに、中国語・ドイツ語・フランス語から一言語を選択して履修します。
    とくに中国語については、学科の専門科目においても、基礎から上級まで段階的に、「読む」「書く」「話す」「聴く」の4つの力を鍛える実践的語学教育を実施しています。専門科目の外国語として、現代語としてはヒンディー語(インドの公用語)と韓国語を、古典語としてはインドのサンスクリット語とパーリ語に加えて古典チベット語の講義を開講しています。
    いずれもアジアの思想と文化を理解するために欠くことのできないものであり、積極的な学習が推奨されています。

  • 募集定員

    133名

    日本の文学や文化を、グローバルな視点から考察し、理解を深め、その内容を世界に向けて発信できる人財を目指します。少人数制のゼミナールを中心にした学びを通じて、専門性を高めるとともに、興味や関心に応じて複数の専門分野を横断的に学べるカリキュラムが特徴です。

    ▮学び方
    ▼専門分野の横断で総合的な学びを
    日本文学文化学科では2年次から、「日本語学」「古典文学文化」「近現代文学文化」「比較文学文化」の4つの分野のいずれかのゼミナールを中心に学び、自分の専門分野を見きわめていきます。
    ただし、専門分野間は自由に横断できるようになっているので、専門性を深めつつ、日本文学文化を総合的に学習することができます。
    常に「比較」という意識を持って学ぶことを通して、柔軟な思考力を養います。

    【日本語学分野】
    古代から現代にいたる⽇本語を探求します。
    また、⾔語学の基礎を踏まえながら他⾔語との⽐較も⾏い、⽇本語の未来を考えます。
    ⽇本語の姿や仕組みなどについて、基礎となる理論を習得していきます。
    総合的・多⾓的に日本語そして日本を分析・考察する⼒を養います。

    【古典文学文化分野】
    古代から近世まで、古典の奥深さを学びます。
    取り扱うのは物語、歌謡、和歌、連歌俳諧、漢詩文、日記、紀行、神話、芸能、評論など、多岐にわたります。

    【近現代文学文化分野】
    明治以降の日本文学作品や文化事象を多様な方法論で分析・考察し、文学の特質や作家の本質をつかみます。
    同時に、作品当時の時代性や思想性についても考察していきます。

    【比較文学文化分野】
    「比較」の概念や理論を学び、日本を相対化する姿勢を確立していきます。
    さまざまな異文化を理解し、国際社会における日本文学文化の意義や可能性を探ります。

    ▮グローバル化への対応
    ▼日本を知ることがグローバル化への第一歩
    日本をよく知り、自国の文学文化を語れることこそが、グローバル化につながります。
    日本文学・文化についてより正確な知識を身につけ、語り、海外に発信できるその意識を育てます。

  • 募集定員

    133名

    英語を「文学」と「語学」の両面から学び、文学的・語学的読解力と、思考力、表現力を身につけます。英語力を磨き、日本人ならではの視点で英語圏の文化や価値観を捉えて、世界に発信できる人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼4年間で確固たる英語力を身につける
    「読む」「書く」「聴く」「話す」の4技能を高めることは、英文学・米文学・英語学を研究する上で必須の条件です。本学科では、1・2年次には基礎を徹底的に固め、英米の詩・小説・劇などの研究や、英語の音声・文法・歴史などの分析に取り組みます。3年次には応用的な授業へと発展し、4年次にはそれまでの学びの集大成として、自分で決めたテーマで卒業論文を執筆。少人数制の卒論セミナーで、自分の知力を試します。4年間の学びを通して、確固たる英語力を武器に、自ら問題を提起し、考え、結論を出していく力を養います。

    ▼英米圏の文学・文化・語学の奥深い世界へ
    1・2年次に少人数制の授業で英語の4技能ー読む・書く・聴く・話すーを高め、3・4年次に各専門分野ー英米文学・英語学ーを幅広く学びます。英語圏の文化を学びながら、文学的・語学的読解力、思考力、表現力を養い、4年次に卒業論文を制作します。海外留学を経験し、国際的な舞台で活躍する卒業生、英語教員となる卒業生が多いことも本学科の特色です。

  • 募集定員

    133名

    文献史料などから、過去に生きた人びとの社会や暮らしを分析し、歴史像を組み立てます。「日本史」「東洋史」「西洋史」の3つの専攻で、ゼミナール(少人数制の演習)を中心に学びを深めます。

    ▮学び方
    ▼史料研究に重点を置いて学ぶ
    3つの専攻を設置し、希望に応じて2年次から各専攻に分かれます。どの専攻でも「実証」に重きを置いた講義が充実しています。
    2年次の史料研究において、「日本史学」では手書きの古文書を含めた史料の講読、「東洋史学」と「西洋史学」では原書の講読を徹底的に行います。
    3年次からの卒論演習では、テーマ選択、論文執筆の進め方、フィールドワークなどについて、担当教員と話し合いながら授業を進めていきます。少人数制によるアットホームな雰囲気のなか、積極的に研究に打ち込むことができます。

    ▼新カリキュラムの特徴
    すべての授業科目をセメスター制に対応させました。また、初年次教育科目として「歴史学入門」「歴史学研究法」を開設しました。1年次には、必修科目としてリテラシー能力の向上を目的とした「歴史学入門」「歴史学研究法」およびグローバルな歴史認識の涵養を目指す「概説」を配置しました。
    そして2年次には、アクティブ・ラーニングを組み込んだ「演習」「特講」、3年次には実践的な「卒論演習」と、学年進行に伴ってより深く、より多様な歴史学の成果に触れていきます。
    最終的には、4年次に自身の研究成果を「卒業論文」としてまとめることができる、体系的なカリキュラムとなっています。

    ▮グローバル化への対応
    ▼学生の英語能力向上のための英語科目の配置
    英語ⅠBでは、史学科の学生を対象に歴史学に関する教材を用いた授業を行います。日・東・西の歴史を記したテキストの講読やドキュメンタリ映像の視聴など、受講生の関心に合わせながら英語能力の向上を目指しています。

    ▼異文化理解、複言語主義への対応
    日本史、東洋史、西洋史を概観する各「概説」科目を設置します。3つの概説すべてを1年次の必修科目とすることで、異文化を歴史的に考察し理解する能力を養うことを図っています。
    また、「演習」科目を中心に、中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・古典ラテン語・古典ギリシア語などで記された史料あるいは研究成果に触れる機会を数多く提供しています。

  • 募集定員

    100名

    子どもから高齢者まで、すべての世代が発達の過程にあるとする「生涯発達」の捉え方を軸に、教育を多面的に考えます。多様化する教育へのニーズに応えるため、教育学だけでなく、歴史、哲学、心理学、社会学、特別支援教育などへと学びの領域を広げます。4年間を通して開講されるゼミナールでの学びと経験から、現代社会が直面する課題に、主体的に関わる力を目指します。

    ▮学び方
    ▼新しい感覚で教育を広く捉えられる力を育む
    本専攻では、人生を豊かにするために、新しい感覚で教育を広くとらえる「生涯学習基礎力」を備えた人材を養成します。そのために、古い価値観に縛られない感性を育み、現代社会の教育的課題を主体的に解決できる力を身につけていきます。
    4年間の学びを通して、教育への多様なニーズに応える基礎となる能力を得た卒業生は、中学校や高等学校、特別支援学校の教諭としてだけでなく、社会教育や福祉の分野などの幅広い領域で活躍しています。

    ▼専門科目に教育に関わる5つの領域を設置
    教育という分野で、社会に貢献できる人財を育成するためのカリキュラムを展開しています。 本専攻では、1年次から少人数制のゼミに参加できるのが特徴です。
    専門科目は「教育と現代社会」「心理学と発達臨床」「社会教育」「学校教育」「特別支援教育」の5つの領域を設けており、学生一人ひとりの関心に合わせて専門分野の学びを追究していくことができます。

    ▮グローバル化への対応
    • セメスター制の導入により、今まで以上に海外留学しやすくなりました。
    • さまざまな問題に対する開かれた発想と、グローバル人材の土台となる自己の確立の支援を目的として、1年次から4年間にわたってゼミナールを展開し、ゼミを通したきめ細やかな指導を大切にしています。

  • 募集定員

    50名

    豊かな人間性と、実践的な指導力、確かな「授業力」を備えた教員を目指します。その軸となるのが、4年間を通じて継続的に行う「往還型教育実習」です。教室で学んだことを現場で確かめ、現場での経験と課題を大学で研究する。その繰り返しにより、高度な専門性と教員としての実践的指導力を養います。

    ▮学び方
    ▼現代社会と教育現場の課題に対応できる力を育む
    初等教育は人間形成の基礎となる重要な時期です。現代社会では、「確かな授業力」はもちろんのこと、英語教育や特別支援教育に対応できる力、学校・地域・家庭の連携を促すことができる力を持った教員が特に求められています。現代社会と教育現場の抱えるさまざまな課題について柔軟に対応できること。そして児童だけでなく、保護者や同僚とも信頼関係を築きながら教育に携わることのできるコミュニケーション能力があること。本専攻ではそんな「初等教育のスペシャリスト」を育てます。

    ▼教員としての幅広い教養と実践的な指導力を修得する
    小学校教員としての実践的な指導力の養成を目標としています。その一環として、往環型教育実習を行います。また、教育に関係する5つの領域(教育と現代社会、心理学と発達臨床、学校教育、社会教育、特別支援教育)を人間発達専攻と共有し、教員として幅広い教養が修得できる環境を整えています。

    ▮グローバル化への対応
    • 海外留学を積極的に応援します。
    • 1年次から開講されるゼミナールでは、自身の「問い」を見つけ、独力で、ときには仲間の力を借りながら解決できるよう、きめ細やかな支援を行います。4年間の学びを通して育まれる主体性や協調性、課題解決能力は、グローバル社会を生きる上でも大きな力となるはずです。
    • 「小学校英語」を専門とする専任教員による手厚い授業により、将来のグローバル社会を担う子どもたちの育成に強みを持つ、小学校教師の育成を目指します。

  • 募集定員

    100名

    お互いを尊重し、国や価値観の違いを越えて理解し、信頼しあえる関係性をつくりだすために、相手と、自らの文化に対する深い理解と、多言語で文化を受発信できるコミュニケーション能力の獲得を目指します。高い語学力を習得するとともに、英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏および日本の文化について、言語や歴史、社会、文学、映像などさまざまな側面から理解を深めます。

    ▮学び方
    ▼真の「コミュニケーション力」を獲得する
    グローバル化が進み、さまざまな背景(国籍、歴史、文化、価値観など)を持つ人々がともにある世界において、さまざまな“違い”を乗り越えて信頼関係を築くため、他者を理解し、自らを伝える真の「コミュニケーション力」の獲得を目指します。
    英語を中心に、フランス語・ドイツ語などの外国語を、コミュニケーションのための言語としてはもちろん、各文化の一部として捉え、異文化への理解を深めます。さらに、日本の文化に対しては、伝統を尊重するとともに新鮮なまなざしでその魅力を捉え直し、発信するスキルを身につけます。

    ▼留学しやすいセメスター制を導入
    4年間を8セメスターとして設計。2年次から4年次春学期までの間に、1セメスター以上の留学や海外研修を経験できるよう、柔軟なカリキュラム編成を行い、留学を積極的に支援します。(1セメスター=春学期&秋学期の2セメスターで構成)

    ▼教員免許の取得も可能
    言語・文化・コミュニケーションを“教える”という道も。中学・高校の英語教員養成課程を設置し、教員免許の取得を促します。外国語としての日本語を教授する日本語教員となる道も開かれています。

    ▮グローバル化への対応
    ▼日常的な異文化コミュニケーション
    学生数の20%程度を外国人留学生で構成します。留学生やクラスメートなどで構成されたコミュニティの交流、活用も進めることで、日常的に異文化コミュニケーションの機会を広げます。

    ▼英語運用力を高め、発信力を身につける
    国際的なコミュニケーションの基礎となる英語については、ネイティブの英語教員による授業を配置。1年次には、本学学生の留学・国際交流支援を行う「国際教育センター」による各種プログラムも含めたプランで学習を進めます。

  • 募集定員

    30名

    第1部と同等のカリキュラムにより、東洋の歴史の中で培われた思想や文化を学びます。それぞれの興味に応じて専門性を高める、4つのコース(「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」)を設置。
    第1部の時間帯や土曜日にも学べる科目を設置するなど、学業と仕事を両立しながら学びやすい環境を整えています。社会人学生との交流ができるところも大きな特色です。

    ▮学び方
    ▼4つのコースで専門的に学ぶ
    1年次は文章作成の授業や各種概論、また外国語など、ほぼ共通の科目を学びます。2年次からは「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」の4つのコースに分かれて、コースごとに専門科目を履修します。コースによって必修となる言語がことなり、また、教職資格を取得できるコースは限られていますので、コース選択に当たっては、しっかりと目的意識をもつことが重要です。
    また、各コースの授業や催しなどを通じて、1年生から4年生まで学年を越えた友情の輪が広がります。さらに、異文化理解に不可欠な語学学習にも力を入れており、英語や中国語などの語学力を生かして国際社会で活躍できる、豊かな教養と国際性を備えた人材を育成します。

    ▼社会人学生も多く、世代を超えた仲間と幅広く交流ができます。

    ▼東洋の思想と文化を多角的に学ぶ
    カリキュラムは第1部に準じ、「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」のいずれかのコースを専攻して東洋の思想と文化を多角的に学びます。所属コース以外の科目も豊富に履修でき、広い見識と高い専門性を養います。

    ▮グローバル化への対応
    1年次から充実したカリキュラムでグローバル時代に即した語学教育を行います。必修外国語の英語のほかに、アジア各国の言語の授業を開講しています。とくに中国語は、学科の専門科目においても、基礎から上級まで段階的に、「読む」「書く」「話す」「聴く」の4つの力を鍛える実践的語学教育を実施しています。ほかには、現代語としてはヒンディー語(インドの公用語)と韓国語を、古典語としてはインドのサンスクリット語とパーリ語に加えて古典チベット語の講義を開講しています。
    いずれもアジアの思想と文化を理解するために欠くことのできないものであり、積極的な学習が推奨されています。

  • 募集定員

    50名

    「世界から日本を見る」という観点から、比較を通して日本を再発見し、その伝統を現代的視点で捉え直します。着実に専門性を高め、日本の文学文化の新たな可能性とグローバルな価値を創造する力を育みます。第1部の科目も学べる、柔軟なシステムを採用しています。

    ▮学び方
    ▼1部と2部の科目、両方を聴講できます。
    第1部と第2部の両方に設置してある科目については、一定の科目数の範囲内で、どちらの時間の授業でも聴講できます。自分のスケジュールに合わせた履修スタイルが可能です。

    ▼第1部と同様、4つの専攻分野を横断的に学ぶ
    第1部とほぼ同様のカリキュラムを採用しています。自国の文化を客観的にとらえ、国際的に通用する日本人としてのアイデンティティの確立を目指します。
    1年次には幅広く、2年次からは「日本語学」「古典文学文化」「近現代文学文化」「比較文学文化」の4分野から、卒業論文執筆につながる専門分野を選択し、深く学んでいきます。なお、1年次からゼミを履修できるのも大きな特徴です。

    ▼新カリキュラムの特徴
    ゼミナール科目の単位を半期2単位として重視し、日本語学・古典文学文化・近現代文学文化・比較文学文化の諸分野について、幅広く、かつ深く学ぶことができます。

    ▮グローバル化への対応
    ▼質の高い専門科目を履修し真のグローバル化に対応
    国際化、異文化理解への対応として、世界の中の日本文学文化という視点に立つ比較文学文化の専門科目を選択必修として配置しています。合わせて日本文学文化の基礎を着実に学べる質の高い専門科目を体系的に配置し、それらを横断的に幅広く履修できるようにすることで、真のグローバル化に対応します。また、セメスター制の導入により、海外留学にも対応しやすくなっています。
    さらに日本語・日本文化を研究している海外の研究者による特別授業や講演会も、授業の中に組み込んでいます。

  • 募集定員

    40名

    人はその一生を通じて成長し変化するという「生涯発達」の視点から、現代の教育について考えます。その多岐にわたる課題を追求するため、教育学を中心に関連する学問を広く学びます。そして、行動力を伴った豊かな人間性と人と関わり、人に共感し、人とともに育つ生涯学習基礎力の獲得を目指します。

    ▮学び方
    ▼1年次から4年間ゼミで学ぶことができます
    社会や家庭など、さまざまな問題領域から関心を持てるテーマで発表し、全員で議論します。プレゼンテーション力はもちろん、多角的にものを見る力が養えます。

    ▼幅広い学問領域から関心に沿って科目を選択することができます
    「教育と現代社会」「心理学と発達臨床」「社会教育」「学校教育」「特別支援教育」の5つの領域から、関心や目標とする資格などに合わせて幅広く選択できます。

    ▼多様化していく教育ニーズに応える
    第1部の人間発達専攻とほぼ同じカリキュラムを設けています。子どもから青年、高齢者まで、発達段階でとらえた「生涯発達」を中心に学んでいきます。
    また、年々多様化していく教育へのニーズに応え、特別支援教育を含む学校教育分野だけでなく、心理学、人間関係、女性問題といった関連分野も学ぶことができます。

    ▮グローバル化への対応
    • 海外留学したい学生を積極的に応援します。
    • さまざまな問題に対する開かれた発想と、グローバル人材の土台となる自己の確立の支援を目的として、1年次から4年間にわたってゼミナールを展開し、ゼミを通したきめ細やかな指導を大切にしています。

経済学部

未来は、現代の先端から始まる。

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部:1,270,000円(入学金250,000円含む)
第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

日本や世界のさまざまな局面で大きな変化が起きています。国内外の経済トレンドを見抜き、そこにある問題を把握し、解決に導く人財を目指します。ゼミナール(少人数で行う演習型の授業)を中心に、主体的に学び、議論を重ねることで、課題の発見力と解決策の提案力を磨きます。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    250名

    最先端の経済理論と、実社会で起きている経済現象を学びながら、経済政策や関連する制度についての専門知識を身につけます。「理論」「実証」「政策」の3つに重点を置いて学びを深めます。総合的な視点で現代の経済が抱える問題を理解し、解決しうる人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼ゼミナールで、広く深く学ぶ
    経済学科では経済の理論と実証を徹底的に学びますが、その基礎として、1年次のゼミナールでは、大卒者として社会に求められる汎用的能力(ジェネリックスキル、社会人基礎力)と、大学で学問をするために必要な論理的に考え表現する技術(アカデミックスキル)の両方を養います。それらを土台として、2年次・3年次には専門的研究を体系的に深めていき、4年次には、専門的学習の集大成として卒業論文をまとめ上げます。また、経済を理解する上で欠かせない歴史や文化への理解も深め、多種多様な問題意識と総合的な視野を育みます。

    ▼理論と実証を中心に学び経済学の基礎を修得
    経済学の基礎の確実な修得を目指して、理論分析と実証分析を中心にカリキュラムを編成しています。また、学生一人ひとりの学びの目標に応えられるよう、他学科の選択科目を多数設置し、学科専門科目以外にも目を向け、興味や関心の幅を広げることを可能にしています。
    1年次から4年次までのゼミナールでは、学生各自の個性を尊重し、少人数制で体系的学習環境を整えています。

  • 募集定員

    183名

    具体的な事例を通して、欧米やアジアの経済・社会事情、国際金融、貿易、国際開発などについて学びながら、国際的な経済理論を身につけます。経済・社会の理解に加え、複数の外国語によるコミュニケーション能力を養成し、国際社会で活躍できる人財育成を行います。

    ▮学び方
    ▼専門知識と語学力を修得
    地域経済、国際金融、貿易、国際開発など、政府や企業などの国際的な経済活動に必要な知識を学びます。
    また、外国人講師による実用的な英語力を身につけるとともに、ドイツ語、フランス語、中国語などを通じた国際理解とコミュニケーション能力を伸ばします。
    1年次から始まる少人数ゼミナールでは、プレゼンテーション、ディスカッション、論文執筆などを通して、大学で必要なアカデミック・スキルズを養います。

    ▼基礎を固める
    最初は大学における「学び」のノウハウを修得します。その後、段階的に教育内容のレベルを引き上げ、現実のさまざまな問題に対応できるよう、専門的かつ高度な知識と理解を修得します。
    少人数できめ細やかな指導が可能なゼミナールを1年次から4年次まで配置し、ディスカッション、プレゼンテーション、論文執筆のスキルを磨きます。1年次のゼミナールでは、まずはそれらの基礎を固めます。

  • 募集定員

    183名

    現代社会が直面する問題と課題について、自ら考え、問題を掘り下げ、それを解決するための政策と企画を描く。そして、行動し、他の人々とともに「より良い方向」へと社会を導いていく。社会における問題解決のための、実践的能力を身につけます。

    ▮学び方
    ▼技能と意識
    「現実社会を変えていく」ための技能と意識をバランス良く伸ばしていきます。どれほど高度な技能を習得しても、「現実社会を変えたい」という意識がない人には現実社会を変えることはできません。経済学を基礎として、現実社会を分析し、政策を設計・実践する技能を身につけると同時に、現実社会の問題を発見し、他者と協力し、世の中をより良くしたいという意識を強化していきます。そして、1~4年次まで全て必修のゼミナール(少人数授業)を通じて技能と意識を調和させた、具体的な政策の設計・実践を身につけます。

    ▼カリキュラムの特徴
    社会を変える力に結び付く五つの力―着眼力・分析力・知識力・提言力・異文化対応力―をバランスよく伸ばしていきます。そのために、1~2年生では多数の必修科目で基礎をがっちりと固め、3年生以降は自分の研究テーマを自由に決定し、自分の責任で掘り下げて検討していきます。
    特に、統計分析能力の習得とリーダーシップ養成のためのカリキュラムを強化しました。つまり、主観的な主義・主張のぶつかり合いではなく、客観的なデータに基づいて議論を進める能力と、多くの人々とともに、協力しながら社会を変えていく能力を併せて身につけることができます。

    ▮グローバル化への対応
    ▼英語力+異文化理解がグローバル化を進める
    本学科のグローバル化への対応とは、「英語を話すこと」ではなく、国境を越え、文化、人種、民族を超え、相互にコミュニケーションができるようになることです。そしてお互いを理解し、同じ目的のために対等な立場で働こうという意思と能力を得ることだと考えます。
    このためには、異文化を正しく理解するための体系的なカリキュラムと、異文化に積極的に飛び込むことを支援する各種取り組みが必要です。
    そこで本学科では、海外の文化や政策を理解するための科目群を専門科目として体系化するとともに海外研修への参加にも単位を認定しています。さらに、海外留学や語学セミナーへの参加も推奨しています。

  • 募集定員

    150名

    経済理論と、実社会の経済現象を正しく理解し、これからの社会に必要な経済政策や制度について考える力を養います。イブニングコースは第1部と異なり、3学科の内容を横断的に学べるカリキュラムが特徴。社会経済を広い視野から考察できます。職業や年齢の多様な学生が集まり、活気にあふれる学びの場で、実りの多い学問体験を重ねます。

    ▮学び方
    ▼1年次から少人数のゼミナールで学びます
    1年次から少人数のゼミナールで学ぶことができます。社会人など幅広い世代の学生が集まるイブニングコースは活気にあふれ、白熱した議論も行われます。

    ▼さまざまな分野の専門科目を多数開設
    経済学の理論分析と実証分析を基礎としたカリキュラムを編成しています。
    まず1年次のゼミナールⅠで、大学で学習するための基礎力をつけます。そして、2~4年次のゼミナールを通して、各自の個性を尊重した少人数教育を実施しています。
    さまざまな分野の専門科目を多数開講しているので、学生一人ひとりが自身の関心に基づいた専門的学習を、体系的に深めることができます。

経営学部

価値を生み、時代を越えてゆく力

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部:1,270,000円(入学金250,000円含む)
第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

グローバル化と情報化が進むにつれ、企業活動は多様さと複雑さを増しています。その変化に対応する幅広い視野を獲得するため、社会経済から環境問題、世界情勢などさまざまな分野を学び、これからの企業社会で活躍できる実力を培います。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    316名

    経営学科では、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する有為な人財の育成を目標としています。そのため、経営学に関わる幅広い知識と応用力を備え、経営目標を実現するための方策を戦略的、論理的、創造的に考えることができる学生を育成します。

    ▮学び方
    ▼国際的な視野を持ちながら、経営学を体系的に学ぶ
    経営学を体系的に学べるように、専門科目を①経営組織・経営管理、②経営戦略、③経営情報・分析メソッド、④財務・会計・マーケティングという4つの分野で構成しています。どのように組織をデザインするか、いかにライバルと競争するか、情報とITを経営にどのように活かすか、企業の財務状況をどのように把握するかなど、経営に関わるさまざまな「問い」について学べる科目を多数配置しています。

    また、学生が主体となって経営学を研究するゼミナール科目では、経営学のさまざまな分野について、少人数で専門的に学習・研究します。学生一人ひとりが主体となり、自身の興味・関心をもったテーマをとことん調査・追究することで、生きた経営学を身につけることができます。

    さらに、グローバルに活躍できるビジネスパーソンの育成を目指して、GBC (Global Business Communication) 科目を多数設置しています。これらの科目は基本的に英語で実施され、さまざまな国際ビジネスの場面を想定した「生きた英語」を学ぶことができます。

    このような経営学科の教育プログラムを通して、さまざまな業種、さまざまな職種で活躍できる「マネジメントのプロフェッショナル」を育成しています。

  • 募集定員

    150名

    商品企画・開発、広告宣伝、流通。これらを連携させて「売れる仕組み」をつくる「マーケティング」について、各分野を体系的に学びます。感性と科学的な分析力を磨き、魅力的な戦略を企画・立案・実行できる人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼ビッグデータ時代のサイエンス教育に力
    マーケティングを学ぶための基礎知識の習得を重視し、まず1年の春には「基礎実習講義」を受講します。また、1年の秋には「マーケティングデータ分析入門」でマーケティング学科の学生なら誰でも1年次の終わりには重回帰分析ができるようになることが目標です。その後も「現代のマーケティング・サイエンス」や「現代のマーケティングデータ分析」で多変量解析などのデータ分析を学びます。まさにビッグデータ時代のサイエンス教育に力を入れているといえるでしょう。また、「マーケティング戦略コース」「マーケティング・サイエンスコース」「流通・サービスマーケティングコース」の3つのガイダンスコースを設け、体系的に学習できるカリキュラムとなっています。さらに、演習(ゼミ)など少人数制の研究活動の場が設けられており、主体的に研究に打ち込むことができます。自由な発想でお互いに刺激しあいながら、コミュニケーションスキルやビジネススキルを育むことができます。4年次には卒論に取り組み、各ゼミの代表者が「マーケティング学科卒論報告会」にて発表を行います。

    ▼社会で通用する実践的なマーケティング力を培う
    フレッシャーズ・オリエンテーションに始まり、さまざまな専門領域を持つ先生方のバラエティ豊かな指導を受けながらマーケティングを学ぶ4年間。演習科目(ゼミ)などで主体的に研究に打ち込む機会も充実し、また、大学の内外で研究成果を発表したり、議論したりする機会も充実しています。そして、それらの成果を卒業論文につなげます。社会に出てから活用できる実践的なマーケティング力を培うことが全員に共通する目標です。

  • 募集定員

    216名

    会計分野やファイナンス分野の高い専門知識とスキルを身につけて、企業を科学的に分析し、お金の流れをマネジメントするプロフェッショナルを養成します。
    また、大学院を目指す学生にはスムーズに進学できる内部進学制度、および所定の条件を満たした学生については3年次卒業制度があります。

    ▮学び方
    ▼理論と実践を組み合わせた、達成度がわかる学び
    ゼミナール、専門科目、課外講座は、会計ファイナンス学科の3本柱となっています。コア科目群は、会計ファイナンス学科の専門科目における基幹科目です。
    2年生から4年生まで履修可能なゼミナール(「基礎演習」「演習」)は、教員と学生や学生同士の討論を中心とした演習科目です。ゼミナールの学びを基に、学部内のⅠ部経営学会での研究発表や、他大学との討論会が行われ、学びの成果を発表します。
    専門科目は、まず経営学部の学びの基礎となる入門としての科目群が用意されています。また、会計ファイナンス学科の基幹科目となるコア科目群を履修することにより、専門知識の基礎を養います。コア科目には、1年生から履修できる科目と2年生から履修可能となる科目が含まれています。この他に、以下に述べるカリキュラムマップおよび「4年間の学び」において示されている5つの履修モデルコースと1つのサブコースが専門科目の履修の参考になります。

    課外講座には、簿記、ファイナンシャルプランナーといった検定試験、公認会計士、税理士、証券アナリストといった国家試験に対応するプログラムが用意されています。
    卒業後に目指す進路とのつながりが実感できて、一歩一歩目標に近づいていることがわかる、手ごたえのある学びを実感することができることでしょう。専門科目については、教育課程表・カリキュラムマップを参照してください。カリキュラムマップでは、進路に合わせた5つの履修モデルコースと、金融・会計系の公務員を目指すサブコースが設定されています。

    ▼5つの履修モデルコース
    • ビジネス会計コース
    • 公認会計士・税理士コース
    • ビジネス金融コース
    • ファイナンス・プロフェッショナルコース
    • 国際ビジネスコース

  • 募集定員

    110名

    さまざまな側面を持つ、企業活動のすべてを学びの対象としています。経営についての専門性を高めるとともに、企業の法務関連や経済学の領域も学び、幅広い視野と豊かな教養を備えた職業人を目指します。各業界の第一線で活躍する外部講師による特別講座や、少人数制でのゼミナール、資格取得対策も充実。第1部と同様のカリキュラムで、密度の濃い授業を展開します。

    ▮学び方
    ▼経営の専門性+幅広い教養を学びます。
    第1部と同じ教員による充実のカリキュラム。経営の専門科目に加え、一般教養や法学・経済学などバラエティー豊かな科目で、幅広い視野を養います。

    ▼幅広い科目群でさまざまな学びの意欲に応える
    学生が自らの学習目標を段階的に達成できるよう、第1、2学年に、経営学、マーケティング、会計学の専門教育科目(基礎)を配置しています。また、第1学年に経営にかかわる基本的な専門科目群を配置することによって、より専門生の高い科目を学習するための土台を築き、第2学年以降に学習に沿った科目選択が可能なカリキュラムを編成しています。企業の評価、資産運用、金融制度など実用性の高い授業や、企業の国境を越えた活動を分析し国際的な視野を育む授業など、幅広い科目群でさまざまな学びの意欲に応えます。

法学部

法を学び、社会をみる、人間をみる。

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部:1,270,000円(入学金250,000円含む)
第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

多くの人が大学で学び始める法学——まず法学の基本をしっかりと学び、「リーガルマインド(論理的思考と法的バランスの取れた問題解決能力)」を養います。最終的には社会で生じる法的問題を解決するために必要な専門知識、法の運用能力を身につけることを目指します。また、グローバル社会で生じる法的問題に対処するために必要な語学能力や国際人としてのコミュニケーション能力の修得も重視します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    250名

    法律学科では、法治国家において当然に求められる法的知識と、それを現実問題に活用するためのリーガルマインドを習得し、社会で不断に生起する諸問題について、自らの頭で考えて、法に基づいて解決することができる人材の養成を目的としています。
    また、グローバル社会において生じる諸問題は、国境を越えた対処が求められ、法律問題についても、外国語で対応することが求められます。法律学科では、外国語で法律問題に対応できる人材の育成も目的としています。

    ▮学び方
    ▼基本六法を中心に、様々な法分野を体系的に学ぶ
    法は社会生活を広くカバーしており、法律学科で学ぶ分野は多岐にわたります。しかし、すべての法令について学ぶことは現実的ではありません。法律学科では、まず憲法・民法などの基本六法の知識を身に付けることを目指します。それを通じて、法的なものの考え方が身に付き、諸問題を冷静かつ客観的に分析し、論理的で説得力のある解決策を導く力を養います。このように法学の基礎をしっかりと身に付けた後に、様々な法分野について体系的に学ぶことができるようにカリキュラムを構成しています。

    法律学科で学ぶ内容は、どれも広く社会に関連しており、法曹(裁判官・検察官・弁護士)、司法書士や行政書士など法律関係の国家資格取得に直結することはもちろん、公務員でも民間企業でも様々な業種・分野で活躍する人材育成が期待できます。個々の学生の希望進路に対応した履修モデルを設け、それにそって学ぶことで、社会で必要とされる力を身に付けることを目指します。

    ▼3つの履修モデル
    履修モデルを選択した後に、希望進路が変わったとしても、柔軟に他の履修モデルに変更することも可能です。

    • 法律専門職モデル…法曹になるための法科大学院への進学、司法書士・行政書士などの法律系資格取得など
    • 政治・政策モデル…衆議院・参議院・地方議会の議員・職員・秘書、NGO、NPO、マスコミなど
    • 公務員モデル…中央官庁で働く国家公務員、県庁・市役所などで働く地方公務員、警察官など

  • 募集定員

    250名

    企業法学科は、企業人および国際人として欠かすことのできない法的知識とビジネス知識の修得を目指しています。これらの知識の修得を通じて、国際社会で活躍する企業人として必要な能力とスキルを身につけた人材の育成を目指します。国内ビジネスの現場において法的知識を活用すること、グローバル社会において多様な言語を用いて法律問題に対処すること、スポーツビジネス分野での法的問題解決を促進することなど、ビジネスと法を組み合わせたキャリアを志向する学生に向いています。

    ▮学び方
    ▼法学とともにビジネスの知識も修得
    より良い企業人となるためには、法的知識とビジネス知識をバランスよく身につけなければなりません。そのため、「民法」「会社法」「民事訴訟法」「倒産法」「知的財産法」など企業活動に欠かせない法に加えて、「経営学」「簿記」「会計学」「財務諸表論」など経営学を理解するための必須の科目を配置し、ビジネス知識を併せて修得することを目指します。

    ▼カリキュラムの特徴
    企業法学科では、学生の進路に即して3つの履修モデルを設定し、学生の皆さんの卒業後の進路に合わせた科目を体系化し、効率よく履修できるカリキュラム設定となっています。

    ❶ビジネスキャリア法モデル
    企業のいかなる分野や職種でも対応できる能力の獲得を目標とします。公認会計士、税理士などの法律学と会計学の両方を大学で学びたい学生に向いています。

    ❷グローバルビジネス法モデル
    外資系企業や国際機関など、将来国際的に活躍することを目指す学生に向いています。

    ❸スポーツビジネス法モデル
    スポーツ関連企業、スポーツに関連する業務を行う公務員、スポーツイベントを運営するNGO・NPO法人等を目指す学生に向いています。

  • 募集定員

    120名

    学祖 井上円了先生の「余資なき者、余暇なき者にも学問の機会を与えよ」という言葉にあるように、学問の機会はすべての人に平等に与えられていなければなりません。法学部では、多様な学生が法学を修めることができるよう、イブニングコースを設置しています。イブニングコースのカリキュラムは、社会での経験を活かして法を学ぶ社会人にとっても、これから社会に出るために法を学ぶ学生にとっても、法律学の基本から専門知識まで効率的に学ぶことができるように設定されています。さらに、第1部の開講科目の一部を履修することもできるので、ライフスタイルに合わせた学習プランにより、リーガルマインド(「法的思考能力」)を養うことが可能です。

    ▮学び方
    ▼効率的なカリキュラムで、実践的な問題解決能力を養う。
    イブニングコースは、6限(18:15~)、7限(19:55~)という限られた時限の中で、学生が効率よく集中的に学べるカリキュラムを用意しています。社会人学生の中には民法等の基礎知識を備えている学生もいることを考慮し、自らの興味や理解に合わせて科目を選択しやすい環境が整えています。多様な専門科目での学びを通じて、社会で役立つバランスの取れた問題解決能力を養います。専門科目だけでなく、視野を広げる関連領域科目も充実しています。
    イブニングコースの学生も、第1部法律学科の科目を一部履修することができます。第1部法律学科の科目を担当する教員陣が、イブニングコースの科目も担当するのが、本学法学部の特徴でもあります。

    ▼豊かな法的素養と自律性・協調性を育てる。
    法的問題について、当事者の主張に耳を傾けながら争点を把握し、法に基づいた公平で正義にかなった解決策を提示できる法的素養を身につけ、自律性と協調性を兼ね備えた社会に貢献できる人材を養成します。

    ▼限られた時間で効率良く学べるカリキュラムを設置
    ❶必修科目と選択必修科目を最小限にとどめたカリキュラム編成によって、週6日、1日2時限という限られた時間でも効率良く履修することができます。
    ❷授業を担当する教員陣も、授業内容も、第1部と同様です。
    ❸第1部の開講科目を履修できる制度も設け、自分のライフスタイルに合わせて広く学ぶことができるようにしています。

社会学部

私の生きる「社会」を学ぶ。

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部 / 社会学科:1,270,000円(入学金250,000円含む)
第1部 / 国際社会学科・社会心理学科:1,285,000円(入学金250,000円含む)
第1部 / メディアコミュニケーション学科:1,280,000円(入学金250,000円含む)
第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

「理論と実証」を共通の軸にして、学科ごとに特徴的な学びを展開しています。授業で学んだ知識をもとに実社会を調査する「統計分析」や「フィールドワーク」で「実践」に向けて現代社会の問題を捉え、その解決策を模索します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    150名

    現代社会への理解を深め、そこにある問題を解決するための広い視野を養います。社会学の基礎理論をはじめ、環境、地域、労働、グローバル化、家族、教育、地理などさまざま視点から学びを深めます。社会の出来事に興味と疑問を持ち、問題を発見し、その解決に向けて努力できる市民の育成を目指します。

    ▮学び方
    ▼主体的に調べ、学び、その成果を発表する
    社会学を基幹としつつ、多彩な周辺科目も学習し、様々な研究に触れます。そして家族、地域、教育、労働などの身近な社会問題からはじまり、社会の歴史や構造、地理学的な問題などを把握します。その上で自ら調査し、環境や社会と個人の関係が抱える問題を、グローバルな視野で徹底的に考え抜く力を育成します。また、1年次から4年次まで演習科目(ゼミ)を必修として開講し、最新の研究成果に直接触れながら積極的に学ぶ場を提供しています。研究対象が広い社会学の特色を踏まえて視野を広げた後に、自らの研究対象を絞り、卒業論文・卒業研究に取り組むことになります。能動的、自主的に自分を高めたい人、社会的共生への関心を持っている人には、最適な学科といえるでしょう。

    ▮グローバル化への対応
    ▼バイリンガル・テキストによる初年次教育と英語ゼミ
    東洋大学社会学部の教員が独自に開発した「バイリンガル・テキスト」(見開きページが「日本語-英語」で構成された二言語によるテキスト)を用いて、すべての新入生が大学での学びをスタートさせます。また、希望者には英語で1〜2年次のゼミや専門科目を学べるカリキュラムも用意されています。

  • 募集定員

    150名

    世界は、人びとの多様性を理解し、持続可能な国際社会の創出に貢献する人材を求めています。この学科では、現場体験型の学びを通じて、多文化共生を実践的に担うことのできる「地球市民(グローバル・シティズン)」を育てます。

    ▮学び方
    ▼現場体験型のグローバル・シティズンシップ教育
    初年次から始まる国内外での現場体験学習を通して、現代社会の多様性、多文化性、グローバルな関係性に対する気づきを得て、国際社会に関わる問題意識を育む教育を行います。さらに、NPO等との連携により国際社会の諸問題の解決を実践的に学んでいきます。これら現場体験学習では、学科教員の専門を生かした独自のプログラムを提供します。

    ☆ グローバル・シティズンシップ教育とは・・・
    ユネスコがSDGs(持続的開発目標)のもとで目指すグローバルな教育のあり方です。価値観や生き方の多様性を認めあい、批判的かつ建設的に現代社会の諸問題を理解し、その創造的な解決策を生みだして国際社会に参画する資質・態度を養う教育を指しています。

    ▼国際社会の現場体験と専門知識を往還する
    本学科では、国際社会の現場体験と、社会学・文化人類学・地域研究に関する専門知識を往還しながら、「地球市民」としての資質・態度を身につけます。

    • 初年次には、国内外の現場でグローバル化の実例を学ぶ「国際社会体験演習」を必修科目として導入します。

    • 2〜4年次には、「国際社会プロジェクト演習」や「国際社会調査実習」「国際社会論演習(ゼミナール)」を履修し、国内外でのフィールドワークやインターン、ボランティアを実践します。世界各地の協定校での留学も強く推奨しています。

    • 「地域の多様性を知る」「人々の多様性と調和を考える」「現代社会の見方を学ぶ」の3つの科目群に分けられたより専門的な学びを展開します。

  • 募集定員

    150名

    メディアコミュニケーション学科は、「メディア」や「情報」などの分野を中心に学ぶことで、これからの社会をリードするスペシャリストを養成することを目標にしています。特に2022年度からは「最先端メディア体感プロジェクト」を開始しました。IT技術などの劇的な進化を受けて、新聞、テレビをはじめとするマスメディアの姿が大きく変化する中、このプロジェクトは総務省、国内の主要な広告会社、テレビ番組制作会社、出版社の協力を得て、次の時代に向けてマスメディアがどう変わりつつあるのかを、学生が直接体験し、未来を創造する力を養うことが目的です。

    ▮学び方
    ▼専門知識と技能を体系的に習得
    メディアコミュニケーションについての知識と技能を、初級から上級まで体系的に学びます。講義では、メディアの特性、メディアが発信する情報の分析、メディアが生み出すコミュニケーションの効果などについて、その理論と実態、歴史を学びます。実習では、情報化社会におけるメディアリテラシー、すなわちメディアを使いこなして情報を発信する能力として、文章作成、映像制作、コンピュータプログラミングなどについて、社会に通用する専門的で高度な技能の習得を行います。

    ▼専門教育でキャリアプランを支援
    学科専門科目「メディア・キャリア論」では、メディア業界、IT業界の経営トップや人事担当者を招いて、業界の動向やキャリア形成について具体的に学びます。また、メディアコミュニケーション学の実践として、文章作成、映像制作、コンピュータプログラミングの技能を身につける実習科目を用意し、メディア業界やIT業界を目指す学生を支援しています。さらに、ニュース検定やITパスポートなど、関連諸資格取得の支援も行います。このほか、学科独自の課外活動でも、さまざまな就職支援のプログラムを用意しています。

    ▮グローバル化への対応
    メディアコミュニケーション学科が開講する専門科目の一部は、英語で授業を行います。また、1年生の秋学期に開講される必修科目「メディアコミュニケーション学基礎演習B」も英語で授業を行い、全員が英語の授業を体験します。また海外からの留学生を積極的に受け入れており、日本人学生と積極的な交流も行っています。

  • 募集定員

    150名

    社会の出来事を心理学的視点で捉える「社会現象の心理学」と、個人や人間関係を対象とする「人間関係の心理学」。この両面から、データ分析に基づく科学的な態度を持って、社会の問題にアプローチしていきます。心理学に関する基礎科目から応用科目まで幅広く学ぶことができます。「認定心理士」などの資格取得も可能で「公認心理師」受験資格に必要な学部カリキュラムも用意されています。

    ▮学び方
    ▼学びを積み上げ、実践力を身につける
    当学科のカリキュラムでは、以下の3種類をバランスよく、4年間で積み上げていくように学びます。

    ① 基礎から応用まで幅広い心理学の知識を学ぶ講義科目
    ② 実験・調査・統計の3つを中心に、データサイエンスの思考と技術を身につける実習科目
    ③ 実践的な学びとして、学生が主体となって課題の発見と解決に取り組む演習(ゼミ

    ▼知的探求の発展と結実
    社会心理学科での4年間の知的探求は、少人数制の演習(ゼミナール)を中心に行われます。まず、1年次の基礎演習では、大学における学び方(「知」との関わり方)を理解するとともに、プレゼンテーションやディスカッションの方法を身につけます。2年次には、それぞれの学生の興味関心にしたがって、やや専門性の高い演習を選択し、本格的な研究活動を開始します。なお、そのような知的活動を側面から支えるのが、並行して履修する実験演習と調査実習です。そして3年次には、それまでの学びを基盤としつつ、個別具体的な研究領域についてより本格的に各ゼミに所属して探究を深めます。 4年次には、社会心理学のさらなる展開と応用について学びながら、個々の学生の知的好奇心を、卒業論文として結実させることを目指します。

  • 募集定員

    130名

    社会学の理論と実践を究めるとともに、社会学部の第1部4学科の専門領域も総合的に学べます。さまざまな外国語を学習でき、また他学部開講科目も単位認定されるので、各自の好奇心に応じて学びを展開できます。とくに演習(ゼミナール)では、さまざまな年齢や職業の学生がともに学び議論を重ねることで、より広い視野を育むことができます。

    ▮学び方
    1.社会学部の4学科を融合
    社会学の専門科目だけでなく、社会学部の第1部4学科の基幹科目を総合的に学ぶことができ、多様な視点から「社会」を分析していきます。

    2.他学部科目や資格科目の修得
    他学部開講科目を大幅に単位認定しているため、興味のおもむくまま、自由に学ぶことができます。教職などの資格取得科目も充実しており、卒業後の進路の可能性が広がります。

    ▼専門科目も一般教養も幅広い選択が可能
    社会学科イブニングコースでは、1年次から、犯罪や宗教、環境、地域といった社会学の各分野について理論と応用を学び、社会学の基礎をしっかりと習得します。同時に、社会学部の第1部4学科の専門分野を各人の関心に合わせて学習し、幅広く専門性を高めます。また、1年次から4年次までの演習(ゼミナール)は必修となっており、自主的・実践的な学びを重視しています。語学科目では、通常の語学学習にとどまらず、その地域の社会や文化について、どのような価値観や概念に基づいてコミュニケーションが行われているのかも学びます。さらに、他学部開講科目を大幅に単位認定しているので、多様な学問を通して、社会を見つめる広い視野を養うことができます。

国際学部

世界で希望の種を蒔く。
見る。動く。答えを探して。

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部:1,340,000円(入学金250,000円含む)
第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

経済、貧困、資源、環境、紛争……私たちの世界は今、さまざまな課題を抱えています。目指すのは、そうした課題の解決に向け、世界を舞台に活躍し、地球社会の発展に貢献する人財。グローバルな視野と諸問題に関する知識を身につけ、解決に向けた実践的な能力を獲得します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    100名

    新たな時代には、新たなリーダーシップが求められます。グローバル・イノベーション学科では、グローバル社会の様々な領域のイノベーターとして活動するための知識と哲学、対話・行動力を身につけます。具体的にはグローバル企業における国際ビジネスの現場、国家間の交渉や国際機関における活動などにおいて、経済と社会のバランスのとれたイノベーション実現のための知識、さらに日本の経済・社会・文化の深い理解に基づいた国際的な視野の獲得を目指します。日本人学生と留学生の多様性共存環境のもと、日本人学生にはアイデンティティの確立したグローバル人財、留学生には日本の文化・習慣まで深く理解して日本とともに地球社会のイノベーションを牽引する人財となることを求めます。

    ▮学び方
    ▼「グローバル・アントレプレナー」を目指す学び
    高い語学力とコミュニケーション能力、そして経済学、経営学、政治学、社会学、情報学などを「基礎力」として修得。さらに、協調性の高いリーダーシップ能力と、グローバルなネットワークを構築する能力を獲得し、世界の舞台で先端的な役割を担う「グローバル・アントレプレナー」を目指します。

    ▮グローバル化への対応
    ▼世界に意識を向ける学習環境
    原則として、授業はすべて英語で行われます。また、本学科は留学生と国内学生のバランスのとれた組み合わせによる協働のグループワーク学習を行います。世界を舞台に活躍するための学びとして、つねに世界へと意識を向けられる学習環境を実現します。
    また国際社会におけるさまざまな問題を体系的に捉える講義を通して、グローバルな視点からの思考を訓練します。

    ▼海外への長期留学(1学期間もしくは2学期間)を必須化
    一般学生(留学生入試での入学生以外)には海外への長期留学(1学期間もしくは2学期間)を必須とします。アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、オーストラリア等の国際交流協定校への留学となります。

    ▼クォーター制の導入
    1年間を4期に分けることで、留学やインターンシップ、研修などに参加できる機会を増やします。

  • 募集定員

    210名

    世界の国々や地域、そしてコミュニティにおけるさまざまな課題・問題を、世界的・地球的(グローバル)な視点と思考から捉える力を身につけます。解決に向けた実践的な行動力と高いコミュニケーション能力で、地域の人びとと協力し、発展に貢献する人財となることを目指します。

    ▮学び方
    ▼「現場」に立ち、地域の発展に貢献する力を育む
    グローバルな視点を持ちつつ、各地域が抱えるさまざまな課題・問題を理解するための幅広い知識を日本語や英語で獲得。日本やアジアを中心に、開発支援やビジネスなどを通じて、地域の発展に貢献できるエキスパートを目指します。
    また各科目で扱われる内容を集中的に、効率的に学ぶため、1年間を4つの期間に分ける「クォーター制」を導入、海外留学にも挑戦しやすい仕組みが整っています。

    ▼4つの専門領域
    各領域の専門科目を日本語と英語で体系的に学びます。

    • 国際関係・開発政策領域…国際関係論、国際協力論、開発経済論、農村地域開発論、ヨーロッパの政治と国際関係など
    • 比較文化領域…文化人類学入門、開発と異文化理解、比較芸術論、アフリカ地域研究など
    • コミュニティ・地域政策領域…コミュニティ開発論、地域社会学、公共経営論、地域デザイン演習など
    • 環境・情報・インフラ領域…国際環境計画入門、自然災害と防災、アジアの都市と交通、インターネット・情報技術実習など

    ※このほか、グローバル・イノベーション学科で開講される専門科目の一部も「グローバル・イノベーション領域」として受講できます。

    ▮グローバル化への対応
    ▼実践的な語学力とコミュニケーション能力
    英語については社会的に求められている4技能(聞く・話す・読む・書く)を高める語学科目を設置し、コミュニケーションの基礎を築きます。また第二外国語としてフランス語、ドイツ語、中国語、韓国語などを学ぶことができます。
    一般学生(留学生入試で合格した学生以外)については、原則として在学中に一度は海外での研修もしくは留学をします。多くの学生は1年次秋に1クォーター期間の語学研修(フィリピン/マレーシア/オーストラリア/カナダ)に参加します。

  • 募集定員

    80名

    たとえば、日中の業務などを通して発見した社会の課題を素材として、夕方からの講義で知識を深め、思考し、その解決策を探る。時間と自らの経験を有効に活用しながら学べるコースです。社会の問題を客観的に把握・分析する能力を修得し、自らの知識や経験をもって貢献できる人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼社会での経験と学びをつなげる
    「地域づくり」を学び、実践により経験を重ねます。国際開発、比較文化、地域デザイン、環境や防災などを幅広く学ぶことができます。イブニングコースの特性を活かし、社会での自分自身の経験から課題を発見して、授業ではその解決に向けた知識の獲得と、解決策を探る議論を展開。さらに、その成果を地域と社会、自分自身の「現場」に還元することができます。

    ▼4つの領域で専門性を高める
    地域づくりに関わる人文社会科学や環境科学などの広範な学問領域から幅広い知識を習得する科目群とあわせ、「国際関係・開発政策」「比較文化」「コミュニティ・地域政策」「環境・情報・インフラ」の4つの専門的な領域により、専門性を高めます。
    また1~4年次を通して、学外での研修や実習、インターンシップ、フィールド調査などを体験することで現場・実務体験の充実を図っていきます。

    ▮グローバル化への対応
    ▼異文化環境におけるコミュニケーション力
    さまざまな国や地域の人たちと相互に交流し、課題を解決していくためのコミュニケーション・スキルを磨くため、その基礎となる語学力、特に英語を身につけるプログラムを充実させます。第二外国語についても、語学的な基礎力から言語と文化についても理解を深める科目を設置。また、国内外における現地調査やインターンシップなどを充実させ、「現場」での実践と体験を通じた地球規模の視点獲得を目指します。

国際観光学部

新しい観光をつくる、夢を叶える。

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第1部:1,340,000円(入学金250,000円含む)

グローバル市場化した観光産業・政策のエキスパートとして活躍できる人財を目指します。「観光政策・ツーリズム領域」「ホスピタリティ系領域」の2つを柱に、一人ひとりの希望進路に応じたコース設定をもとに、夢の実現を強力にバックアップしていきます。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    366名

    グローバル化が進む観光に携わるため、日本文化の世界に向けた発信や観光地域の整備、観光産業のあり方と未来などについて深く考える。それにより観光に携わる夢を実現する力を育み、「観光とは何か」「観光産業はどうあるべきか」「観光の課題解決に向けた政策とは」などを探り、これからの新しい「観光」をつくる力を身につけます。

    ▮学び方
    ▼2つの学問領域
    2年次より「観光政策・ツーリズム系領域」「ホスピタリティ系領域」の2つに分け、学生の夢の実現に合ったアプローチで観光を学びます。持続的可能性など観光の社会性などにも学びを深めて行きます。

    「観光政策・ツーリズム系領域」
    観光産業や行政などにおいて企画や立案、プロモーション、営業などの事務職系に携わりたい方のための領域です。目指す職業像は、旅行会社でのプランニングやセールス、航空会社・鉄道会社などのセールスや運営、観光局でのプロモーション、公務員として観光振興、まちづくり、DMO、その他イベント企画、空港の運営、観光コンサルタントなどがあります。

    「ホスピタリティ系領域」
    観光業の中核であり、現代社会における経済活動の中核でもあるサービス関連産業を、実践も通じて学びたい方のための領域です。目指す職業像は、航空会社CA・グランドスタッフ、ホテリエ(ホテル総支配人)、旅館の運営、ブライダル関連、外食関連のビジネスなどがあります。

    ▮グローバル化への対応
    ▼「グローバルな国内市場」を担う
    東アジアや欧米諸国に加えて、今後はさらに、経済発展が進むアジアの各地域、アフリカ、南米地域からの訪日が期待されています。「国内のグローバル市場」を担い、観光業界をリードする人材の育成を目指します。

    ▼コミュニケーション力の重視
    多様化する観光のスタイルに対応するため、広く関連分野について理解を深める学びを展開。また、多国籍な環境でビジネスを行う実践力を養うため、語学研修や海外でのインターンシップ、フィールドワーク、グローバル企業での実務研修の機会をさらに充実させていきます。

    ▼英語力の段階的な向上
    英語については1年次から4年次まで、基礎力向上~外国語学研修~海外就業体験~英語による専門教育実施と、段階的にレベルを高めます。また中国語圏からの観光客増を想定し、一部のコースでは中国語が必修となっています。

情報連携学部

まだ見ぬ価値を形にする

修業年限

4年制
キャンパス:赤羽台(東京都北区)

初年度納入金

第1部:1,680,000円(入学金250,000円含む)

インターネットは社会を大きく変えました。新しい技術が社会を変え、その変化が研究開発のスピードを加速させます。そして、そこで生まれた新技術がさらに社会を加速させて、社会の変化のスピードはどんどん大きくなっています。そのデジタルのスピードに合わせてすばやく「変われる」組織に「改革」しようという世界的な動きが「DX:Digital Transformation」。
情報連携学部では、プログラミングを含むコンピュータ・サイエンスを基盤とし、新しい社会や様々な分野で連携し、組織や社会をDX 化できる知恵を持った人材を育成します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    300名

    デジタル技術による変革、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現が社会のキーワードになる今、デジタル技術は日々目覚ましいスピードで進化しています。そのような世界に貢献できる人材を送り出すためには、大学の「教育」も常に変わり続けることが必要です。情報連携学科(INIAD)では、コンピュータ・サイエンスを基盤とし、7つの科目群それぞれの専⾨分野の連携と融合により、このような世界に貢献できる⼈材を育成します。

    ▮学び方
    開設から4年が経つ2022年より、INIADはカリキュラムを大幅にアップデートしました。
    1〜2年生にかけて、すべての学生がプログラミング・数理(数学と確率統計)・コミュニケーションを集中的に学び、情報連携の基礎を身につけます。

    INIADでは入学直後から、世界中で使われているプログラミング言語「Python」と、Webの標準言語「HTML」「CSS」「JavaScript」を学びます。これらの基本スキルをもとに、ソースプログラム管理システム「Git」を用いたチームでのWebサービス開発や、Pythonによるデータ解析やAI活用の基礎を2 年次までに全員が習得します。

    2年生からは、INIADが提供する5つの情報科目群(コンピュータ・システム、コンピュータ・ソフトウェア、ユーザ・エクスペリエンス、データサイエンス、ICT社会応用)及び2つの連携科目群(ビジネス構築、コミュニティ形成)の7つの科目群から情報科目群を含む2つを選択し、専門科目を学習します。「IoTからクラウド技術まで、最先端技術を身につけたエンジニアになりたい」「ビッグデータを活用した新規事業を起こしたい」「地域社会のDXを推進したい」など、自分の将来につながる科目群を選択し、その分野について深く学びます。

    ▮グローバル化への対応
    ▼世界中の人と「連携」するために
    異なる専門、多様な国籍を持つ者同士で、共通の課題解決を行うため、日本人の場合は英語、英語が話せない外国人は日本語を学び、まずはお互いにコミュニケーションを取れるようにします。
    また、単に語学力だけではなく、ロジカルシンキングやディベート、プレゼンテーションスキルなど、いろいろな実習を通してコミュニケーションする力(実践的コミュニケーション能力)を育てます。

福祉社会デザイン学部

人々がともに生きる、今と、これからをつくる。

修業年限

4年制
キャンパス:赤羽台(東京都北区)

初年度納入金

第1部 / 社会福祉学科・子ども支援学科:1,370,000円(入学金250,000円含む)
第1部 / 人間環境デザイン学科:1,550,000円(入学金250,000円含む)

誰もが尊重され、すこやかに生きられる社会の実現と発展に貢献する人財を目指します。多様化し、複雑化する現代社会の課題を多角的に捉える力を養うとともに、それぞれの専門領域に関する深い理解をもって連携し、これからの社会のかたちをデザインするための知識と実践力を身につけます。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    216名

    誰もがその人らしくありながら、ともに暮らす「共生社会」の実現に向け、社会福祉の学びに基づいて、支援の現場で求められる知識と実践的技能を身につけます。また社会・経済の変化に対応する政策や制度、福祉ビジネスなどについても学びを深め、創造力とリーダーシップをもって国内外の幅広い分野に貢献する人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼社会福祉、介護福祉、精神保健福祉の基本と発展
    さまざまな社会問題を紐解きながら、現代社会において社会福祉が必要とされる場面や背景について理解を深めます。たとえば、少子高齢化、生活困窮、格差拡大、大規模自然災害、孤独死、ひきこもり、自殺、不登校、児童虐待といった既知の社会的な課題について、その原因や背景を多角的に捉え、解決策を考えていきます。
    また行政をはじめ、企業やNPO、市民団体や自治会などによる活動を体験的に学ぶフィールドワークやインターンシップを通して、自らの知識と経験を結びつけ、具体的な施策と活動について考察を深めます。
    さらに、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の国家試験受験資格の取得に向け、各分野に関する知識と技能を学び、関連施設や機関などにおいて現場実習を行います。

    ▮グローバル化への対応
    ▼複数言語の修得と文化理解
    グローバル社会の実際についての理解を深めるため、英語のほか中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語の学習を行うことができます。また各言語が形成する文化圏について、社会、文化、歴史、風土、生活習慣などについて学び、自らのルーツとの比較を通して異文化への理解を深め、グローバルな視点の獲得を目指します。こうした学びは、異文化圏における社会課題の理解、あるいは在日外国人の社会福祉について理解を深める基礎となるものです。

    ▼国際社会における社会福祉
    社会福祉に関する国際的な取り組みへの理解を深めるため、それぞれの国における社会の抱える固有の課題、あるいは共通の課題とその解決策について学びます。また、在日外国人にまつわる諸問題についても目を向け、生活困窮や差別などをはじめとした「生活のしづらさ」について知り、その縮減に向けた実際的な支援の方法を学びます。

  • 募集定員

    100名

    保育学・幼児教育学・子ども家庭福祉学を基礎とした学びにより、子どもと保護者、家庭、地域社会に関わる多様な問題への理解を深めます。また、「子どものウェルビーイング」を支え、よりよい地域社会づくりに貢献し、協働する専門職としての知識と技能を修得します。さらに、国内外において多文化共生社会の実現に貢献する、子ども支援のプロフェッショナルを目指します。

    ▮学び方
    ▼保育・幼児教育、子ども家庭福祉の専門知識の獲得と実践
    子どもに関する基礎学力と教養を養う科目、幼稚園教諭免許および保育士、社会福祉士の資格取得のための必須科目、子ども支援・保護者支援に関する科目が、各年次に系統的に配置されています。資格取得のための学外実習は、事前・事後指導を徹底しているほか、幼児教育や保育、子ども家庭ソーシャルワークなど、専門性の高い知識・技術を修得します。また多文化共生保育・教育などについて学習し、ボランティア活動を含めた地域貢献活動を通じて、地域社会の課題を解決できる力を培います。

    ▮グローバル化への対応
    ▼グローバル社会に必要なコミュニケーション力と異文化への理解
    英語のほか中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語などの語学学習とともに、諸外国の社会、文化、歴史、風土、生活習慣などについて学び、異文化への理解を深めることで、グローバルな視点の獲得を目指します。また、さまざまな文化圏・社会における子どもと子育てのあり方や、関連する政策、制度、習慣などについても理解を深めます。さらに、海外の保育や子育てと日本のあり方とを比較することで日本文化の特徴を再確認し、今後の保育実践のあり方について考えます。

    ▼多文化共生社会における保育・教育への理解
    多様な価値観や文化を理解することで多様な人々と協働し、また、さまざまな文化や環境において子どもたちの育ちを支える知識や技術、姿勢を学びます。言語、宗教、慣習、ジェンダー、性自認や性指向、家庭の背景、特別な支援などにおける多様性について理解を深め、多文化共生保育・教育に活用する力の獲得を目指します。

  • 募集定員

    160名

    多様な人々が暮らす社会、まち、住まい、そして生活の場における「ユニバーサルデザイン」について、ものづくりを通して学びます。イメージを具体化するデザインの知識や技術を身につけるとともに、社会・経済的な課題についても理解を深めることで実社会におけるデザインの役割と可能性にも視野を広げ、人の営みを総合的に考える視点を養います。

    ▮学び方
    ▼モノづくり、まちづくり、環境づくり
    人とまち、建築、都市や地域、建築設計の手法、少子高齢化と生活空間計画、障害や加齢に対応した居住環境や福祉用具のデザイン、日常生活用品のデザイン、情報デザインなどを学びます。また欧米、アジアにおける居住環境の特徴、地域やコミュニティ活動など幅広い視点から「人間環境のデザイン」とは何か、どのようなものづくり意識が我々の目指すデザインに求められているかを考えます。

    ▼デザインの実践的技能と、ユニバーサルデザインを学ぶ
    すべての人が等しく暮らしていくためのデザインであるユニバーサルデザインを基本理念として、「空間デザイン」「生活環境デザイン」「プロダクトデザイン」に求められる基本的な知識と能力を学びます。社会・環境におけるさまざまな「デザイン」の役割とあり方について考え、より多くの人々が暮らしやすい社会や環境を創り出す自らのデザインを具現化する技能を学びます。

    ▮グローバル化への対応
    ▼複数言語の修得と、より広いデザインの学び
    グローバル社会について理解を深めるため、英語のほか中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語を学習することができます。また各言語が形成する文化圏について、社会、文化、歴史、風土、生活習慣などについて学び、自らのルーツとの比較を通して異文化への理解を深め、グローバルな視点の獲得を目指します。専門領域での学びと連携させることで、諸外国におけるデザインについても見識を広げ、自らのデザインに生かし、グローバル社会におけるデザインの役割・あり方を考えます。

健康スポーツ科学部

挑戦と、日々を支える健康の科学。

修業年限

4年制
キャンパス:赤羽台(東京都北区)

初年度納入金

第1部 / 健康スポーツ科学科:1,510,000円(入学金250,000円含む)
第1部 / 栄養科学科:1,560,000円(入学金250,000円含む)

スポーツによる人間価値の創造には哲学と科学と情熱が不可欠です。健康スポーツ科学部は、スポーツを通じた人々のQOL(Quality of Life=生活の質)向上への貢献、あるいは少子高齢化やグローバル化によってもたらされた社会課題の解決を目指します。健康やスポーツ、食や栄養に関する先端的・専門的な知識と技術を学び、その新たな可能性を創造します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    230名

    健康問題をはじめとした、少子高齢化・人口減少社会におけるさまざまな課題について、スポーツを通じた解決策を探ります。機能的、社会・文化的な側面から健康スポーツ科学を学び、科学的思考を伴った専門的知識と技術を修得。健康づくり、アスリートのパフォーマンス向上、そしてQOL(Quality of Life=生活の質)向上に貢献できる人財を目指します。

    ▮学び方
    ▼8つの「ユニット」による専門的研究と実践
    本学科では「ヒューマン・ボディ・サイエンス」「コミュニティ健康スポーツ」「学校保健・スポーツ教育」「健康・スポーツ文化」「アスレティック・コンディショニング」「コーチング」「スポーツ情報」「スポーツビジネス」の8つのテーマから「ユニット」を構成し、PBL(課題解決型学習)を展開します。「ユニット」はそれぞれの専門分野に紐づく科目・学習内容のまとまりです。

    ▮グローバル化への対応
    ▼スポーツを文化・歴史・政治等の視点から捉える
    自身とは異なる文化や社会に属する他者を理解するセンスや、グローバルな発想を養うことを目的として、多様な思想や文化、歴史、政治等の実情を紹介。スポーツや健康を取り巻く場面における多くの具体的な事例を紹介し、グローバル社会においてスポーツや健康が直面する多彩な問題に触れながら、普遍的かつ実践的な対応力の獲得を目指していきます。

    ▼世界各地の伝統的スポーツと健康に関わる文化を知る
    世界各地には健康やスポーツに関わるさまざまな文化が息づき、現代社会においてもなお人々の信仰や風習の中に根付き、親しまれています。そうした健康やスポーツの文化的な側面を追い、各地域に置いてどのような文化的、思想的な背景のもとに受け継がれ、実践されているのかを学びます。

  • 募集定員

    100名

    栄養学を基盤に、栄養科学とスポーツ科学の両面を探求することにより、食・栄養の観点からスポーツパフォーマンス向上や健康づくり、QOL(Quality of Life=生活の質)向上に貢献する人材を目指します。学際的な専門知識や技術を生かし、スポーツ栄養科学領域における新たな価値創造を図ります。大学院に進学し、さらに先端的な研究を進めることも可能です。

    ▮学び方
    ▼4つの「ユニット」による専門的研究と実践
    本学科では「栄養疫学・栄養教育」「スポーツ栄養・生理学」「食理学」「生活習慣病予防学」の4つの学問領域をもとにした「ユニット」ごとに、PBL(課題解決型学習)を展開します。「ユニット」はそれぞれの専門分野に紐づく科目・学習内容のまとまりです。
    東京都北区などの行政や民間企業、あるいは研究機関などとの連携活動を通して、課題の分析や課題解決に向けたプロセスに触れることで、実社会における物事の考え方や講義との関連性について理解します。

    ▮グローバル化への対応
    ▼世界における食文化や食に関する諸問題を研究
    国内外における大学・研究機関等で、英語でのコミュニケーションを中心とした研修を展開。海外インターンシップ、あるいは国内における研究機関での国際的な活動に参加して、日本と世界における食文化、食環境づくりの特徴、健康上の課題、栄養政策・施策などを比較。栄養士としてグローバルに活躍するために必要な要素を認識し、栄養の専門家が担うべき国際的な役割についても理解し、卒業後のキャリアデザインにつなげます。

    ▼複数言語の修得と、海外研修の実施
    グローバル社会の実際についての理解を深めるため、英語のほか中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語の学習を行います。また各言語が形成する文化圏について、社会、文化、歴史、風土、生活習慣などについて学び、自らのルーツとの比較を通して異文化への理解を深め、グローバルな視点の獲得を目指します。長短期の海外研修・実習では、研修地での企業インターンシップや、フィールドワークを実施します。

理工学部

科学技術の担い手として、社会へ巣立つ人財を育てる。

修業年限

4年制
キャンパス:川越(埼玉県川越市)

初年度納入金

第1部:1,695,000円(入学金250,000円含む)

当たり前を当たり前に。なんでもないように見えて、実は難しい。そんな世界の営みを、科学技術が土台から支えています。科学技術の担い手として、人々の暮らしを支える理工系人財には、活躍できるフィールドがますます広がっています。私たちは、ものづくり、地域づくり、国づくりの根幹を担う理工系人財を育成します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    180名

    機械の設計・製作と利用について探究する「機械工学」は、さまざまな産業に関わる学問です。その基礎となる知識と専門的な知識を関連付けながら学び、幅広い分野に応用できる基礎力を確実に身につけていきます。その上で、産業基盤を担う技術者・研究者となるため、多角的な視点を培い、世の中の変化に対応できる柔軟さを身につけます。

    ▮学び方
    ▼幅広い分野に応用できる基礎力を確立
    「熱力学」「材料力学」「機械力学」「流体力学」「制御工学」「計測工学」の基幹科目に、他の専門科目を関連付けて繰り返し学習することで、幅広い分野への応用を可能とする基礎力を養い、創造性豊かなエンジニアを育成します。カリキュラムは基礎から先端技術まで広く網羅し、実験や実習、インターンシップ、卒業研究などを通じて実践的に学びます。

    ▼カリキュラムの特徴
    機械工学科のカリキュラムはJABEE認定を受けており、基幹科目を柱として構成されています。それに加えて、1年次には専門科目への導入教育科目、2~3年次では設計製図に関連する実習科目、機械工学実験やプログラミングを開講しています。2021年度からは3年次後半で「シミュレーション実習」や「ロボット製作実習」といった発展的な選択科目も新しく開講します。4年次では各研究室に配属されて卒業研究に取り組みます。

    ▮グローバル化への対応
    • 個々の授業・実習において専門用語の日英併記を図るなど、日本人学生の国際的視野に対する成長を支援するとともに、海外からの留学生に配慮します。
    • 機械工学序論や機械設計法および演習ではPBL(Problem based Learning、体験型自律創造学習プログラム)を取り入れ、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを通じて、コミュニケーション能力向上を図っています。
    • 機械工学輪講で、海外論文の調査を取り入れています。

  • 募集定員

    113名

    エネルギー・制御分野、エレクトロニクス分野、情報通信分野について、系統立てて学びます。「電気工学」、「電子工学」、「情報通信工学」をベースに現代社会を支える技術について理解し、広い視野と倫理観をもって新しい技術を創造する技術者の育成を目指します。

    ▮学び方
    ▼実践的な学びで創造力を養う
    電気工学と電子工学、情報通信工学を基盤に、エネルギー・制御、エレクトロニクス、情報通信の各分野について専門的に学びながら、コンピュータを活用する力も育成します。1年次に、専門科目の導入となる「電気電子情報工学通論Ⅰ」で社会での実用・応用例を学ぶことにより、2年次以降の専門分野の学修へスムーズに移行することができます。また、「コンピュータプログラミング」ではソフトウェアを活用したプログラムの作成を、電気電子情報実験では電子回路製作等のものづくりを実施するといった具合に、実践的な学びで創造力を養います。

    ▮グローバル化への対応
    ▼英語能力向上のための英語科目
    • 4年間継続して英語を学ぶ環境を整えるため、3、4年次に「Basic Technical English」、「Advanced Technical English」を設けました。
    • 目的別に英語運用能力を鍛える演習形式の習熟度別クラスを実施し、週2回以上の履修を奨励しています。
    • 理工学で要求される基礎英語力の育成を目標とした必修科目と応用英語力を鍛える選択必修科目、TOEICテスト対策、TOEFLテストなど留学に必要な試験対策の授業も開設されています。
    • 国際的視野で考え判断できる能力を養うため、英語で行われる授業を設けています。また、長期留学を目標とした全学共通プログラムLEAP(Learning English for Academic Purposes)科目では、英語で表現する能力を鍛えます。
    • 3・4年次の新設科目では、卒業研究や大学院での研究活動に活用するための実践的な英語力を強化します。

    ▼専門科目の英語での実施
    英語での専門知識の獲得の基礎を形成するとともに、英語論文や洋書を用いて卒業研究に必要な専門的知識を養い、 国際的に活躍できる技術者を養成します。

  • 募集定員

    146名

    化学の力で様々な課題を解決し、社会に貢献する実践的な研究者・技術者・教育者を目指します。そのためには、現代社会の幅広いニーズに応え、日々進歩している化学技術に対応できる実力が必要です。実験と講義で確かな基礎力を培い、柔軟な応用力を身につけます。

    ▮学び方
    ▼実験とリンクした実践的教育で専門基礎力を培う
    衣食住に関する身近な製品、衣服、食糧、スマホから電気自動車、航空機、医薬品を含む医療分野に化学は関わっている。この「化学」を学ぶため、1・2年次の専門課程では、化学の基礎である「有機化学」「物理化学」「無機化学」「分析化学」「生物化学」を必修科目として学びます。これらに対応する実験(必修)に並行して取り組み、化学薬品を安全に取り扱う知識やレポート作成能力を培う科目も履修し、化学者としての基礎力を身につけます。2・3年次には、基礎科目に加えて、化学の幅広い専門分野の学問に触れる機会を持ちます。

    そして、持続可能な社会の実現を目指した、環境にまつわる様々な課題の解決には、化学のすべての専門分野が深く関わり、貢献します。当学科で学び、理科や数学の教員となり、将来、理工系を志す子供たちを世に送り出す仕事につくこともできます。教育職員免許状(理科・数学)取得のための教職科目も充実しています。

  • 募集定員

    113名

    建設技術についての理解を基礎として、人々が安全で快適に暮らせる空間づくりを学びます。専門性を高めるため、3つのコースを設置。実験や演習を通して、都市環境を構築するデザイン力と、都市づくりに活かされる創造力や経営力を身につけます。

    ▮学び方
    ▼自ら考え、答えを導き、実践する
    豊富な知識と技術について体系的に学ぶためにことができる、建設業界で必須となる構造力学、水理学、地盤工学を基幹科目とし、さらに、専門性を高めるために、3つの科目履修のモデルコース(都市環境コース、都市創造コース、都市経営コース)を設けています。これに加えて、単なる知識・技術の習得にとどまらず、地域社会の問題を自ら見つけ、問題の本質や解決策の多様性を意識しながらその解決を試みる、実践の養成にも力を注いでいます。

    ▼新カリキュラムの特色
    カリキュラムは、基盤教育、理工学基盤科目、専門科目などから構成されています。
    将来の進路選択に合わせて、3つのコースを用意しています。専門科目は、各コースに共通する基幹科目である構造力学、水理学、地盤工学や、集大成の科目となる卒業研究科目などが含まれる必修科目、3つのコースに関連の深い選択科目からなります。学生は学びたいコースの科目を重点的に履修することになりますが、視野を広げるために他のコースの科目も幅広く学びます。また、学生の関心の高い防災分野の科目として「防災計画」、「都市防災学」を用意しています。これらの科目を履修することで、防災士の資格が取得できるよう計画しています。

    • 水、土、廃棄物といった都市環境の基本要素を学ぶ「都市環境コース」
    • 都市内の人工物の材料、設計、メンテナンスに関する知識を学ぶ「都市創造コース」
    • まちづくりの要素である地域行政、地域文化、国際建設マネジメントを学ぶ「都市経営コース」

    ▮グローバル化への対応
    • 4年間継続して英語を学ぶ環境を整えるため、英語科目の卒業要件単位数を従来の6単位から8単位としました。
    • 目的別に英語運用能力を鍛える演習形式の習熟度別クラスを実施し、週2回以上の履修を奨励しています。
    • 国際的視野で考え判断できる能力を養うため、英語で行われる授業を設けています。
    • 「都市経営コース演習」では、学生に英語によるプレゼンテーションを課しています。

  • 募集定員

    146名

    建築学科では地域に残るストックや歴史といった文化的側面を尊重しながら、構造計算や図面作成といった工学的な技術を身につけ、建築と「まち」をトータルデザインできる人材を養成します。市民や行政に対するパブリック・ミーティングをはじめとする校外演習やイベントを通じて、調査、分析、提案、プレゼンテーションまで行える総合的なマネジメント能力を養います。また、保存やリノベーションといった今日的な課題にも積極的に取り組みます。

    ▮学び方
    ▼多彩な視点からものごとを見渡す力をつける
    人・社会・地球環境との関わりの中で、もの・建築・まちをデザインする力を養います。そして専門知識や技術に基づき、調査分析、問題解決、提案、プレゼンテーションをする力を身につけます。また、第一線の実務者や研究者を招いて交流することで、建築分野の動きを学び、将来の職業意識を高めます。キャンパスのある川越のまちづくりの課題に取り組むなどのプロジェクト実践形式の授業や演習も多く、実践的な力も身につけることができます。

    ▼5つの専門分野でスペシャリストを育成
    基礎的科目は共通に学び、学年が進むと、各自が関心を持つ専門分野の科目を選択することができます。専門分野は「計画・意匠」「構造・材料」「環境・設備」「生産・マネジメント」「まちづくり」の5つからなります。「設計製図演習」は5つの専門分野を横断的につなぐ科目で、設計案をまとめる中で幅広い視野が身につきます。さらに各専門分野にも設けられた設計演習により、実際的な提案能力を養います。

    ▮グローバル化への対応
    ▼海外で活躍するための心得を日常的に学ぶ
    建築分野は、図面をもとにしたコミュニケーションがはかれるため、言葉の壁を乗り越えることは比較的容易です。そのため、最近は卒業後の活動場所が海外となることも多くなっています。一方、建築は場所に固定し1つだけつくられるものであるため、立地する場所の気候や風土、経済や社会、歴史や文化の影響を受け、地域性が強いという側面があります。本学科には海外で建築実務や研究活動の経験のある専任教員、非常勤講師が多く、日常の指導の中でグローバル化と地域性との関わり合いを詳しく扱っています。
    タイ・チュラロンコン大学ならびにイタリア・カメリーノ大学との国際交流を通じて、国際感覚を養っています。

総合情報学部

「次の豊かさ」をつくる、文理の融合。

修業年限

4年制
キャンパス:川越(埼玉県川越市)

初年度納入金

第1部:1,590,000円(入学金250,000円含む)

文理融合のカリキュラムにより、文系・理系の枠にとらわれない総合的な知識とスキルを培い、それぞれの志向と興味関心に合わせた学びを深めます。
「メディア情報専攻」「心理・スポーツ情報専攻」「システム情報専攻」の各専攻で、特長豊かな学びを展開。AIやデータサイエンスの専門的なスキルの習得も可能です。実践的な学を組み合わせながら、ウェルビーイングの実現に向けたアプローチを身につけていきます。
各教員が一人ひとりに丁寧に寄り添い、授業はもちろん、大学環境への適応、資格取得や卒業後の進路などについてもしっかりサポートします。

▮グローバル化への対応
▼日常的な国際交流から、長期海外留学の支援制度まで
1年次から4年次まで継続的に英語が学べる科目をはじめ、海外の異文化を知るための科目、英語のみで行われる授業などを通して、グローバルな素養を培います。
本学部が独自に設置する「総合情報学部SGUルーム」では外国語学習のサポートや学習・留学相談など多岐にわたる支援を行います。英語だけでなく、中国語学習講座を定期的に開催するなど、多彩な外国語学習を展開。海外からの留学生と日本人学生が交流する場ともなっています。
また短期の海外インターンシップや海外研修も充実しており、長期海外留学をする場合も、留学期間中の成績(単位取得状況)を反映して4年間で卒業できるよう配慮されています。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    100名

    「心豊かな生活」の達成に向け、コンテンツ制作に携わる仕事やクリエイターを志向する人に求められる専門的な知識とスキルを修得します。文系(アート)・理系(サイエンス)・制作(デザイン)に広がる最先端のメディアの学びを体感してください。

    ▮学び方
    ▼多様なコンテンツの制作スキルを身につける
    映像、2Dデザイン、3Dデザイン、コンピュータグラフィックス、アニメーション、Webデザイン、マルチメディアシミュレーションといったさまざまなコンテンツを制作する理論と技法を学びます。今日、メディア分野に必要なものはコンピュータのスキルだけではありません。文系的な知識、社会学的な技法、サブカルチャーへの関心など幅広い感性が求められます。コンピュータを使用したさまざまな作品の制作を実践し、それを発信するための分析力、人の心と社会を豊かにするコンテンツを制作・発信するためのスキルを身につけます。

    ▼心を豊かにするリッチメディアを創造する
    最新のCG・VR技術を使用したシステムの構築方法や、AIを使った多様なコンテンツの自動生成手法を学ぶことで、人々の心と社会を豊かにするコンテンツと、機能的なシステムをつくり出す力を身につけます。またメディアの多様な役割や影響力を理解するとともに、優れたコンテンツを作成する方法を身につけるための学びを展開します。

    ▼コンテンツ制作の基礎から学び、より高度な制作へ
    文系・理系・デザイン系の枠にとらわれず、メディア分野に関わる幅広い学び・研究・実践に取り組みます。
    1、2年次はメディア理解やコンテンツ制作の基本的な知識と技術を身につけるとともに、メディア論、デザイン論やプログラミングの基礎、情報リテラシーなど基盤となる知識を学びます。3年次以降は所属する研究室を選択し、各分野での専門的な知識を習得、より高度なメディア理解やコンテンツ制作の手法を実践的に学びます。
    各研究室は文系・理系・デザイン系がバランスよく配置され、それぞれの興味・関心に応じて選ぶことができます。
    4年間の学びを通して、目的や対象に応じて適切なメディア(媒体・手段)を選択し、AIやCG・VR技術を効果的に用いて、より魅力的なコンテンツを制作・発信する方法を習得します。

  • 募集定員

    80名

    「心身の健やかさ」の達成に向け、心理職や、ユーザーリサーチャー、スポーツトレーナー、スポーツアナリスト、データサイエンティストなど、心理・福祉・スポーツ・データ分析に関わる領域で活躍する人に必要な専門的知識とスキルを修得します。

    ▮学び方
    ▼2つの分野で、データの可能性を体感する
    心理分野・スポーツ科学分野について学ぶとともに、膨大なデータを科学的に分析するデータサイエンスやAIについて理解を深め、専門的知識を社会において広く活用する力を養います。
    「心理情報領域・スポーツ情報領域の両方を学ぶ」「心理情報領域のみを学ぶ」「スポーツ情報領域のみを学ぶ」あるいは「データサイエンス領域を学ぶ」という学びの選択が可能です。またスポーツ情報領域を学ぶ場合も自分自身がアスリートである必要はなく「選手を支えるスポーツ科学とデータサイエンスについて専門的に学んでいく」ということも、もちろん可能です。

    ▼心理学領域の学び
    心理学の分野では、人間の心について客観性のある情報(データ)を獲得し、適切な分析・評価によって研究に用いることが必要です。臨床心理学や実験心理学、応用心理学、行動心理学、色彩心理学、犯罪心理学などといった幅広い心理学領域の学びとあわせて、心理・行動に関わるデータの測定と解析、解釈といったプロセスでのデータサイエンス活用手法を学習・研究します。

    ▼スポーツ科学領域の学び
    解剖学・生理学をベースとしたスポーツ科学分野の学びや、専門家の指導のもとで体力・筋力トレーニングを実践する実技授業を行うなどスポーツ分野の専門知識を獲得するとともに、急速に発展するデータサイエンスの活用方法について学びます。

    ▼知識とデータの活用を実践する
    客観的なデータを用いた選手のパフォーマンス分析や向上、競技生活の充実などを見据えた、実践的な研究活動に取り組むことができます。本学体育会との連携による実践が可能で、学生アスリートのデータを活用した学びを通して先端的・実践的なスポーツ科学、心理学、データ解析技術の応用可能性について考える機会が充実しています。

  • 募集定員

    80名

    「安全・安心・快適な社会」の実現に向け、プログラミングや情報工学分野の学びを軸として、AI応用、システム・ソフトウェア開発、ビジネス創生に関わる専門的知識を身につけます。

    ▮学び方
    ▼高度なプログラミングスキルとAI設計能力を養う
    本専攻ではAIのしくみを深く理解するために必要な数学科目にくわえ、AIを設計する上で必要となる高度なプログラミング能力を養う科目を、1年次から充実させています。
    数学・プログラミング、そして情報工学分野を中心とした専門知識に、先端的なAI応用領域の学びを重ねることで、AI、システム・ソフトウェア等の情報通信技術を駆使したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するための高度な知識を身につけます。
    グローバルな世界で通用し社会の変革を実現できる、第一級のAIエンジニア・プログラマーを目指せるカリキュラムとなっています。

    ▼高校教員免許「情報」取得*に対応したプログラム
    DX人財(デジタル技術によって業務や社会の仕組みを変革できる人財)の育成や、高校での「情報」科目の高度化に対応するため、ニーズが高まりつつある高校教員免許「情報」取得のためのプログラムを展開します。
    「情報」の教職課程修了者は、情報通信技術に関する知識とスキルを備えた人財として企業に認知されていることから、他業種への就職活動でも有利に働きます。そこで本専攻では高校教員免許「情報」の取得に必要な科目のうち「コンピュータ及び情報処理」「情報システム」「情報通信ネットワーク」区分の科目を充実化し、他の分野でも活躍するための基盤をつくります。
    なおシステム情報専攻は東洋大学で唯一、高校の「情報」教員免許を取得できるカリキュラムとなっています。
    (*文部科学省への認可申請準備中)

生命科学部

いのちに学ぶ。未来への問いを解く

修業年限

4年制
キャンパス:朝霞(埼玉県朝霞市)

初年度納入金

第1部:1,720,000円(入学金250,000円含む)

「いのち」のあり方を思索する哲学と倫理を基盤に、俯瞰的な視野を養い、生命科学の各領域についての深い専門知識を獲得。「いのち」と健康の分野に関する学内連携が可能な、朝霞キャンパスを拠点に学びを深めます。医療や食糧、環境問題といった社会・地球規模の課題の解決、そして持続可能性の実現に貢献する人財を育成します。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    113名

    さまざまな生物が見せる生命現象について理解を深め、その原理としくみの解明に挑みます。生命科学についての幅広い専門知識と高い倫理観を身につけ、人々の健康と医療、あるいは自然環境や生物多様性などに関するグローバルな課題に取り組み、社会と地球環境の持続的な発展に貢献できる人財を育成します。

    ▮学び方
    ▼2つのコースで最先端の生命科学を学ぶ
    哲学と生命倫理を学ぶことで高い倫理観を養い、2つの専門コースで各領域の専門知識を体系的に学びます。生命の根本的な原理についての学びを深め、その成果を生命・健康・環境影響・生物多様性など、生物と社会、地球環境に関わる諸問題の解決に応用できる能力を身につけます。

    ▼2年時秋学期から展開する2つのコース
    ▪生命機能コース……内分泌学、脳神経科学、分子神経生物学、動物細胞工学、発生生物学、ナノテクノロジーなど、生命機能に関するさまざまな領域を扱います。マクロからミクロにまで至る、生命機能の維持機構や解析方法についての知識とスキルを身につけます。専門領域に関する職業として、医療(胚培養士)、医薬品系(製薬、化粧品、医用質量分析等)、食品系(食品開発、食品製造、品質管理等)などが挙げられます。

    ▪環境科学コース……フィールド生態学、環境健康科学、環境保健情報学、環境工学、細胞分子毒性学など、環境に関する幅広い領域を扱います。生物群集(社会)から細胞レベルまで、環境が生物に与える影響について、理論と実践を通じて学びます。生物の多様性と地球環境の持続可能な開発に関する知識と応用を身につけられるため、専門領域に関する職業として環境系(水質浄化、環境アセスメント、環境保全等)、食品系(食品開発、食品製造、品質管理等)、化学系(製薬、農薬、分析等)などが挙げられます。

    ▼学内外との連携により学びを発展させる
    学部内での連携・共同研究や、他学部・企業等との連携により、自らの興味関心に合った学びをさらに発展させることが可能です。また次世代の生命科学における課題を解決する力を養うため、発想を具体化するイノベーション力、持続可能性の実現に向けICTを駆使する力、英語によるコミュニケーション力を磨きます。

  • 募集定員

    113名

    生命科学を応用する学びによって生体と関連技術への理解を「ものづくり」につなげ、社会を支える人財を育成します。

    ▮学び方
    ▼生体医工学の両輪をなす2つの分野を学ぶ
    生体医工学の知識や技術を、より高度なものとして活用する知識とスキルを養うため、2年次秋学期より、再生医療/細胞工学や健康科学等の生命工学を学ぶ「生体工学コース」と、医療機器や医療材料等の先端応用領域を学ぶ「医工学コース」の2コースに分かれて学習します。それぞれのコースで専門性を高めると同時に、横断的に学ぶことも可能とし、医工学の融合領域での幅広い知識と技術についての高度な学びへとつなげます。また、生命科学科と生物資源学科の専門科目のほか、4年次には大学院開講科目の一部も学ぶことができます。

    ▼2年時秋学期から展開する2つのコース
    ▪生体工学コース……人体のしくみに関する学際的領域と、医療情報学や生体信号処理学等の学問領域を中心に学びます。主な専門分野として、生理学、運動生理学、生体防御学、再生医療、機能検査工学、バイオメカニクス等、医学・生体工学系を扱います。卒業後の進路として、医薬品・診断検査薬、治験支援、食品、ヘルスケア、スポーツ関連等の分野での活躍が期待されます。

    ▪医工学コース……医工学は、医療福祉と先端工学の融合領域です。特に臨床医学、臨床工学、健康福祉工学、放射線物理学、医用材料、センサ工学、データサイエンス、人間中心工学等、理工学系を中心に学びます。卒業後の進路として、医療機器、検査機器、福祉機器、住宅、運輸、データサイエンス等の分野が挙げられます。

    ▼学内外との連携で学びを発展させる
    生命科学部の他学科との連携は、本学科を極めて特徴的な生体工学分野の学びの場にしています。生物・生命に学び、医学や健康科学の要求に応える学部内での連携・共同研究に加え、他学部・研究機関・企業等との連携により、自らの興味関心に合った学びをさらに発展させることが可能です。また次世代の生命科学における課題を解決する力を養うため、発想を具体化するイノベーション力、持続可能性の実現に向けICTを駆使する力、英語によるコミュニケーション力を磨きます。

  • 募集定員

    113名

    安全で豊かな生活に欠かせない「生物資源」である植物と微生物について深く学び、それらの活用について先端研究を行います。人口増加による食糧不足や環境・生態系への影響が、大きな問題になっています。植物や微生物の生命現象を理解し、それらを活用することで健康医療問題や地球規模の諸問題の解決に貢献する人財を育成します。

    ▮学び方
    ▼環境に調和し、持続可能な生物資源の活用を目指す
    植物および微生物に関する総合的な知識と、柔軟な思考による問題解決能力を身につけます。またこれらの「生物資源」を活用して、人類が直面する課題の解決と持続可能な発展に貢献する能力を養います。さらに、生命科学科や生体医工学科で開講される動物や環境、「ものづくり」に関する専門科目や大学院開講科目の一部など最先端の専門知識を学ぶことができます。

    ▼2年次秋学期から展開する2つのコース
    ▪植物科学コース……植物の形づくりとそれを制御する遺伝子やタンパク質、植物ホルモン、さらには環境変化や病害虫に対する応答機構など、植物に関する幅広い専門分野を学びます。また、研究の根幹となる遺伝子やタンパク質、植物成分などの分析技術を修得します。卒業後の進路として、食品系(食品開発、食品分析、食品製造、品質管理等)、農業系(農薬、種苗、農業資材等)、化学系(製薬、農薬、医療、香粧品等)などの分野が挙げられます。

    ▪微生物科学コース……地球上のさまざまな環境で生育する微生物種を対象とした幅広い専門分野を学びます。極限環境微生物について深く学び、専門的に研究できるカリキュラムは、本学科を際立って特徴的なものにしています。卒業後の進路として、食品系(食品開発、食品製造、品質管理等、特に発酵・醸造系)、化学系(製薬、化粧品、医療等)、環境系(環境浄化等)など分野が挙げられます。

食環境科学部

明日のための、食と健康をつくる。

修業年限

4年制
キャンパス:朝霞(埼玉県朝霞市)

初年度納入金

第1部:1,720,000円(入学金250,000円含む)

新しい朝霞キャンパスを拠点とし、食に関わるあらゆる分野を網羅的にカバーする「食環境科学」について、総合的な学びと研究を展開します。食品の安全と安心、食や栄養に関する情報や行政のしくみ、機能と栄養の関わりを学んで、実社会で役立つ実践力を獲得。専門知識をもって食や栄養についての多様な問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する人財を目指します。

▼次世代社会に貢献する「食環境科学」の多様性
Society5.0に対応する次世代社会の実現に向け、食に関するあらゆる分野を網羅的に扱う「食環境科学」の領域から社会に貢献できる人財を目指して、多様な学びを展開します。食環境学領域に関わるさまざまな先端的知識・技術を扱う学部共通科目「食環境科学総合演習(f-STEAM)」では、f(食環境科学領域における)-S(Science)、T(Technology)、E(Engineering)、A(Art)、M(Mathematics)の5分野について複合的なスキルを身につけます。このほか、急速に進展しているデジタル化に対応する「データサイエンス概論」、他大学や外部研究機関、企業等の専門家による講義などを行う生命科学部との共通科目「未来共創概論」を設置しています。

専攻・コース一覧

  • 募集定員

    126名

    食をとりまく多様な分野でリーダーシップを発揮し、食環境科学に関する専門知識をもって、次世代の食を創造する能力を身につけることを目指します。哲学に根ざした高い倫理観と広い視野を養うことで、人間的な成長の礎を築いた上で、段階的に専門性を高める学びによって、持続可能な社会、食関連産業を実現するための能力を培います。

    ▮学び方
    ▼新たな「食」のあり方を探り、実現する
    日本と世界における、食をとりまく環境の現状について理解を深め、先端的な知識と技術を身につけます。加えて、ICTとデータサイエンスについても学び、持続可能な食環境産業の提案・開発・推進に取り組む人財としての基盤をつくります。
    また先進的な研究施設を活用し、最先端の科学的根拠に基づく食品分析や、HACCP(食品製造のすべての工程において、危害要因を科学的根拠に基づいて管理する規格)に対応した食品の製造・加工に関する知識やスキルを修得し、食品や食材の機能性の探索、評価、応用を目指した基礎的研究などにより「食環境科学」に関わる技術者・専門家を目指します。

    ▼食をとりまく世界で哲学を持つ
    人間的な成長の礎となる哲学と倫理、そして次世代の食に貢献する人財に求められる食環境科学領域の専門的・実践的な知識とスキルを身につけます。1年次には、食環境科学領域の基盤となる分野を学習します。2年次には、次世代の食と関連産業の創造に必要な食環境科学領域における深い教養と、高度な基盤専門知識を修得し、3・4年次の、専門領域に関する学びと研究につなげます。

  • 募集定員

    113名

    文系・理系の知識、理解、思考の力を生かし、データサイエンスを駆使して食をめぐる今日的課題に挑みます。食の歴史・制度・法律・文化に関する専門知識とともに、多種多様なデジタルデータの分析・活用スキルを獲得。データの力で食物の生産、物流、付加価値の創出、安定供給を支え、食の未来を創造する「フードデータサイエンティスト」を育成します。
    情報処理や統計学などデータサイエンスに関することに触れたことがない人でも大丈夫。
    基礎から丁寧に教えるカリキュラムです。苦手意識がある人こそ門戸をたたいてください。

    ▮学び方
    ▼食に関わる諸問題から出発する文理融合の学び
    データ分析スキルを食の領域に適用するためには、データサイエンスについてだけでなく、食環境科学、栄養学、あるいは食の歴史・制度・法律・文化に関する専門知識を備えていることが必要です。コンピュータの処理能力向上とビッグデータの利用可能性向上により、AI等を利用した予測・分析は著しく進歩しました。しかし、食品や食文化、フードシステムに関する専門的知識と理解なしに、データを適切に処理し、信頼に足る予測精度や考察を得ることは困難だからです。
    本学科では、食の未来を創造する「フードデータサイエンティスト」となるべく、関連する領域を総合的に学習。食に関する深い知識、データサイエンス領域の全般的な知識・技術、そして食に関わる社会経済問題を捉えるための社会科学的方法論を身につけます。

    ▼食の専門知識と、データサイエンスを学ぶ
    1~4年次までの学びを積み上げることで、多様な課題の解決をリード・サポートできる人財となるべく、食の専門的知識と実践的データサイエンス技術を学びます。多様なデータを活用し、論理的かつ実践的な分析をもって、科学的な根拠を得る能力を身につけます。
    実験・実習・演習科目では、明確な学習目標を設定。1年次の目標を「食と人間行動の基礎」、2年次「食の現場を知る」、3年次「高度データ分析技術」、4年次「食の未来創造」とし、食と健康に関連する問題に対する洞察力、ディスカッション力、データ分析力を養います。また世界的な課題となる「心身の健康寿命延伸」に向けて、有用なデータを発掘・創出する能力の獲得を目指します。

  • 募集定員

    100名

    管理栄養士としての能力を育むとともに、社会における実践力、自然科学と人文科学分野の基礎的知識を養います。さまざまな視点から食と健康について理解を深める学びにより、さまざまな分野で健康栄養科学の側面からリーダーシップを発揮しうる人財を目指します。

    *2024年3月の第38回管理栄養士国家試験では、受験希望者全員である86名が試験を受験し、72名が合格しました。
    (合格率83.7%、全国の管理栄養士養成課程(新卒)の合格率は80.4%)

    ▮学び方
    ▼生命科学と栄養学を学び、管理栄養士を目指す
    本学科での学びは3つの段階に分けられ、管理栄養士を目指して効率的に学習を進めることができます。
    まず生命科学を基礎とした「専門基礎科目分野」を学ぶ段階、次に栄養に関する各分野の専門的知識とスキルを修得する「専門科目分野」を学ぶ段階、そして管理栄養士としての専門性を高める段階へと発展。データサイエンスを駆使しつつ、個性や心理といった人間としての本質を理解できる管理栄養士を目指します。所定の要件を満たすことで、卒業時に管理栄養士国家試験の受験資格が得られます。
    また興味関心に応じて学べる選択科目として、最新バイオテクノロジーの実践的知識を学ぶ科目や、スポーツと栄養の関連について学ぶ科目などを導入。専門分野を中心に、より広い分野での学びを展開することで、知識とスキルを発揮できる可能性が広がります。

    ▼より高度な研究領域への進路も
    病院などの実務にあたる管理栄養士としての進路に加え、栄養に関する公務員職や食品企業など多方面の業種で資格と専門性を活かし、東洋大学大学院食環境科学研究科へ進学し、研究者を目指すことも可能です。健康栄養学科では、大講座制の研究体制により、一教員が一研究室を主幹しているため、教員から直接指導を受けることができます。研究の対象を「傷病者」「健常者」「食べ物」の3つとし、「いのちと食」を研究する朝霞キャンパスでは、ヒトの健康を管理栄養士の立場から考える研究を行っています。

第2部・イブニングコース(夜)

働きながら学びたい、あなたのために

募集定員

710名

修業年限

4年制
キャンパス:白山(東京都文京区)

初年度納入金

第2部(イブニングコース):715,000円(入学金180,000円含む)

専門的な学びを通して可能性を広げたい、夢に向かって学び直したい──。そんな高い志に応えるべく、東洋大学では、日本最大規模の6学部8学科、定員710名の「第2部・イブニングコース(夜)」を設置しています。
アクセスの良好な白山キャンパス(東京都文京区)での授業は、夕方18時15分からスタート。無理なく4年間通い続けられるよう、カリキュラムにもさまざまな工夫がなされています。また、納付金(学費等)を低額に抑え、独自の奨学金も拡充するなど、経済的な負担をできる限り軽減できる支援体制を整えています

▮幅広い学びの選択肢と質の高い授業が好評
第2部・イブニングコース(夜)では、文学から経済学、経営学、法学、社会学、国際関係学まで、総合大学ならではの幅広い学びを提供しています。
入学定員は710名と日本最大規模。幅広いバックグラウンドを持った学生が、ともに学んだり、クラブ・サークル活動などの課題活動に参加することで、互いに刺激を受けています。第2部・イブニングコース(夜)全ての学生が白山キャンパスで学ぶため、学部・学科の枠を超えた交流も盛んです。

▮第2部・イブニングコース(夜)設置学部学科
・文学部 東洋思想文化学科
・文学部 日本文学文化学科
・文学部 教育学科
・経済学部 経済学科
・経営学部 経営学科
・法学部 法律学科
・社会学部 社会学科
・国際学部 国際地域学科 地域総合専攻

▮東洋大学が第2部・イブニングコース(夜)を守りつづける理由
東洋大学は、1887(明治20)年、「余資なく、優暇なき者のために教育の機会を」という井上円了の考えのもと設立されました。庶民への教育がまだ一般的ではなかった時代に、資産や時間に余裕のない人にも学びの門を開いたこの精神が、130余年を経たいまもなお大切に受け継がれています。
全国各地の大学で夜間部が次々と姿を消していく中、第2部・イブニングコース(夜) という学びの場を大切に守り続けていること、そして今日も多くの学生が集い学びを深めていていることは、東洋大学の誇りです。

▮就職・キャリア支援体制
業界企業研究セミナーや公務員対策講座などの「キャリア形成支援プログラム」も充実しています。第2部・イブニングコース(夜)では、第1部と同じプログラムを提供し、学生を支援しています。

まずは見て学校を知ろう!