【大学・学部が決まらない】やりたいことがないを解決する進路診断&見つけ方

  • 📅 投稿日 2022年08月12日│最終更新日 2025年12月12日
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ある予備校の調査によると、「将来の夢が決まってる」中高生は約52.1%
つまり、半分近くはまだ決まってないってことです!

それでも、「周りはもう進路を決めてるのに、自分だけやりたいことがわからない…」
そんなふうに焦ってしまうこと、ありますよね。

でも大丈夫。
この記事では、やりたいことが見つからない高校生に向けて、大学や学部の選び方を紹介します。
進路診断や文理の違い、趣味から見つけるヒントまで、未来を動かすきっかけがきっと見つかるはずです!

💡 大学・学部選び 3つのステップ

  1. 適職・自己分析:まずは自分の「好き・得意」を知る
  2. 条件の絞り込み:通学エリア・偏差値・入試科目を確認
  3. 学問とのマッチング:興味のある分野から学部を探す

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大学・学部が決まらない!まずは適職診断◎

「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、自分の得意なこと・好きなことを仕事にできたら幸せですよね!

なりたい職業の方向性がわかれば、進学する大学や学部の傾向もみえてくるはず。だから、まずは登録なしで簡単にできる高校生向けの適職診断を紹介します!

次の適職診断では、たった10個の質問を「Yes」または「No」で回答するだけで、あなたの性格や傾向を診断して適した分野をピックアップ。空き時間に簡単にできるのでおすすめです!

一方、学びたい分野がうっすらとでもある人には、あなたの性格や適性から自分に合った学校を具体的に紹介してくれる「パーソナライズ進路診断」がおすすめ。後半でもご紹介しているので、こちらもぜひチャレンジしてみてくださいね◎

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まだ間に合う!大学を決める3つのポイント

将来の夢が決まらないなら、志望大学から考えてみるのがおすすめ◎ まずは一歩を踏み出そう!

最初は名前を知っているというだけでも構いません。
次に解説する通り、自分の学力や通学時間や入試科目などから通える可能性のある大学のパンフレットなどを取り寄せ、学校生活を具体的にイメージしましょう。

大学では中高生向けのイベントやオープンキャンパスを行っているところも多いです。理系の大学では実際に実験ができたりもします。
パンフレットやホームページ、イベントなどでなるべく多くの大学の雰囲気や情報に触れてみることで、自分に合う雰囲気や、求める大学像が見えてくるはずです。

次のチェックポイントを参考に大学選びをして、まずは少しでも多くのキャンパスを体験してください!

1.家からの近さ

「家から通える範囲の大学がいいな〜」と考えているなら、アクセスの利便性は大事ですよね!
通学時間はもちろんのこと、路線の混雑具合でもかなり通学時の快適さは変わってきます。

日本学生支援機構(JASSO)の平成30年度調査によると、自宅から大学までの片道通学時間が31分〜60分の学生が31.2%で、61分〜91分の学生が29.4%なんだそう。参考にしてみてくださいね!

ちなみに週5回通学の場合、片道45分なら週7時間30分、片道90分なら週15時間を通学に費やすことになります。
学割が使えることが多いとはいえ費用もかかりますし、通学は毎日のことです。
志望大学を絞る時は、行ける距離かどうかでなく、通えるかどうかをイメージしましょう!
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2.偏差値・大学群

大学の偏差値や、大学群で決める方法もあります。
大学群とは、複数の大学を難易度などのさまざまな要素からまとめた呼称のことです。

関東圏の私立大学であれば『早慶上理ICU』『MARCH』『大東亜帝国』『日東駒専』。
関西圏の私立大学であれば『関関同立』『産近甲龍』。
などが有名です!聞いたことある方も多いと思います。
予備校や塾などでは、大学群ごとにコースやシステムが分かれている場合も多いです。

その他、関東では『神立東玉文武』『成成明学』、関西では『摂神追桃』といった大学群もありますね。

もちろん、大学資料を見て興味がわいても、現在の自分の学力では厳しいという悩みも出てくるかもしれません。
ただ、目標として頑張るにも、志望を変えるにも、入試に必要な学力や能力を把握することは大切です。
大学群は同じぐらいの難易度でグループ化されていることが多いので、まとめて覚えておくと志望校を考えるうえでの目安にもなるでしょう。

3.入試科目

得意科目と苦手科目がかなりハッキリしているなら、入試科目で選ぶのも良いですね!

国公立大学を受けるには大学入学共通テストの受験が必須となりますが、国立大学では原則として文系学部・理系学部を問わず6教科8科目が受験科目となります。(2025年度より『情報Ⅰ』が追加され、5教科7科目から6教科8科目となりました。)

ですが、私立大学では共通テスト利用入試でも一般選抜でも、文系学部は英語/国語/地歴選択、理系学部は英語/数学/理科のパターンが一般的です!(共通テスト利用の場合、情報Ⅰが選択できる場合もあります。)

文系学部の地歴選択では『世界史』『日本史』『地理』のほか、大学によっては『数学』を選択できる場合もあります。
また、私立大学の文系学部は『国語科目』の中でも古文漢文の有無は大学によって変わるほか、『国語科目』が小論文試験になる学校もあるんです。
まずは自分が得意だったり頑張れたりする科目で入試を突破できる大学かで選んでみてもいいですね。

将来の夢が決まっていないなら、大学選びを難しく感じることは当然です!
通学時間や学力、入試科目など、少しでも実際の自分と関連付けて考えることから、自分に合った大学を選んでいきましょう◎

▼もし志望学部の入試に苦手科目があったら?

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学部が決まらない時の選び方

●趣味や好きなことを多方面から見つめ直す

例えば、「食べることが好き」だけど、「飲食業界で働くこと」には興味がないから将来の進路とは関係ないと思う人もいるでしょう。
でも、せっかく好きなことがあるのだから、なぜそれが好きなのか改めて考えてみるのはいかがでしょうか。

「食べることが好き」なのも、実は知らない場所に旅行したときの食事だからこそ楽しく思ったのかもしれませんし、その食べ物が誕生した歴史や背景を知ることが興味深かったのかもしれません。
大勢でわいわいと食べる雰囲気やイベントをつくり上げることが面白かったという場合もあるでしょう。

進路や将来の夢、就職には全く関係がないと思っていた自分の趣味や好みも、違う視点からとらえ直すことで、将来につながる自分の興味の糸口が見つかるかもしれません。

●興味のある学問から学部を選ぶ

大学の学部が決まらない人の中には、自分の興味や関心を見つめ直してみても、それが大学とどう結びつけてよいかがわからない人もいるのでは?

大学での学びは、高校までの勉強とは大きく異なり、多様な学問が存在します。高校では触れる機会が少なかった分野も多いので、まずはどんな学問があるかを確認してみましょう。

高校までの学習の中で、国語や数学といった科目での区別ではなく、単元によっては好きだったということがあるのではないでしょうか。

そんな興味のある分野を深く掘り下げていくことができるのが大学の醍醐味です。気になる学問から学部を決める選び方も、とてもおすすめです!

次は主な学問の一覧です。自分の興味関心と結びつく学問を見つけることは、充実した大学生活を送るための第一歩。それぞれの学問で何が学べるのかも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【学問 一覧】

学びたい学問から大学を探す

●「やりたくないこと」からアプローチする

それでも「やりたいことがわからない…」。そんな人はまず、「やりたくないこと」について考えてみてはいかがでしょうか。

どんなに人気で将来性がある学問や職業でも、絶対に苦手なことを続けるのは無理のあるものです。
まずは様々な学部・学科の内容を資料で調べ、「これだけはやりたくない」分野をおさえましょう。

ただし、よく知らないまま選択から除外するのではなく、「やりたくない」からこそ、その学問や職業の内容は調べておきましょう。
嫌い・苦手と感じる理由を明確にすることで、自分が何に興味を持っているのか、どこにこだわりを感じているのかに気づく可能性も大いにあります。

大学選びの本などを見るだけでなく、志望に関係なく大学のイベントに行ったりパンフレットを取り寄せたりすることで、より具体的な内容を知ることができます。
いろいろな学部を持つ総合大学なら、学部の比較をしやすいかもしれません。

文系学部と理系学部の違いを比較

自分に向いているのは文系?理系?
迷っている人のために、一般的な特徴を比較表にまとめました。

比較項目 文系学部 理系学部
主な学部 法学部、経済学部、文学部、外国語学部、社会学部、教育学部など 工学部、理学部、農学部、医学部、薬学部、看護学部など
学ぶ内容 人間、社会、文化、歴史、言語、心理、経済活動など 自然科学、数学、物理、物質、生命、情報技術、医療など
入試傾向 英語・国語・地歴公民が中心。
※大学により数学選択も可
英語・数学・理科が中心。
※実験や実習が多い傾向
学費(私立) 理系より抑えられる傾向にある 実験設備費等により、文系より高くなる傾向がある

文系学部について

一般的に『法学部』『経済学部』に人気が集まる傾向がありますが、最近では『外国語/国際系学部』の注目度も高まっています!
大学によっては『文学部』の中に心理学科や社会学科があったり、『法学部』の中に政治学科があったりすることもあるので、大学のHPをよくみてくださいね◎
最近では大学の公式HPとは別に、大学学部ごとの公式HPがある大学も多いです!

自分は理系が苦手だから…と思って文系学部を選んだら、意外と実験や調査、まとめるための計算や図表の作成がたくさん必要な学科だったという場合もあるので、興味が絞れてきたら、シラバスなどできるだけ細部まで調べてみてくださいね。

理系学部について

『工学部』はコンピュータやものづくりに関することを学び、『理学部』では数学や物理や生物学などを学ぶことができます。
『農学部』では、農業や漁業だけでなく、バイオテクノロジーや環境に関することを学ぶ学科もあります。

▼文理選択で悩んだら?

また、私立大学の場合、一般的に実験等の多い理系学部のほうが、文系学部より学費が高い場合が多いです。
費用面に心配のある人は、学費も調べてみましょう。

学部が決まったら、おすすめ大学をチェック!

学部について詳しく知りたいと思ったら、関連記事もチェック!
コレカラ進路。JPで注目度の高い大学はもちろん、この学部ではではどんなことを学ぶの?卒業後の進路は?就職は?
など、気になるポイントを解説しています。

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性格タイプから進路を探す!『パーソナライズ進路診断』

少しでも気になる分野はありましたか?
次は、大学選びを少しでも具体化するために、『パーソナライズ進路診断』をご紹介します。

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おすすめの学校もピックアップされるので、学校選びの参考にしてくださいね。


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少しでも興味がある分野が見つかったら、まずは実際に学校の情報を確認してみましょう。

具体的に学校を見ていくことで、希望が具体的になってくる場合もあります。
気になる分野や職種はどの学校で学べるのか、どのような学部があるのかをチェックしてみましょう!

大学や短大だけでなく、専門学校・スクールや専門職大学も検索できて条件変更も簡単なので、大学か専門学校かで迷っている人にもオススメです。

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よくある質問(FAQ)

Q. 本当にやりたいことが何も見つからない場合はどうすればいいですか?
無理に決めようとせず、「選択肢を広げる」学部を選ぶのがおすすめです。例えば、経済学部、経営学部、社会学部などの社会科学系は、就職先の業界が幅広く、大学に入ってからやりたいことを見つけやすい環境です。
Q. 文系から理系学部への進学は可能ですか?
可能です。これを「文理融合」や「文系受験可能な理系学部」と呼びます。特に情報系や建築系、看護系の一部では、数学を使わず英語・国語などで受験できる大学も増えています。入試要項をしっかり確認しましょう。

まとめ:まずは一歩踏み出そう!

今回は、将来の夢ややりたいことが明確にわからず、進学する大学や学部が決まっていない高校生に向けて、進路の選び方を紹介しました!

将来の進路の選び方に迷っている高校生は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

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